scope の Fabric of the day
ネットショップの雄、scope が毎年年末にテーブルクロスを販売する企画「Fabric of the day」。
今年の柄「Bolero」のデザインを手がけました。
https://www.scope.ne.jp/scope/fabric/bolero/
( ._. )「美しい写真!だけどテーブルクロスよりも食器の方が目立っているのではないの?」
という声が聞こえてきそうですが、まあその通り。それは狙い通り。
この食器はアラビアから1970年代にリリースされたスンヌンタイというシリーズ。パラティッシのデザインでも有名なビルガー・カイピアイネンがデザインしたシリーズで、ビンテージ市場ではなかなかお目にかかることが出来ないほどの超人気の食器です。
これがこのほどアラビアから復刻されまして、このリリースに合わせて「(o゚◇゚)スンヌンタイとの相性が良いテーブルクロスを!」というとても珍しいオーダー、企画から生まれた生地です。
デザインをスタートした頃はまだ復刻前だったので、貴重なサンプルを借りてそれを眺め、ペーパーデザインの上にそれを置いたりしながらデザインを進めました。
当初はこの大胆な柄や鮮やかな黄色に合わせて、大きな柄やビビットな暖色系などでデザイン案を出したりしていたのですがどうもしっくり来なくて
しげしげと借りた食器を眺めていたら柄の丸い水玉部分がなんとも愛らしく見えまして(借りた食器がたまたまC&Sのカップだった事もあって)
これがポロポロとテーブルに散らばっているようなデザインがいいのでは?と思いつきまして。
色は、同じ暖色系というより真逆の色相に振って、ビビットというよりは、例えば白い食器が来てもコーディネートが映えるように薄いトーンでまとめて、とにかく食器が映えるような生地にしようと思い、デザインを進めました。
我ながらドンピシャ。そしてまさに私がイメージしていた通りの画像を撮って頂きました。感謝!
そんなこんなで、いろいろ山あり谷ありでしたが この特別な生地が完成しました。
そしてスンヌンタイのリリースに合わせ、ヘルシンキの超人気レストラン「アトリエフィンネ」のシェフを日本に招いて料理のメニューを組むという スコープ入魂の企画「RAVINTOLA SUNNUNTAI」。
ここまでやるのかー、と考えさせられました。ネットショップならではというか、時代はどんどん変わっていくのだと実感。
この企画ページでこの生地「Bolero」がふんだんに使われていますので是非ご覧ください。
https://www.scope.ne.jp/arabia/sunnuntai/
「鈴木さんのデザインとは思えないような柄と色だ(※いい意味でー)」と企画の進行中にちょいちょい言われましたが
いやいや私、何でもかんでも大きな柄や派手な色を使うわけではないのよ。
私、特に色は「役割」だと思っていて、作るものが求められている役割に沿ってカラーは決まっていくものだと思っていまして。そんな意味からも今回はオーダーがオーダーだったからすごくやりやすかったなあ。
Boleroはある意味振り切った、最高にカッコいい生地になったと自負しております。
スンヌンタイは勿論ですが、他のどんな食器が来ても問題なし。バッチこーい。
そして、テーブルクロスだけではなくてベット周りやらリビング周りやらバス周りやら、インテリア空間全般、どんな場所でも使いやすく、映える生地ではないかと思います。
販売開始は明日 11/29(金)、夜22:00からです 。
みなさま是非ー。
https://www.scope.ne.jp/scope/fabric/bolero/
謎のキワモノ生地、アンビエンンテ
フィンランドに来ています。今日はヘルシンキではなく、タンペレに。
何をしにタンペレまで来たかというと
実は春頃、フィンランドの行きつけのビンテージショップから「あなたがよく買う生地の展覧会が開催されるよ」というメッセージが来ました。
