楕円球空間 -101ページ目

W杯来る!?

新聞報道によれば2019年のラグビーW杯は日本で開催が濃厚、とのこと。


先日の本ブログで書いたように熱望していたW杯がいよいよ来るのか!10年後、体に気をつけて(どんな話だ)元気で2019年を迎えられるように頑張ろう。

理論にハマる・再び

今日と明日はT大からゲストの先生をお招きして理論の集中講義。


他所の研究室が企画してくれたものをありがたく便乗させてもらって勉強。先日の筑波のTさんの講義ですっかり物性理論に目覚めた私は、特にいますぐ役に立たなくとも、自分の物理の教養を厚くするためにイソイソと勉強。


今日の講義(3時間)、楽しかった。講義のうまさはTさんのほうが上だと思うが、今回のO先生もなかなか。明日が楽しみ。ただ教授のduoble bookingのせいで(苦笑)早朝の会議に出席させられたので、眠い。早く帰って明日に備えるべし。

映画の話

あまりブログでは書かないが、HD-DVDを購入して以来、映画をみることが増えた。


深夜にやっているよい映画を録画し、ヒマなときにまとめて見る、ということが可能になったのが大きい。最大でも240分くらいしか録画できないビデオテープではとても無理。


週末は「Z」「老人と海」を見た。どちらも秀逸。「老人と海」は極端にセリフを減らした映画で、もちろん旧い映画だから合成だのスタジオ撮りだの今から見ればショボいところもあるんだが、余韻のある、そして原作のよさを存分に再現したいい映画だった。「Z」はフランスの社会派映画。ギリシャで実際にあった野党政治家の暗殺を題材にしたメッセージ性の強い映画でこちらも秀逸。

最近の進捗

またもやまとめ買いして、本棚の未読のコーナーは溢れている。


最近読んだのは以前も紹介した「ロックフェラー回顧録」「学歴分断社会」「地団駄は島根で踏め」。


ロックフェラー本は、後半だんだんどうでもいい話題になり、遠まわしな自慢にもやや辟易し結構ナナメ読み。こういうのが好きな人もいるんだろうが、自分のtasteではないなぁ、ということで適当に終了。


2番目は以前直接講演を拝聴した大竹文雄先生と共同でG-COEをやっている阪大人間科学の吉川先生の本。これまで「タブー」視されていた「学歴による社会の分断」に真っ向勝負した書で価値は大きい、という印象。親の学歴が子供に継承されてそれが固定化する(しかも子供の意欲を増進させれば解消される問題ではない、という分析が重要)、これが結局財産・社会的地位などの継承に繋がる、という或る意味至極当たり前の結論(みんな思っているけど口に出せない)か、と。


3番目は軽い読み物。あっという間に読了。肩の凝らない、でもなんとなく面白くてためになる、という感じかな。


今読んでいるのは「ヤバい経済学」で、これは本当に「ヤバい」内容。特に親の教育歴や能力がいかに濃密に子供に継承されるか、という部分は昨今の日本の「お受験」「習い事」パラノイアをぶっ飛ばしそうな内容。結局親が能力あるかどうか(もちろんそれに愛情とか表面的ではない教育効果とかはあるにせよ)、という身も蓋もない統計に苦笑を禁じえない。オススメです。

Stuttgart Ring

24日に発売になった。アマゾンで予約しておくと、4000円以上も割引になるのでほとんど衝動買い。


それを週末に入手し、早速「ラインの黄金」から視聴。冒頭、懐かしいStaatstheaterの入り口が、これまた懐かしい池越しに大写しになり感動(感動するポイントがずれている、という話も)。次に中が映されまた感動(これもずれている)。ツァグロセクが出てきてまた感動(これも・・・)。


肝心の演奏のほうは、時間の関係で第2場の途中までで中断。まだまだ先は長いので楽しみだ。唯一の懸念は「ジークフリート」で登場するJ.F. Westだ・・・・。ヤツは嫌いなので。


