ドイツ・東京
7/18-24でドレスデンとベルリンへ。共同研究と学会参加。
帰国後、すぐに東京に行き招待講演。重要な講演だったのでしっかり準備し、がんばった。講演は成功。
しかしその代償は巨大な疲労。今日は代休。猛烈に体調悪い。
追加で1冊
今日は家の近くで大きな祭りがあり、次々と出撃していく山や鉾を間近に見ながら研究室へ。
追加の1冊は「ドイツ語とドイツ人気質」(小塩節)。小塩先生らしい情緒的な文章が展開され、ドイツ語の真髄などが紹介されている。大分前に買ったのだが、本棚の肥しになっていたのを発見し、読んでみたら面白かった。同じく肥やしになっているのがトクヴィルの「アメリカの民主政治」。これは結構読みきるのは大変そうだ。字が小さいし・・・・(苦笑)。
体調が最悪に近かったがゴッドハンドに治療してもらい、かなり回復。明日からのドレスデン⇒ベルリン出張はなんとか元気でいけそう。帰国後すぐに東大で国際会議の招待講演もあるし、オランダの学術振興会から研究企画の査読依頼もあるので、旅先でもずっと仕事をしていることになりそう。楽しみはドイツ料理とドイツビールかな。
最近読んだ3冊
1.「ヤバい経済学」(スティーブン・レヴェット)
前述の通り、これは兄弟作でもある「ヤバい社会学」よりも面白い。かなり高度な数理統計も織り交ぜて、素朴な疑問をビシっと客観的に答える形式。情緒先行型の人には評判悪そうだが、これが社会科学だ!と言わんばかりの好著。
2.「超訳 資本論」(的場昭弘)
あのマルクスの大作「資本論」を適宜抜粋しながらエッセンスを簡単に解説し、さらにそれを現代に通用する概念かどうか(実は思い切り現代にも通用してしまうのだが)を解説した本。メディア(一部だが)でも注目されている著作で、自分の読後感は非常に良かった。もちろんあの資本論の真髄をこれで理解したとは全く思わない(そこまで不遜ではない)が、資本論で著述された社会の捉え方、資本主義社会の冷酷な方向性など、全く古さを感じない。資本論が時代を超えたものなのか、はたまた人間に(資本主義に)発展や止揚がないのか、とにかく非常に現代的である、という感想。価値の二重性とかいろいろ正しく理解しないといけない概念も多く、とても資本論そのものを読めるとは思わないが、とにかく読んで損はない、というかむしろ現代人としては読むべき本、という印象。しばらく間を空けて、もう一度じっくり読んでみたい、という気になったと同時に、一度経済学部でマルクス経済学の講義を受けてみたい(ところでこの近経全盛の時代にマル経の講義でどこで聴けるんですかね)、という気になった。
3.「フランス ジュネスの反乱」(山本三春)
これは一体ルポなのか、評論なのか、プロパガンダなのか、評価に困る本。視点には共感するし、テーマの非常に重要で興味をそそられるのだが、いかんせん著者の能力というか文体というか構成が悪い。メディアで報道されたのか、実際にインタビューして聞いた話なのか、噂なのか、消息筋からの話なのか、情報の信頼性には重み付けがされないと社会科学としてはダメだと思うのだが、それがゴチャゴチャになっていて読者としては、腰の据えどころが定まらず、困る。さらにまずいのは著者が部分部分で感情的になりすぎ、著述表現も文学的に走ったり、実際に確認していない(と思われる)のに勝手に取材対象の気分や感情を自分で推察してあたかも客観的であるかのように(でも実は主観的ではないか、と思うのだが)かいてしまうところが散見される。惜しい!という印象と、個人的嗜好に振り回されている、という不満が混在。もっと取材の仕方や書き方を工夫すればいいネタなんだと思うのだが。かなりガッカリした、というのが本音。
戸塚先生
今やっている研究に相対論効果がどれくらい効いてくるか計算中。昔やっていた素粒子論の知識もいろいろ役立つなぁ、と感じる今日この頃の物性屋の私。
昨日はNHKでやっていた戸塚洋二先生のドキュメンタリーを見た。BSでやっていたのを見落として、しまったと思ったら時を空けずに地上波でも放送してくれてよかった。
あくまでもデータ・実証を絶対におく実験物理学者らしいガンとの向き合い方で、先生の強靭な精神力がひしひしと伝わってきた。60分間圧倒された。自分は果たして物理に向き合っているのと同じ姿勢で人生に向き合っているかどうかしばし自問自答。あまりコメントするに適切な日本語が出てこないのでこれ以上の論評は控えるが、未視聴の方は是非、と強くお薦めしたい。
拘束
昨日は、某重要会議で10時から18時まで拘束。
20人弱が雁首そろえて延々の確認作業。自分の担当もずいぶんコメントをもらって修正に修正を重ねることに。最近ゼロトレランスの息の詰まる社会なのでいろいろ大変・・・。
終了後は疲労困憊だったが来週からのドイツ出張の準備、そのあとの東大での招待講演のスライド作りとなんとか頑張った。今日もつづき。暑いので消耗してる。ドイツは涼しいといいなぁ。
大盛り
の美学って前にあったよね。
それはともかく、大盛りの基準はそれぞれ。気持ちだけ多くして+100円とかが普通かな。
夏の昼食は生協でざるそばと野菜のおひたしとか、バイキングの天婦羅を2,3個取って天ざるにするとか。体重は20年前(の一番重かったとき)の体重と同じなので特に気にしていないが、一応年齢相当には気をつけている。最近ハンガーノックで脳みそが動かないときの多いので昨日はざるそばを大盛りにしてみた。
出てきて驚愕。本当に倍になっている。考えてみれば、生協の蕎麦は1人前が1単位で納品されるので、1人半とかにできないので大盛りは2単位なんですね。倍になる大盛りと いうのは人生で初めて。でも食べていたら飽きた。
全然グルメじゃない話題。
日帰り仙台
日帰り北方限界圏の仙台へ。某重要研究プロジェクトのワークショップ。
最近飛行機での往復が辛い。帰りが。今回もワークショップで疲労困憊したあとの機内は地獄。そろそろ年か?