その「よく買う生地」と言うのは、イッタラなどで活躍したフィンランドのガラス作家、ティモ・サルパネバが1960年代にデザイン、と言うよりは発案&監修して、今はなき哀愁のテキスタイルメーカー、タンペラで製造していた生地「アンビエンテ」です。
このアンビエンテという生地はシルクスクリーンではなく、染料が生地に捺染されていく自然現象をそのまま工場生産のプロダクションに落とし込んだ様な生地です。
最近デザイン界を席巻しているコンテンポラリーデザイン的な考え方を取り入れた様な、とても不思議な生地で、作り方は今まで謎のベールに包まれていました。
言葉で言っても上手く伝わらないと思うので、画像をご覧ください。こんな生地です↓
ビンテージ生地の中でも、マリメッコの柄物とか人気のあるものとは違ってかなりニッチというか、知る人ぞ知る的なキワモノ系の生地ですが、私は見つけるたびに買っていたので店主が知らせてくれたのです。
まさかアンビエンテの展覧会が開かれるなんて!! 夢にも思っていませんでした。そんなもの一体誰が見にくるのだ?というレベルのニッチさですが、私的にはこれは行かないわけにはいくまい、と言うくらいの大事件。
今回のフィンランド出張に合わせてスケジュールにねじ込みました。
場所もガイドブックにも載っていないようなちっこいミュージアムでしたし、展示もこじんまりした物でしたけど、私はもう大興奮というか大満足というか、超最高の展覧会でした。
作り方は謎に包まれていましたがそこは個人的に、購入したビンテージの生地から「おそらく、昔のタンペラの工場にはこういう設備があって、こういう作り方をしていたのではないか?」と、私なりに楽しく推理していたのですが、それはほぼ当たっていました!((≖ω≖)ドヤ顔)
今回の展覧会では保存されていた製品だけではなく、試作品やさまざまなトライアルを試みた失敗作なども含めて数多くの生地が展示され、さらには制作ノート(読めないけど)を始めとする制作工程、当時現場にいた人たちのインタビュー映像などもあり、知りたかった事がほぼ解明されるという、本当にもう夢のような、涙ものの内容でした。
でもまあ、そんなのを知りたいのはテキスタイル関係者の、さらに北欧ビンテージ好きの、その中でもさらにキワモノ&ゲテモノ好きと言う、超ニッチなマイノリティーテキスタイルマニアのみに響く内容ではあるんだけど、、、最高に幸せな時間でした。
意外だったのは、予想以上にシステマティックに管理され、量産や再現性を意識して作られていた事。それでも同じものは出来ない、と言うかそこが良いんだけど。
↑当時のハンガーサンプルとかも。 ヨダレが出ます。
これら以外にも 「ストライプだけではなくて、こんなアンビエンテがあるのか!」というような驚きのものなど、盛り沢山。
テキスタイルデザイナーではない人だからこそ出来た生地かな、まさに。
クラフトとプロダクトのちょうど真ん中にあるような生地。北の果ての辺鄙なミュージアムで堪能して来ました。
いつか日本でこういうの、作ってみたいなあ!
テキスタイルデザイナーのステイタス

おそらくもう30〜40年前に設置されたものだと思います。
デザインは色褪せておらず、堂々とした佇まい。
なのですが、流石に繊維素材故、実際の色はかなり退色していて時間の経過を感じずにはいられません。
全く同じものを再製作して設置とか、オトコマエな事をしてくれないかしら?
この時代はこういうホテルとか公共施設に設置するタペストリーをデザインするようになったら「テキスタイルデザイナーとしてそれなりのステイタス」みたいな雰囲気があったのではないかと思います。
テキスタイルデザイナーだけではなく、ファイバーアーティストと呼ばれていた作家の方々もしかり。
そういうの、なくなったなあー、きれいさっぱり。
緞帳とかは仕事としてまだあるんだろうけど、タペストリーとかほとんど見ないもんな。
今、テキスタイルデザイナーのそういうステイタスを手にしたと言える仕事って、一体どんな仕事だろうか?
