楕円球空間 -98ページ目

富山の鮨

「鮨人」のwebsite。


http://www.sushijin.co.jp/


日本酒を、ネタの流れにうまく合わせてチョイスしてくれるところもいい。全体に相当に強く江戸前を全面に出しているので酢が強く、ネタにも仕事をしている。ここは好みが分かれるのでは?あと、お店の雰囲気も個性が強いほう。自分はあまり気にならなかったが、気になる人もいるだろうな、とは思う。

多忙な9月 その2

全然更新できない!


9日は無事に講演を終了。ただ講演メンバーが相当に強力(たぶんこの分野で日本でほぼ最強)だったのでやや萎縮した感は否めない。いつもより歯切れが悪く、それは聴衆も感じたようでボスからも同様の趣旨のお言葉をいただく。曰く


「いつもの○○らしくなかった。ちょっとキレが悪かった。初めての人にはわかりにくかったかも。」


反省会ではボスを筆頭に学生・卒業生と楽しく会食。卒業生はたまたま学会に参加していた模様で、昼に構内を歩いていたら、若い女性が道路の向こう側から全速力で走ってくるので、何だ!と思ったら卒業生だった。彼女も参加しての会でカイシャのあれこれを楽しく拝聴。自分の教育(カイシャは本質的につまらないところだから、期待していくと裏切られる。だから「つまらないんだ」と自覚して入社して、その中で楽しいことを探して楽しめるようになれ)を非常にうまく実践してくれているようで嬉しい。


翌日は学生の講演。まずまずの出来。中国からの留学生のトークはいつもならが上手。日本人の大学院生のほうは質疑応答がボロボロ(苦笑)。まぁこれから鍛えます。午後は材料系のセッションを聴く。玉石混交かなぁ。


夜は畏友T氏とT氏のポスドクO氏の3人でつかの間の贅沢。鮨を食べに「鮨人」というお店へ。シャコの炊いたものからスタートし、バイ貝、鰆(?)、そのあとで握りをたくさん。絶品だったのは喉黒・あわび・白海老・ぶり・紅ズワイガニなどなど。どれも絶品、本当に。お勘定も相当だったが、これは価値があるな、と。T氏と行くといつも散財してしまうが、今回もだ。終了後、盛り上がりが止まらずホテルのバーで閉店まで熱いdiscussionが炸裂した(笑い)。楽しい一夜。


学会終了後、東京に移動して、今度は某重大研究プロジェクト立ち上げのための秘密会。参加をつよく要請されたのでボスとなんとかならないか検討。暫定解をみつけて解散。夜は自費で宿泊して某学会の例会に参加。これは別の記事で。

多忙な9月

1-3日まではアメリカの大学の先生を招聘して講演してもらったりアテンドしたり。


日系アメリカ人の人で随分と親しくなった。研究もしっかりやっていて、それでいて政治力はなさそうな(笑い)自分の好みの人。かなりの大らかな人でいろいろと逸話も残していったが、最大のものは「パスポートをなくした」というもの(驚)。アメリカ領事館に電話したりいろいろいい経験になった。


金曜から週末にかけては壁にぶつかった実験の打開策をあれこれ考えて手を打つ。他にもいろいろと対策が必要なことが公私ともにあって、また酷い眩暈が復活。さすがにマズそうなので来週には病院にいくことに。


昨日からは学会で富山へ。何もない地方都市、というところか。昔、研究会で宇奈月温泉に行って以来の富山だが、こんなだったかなぁ。夜はボスやボスの仲間、学生らと食事。大学オケの後輩によると「人の手が入れば入るほどマズくなる土地」とのことなので刺身などシンプルなものばかりを取る。白海老のから揚げ、白海老の刺身、喉黒の塩焼きなど大変美味だった。ホテルにもどって今日の講演の準備。今も準備。

あっという間に

8月も終了しようとしている。


甲子園が終わると一気に気候も秋になり、読書の秋・食欲の秋・・・。週末は自分の誕生日祝いなどで鯛や鮨やら(これは外食・いつもの江戸京)を満喫。読書のほうは「今こそアーレントを読み直す」を電車で読んでいるがこれが非常によいアーレントの入門書になっていて、つられて「責任と判断」(アーレント)の後半部分(未読の部分)を週末にまた読み出した。収拾つかず。合間にフィレンツェとヴェネツィアの観光ガイドをさらっと読んだり、「悪魔の辞典」をおもいつくままに読んだり。


