大学ラグビー1回 戦予想 2006-2007
というわけで恒例の1回戦予想。左が勝ちです。
早稲田-関西学院(名城)
慶應義塾-同志社
帝京-京都産業
法政-福岡
大阪体育-流通経済
明治-大東文化
東海-立命
関東学院-日体大(東北学院)
1回戦で波乱があるとすると帝京-京産か?京産不利とは思いますが、帝京の攻撃力不足も深刻。FWでは京産もある程度太刀打ちできると思うので、ロースコアになれば勝機あり。
明治も大東文化相手だとやりにくいと思いますが、帝京を完封できたのだからやってくれるでしょう!(やってほしい。ついでに言えば国立まで上って関東とやってもらいたいものです)。
大阪体育はもっと期待していたのですが、同志社戦を見る限り勝ちなれていないナイーブさが出ていますね・・。1回戦はともかく2回戦は厳しいかも。もっとも安定した力が出せないのも明治らしさなので一発勝負、どうなるか分かりませんが。
いよいよ師走
12月のみ限定の4回シリーズの講義の1回目が無事終了。予定よりも丁寧に話したのであまり進まなかった・・・・。英語講義なのですが、全部英語にすると冬眠者が続出するので日本語対訳つきの講義にしたせいかも・・・。
先週末は寒い仙台に行き、研究会で招待講演を1時間ほど。自分自身の勉強にもなる内容充実のいい研究会でした。オーガナイズしていただいたI先生はダブリンでたまたま知遇を得た素晴らしい方で、今後とも末永くお付き合いさせていただきたいと思っていたところ、今回の招待講演のお話をいただき、感謝もひとしお。懇親会でも研究の話しや外国での学会の笑い話などとてもたのしい時間をすごしました。
移動の最中は読書。最近いろいろと本をまた買い込んでえらいスピードで読破中。まぁ新書なら1時間で読めるのであまり早いからといってどうということでもないですが・・・。朝日新書の「早実vs駒大苫小牧」はルポとしてまずまずの出来。自分の認識としても球史に残るであろうあの名勝負を反芻できました。「ラグビーロマン」は岡仁詩先生にスポットをあてた名著でした。同志社ラグビーのユニークさと岡先生の人柄の篤さがよく伝わります。「スクラム」はラグビーのメカニズムを解析する試みから書かれているように思う。自分はFWのテクニックことはよく分からなかったので非常に勉強になりました。
理論的にラグビーを理解したのちに、同志社vs大阪体育大、明治vs早稲田をテレビで観戦(ビデオで)。懸念されたとおり、同志社はFWが力負け。これで3位になってしまい慶應と1回戦です・・・。おそらく17日で終わりか。一方の早明戦は早稲田のFWがこれは予想を上回るしぶとさと巧さを見せましたね。明治は前半最後のペナルティでスクラムにしておけばよかったと思うのですが・・・。いくら対応されていてもFL1人いませんからね・・・。ただ明治らしさが出たこと、国立が一通り埋まったことなど嬉しい早明戦ではありました。
土日は合間合間にオケの合宿にも参加。大分、自分としても曲が見えてきた感じで周りの音も聞こえてきた。少なくとも自分はさらいこんで上達するほうだし、あるところで一気に指が回り始め、そこで一気に周囲の音も聞こえてくるタイプ。大分ゆとりがでてきた感じです。あと1ヶ月半ほどあるので楽しめるようにいろいろfingeringなどもマニアックにしていこうと思っています(笑い)。
青色ダイオードに思うこと
11月の最終日曜日も終わり、いよいよ12/24までの長い長いクリスマス月間がスタートしました。
今年驚いたのはとにかくクリスマス商戦やら飾りつけやらが早いこと!10月中旬からやっていたような。ちゃんと11月の最終日曜日から、と決まっているのだから勝手な都合でフライングしないでもらいたい。
クリスマスといえば電飾。昔は黄色と緑くらいだったのが、技術の進歩(あえて科学の進歩、とは言わない)の恐ろしさで、今は青色と白色が非常に多い。私の住んでいる街でもあちこちの街路樹にこの青と白の電飾、しています。色彩的な好みを言うと青は好きな色ですが、この電飾の青はイケてない。とにかく寒々しいです。白も同様。寒くて暗いこのシーズン、緑の樅の木や暖かい色のキャンドルを使うには意味があると思っているのですが、目新しさでやたら青を使っている。街全体が凍りつくようで情緒がありません。