なんて事を考えながら食べる広島焼き。
甘しょっぱいソースがなんかちょっと、切ない味のように感じました。

この場所での最後の傘展
代々木八幡での「鈴木マサルの傘 POP UP STORE」スタートしております。
次の日曜日、6月23日までの開催。
場所はあの三角屋根の、元ケースギャラリーです。
「元」と書きましたのは、ケースギャラリー自体は既にcloseという形になっています。今回は関係者のご好意により、この場所での開催が実現しました。
かつて代々木上原にあった頃のケースギャラリーでスタートした傘展。
OTTAIPNUの傘も、気がつけばこれで9シーズン目を迎えています。もう、私のライフワークになりつつありますが、これら傘たちの歴史はケースギャラリーとの歴史といっても過言ではありません。
ケースギャラリーで始まった傘展が、このギャラリー最後の展示となったというのも感慨深いものがあるなあ。
この場所での最後の展示を昨日早朝に撮影しました。
撮影は傘展を取り続けてくれているカメラマン、三嶋義秀さん
まるでトリの家w。
4車線向こうの反対側からでもすぐに分かるほどのインパクト。
このカッティングシート、当初予定していたものは、細かい雨模様が全面に貼られるデザインを予定して、すでにデザインを入稿していたのですが、直前で「パッと明るい感じにしよう!」ということになり、土壇場でデザインを差し替えました。
そんなバタバタ劇に嫌な顔せずに対応していただいた中川ケミカルさん、本当に有難うございました!
おかげさまで当初予定していたものよりもずっと良くなったと思っています。きっと喜んでくれていることでしょう。
梅雨のどんよりとした気持ちが晴れるような、鮮やかな色柄の新作の傘たちが皆様のご来場をお待ちしております。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。
「鈴木マサルの傘 POP UP STORE」
開催期間:6月15日(土)〜6月23日(日)
11:00~19:00(会期中は無休)
場所:東京都渋谷区元代々木町55−6
森と、湖と、アンブレラと。スタートしました!
日本最大級のアンブレラスカイ・デザインプロジェクト、「森と、湖と、アンブレラと。」
心配された設営も天候との戦いを勝ち抜き、本日6月8日よりメッツァにてスタートしました!
まずは公式動画がアップされました。こちらをぜひご覧ください。
途中、「もうダメか?」 「実現は無理か?」
と、何度も何度も思いましたが、最高の形で完成したと思います。
こんな凄ごい規模で展開出来た事を、関わった人たち全てに感謝します。
最近感じる事ですが
展覧会やイベントとか、もちろん普段の仕事も含めて、自分の心に残る仕事って規模感や金額とかではなく、どれだけ価値観を共有できる人達と一緒に仕事をしたか、という事に尽きると思っています。
今回はもう、本当に、私は最高の人たちに囲まれていたと思います。
私はこのプロジェクトに関わった時間を小さなことまで隅々と、一生忘れないと思います。
ありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。
皆様、ぜひ見に来てください。世界一カッコいいアンブレラスカイを。
2019年6月8日 鈴木マサル
■「森と、湖と、アンブレラと。」
開催期間 :2019年6月8日(土)~7月15日(月)
開催時間 :10:00-21:00 ※施設・イベント内容によって異なります。
開催場所 :「メッツァビレッジ」内
イベント参加費 :無料
イベント詳細URL :https://metsa-hanno.com/event/2330/
<「鈴木マサルの傘 POP UP STORE」>
心躍るカラフルで大きな柄のデザインが特徴の鈴木マサル氏の傘コレクション。そのポップアップストアが登場します。新作だけではなく旧作の傘もラインアップ。その他に、タオルやソックスなどのアイテムも販売。雨でも楽しい気持ちになれるアイテムが揃います。
・場所:メッツァホール
・営業時間:10:00-19:00
<ワークショップ>
6月30日(日)1日限定!鈴木マサル氏が講師を務めるワークショップを、先着50名様にて開催!
