宇多田ヒカル「少年時代」 | のめしこき日記

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 のめしこきの世代で青春時代に井上陽水さんを聞いていない人はあまりいなかったと思います。
 実はのめしこきは全く聞いていないのです。「人生が二度あれば」「傘がない」「氷の世界」などあまりに内面的な内容で、好きになれなかったのです。ラジオの深夜放送(当時すでにテレビはありましたよ・・・笑・・・念のため。しかもカラーテレビが)で流れていたので、もちろん聞いていましたが、どこが良いのか分からず、心を動かされることはなかったのです。ですから、レコードもカセットテープも持っていませんでした。
 ひねくれた青春時代でしたから、陽水さんの良さが理解できなかったのです。
 「少年時代」は同名映画の主題歌として発表されましたが、当時の印象は全くありません。1990年の発表ですから、子育てに忙しくて余裕がなかったためでしょう。その後何度かCM曲で流されましたが、調べてもいずれも印象にはありません。
 歌詞中の「風あざみ」「宵かがり」は造語だそうです。この歌を聴くと、少年時代に過ごした夏の日を思い出します。のめしこきは、お盆、カブト捕り、川遊びなどです。
 
 宇多田ヒカルさんは自身が作詞作曲のデビュー曲「Automatic」からすごい才能をもつ人であるとの印象を持っていますが、自分好みの曲のジャンルではありません。ただこの人の揺らぐ歌声は耳に残るのです。
 
 遠藤憲一さん(この動画により彼を知りました)演ずるチンピラが少年時代を振り返る動画とが融合して、短いけれども非常に印象に残る世界を創出しているように思います。この映像は他の曲のPVだったようですが、宇多田さんの「少年時代」と非常にマッチしていると思います。

 「こんなはずじゃなかった」人生、その不安定さを宇多田さんの揺らぐ歌声が見事に表現しています。人生の最後に、遠藤さん演じるチンピラは故郷の母親を思い出すのですが、悔いの残る人生ではあってもある意味彼は幸せだったのです。愛された記憶、大事に思う特別な人がいたのですから。

 のめしこきはいまわの際に何を思うのでしょう。妻氏? 父母? 子どもたち?



 それとも・・・?



 科学が進んで、思っていることが映像化される技術が開発されるかもしれません。でも、いまわの際の映像は家族に見せたくないな。







かつ丼なんかが映し出されたら、恥ずかしいから。