思えば自分の研究人生の最初の7年はこの青色に振り回された人生だった。会社に入って研究所に配属され、最初の部署がこの青色ダイオードを開発(あえて研究、とは言わない)する部隊だった。現在の青色ダイオード、材料は窒化ガリウムがベースで、白のダイオードは詳しくは知らないが、インジウムを大量に入れているか、ないしは青・緑・赤のダイオードをチップに組み込んで作っているはず。この場合青と緑は窒化ガリウムで作っていると思う。実は自分のいた部署は別の材料でこの青色を作る部署だった。研究開発に障害がつきものなのは理解しているので、なかなかうまくいかなかったりしたのは織り込み済み。ただリーダーがころころと代わり(それも2人の間を権力が行ったり来たり)、さらにその上が無意味な精神目標を勝手に設定し、それを唯々諾々と飲んだ上司がむちゃくちゃな計画をたてて、終いには帳尻が合わなくなって残業青天井だの3交替(夜勤もある。留学から帰って次の週には夜勤をやらされた屈辱は絶対に忘れない。)だの、上司の出世欲に本当に振り回された。途中で材料系がこの窒化ガリウムに代わり(3交替はこのとき)、最後には事業所をすっ飛ばして子会社の工場に直接ラインを立ち上げる、とか言って若手が根こそぎ拉致されたなぁ。とにかく「よくこんな奴についていけるな」というのが当時の偽らざる本音。この上司は自分の遊びに付き合ってくれた若手を重用し、身内びいきが激しく、異様に出世志向が強く、思想的にも偏向し、賭け事が大好き、というドラマに出てきそうなくらい劇画調の愚物。
研究所生活で、尊敬できる先輩や上司(最後の上司は、上司としても人間としても懐の深い大人物で心から尊敬している)、仲間にも出会えていい経験もたくさん出来たが、何人か底なしの卑俗さ・愚かさをむき出しにした生き物にも会ってしまい、今振り返っても複雑なものがある。青色ダイオードを見ていると、そういう嫌な思い出がフラッシュバックしてしまい、素直に綺麗だ、といえない。自分が青の電飾が嫌いなのは実は「景色が寒々しいから」なのではなく、「人間の卑しさに寒々しい思いがする」からかもしれない。
泥棒に入られる
今朝来てみると、学生部屋との間のドアのガラスが割れていました。
私「ちょっと~、誰か割ったらちゃんと掃除してよ~」
学生たち「え~、全然気づきませんでしたけど・・・」
いやな予感がしてデスクに行くと、引き出しを荒らした形跡が。泥棒です。鍵のかかった引き出しをこじ開けようと頑張った形跡もありました。助手の先生のデスクも同様だったようです。一通り学生の机も物色はしたようで、少々被害もありました。私は幸運にもなかったですが。
不思議なのはデジカメ・PCなど持ち運べる電子機器はノータッチだったところ。現金しか興味なかったんでしょうか?まぁ被害も少なく、薬品や重要書類の紛失もなく不幸中の幸いでした。ちゃんと警察も来てくれて、現場検証やら聞き込みやら指紋採取までありました。周囲は盛り上がっていましたが、午前中これでつぶれてしまいました。やれやれ。
ラグビーシーズン佳境へ
23日は早稲田-慶應、25日は関東-法政、と好カードが続きます。
まず早稲田。FWが弱体化したのは間違いのないところ。あれだけのBKを擁してもそうなると苦戦してしまうわけですが、砂村さんの解説のように「経験値の差」で勝った感じ。慶應にもチャンスはあったとは思うのですが、BKの縦へのディフェンスが悪すぎましたね・・・・。ただその慶應の弱いFWからでもモールでトライをとられるなど、早稲田FWは不安いっぱい。次の明治は近年稀に見るFWの充実ぶりのようですので、これは見もの。おそらく、明治BKのディフェンスはザルだと思うのでいかに10メンラグビーを徹底してスローテンポなラグビーができるかどうかがポイント。
一方の関東。志の高いラグビーだとは思いますが、ラックへのフォローが遅すぎます。FWの走力に不安があるのか・・・?ラックのフォローがBKなのでジャッカルされてターンオーバーされると途端にピンチになってしまう。ボール奪取力のある早稲田相手ではこれが不安・・・。まぁ法政に負けたのはいい薬、というふうに捕らえればいいと思いますが、それでも早稲田相手を考えるとまだまだ不安材料あり。法政は後半でまるで別人に変身しましたね~。すばらしかった。もう1つすばらしかったのはBKの堅いディフェンス。これを維持できれば大物食いできそうです。実は準決勝であたるであろう早稲田にとっては一番いやな相手?
あとは同志社-大阪体育、明治-早稲田。正直同志社はダメでしょう。京産大が脱皮してこれもおもしろくなりました。打倒早稲田にはまずFW!!