鈴木マサル氏デザインのテキスタイルを使い、生地のすきなところを切り、テキスタイルバッジを3つ作ります。色鮮やかなトートバッグ付いており、カラーは赤・黄色・緑・青の4色からお選びいただけます。
・日時:2019年6月30日(日)
・場所:メッツァホール
・参加料:2,500円(税込)
※先着50名様、なくなり次第終了となります。
森と、湖と、アンブレラと。
今年も傘の季節になって来ました。
OTTAIPNUの傘もこれで9シーズン目。
継続はなんとやら。傘のフォルムは全く同じでプリントする模様だけを変えるだけで、ここまでの種類がある傘というのは世界的に見ても他には例がないのではないだろうか?
今シーズンの傘展、3会場での開催となります。 埼玉、東京、松山にて。
スタートでいきなり超絶規模のイベントとリンクしてのPOP UPとなります。
私のデザイナー人生でも過去にないレベルの規模。800平米を超える面積での野外展示となります。
詳しくはこちらをご参照ください。↓
そして、プレスリリース用に書いたコメント文、こちらになります。↓
傘が頭上を埋め尽くすように設置される「アンブレラスカイ」は元々、ポルトガルの小さな街で開催される芸術祭の一環として2012年から始まったものです。暑さ対策ということもあったようですが、芸術祭自体に「カラフル」というコンセプトがあるそうで、期間中は街中が色で溢れかえります。そしてまるで色に吸い寄せられるかのように、多くの人たちがこの小さな街にやって来るのです。
私自身も傘との関わりは深く、雨で外出するのが憂鬱な日でも気持ちが明るくなり、出掛けたくなる傘を、という想いからカラフルで大きな柄がプリントされた傘を2011年から毎シーズンリリースしています。そういった経緯もあり、アンブレラスカイはいつかどこかで、と切望していた企画でした。
今回メッツァで実現したアンブレラスカイ「森と、湖と、アンブレラと。」は、エントランスから120mに渡り「虹」をイメージして展開される、国内では最大級の規模で展開される展示となります。
メッツァ(森)から湖まで、まるで虹がかかったような風景を描き出そうと思います。
森の入り口から湖までのアプローチ、全て頭上はビニールのカラフルな傘、そして頭上の傘だけではなく、120mの長さの道路もカラフルな色や柄で埋め尽くされます。頭上と地面、虹のようなグラデーションで配置された色の世界は圧巻で、歩を進めるごとに色が移り変わり、来場者の気分を盛り上げてくれると思います。
常々、私は「虹のような存在のものを作りたい」と考えています。単純にキレイで、だけど特別な意味や機能はなく、でも見たらやっぱり気持ちがあがってしまう。そんなものを。
綺麗な色彩は人の気持ちに浸透するビタミンのようなものだと思っています。森から湖にかかるカラフルな虹の架け橋を体験しに、是非ご来場ください。
2019年5月 鈴木マサル
アンブレラスカイの傘自体はOTTAIPNUの傘ではなく(さすがに1000本も無いので、、、)無地のカラフルなビニール傘になるのですが、展示スペースの100メートルを超える道を全て、色柄で装飾します。
期間中、ここに併設されたスペースでOTTAIPNUの新作傘、ソックス、ハンカチ、タオルなどの POP UP SHOPを開催します。ワークショップなども開催。
そして1週間遅れる形で、代々木八幡のケースギャラリー、松山のMUSTAKIVIにて、新作傘のPOP UPがスタートします。
詳しくはまたおしらせします。
野外展示はお天気との戦いになります。施工は今週末から始まります。
今からもう、不安で眠れない、、、
ムーミン展、思い出のビンテージファブリック
本日、4/29(月)発売の朝日新聞朝刊に掲載されているムーミン展の特集記事で取材を受けました。
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190429000479.html
恐れ多くも、作家の森絵都さん、俳優の美村里江さん達と併催という形。
取材当日、私は主にデザインというか、テキスタイルのことを色々話した気がします。
というのも、ここに展示されていたビンテージファブリックには色々と、不思議な縁がありまして。
もう随分と前の話になるのですが、ヘルシンキを訪れた時に知人にムーミンのビンテージファブリックを見せてもらいまして
おそらく、1950年代のものだと思うのですがそれが本当に素晴らしく、、、、これがきっかけで私はムーミンに関わる仕事に関わることになった訳です。
と、ここまで書いてたら以前このブログで詳細を語っていました。
https://ameblo.jp/ottaipnu/entry-11096550769.html
実はそれからしばらくして、このブログ記事を見た本国のムーミンキャラクラーズ社から「このビンテージファブリックをどこで見たのだ? できれば入手したいのだが!」という連絡が来たのです。