合間に録画しておいたバッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータを見た。テノールの櫻田亮さん、という人がなかなか上手だった。古楽らしいきれいな声であった。

強打・メジェーエワ

昨日は年に2回、後輩たちの成果を聴きに行く演奏会の日。家人と親友夫妻でGo。


曲目は毎回感じるまとまり感ゼロの選曲で、「エグモント」序曲・ラフマニノフP協2番・「画家マチス」。大嫌いなエグモントだが、ラフマニノフが聴きたいのと、画家マチスがどんな曲なのか興味があった。ピアノ独奏はイリーナ・メジェーエワ女史。


演奏のほうは・・・。エグモントは悲惨。曲が大嫌いだ、というのもあるんだがとにかく演奏にキレがなく終始生ぬるい温和な感じで終了。どこもいいパートがない、という悲惨な状況。


ラフマニノフは、まず楽譜を見ながら弾くという女史のスタイルに驚愕。最近ではほとんど見られない譜めくりつきの独奏になった。記憶は定かでないが、リヒテル以前は結構そういうこともあったとか?(詳しい方、フォローお願い)でも最近では珍しい。譜めくりをするのは5月のOB会の初見大会で「展覧会の絵」の1st Trpとharp(のかわりのピアノ)を兼務した彼。1回生だと信じていたらなんと学生指揮までやった大学院生、と聞き驚愕。それはともかく女史は本当に強打で、率直に言えば弱音の美に欠けた。親友の言を借りれば「ピアノって打楽器だったんだ」という感じ。あとやはりテンポが遅い。並のプロはこの辺の速度が限度なのか?前回(4年前)の定期演奏会で弾いたイタリア人はもう悲惨の一言でアマチュアレベルだったが、やはりテンポは遅かった。そんなものなのか?オケはそこそこ頑張っていて特にClのトップの2楽章のソロは秀逸。Obは音程が酷すぎる。アンコールは自分の大好きな作品32のほうの前奏曲(ラフマニノフ)。これは絶対隠れた名作だ、と思う。


「画家マチス」はてっきりアンリ・マティスのことだと思っていたら、なんと!マティアス・グリューネヴァルトのことだった!勉強になった!グリューネヴァルトは大好きな画家なので一気に期待が高まる。初めて聴く曲だったが、宗教音楽的で全体にかなりいい曲だ、ということがわかった。演奏のほうはキズも多く、モコモコした感じもあり、さらにVnが弱く、Flのtopがどうしようななくヘタだったんだが、なぜか聴き終わった感じはよかったんだよなぁ。不思議。曲との親和性がよかったのか?演奏会後、自分は概して甘口の批評、友人と家人はかなり辛口。彼らによればこの曲はもっといい曲で、演奏は精度が低すぎてそのよさが伝わっていない、らしい。「うまいプロの演奏をきけばもっと感動できる」と言われ、早々CDを探すことに。


ということでここ2回、期待以下の演奏会なんで先が不安。特に弦楽器の退潮は憂うべき状態だ。



おかしいこと

昨日から怒りが収まらないので・・・・。

セブンイレブンに公取が「デイリー品の廃棄を強制し見切り販売させないのはダメ」と指導した。それに対する社長の言い草が笑える。

「対等な立場であり強制はしていない」

その一方で「廃棄は投資」「人間の心は捨ててください」(A新聞報道による)とコンビニの店長さんには指導員がのたまっていた、とのこと。全くどのお口がしゃぁしゃぁと言っているのか。

利益とか効率とかとは別に人間の普通の感覚として「もったいない」というのはある、と思いたい。オオゲサなエコ、とかじゃなくても。年間4億2000万食だっけ、捨てられているらしい。

これに限らず、なんだかおかしいことが多すぎる。

1.山ほど作られるエコバック(あれだけ作るならレジ袋でいいじゃん。おまけにレジ袋はゴミ袋にさせず、専用のゴミ袋を自治体が出して買わせる、ってのも意味不明)

2.エコ換え(驚愕の概念だ)という名目で新製品に買い換えさせようという企業と政府(今つかえるものを何で買い換える必要が?買い換える=旧いのは捨てる、だからその処分にかかるエネルギーは?投資の面でも一体何年で償却できるか計算は?その償却年数の間に絶対買い換えない?壊れない?)