「巨人」を弾く
月曜・火曜といわゆる「ノロウィルス」に被弾し炎上・・・。大変な思いをしました。
そういうわけでブログ更新できなかったのですが、日曜はオケ練の2回目。この日は「巨人」の3-5楽章。徐々に楽器を弾くことの楽しみを思い出してきた、という感じで楽器のほうも鳴り方を思い出してきた、というところでしょうか。27歳の作品にしてはとにかく「これでもか!」と弦楽器に無理を強いる作曲手法で(笑い)、3楽章も5楽章も大変・・・。でもなんとかなりそうかも、という感触ももててきました。聴くだけだとすでに飽き飽き、という「巨人」も、弾けば弾いたで新しい発見や、5番などに通じる技法なども散見されて楽しいものです。これまでには5番と7番を弾いたことがあり、7番などはそれはそれはむちゃくちゃやらされて大変なのですが、やはりマーラー節というか弾かないと分からない心地よさというものがあるなぁ、と思った次第。
病欠の月曜は気持ち悪い中、「の○めカンタービレ」を見ました。結構面白くてはまりつつあるかも・・・。最初は劇画調で付いていきかねたのですが、意外と演奏シーンが様になっているとか、竹中ミルヒーが面白すぎるとか、ベー7やラフマ(って本当に略すのか?)のPコンが名曲だ、とかところどころでの音楽への情熱の迸りが琴線に触れちゃうとかで・・・(汗)。9時スタートなので毎回全部見るのはとても無理なんですが、たまたま家に帰れたら見る、という感じですね。BGMが全部クラシックで毎回全曲当てるぞ~、とかの楽しみもあり。
BGMがクラシックといえば昨日BSでやっていたヴィスコンティ監督の「夏の嵐」。耽美的なメロメロメロドラマでそれなりに楽しめたのですが(ヴェネツィアが前半舞台だったのもよかった)、BGMは全編「ブルックナー」。。。。まぁでもしかし意外と抵抗感なく受け入れられました。あれは7番の終楽章なのだろうか?(2楽章もあったか?)ああいういい旋律だけ抜き出すと、まだ聴けますね。さすがヴィスコンティ、と変な感動をした次第。
当世学生気質
基本的に4年生以上、修士2年生までがいつもつきあいのある学生ですが、たまに講義で1年生を相手にすることもあります。
自分は大して歳もとっていないし、そんな自分が「最近の若い奴は」というのもおかしな話ですが、1年生を見ているとやはりその思いを抑えられないこともあります・・・。なにせローマの遺跡から「最近の若い奴はなっとらん」みたいな記録がある資料が見つかっているらしいので、こういう繰言は時間・洋の東西を問わないのかもしれませんが・・・・。
自分が思うに最近の学生はとにかく書くことが下手。話すことに関しても漫談・雑談はうまくても、筋道立てて話すのは下手。さらに思うのは、なんというか「大学生なんだから○○したら恥ずかしい」というプライドがない。このプライド、「自分は○大生だから」という変な自意識ではないんですよね。
自分はそこそこ名の通った大学に奉職しているのですが、昔の自分だったら(始まった、と思わないで・・・)例えばレポートの自由課題なんかでも「大学生がこんな内容じゃ恥ずかしい」と思ったし、論文書いても「こんな文章(ないし英語)で恥ずかしくないか」と自問しながらやったもんですが、今の学生にコンピュータ実習の課題のワープロ打ちで自由課題にしようものなら、「自分の好きなゲームの攻略法(ないし紹介)」とか平気で出てくる・・・・。あと多いのが「自由って、何書けばいいんですか?」という質問。「だから自由なんだから好きなこと書けばいいんだよ!」と心の中で叫びます(笑い)。
でも「自由」ってのは「放縦」じゃないんですよね。「自由と規律」という本(確か森嶋通夫?)がありましたが、自己を律することができない人間の自由なんてただのちゃらんぽらんですからね・・・。1年生はその辺の意識がないのかとにかく幼稚です。
酷いのになると大学院生にもなって、変な自意識はあって自分を客観的に見られず(それまでの中途半端な成功体験が邪魔している好例)、かといって能力もさしてなく、自由を個性と履き違えているパターン。「オレ流」だかなんだか知りませんが、「どこかおかしいですか?」ってなノリで、そのくせ文章書かせると、正直「中学と高校でどういう教育受けてきたんだ!先生呼んで来い!」と叫びたくなるような日本語(英語はもう言うに及ばず)書いてきます。繰り返しですが、べつに底辺校じゃないですよ、うちは。
最近こんなのでエネルギー使ってしまい、疲れます。ちゃんとやってくれる学生はものすごく伸びるんですがね・・・。この辺の歳
の子たちは本当に個体差がでかいです。
D-Mat、Bostonへ!!
嗚呼、なんと素晴らしい!松坂大輔、ようこそ我がRedsoxへ!