(この時点ではすでに私は彼らと仕事をしていて、色々と連絡を取り合っている状態でした)
「所有者がこれは宝物だと言っていたので、売ってくれないと思うよ」という返信をしたのですが、試しに別のビンテージバイヤーに聞いてみたところ
(・∀・)「少し端っこが裁断されている、完全版ではないけれど持ってるよ」とのこと。
事情を話すと、「本家が言ってるのなら、完全版でなくても良いなら寄贈するよ」と。
なので、今回の展覧会で出品されているのは彼が寄贈したものなのよね(端っこが裁断されているやつ)。なんか不思議な縁。懐かしいなあ。
その後、私は完全版を入手しているので、、、言ってくれれば今回貸し出したんだけど w。
なんかしみじみしちゃうな。色々な事思い出しちゃって。
以前、トーベヤンソンが「当時は多忙過ぎて、ついにはムーミンを嫌いになってしまった」と、インタビューで答えている映像を見たことがあります。
ものを作って生きて行くのは楽しくて、そして大変だ。
この展覧会、ムーミンファン以外の方達にも是非見て欲しい。特にデザイン、美術、文学に携わっている人たちに。
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- 会期
- 2019年4月9日(火)~6月16日(日)会期中無休
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- 開館時間
- 10:00―20:00
- ※火曜は17:00まで
- ※入館は閉館の30分前まで
- ※平成最後の日・4月30日(火)は20時まで開館時間を延長!
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- 会場
- 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
〒106-6150東京都港区六本木6-10-1 -

ムーミン UT(グラフィックTシャツ・半袖) 990円+消費税※価格は時期によって変更する可能性がございます。
UNIQLO
病院の壁に色や柄がある意味はあるのか無いのかどうなのか
最近テキスタイル以外の仕事が多い事を有難くも、ちょっと気にもしている今日この頃。
肩書きは相変わらず「テキスタイルデザイナー」なんだけれど、色んな人から「そろそろ何か考えた方が良いんじゃない?」言われる事もしばしば。 うーん、、、
えーっと、今回は壁面!
日本赤十字社芳賀赤十字病院の小児科病棟 壁面アートワークをデザインしました。
Design : Masaru Suzuki
Art Direction:ARTCOCO
Photo:Ken Kato
今回、施工方法は別注のインクジェット壁紙を採用。
インクジェット壁紙、ここまで大きな面積で使うのは初めてでちょっと不安でしたが、良い仕上がりになったと思います。
以前も病院のアートワークは手がけた事もあって、その時もやっぱり色々と思う事もあったりして
病院って基本的にはシリアスな事を抱えて訪れる場所である訳なので、そういう場所の壁に色や柄がある物理的な意味はそんなには無い訳で、ならばこういうアートワークと呼ばれるものが入る余地とか意味は、如何程のものなのかと。
色々考えても答えはないのですが、私としてはその答えをコンセプトというよりはもっと単純なものに考えても良いかと思い
小児科病棟という事もあって、無条件に楽しいものにしたいという、とてもシンプルな考えをもとにデザインしました。
注射を嫌がる子どもの気持ちが少しでも和らぐようにとか、そういう具体的な正しい事を言いたい訳ではなくて、いや、そうなったらそれはそれでもちろん素晴らしいのだけれど
デザイナーっぽく、デザインがきっちりとハマったクールでシャープな空間というより、単純にこの場所が明るい雰囲気に感じて欲しいという気持ちで取り組んだ仕事です。
どうでしょうかね? 緑のゾウさん
答えは 「パオー!」 だね。
我々にできるのは真剣に取り組む事だけだと思う。
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鈴木マサルのテキスタイル: 大胆な構図と鮮やかな配色、ユニークなモチーフたち
2,376円
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ラッピング電車の SETOUCHI TRAIN
JR西日本が現在取り組んでいる「ふるさとおこしプロジェクト」。
そのプロジェクトの一環として誕生したラッピング電車 「SETOUCHI TRAIN(せとうちトレイン)」のデザインを手掛けました。
https://jr-furusato.jp/train/train_setouchi-train/
3月13日から運行を始めていますが、先日ようやく公式写真があがって来ました(実際に走っている電車をカメラマンの方が相当苦労して追っかけてくれました。感謝!)。
素敵な画像の数々、どうぞ!