今週は大学での国際シンポで忙殺されそうで、来週は富山・東京と遠征。月末は熊本遠征でいろいろ大変だが楽しみには移動の最中の読書なのでたくさん本を持っていこうと思っている。

勝敗は・・・(甲子園・決勝)

下駄を履くまでわからない、ということも、野球はツーアウトから、ということも知っているし忘れてもいなかったしむしろよく意識しているほうだったが、まさかこういう展開になるとは・・・。以下、HD録画からの観戦記。


とにかく日本文理の粘りは凄まじかった。前半からいいバッティングをしていて点はいつでも取れそうな雰囲気すらあった。むしろ中京は初回にあっさりHRで先制したことで多くの選手の打撃が粗くなり好機を逃し続け、監督も点が取れそうで取れない展開に焦って雰囲気が悪くなり、堂林君を早めに換えてしまう、というよくない展開だったように思う。


勝負のアヤ・その1はやはり4-2になったあとの投ゴロがアウトにならなかったところ。ボールが上がったところで伊藤君は「自分が取る」とちゃんと左手でファーストを制していたのだが・・・・。でもあそこでたたみかけられた中京はさすが。リードして硬さがなくなり、同時に粗さもなくなって実力が出せた。5-2のところで文理は一呼吸おいてもよかったか・・・。


勝負のアヤ・その2は10-6の二死三塁、4番吉田君のファールフライをサードが取れなかったところ(ちなみにサード君はツーアウトのところですでに泣いていて、ちょっと先走りすぎ・・・)。あの瞬間に全国1000万(笑い)の高校野球ファンは「あの」箕島-星稜戦をまざまざと思い出したはずだ。堂林君もさすがに動揺したはず。ただ、死球のところで投手を換えたのはあわてすぎだったのでは?急に投げさせられる森本君の負担が大きすぎるので普通はセオリー外だと思うが・・・。案の定というか四球・タイムリー×2であっという間に1点差。伊藤君が打席のところでの球場の異様な雰囲気、次の石塚君がこの夏、予選を通じて初打席でしかも初球をヒットした精神力など、本当に見所満載だった。きっと石塚君は一生の思い出になるだろう。最後の打球もあと1mどちらかにずれていれば・・・、と思った次第。望むらくは9番の中村主将まで回れば・・・、というところだったが、全般的に見れば中京(監督さんを筆頭に)が勝手に自分で自分を苦しくした、というところか。


とにもかくにも、今回の教訓は当たり前だが「最後の最後まで諦めない」。研究にも論文投稿にも人生すべてにも通じる普遍的真理。でもこれを実際に自分で実践すること、できることが重要、という教訓を得た。わかったつもり、と、できる、は違うのだ、ということを改めて改めて実感。ありがとうございました、日本文理の皆さん。


グルグル

週末から眩暈でグルグルしてる。


過去2回ほど発症したが2日ほどで完治した。今回はちょっと長いし、傾向もいつもと少し違う。多分耳が原因(そして多分年齢のせいもある)なんだが、もう少し様子をみて治らなければ医者かな。


今日から大学院の入試。どれくらいの出来になるのか?定員を割っても出来ない学生は落とすことになるだろう。かなり不安な状況だ。


甲子園はいよいよ決勝。いまちょうど終盤くらいか。今年は予想をはずしまくったが、花巻が優勝できない、というのは的中(春の時点で「投手1人で夏は無理」と記事にしていたが、こういう事態も当然想定の範囲内だった)させたが日本文理の快進撃は予想できなかった・・・。読書の方で約1名、神のような方がおられたが尊敬する。順当にいけば中京の優勝だとは思うのだが・・・。


今日で自分の夏は終了。明日からは秋だ。

ニコラ・ベネデッティ / イリア・グリンゴルツ

ヴァイオリン奏者2人の演奏会をBSでやっていたので、録画して視聴。


ベネデッティは、まぁなんというか最近流行のヴィジュアル系か。もちろん技術もしっかりあると思うんだが、美貌とスタイルで魅了する(?苦笑)タイプなのかな、と。第一、あの舞台衣装はなんなんだ(笑い)。


ということで演奏家としてはまぁ普通に上手い人、という印象だったベネデッティとはうってかわって、グリンゴルツは本当にホンモノ。超新星を見た!という発見の感動があった。技術的にもすばらしいが、出てくる音質がとてもいい。芯がしっかりしていてなおかつ明るさがあって遠鳴りする。楽器、何を使っているのだろうか?アマティか?