実はJ. Damonが抜けて18番を空けたままにしておいたので、「これはひょっとして本気?」という予感はしていたのですが、まさか本当に本気だったとは。今年は後半に怪我人続出でモチベーションが下がり、結局Bluejaysにも抜かれて3位、という悲惨にシーズンだったわけですが、これで来年は期待できるなぁ・・・・。
新聞報道だと、先発がSchilling, Becket, Wakefield, Pappelbon(closerから配転)と4枚いて、松坂が5人目だそうです。SchllingとWakefieldが41歳と高齢なので、とかあったけどWakefieldはNackle ballerなので歳関係ないじゃん!とつっこみたくなりましたが・・。まぁ、要するにClementはトレードでWellsが引退、ということなんでしょうかね。でも誰がcloserやるの・・・・?まさかFaulk・・・?
ま、ともかくめでたいことです。Redsox Nationsの一員として本当にhappy happyな日になりました。
Brenner's Park Hotel
第2回
Brenner's Park Hotel (Baden-Baden, Germany)
休暇でBaden-Badenを訪問した際に利用。Baden-Badenはドイツとフランスの国境近くにある保養地で・・・、というのはもういたるところで紹介されているはず。StuttgartからStrasbourgに抜ける鉄道沿いにある街なのですが、鉄道の駅は市街から半端ではなく遠いところにあり、バスかタクシーの利用が必須。鉄道の駅が町外れにあるのは欧州では普通のことですが(昔は馬車で移動だったので、馬の面倒をみるのに街中では具合が悪いので)、それにしても別格に遠いです。市内は緑深い丘に囲まれた実に雰囲気があります。ほとんど常時Festspielhausで演奏会やオペラもあり、ウィーン・フィルのブラ1・春の祭典という演奏会を聴いたこともあります。
で、そのホテル。街の中心からやや外れたオース川沿いの公園の一角にあるのですが、オース川のホテル側は私有地になっていて宿泊客しか入れません。散歩をするには実によいスペース。部屋のほうは(記憶では)4階のジュニアスイートに宿泊しましたが、これもKempinskiに劣らず広い。これでもか、と部屋があります。内装はKempinskiが一部モダンな作りになっているのに対し、ホテルの名前から分かるようにイングランドスタイルで、淡い緑が基調になっています。全室バルコニーつきで、その公園が見渡せる素晴らしいロケーション。フロントはやや狭いのかな、と思いましたが、その奥のサロンが実にシックで上品・・。ホテルマンの物腰も紳士的で柔らかく、ここら辺もイングランドスタイルなんでしょうか。
朝食は1階のサロンでとるのですが、ここの朝食の充実ぶりも相当なもので、おそらく自分史上最強の1つ。ちなみに夕食はBaden-Badenでお気に入りの"Stahlbad"というレストランを利用しました。ここはルフトハンザの大島女史の本でも紹介されているレストランで、ややold-fashonedにも思いますが、味とサービスは素晴らしいです。
Baden-Badenに行ったら温泉に入ったりカジノに行ったり、とあくせくせずに、ここで散歩を楽しんで(ブラームスの別荘もありますよ)のんびり自然と戯れておいしい食事をして優雅にホテルライフを楽しむ、というのがよいと思います。
雑感
金曜・土曜と別の研究会での講演で長野に行きました。
名古屋まで新幹線、そこから乗り心地の悪い特急で3時間かけて長野です。遠いです。途中、木曽地方は紅葉真っ盛りでしたが、日本人度が下がっているのか、温暖化で色づきが悪いからなのか、いまひとつ感動できませんでした。
長野では25分講演と5分の議論。偉い先生方や若手の超優秀な方などと交流できたうえに、前職のときにお世話になった東大の某先生とも偶然のうれしい再会を果たすことができ、よい時間をすごせませました。夜は懇親会。なかなか充実したものでした。疲れていたので22時には就寝し翌朝は早起きして帰宅。
車中、論文や本を読んでいました。今回は講演録を2つ。1つはトーマス・マンの「ドイツとドイツ人」。第二次大戦終結寸前の時期でのアメリカでの講演記録ですが、重層的かつ複線的でじつに論理的厚みのあるよい講演ですね。最後の部分は大きな感動を抑えられませんでした。もう1つは鹿島茂(最近「パリの秘密」を出版した大学の先生です)の講演で、これはフランスにおけるエリート教育の功罪について。ほぼ全面的に私はagreeできる内容でした。詳細は学士会会報に記載されていますので、お持ちの方はどうぞ。フランスのグランゼコールやリセの学生が自論を展開するさいに、必ず引用・理解していないといけないのが、「箴言集」(ラ・ロシュフコー)と「寓話」(ラ・フォンテーヌ)だそうで、後者が未読の私は急いで読もうと思っています。
論文はかなり面白い内容で、これで来年度のテーマは決まり!という感じ。年間目標の論文10本はクリアしたので、来年はさらに高い目標を掲げてやろうと思っています。これも風邪が治ってきた証拠。気力充実してきました。