それはともかくワークショップ前にお世話になっているI教授・親友T氏にポスドクT君の件でお礼のご挨拶。T君に来てもらってから飛躍的に進捗していることのお礼。ご挨拶のあと、T氏といつもの「嘉泉」でおいしい手打ち蕎麦。元気になっていざワークショップへ。
ワークショップはいつものとおり(いまや東北大の大教授になってしまった)Sさんの独壇場。いつものとおり物理をスケール大きく捉えた発表で全員圧倒される。私も今回は圧倒された。久々にSシンドロームの患者になった(Sさんの発表のあとで自らの無力ぶりに真っ白になるさま)。多分帰りが辛いのはSシンドロームもあるんだと思う。
帰宅後、冷やし中華を食べてハイボールを飲んで、海苔山葵あられをつまむ。おかげで今日は元気。計算が進む。
夜更かし
最近テニスに凝っている自分はウィンブルドン男子決勝を初めて最初から最後まで見た。
当初の予想(というか新聞報道を鵜呑み)によると、きっとフェデラーがサクっと勝つだろうからせいぜい1時前まえ起きていればいいか、という感じだったのだが、あに図らんや、終了は午前2時40分・・・。週の始めから大夜更かし。
ロディックがそのうち崩れる、と思っていたのだがむしろフェデラーがいつ崩れてもおかしくない流れ。ミスショットがそこかしこにあって、最終セットまでに2回ブレイクされ、さらに危ないシーンもいろいろ。一方自分のほうはブレイクのチャンスすらほとんどない(多分1回だけ?あとはdeuceがせいぜい)。最終セットも流れはロディックだと思ったのだが、4時間以上試合をして唯一のブレイクポイントがチャンピオンシップポイントで、それを一発でモノにするフェデラーはやっぱり凄みがあった。
ということで、いつもは第2セットくらいで早々に退屈して寝てしまうウィンブルドンだが、圧倒されながら全部視聴。本当に文字通り「息詰まる」死闘、で呼吸が浅くなった。ぐったりして就寝し、ぐったりして起床。こんなんじゃダメ。
申請書と格闘
100年に1度の大不況とやらのおかげで科学技術分野にジャンジャン湯水のように予算が下りてくる。
要するにどんどんお金を使って景気をよくしてください、ということで国が予算をつけてくる、というわけ。道路工事やダム作りよりはマシか。このところ30人に90億づつ、とか5テーマに10億づつ、とかやたら景気がいい。自分の某研究プロジェクトも加速予算なる追加予算がついた。なんだか不況っていい。これなら100年間ずっと不況でもいい、とか言ってみる。
今は日独共同研究提案を執筆中。3年3億。結構大きい。しかしやたらないろいろと書かせるので、もう発狂寸前。精神の平衡をなんとか保ちながら執筆、格闘。もうちょっとだ、早く帰りたい・・・・。
人は何故
新幹線の中で靴を脱ぎたがるの か?
移動の多い職業ゆえ、新幹線に乗る機会も多い。ほぼ毎月1回(多いときは数回)乗っている。かねてから気になっていて記事にしたいと思っていたのだが、何故人は新幹線の中で靴を脱ぎたがるのか?自分の統計では男性が多数派だが、一定以上の年齢を重ねられた女性もかなり靴を脱ぐ。ちなみに自分は脱がない派。人が脱ぐのも許せない派。
なぜ許せないか、というと、だいたいオッサンが脱いでいて、靴下をもろに見せられると不快だから。酷いヤツになると前の席の肘かけに載せるのがいる。自分がその席に座ることを想像しただけで許せない。これはオバサンも同様。あとは、靴の脱いで靴下で床に平気で足をおける、という感覚もナゾ。
最近で一番凄かったのはまだ30くらい(30前?)の男性が同僚と新横浜で乗ってきて、酒をのみ靴の脱ぎ、段々出来上がってきたのか、名古屋を過ぎるところで靴下まで脱いで、裸足を前の席の背もたれに載せて(表現しにくい状態なのだが想像してください)いた。いくら最終直前の新幹線でそこそこ空いていたとはいえ・・・。驚愕した。