演奏したのはイザイの4番、バルトーク、エルンスト、と全て無伴奏の曲。選曲もかっこいいが、エルンストの「6つの多声的練習曲」は出色の出来で、今年聴いた演奏で最も感動した1つ。知られざる名曲、という感じで、もちろん超技巧的な曲ではあるのだがパガニーニのような衒学的な要素がなくむしろ旋律がきれいな素直な曲、という印象だった。もちろん技術的な困難さを感じさせないグリンゴルツのような技術力があってはじめて可能になるわけなのだが。早々にCDを探したがなかなか見つからず。


グリンゴルツはまだ20台だそうで、次回来日したら絶対に聴きに行こうと強く決心した次第。

大はずれ・ベスト8編

智弁、負けました。打てないのは猛練習のせいではなく、今年の実力だったのね、やはり。


意外だったのは都城商のエース、新西君がすばらしかったこと。調査不足でした。もう1つ、打線がいい、ということ。強打というわけではないが、選球眼がすばらしい。あれを実践できるのはたいしたものだ、と感心。


これで8強出揃った。中京と都城は、気分的には都城応援だが、中京の勝ちなのかなぁ。控えの森本が成長している感じなので。

2009夏・甲子園 ベスト8編

8強の組み合わせが決定。結果を予想してみる。ちなみにPLは予想通り大したことなく、智弁はいつもどおり2回戦まではわりにバタバタした冴えない試合振り。帝京は死線を越えて経験値があがり本命か。


明豊-花巻東・東北


花巻はそろそろ負けそうなんだが、菊池の調子が上ってきたので、まだ行けるか。明豊も結構強いのでここは接戦。花巻が打てれば勝てる。


日本文理-立正大ショウ南(字でない)


別記事に頂いたコメントに「打てないと日本文理に明日はない」とコメントしてしまったが(苦笑)、打ち出した。おまけにクジ運までいい!立正大はさすがにそろそろ苦しいか。打線がさほどでなく、エースもそろそろ疲労しそうなので、ここまでか。


帝京ー県岐阜商


屈指の好カード。ここの勝者が優勝に近づく、と見た。岐阜商業は本当によく打つ。この調子が維持できるか?エースの山田の出来も重要。


(たぶん)智弁ー中京

これもいいカード。智弁は本大会直前まで過酷な練習をするので2回戦くらいまでは冴えず、3回戦くらいから疲労が抜けて別人のように動きがよくなるのが通常。今回もそのパターンか?だとすると中京は堂林次第。あまり出来はよくない、と見ているので序盤に打たれると中京打線といえど苦しいか。


ということで、日本文理・智弁はほぼ確実?あとは帝京と明豊かなぁ。

最近の読書

甲子園などの影響で読書が進まないが、


「ダブリナーズ」(ジョイス・簗瀬訳)

「ドイツ料理は美味しい」(川口マーン恵美)


などを。ダブリナーズは短編集なわけだが、これでどうも一筋縄でいかない短編で、どこにオチがあるのかと訝ってしまうようなストーリーばかり。もう少しジョイスの作風になれないとエッセンスを理解できないのか?


後者は第二の故郷Stuttgartに在住の著者のドイツ料理に関する本なので期待して買ったのだが、文章の構成が悪く、あっちこっちに話が微妙にずれながら、しかも深まらない話題にかなりイライラ。これで本になるなら自分でも書けるな、という感じで読後感は悪い。


就寝前にじっくり読んでいるのは


「ヨーロッパ戦後史」(トニー・ジャッド)


でこれは重量感ある名著の予感。某A新聞でも取り上げられた著者は非常に魅力的な人。じっくり味読したい。