ラーメン☆ビリーと同じく宮城県でイタリアンなお店を展開する株式会社ハミングバード・インターナショナルのグループ企業「株式会社情熱ノチカラ」が運営するラーメン店。フードコートの様なシステムで先会計、ラーメン受け取り食器返却はセルフで行う。どのメニューも結構クセ強で太麺の為万人向けではない印象。
夏季限定メニューの「冷たい中華そば」。温かい中華そばと同じくかなりしっかりとした煮干しの風味が特徴の一杯。それ故煮干しが得意ではない人は違うメニューを注文した方が良さげの個性の塊。胡椒を振りかけると幾許か風味が軽減される。
去年利府店で頂いた時は冷たい中華そばにも太麺が合わさっていたが今年は中細麺に変更されていた。コシは強いが細めなので食しやすい。
冬季限定メニューの「鴨せりらーめん」。魚介が主体の醤油スープだが普通の中華そばより魚が主張しておらず鴨とセリの風味が合わさっていて何となく東北のお雑煮の様な味わいに近い。久兵衛のラーメンはどれも個性派でクセが強いがこれは鴨とセリのおかげで今まで九兵衛で食したラーメンの中で一番食しやすい気がする。終了する日は決まっていないそうだが冬セリの時期はもうすぐ終わるため食したい人は早めの訪問が吉(春セリは梅雨前まで楽しめるが冬セリに比べてあまり出回らない)。
麺は全粒粉の太ちぢれ麺。もちもちとしている。麺量は並盛(200g)と大盛(300g)は同一料金で写真は並盛。思ったより多い気がするので茹でる前の量と思われる。
鴨肉は炙ってあり香ばしく噛むと鴨の味がジュワっと出てきて良。
「極旨ねぎつけ麺・肉増し・大盛(300g)」。久兵衛南仙台店がオープンした当初は置かれていなかったつけ麺だがオープンから2か月後に提供を開始した。スープは動物系+魚介系のよくあるタイプ。塩気はかなり強めなので最初から割スープを使ってもいいかもしれない。
麺は全粒粉の角のある太麺。ラーメンの麺よりうどんに近い感じ。やはりもちもちとしている。つけ麺も並盛(200g)と大盛(300g)が同一料金。
「煮干し」と書かれているがさほど煮干しが気にならない良いバランスのつけ麺のスープ。だが正直他のお店とあまり違いが解らない動物系+魚介系の味わい。以前利府の久兵衛では柚子の効いたつけ麺を提供していたがこちらのつけ麺に柚子は入っておらずますます雑輩感を感じる。細かく突き詰めていけば違いに気づけるだろうけど目隠ししてスープだけ食しても解らない自信がある。いつものあのつけ麺の味が好きな人向け。
チャーシューは厚めなのにホロホロで良。
「にんにくペッパーライス」。ご飯をニンニクとブラックペッパーで和え醤油を垂らした味だそうだが細かく切られたチャーシューがいい感じに味をまとめている。
卓上にはいつものメンツが並ぶ。ホワイトペッパーとブラックペッパーの2種類あるのは良。麺受け取り口にはラー油もある。
割スープはお水コーナーと同じ場所にある。
メニュー表。限定麺メニューは会計レジ横に貼られている。
店舗外観。駐車場は隣の半田屋と共用でかなり広い。
麺屋 久兵衛 南仙台店
Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】
去年の久兵衛南仙台の記事はこちら。レギュラーメニューのラーメンを全部試しています
利府町にある麺屋久兵衛の記事はこちら
お隣の大衆食堂半田屋中田店の記事はこちら
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