【連載】
ゴボウともちキビの柳川風鍋がメインの献立(4)
〜栄養学に振り回されるのはもう止めよう〜
*前回の記事を読んでいない方はこちら
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インカの主食だった
幻の雑穀「キヌア」の発見によって、
雑穀の栄養価の素晴らしさが
世界的に注目されるようになったことで、
日本の雑穀たちもキヌアのように
栄養価が素晴らしいことを
伝えはじめた研究者も出てきました。
元々の基準自体が作為的な上に、
まともな更新もしてこなかった栄養学に
振り回されるのはもう止めよう、
雑穀があればそれが可能だという確信は
日に日に高まっていきました。
平行して、
食いしん坊の私ならではの発見に心踊らせていました。
その一つは、雑穀を2割いれて炊くと、
格段にごはんがおいしくなる上に、
栄養バランスもグッと高まるという発見でした。
日本人が食べなくなって
余り気味のお米を無駄にせず
安心して食べることができます。
それで、日本に伝わる
おいしい雑穀5種をブレンドした五穀を発売しました。
おいしいので、一度食べ出すと止められないということで、
作っても作っても足りないというほどの人気ぶりです。
炊き方は簡単、いつものごはんを炊く時に
2割を五穀ブレンドや好みの雑穀に変えて、
海の塩を入れて炊くだけです。
冷めてもおいしい、風味のあるごはんです。