3.環境、環境といいながら、高速が1000円になったとたんに大渋滞。おい!安くなったら環境関係なしかよ!

自分にはついていけない。

Mr.ビーン、ボエームを歌う

ホームランが出て、睡眠障害が治るかと思ったら、意外にも悪化した。昨日は3時まで眠れず、しかたがないのでヤバい経済学」を読みながらダラダラと過ごす。ちなみに「ヤバい社会学」も相当面白かったが、「経済学」のほうが自分には圧倒的に面白い。なんとなく「反社会学講座」(パオロ・マッツァリーノ」に近い面白さ。序盤の力士の経済学はアメリカ人じゃなきゃ書けないか、という気にも。


休日はテニスをしてなんとか気分転換をし、あとは家人のもらった優待券でホテルフジタにある「近江」というステーキハウスでランチ。緑が眩しい庭園を見ながら掘りごたつ方式のカウンターに座って目の前で鉄板焼きを作ってもらう、というホテルリゾート感あふれる昼間に。他には録画しておいたビリャゾン・ネトレプコの凸凹コンビによる「ボエーム」の映画を見る。感想は、


1.ネトレプコは太った。このまま1年に3キロづつ太って近未来にはノッシノッシと登場することになりそう。


2.ビリャゾンは相変わらず貧相。視覚的に苦しい。マッチ棒のような肉体の上にMr.ビーンをボンバーヘッドにした顔を乗せたららビリャゾンだ、と気づき、そのMr.ビーンが恋々と愛を歌うさまに引く・・・。


3.とはいえ、音楽としてはすばらしい。もちろんプッチーニ畢生の名作だから当然なんだが、演出が思いのほかよく、視覚面の問題をずいぶんとカバーしている。バイエルン放送響の演奏、ド・ビリーの指揮も中庸を行く邪魔しないいい演奏。最近、毎回なわけだが、ボエームを見ると泣けるようになった。年とったもんだ。


4.ということで総合的には大満足。映画館で見ればもっと感動できそうだ。


明日はStuttgartの指環4作まとめてDVDで発売。衝動買いするかなぁ。あとはシュタットフェルトの平均律を買うかどうか・・。

久々

大ホームランが出た。1年半ぶりくらいかなぁ・・。ずいぶん苦労もしたがとにかくよかった。


学生さんとポスドクさんと痛飲。帰る途中でまた1人で祝杯。1時半まで呑んだ。今日は同じく何年ぶりかの凄い二日酔い。気分は悪くなく、酔ったまま、という感じ。

ヴァン・クライバーン

旧聞に属するが辻井さんが優勝したコンクールの冠がこれ。


クライバーンは優勝してコンサートツアーに突入して、すぐにつぶれてしまった人、という印象しかない。ポリーニがショパンで優勝して一通りツアーをしたらすぐにミケランジェリに弟子入りし、何年も演奏会をやらずに技術を究極までに高めて成功したのと対極にあるような気がする。


ということでクライバーンコンクールの優勝者に3年で300回の演奏会が保障される(本当なのかな)、と聞いて「何も学習していない」と思った次第。いくら優勝したからってまだまだプロの演奏会(独奏)ピアニストとしては平均以下のレベルのものを3年間ほとんどきちんと練習させずに(だって3日に1回演奏会だ)世界中を引っ張りまわすなんて狂気の沙汰。適当にコンサートは断って技術の向上に努めてもらいたいものだ。


辻井さんの演奏を見て独特の弾き方に少し驚いた。手が大きくてパワーがある人の弾き方なんだろうか。かなり変わっている、という印象。それだけに中途半端にツアーピアニストになると潰れる可能性が上りそうでさらに不安。ちゃんと上を見て(下をみずに)精進してほしい。