大衆食堂 半田屋 中田店 | およ@仙台ラーメン

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仙台市とその近郊でよくラーメンを食しているのでそれらの紹介ブログ。テーマから地域のソートができます。皆様のラーメン選びに役立てれば幸いです。

「生まれた時からどんぶり飯」がキャッチフレーズの大衆食堂半田屋は宮城県仙台市を中心に直営・フランチャイズで展開している昭和38年(1963年)3月に設立した飲食店。昔からお手頃価格で仙台の人々の胃袋を満たし続ける半田屋にもラーメンメニューは存在する。意外にもラーメンの限定メニューが豊富。

 

 

「しょうゆラーメン」。以前は鶏がらスープのスッキリ味だったが何年か前に味の改良が行われあごだしを始めとした魚介強めの味わいに変化した。個人的には以前の解りやすい醤油味の方が好きだったが魚介の効いた醤油スープが好きな人にはこちらの味の方が刺さるだろう。388円(税込)と低価格ながらもチャーシュー、メンマ、ネギが丼の上に鎮座する。

 

 

麺はかなり柔らか目に茹でられた細い中華麺。レギュラーラーメンメニューはすべてこの麺での提供となる。

 

 

「とんこつラーメン」。かつて東勝山にあった、仙台で初めて豚骨ラーメンを出した中華屋で提供されていた豚骨味によく似ている。今時の本格的に豚骨を炊きだしたスープに比べると大分チープな味わいだがそのチープさが時折恋しくなる。個人的に半田屋のラーメンで一番食しているのがこのとんこつラーメン。

 

 

「みそラーメン」。大分魚っぽくなってしまった醤油味とは違いこちらは昔ながらの油少なめだし感薄めのスッキリ味。無料で利用できる「にんにく七味」がよく合うのでラーメン単体ではなくご飯のお供として食すならこのみそラーメンが一番適しているだろう。

 

 

期間限定メニューの「辛味噌ラーメン」。レギュラーメニューのみそラーメンに辛味噌と青のりが振りかかったと思われる一杯。正直な所これだったら普通の味噌ラーメンににんにく七味を振りかけた方が辛さの満足感も得られるだろう。写真左上に写るのは個人的に半田屋で一番お勧めなおかずの「塩辛」。絶妙な塩加減でご飯がえらい進む。塩辛はある時期とない時期がある。

 

 

限定ラーメンは結構中太麺が使われることが多いがこちらはいつもの細い中華麺だった。当たり前の様に柔らかめ。

 

 

塩辛と違い通年で提供される「野菜のかき揚げ」もお勧め。80円くらいで買えるのだがとんこつラーメンに沈めて食すとよりジャンク感が強くなって良。

 

 

ラーメンオーダー時ニンニクを下さいと言うとこのように別皿ですりおろしニンニクを貰うことができる。許されるのであればとんこつラーメンとみそラーメンには入れたい所。

 

 

半田屋名物の万能調味料であるにんにく七味。その名の通りガツンとニンニクの効いた七味で同じく半田や名物の豚汁だけでなくそばうどん、とんこつラーメンやみそラーメン、麻婆豆腐等幅広く様々な食べ物のパワーアップに利用できる。辛さもなかなかなのでかけ過ぎに注意。

 

 

セルフでお茶が無料で楽しめる。半田屋オリジナルブレンドのごぼう茶もなかなかいい感じの味わい。

 

 

2024年2月現在のご飯、麺類の価格。カツ丼とラーメンを頼んでも900円に届かないのはありがたい。

 

 

麺類しか紹介していないが本来半田屋はこういう感じでずらっと並んだおかずから自分好みの品をチョイスし最後にレジでお会計する。本気を出せば一人でも1000円は使えるがラーメンを5杯頼んでも届かない2000円を使うことは大食いの方以外結構難しい。

 

 

店舗外観。看板の下に大きめの屋根があるので遠目から撮らないと看板が写らない。駐車場は隣の久兵衛と共用でかなりの台数を駐めることが可能。

 

 

大衆食堂 半田屋 中田店

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