車両のラッピングはいつかやってみたいと思っていた仕事の1つ。 今回、夢かなって本当に嬉しい。
この話を頂いてから車や電車で、せとうちエリアをぐるぐる回ってリサーチしました。
印象的だったのは海にポコポコと小さい山のように浮かぶ島々。 後日、こういう風景を「多島美」という表現をするのだと聞かされました。
なるほど、まさにそんな風景。目に焼き付きました。
あとは尾道の町の雰囲気。
昼間の海や空の抜ける様な青、夕暮れ時には学生達が楽しそうにおしゃべりしながら自転車で海辺の街道沿いを帰宅して行く光景、まさに大林宣彦映画そのものという感じで。
このSETOUCHI TRAIN は1車両しかありません。
なので運行区間がはっきりと決まっている電車ではないのです。実は私、その事がとっても気に入っていまして
朝、通勤通学で電車を待っていたらいきなりSETOUCHI TRAIN が登場したり
カップルが初めてのデートで海に行こうと電車を待っていたら SETOUCHI TRAIN だったり
春から入社の新人さんが会社でミスをして落ち込んで帰宅する時、ホームに入線して来たのが SETOUCHI TRAIN だったり
そういうシチュエーションが沢山生まれたら良いなあと、勝手に妄想しております。
SETOUCHI TRAIN 3年間ほどの長きにわたり、運行する予定です。
運行区間は変動的なのですが、今のところ大まかには
山陽線(姫路~岡山~三原)、伯備線(岡山~新見)、赤穂線(播州赤穂~岡山)、
瀬戸大橋線(岡山~児島 )、宇野みなと線(岡山~宇野)、福塩線(福山~府中)の辺りをぐるぐると、不規則に運行予定です。
岡山、尾道辺りに行かれた方は是非!
というか、運が良ければ是非!
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鈴木マサルのテキスタイル: 大胆な構図と鮮やかな配色、ユニークなモチーフたち
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ちょっと古ぼけた雰囲気のヘルシンキ
ヘルシンキから戻っております。
去年は寒すぎてもう、ポケットから手を出す事も出来ずに写真が全く無い状態だったのを反省して、今回はちゃんとフィルムカメラを持って行きました。
携帯だと「いつでも撮れるからー」って感じで撮らずに過ごしちゃう感じなのですが、手軽さとは対極のフィルムカメラを持って行くと
(@_@。「フィルムがある分は撮らねば!」
となって、案外ちゃんと撮るのよね。
ビンテージファブリックマニアの私。
古ぼけたものが好きという訳ではないのですが、フィルムで撮ると街の風景も昔っぽく撮れて、私が好きなヘルシンキの雰囲気になって何だかしっくり来ます。
最後の画像のゾウはフリマでお持ち帰りしました。
ハワード・スミスって人が1980年代にアラビアでデザインしたものです。
生地にまわすお金が無くなるので、食器類はなるべく見ないようにしているのですが
これは素通り出来ませんでした。(´Д`;)
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