ニコラ・ベネデッティ / イリア・グリンゴルツ
ヴァイオリン奏者2人の演奏会をBSでやっていたので、録画して視聴。
ベネデッティは、まぁなんというか最近流行のヴィジュアル系か。もちろん技術もしっかりあると思うんだが、美貌とスタイルで魅了する(?苦笑)タイプなのかな、と。第一、あの舞台衣装はなんなんだ(笑い)。
ということで演奏家としてはまぁ普通に上手い人、という印象だったベネデッティとはうってかわって、グリンゴルツは本当にホンモノ。超新星を見た!という発見の感動があった。技術的にもすばらしいが、出てくる音質がとてもいい。芯がしっかりしていてなおかつ明るさがあって遠鳴りする。楽器、何を使っているのだろうか?アマティか?
演奏したのはイザイの4番、バルトーク、エルンスト、と全て無伴奏の曲。選曲もかっこいいが、エルンストの「6つの多声的練習曲」は出色の出来で、今年聴いた演奏で最も感動した1つ。知られざる名曲、という感じで、もちろん超技巧的な曲ではあるのだがパガニーニのような衒学的な要素がなくむしろ旋律がきれいな素直な曲、という印象だった。もちろん技術的な困難さを感じさせないグリンゴルツのような技術力があってはじめて可能になるわけなのだが。早々にCDを探したがなかなか見つからず。
グリンゴルツはまだ20台だそうで、次回来日したら絶対に聴きに行こうと強く決心した次第。