
四川5訪目。
久々に、容赦のない辛さに会いたくなった。
この店の辛さは、一種の殺気すら漂う。
いつもあとで、胃に猛烈にキリキリとくるのだが、
わかっちゃあいるけどやめられない~♪ だ。
『たんたん麺(チンゲン菜)』 を “超激辛” で。
定食(小ライス&サラダ)を追加。
おぉ!この鮮やかなオレンジ、見事な発色。
肉味噌のブラウンがアクセントをなし、
チンゲン菜のグリーンが、全体を明るく締める。
旨いものは、ビジュアルも美しい。
ぶ厚く濃厚、クリーミーで芳醇な胡麻の味。
辛党も大満足の、鋭利な斬れ味。
小気味良い小麦感の、細麺ストレート。
おぉ、これだ!
このラーに会いたくて、今日も来た!
さて、麺を食し終わったら、今度はライスを投入。
たんたん雑炊(風)にしていただく。
これがまた、えもいわれぬ至福のひととき。
このスープは、ライスとの相性も抜群。
二度も楽しめる、これだけの充足感。
この見事なスープを、余す所なく味わい尽くす!
さすがは由緒正しい、徹底的な正統派。
四周完全な完成度である。
また、来ます。
(四周完全な完成度)

天日地鶏2訪目。約1年ぶり。
夜の部開店早々で、ほぼ満席。
子供からお年寄りまで 実に幅広い客層である。
このあたりでは、相当な人気店でも、
早い時間は、ガランとしてる店が多いのに、
この客入りは凄い。
『大ロースチャーシュウめん(塩)』 をデフォで。
スッキリと透明感のある、明るいビジュアル。
前回食した 「鳥そば」 は極めて重厚であったが、
この店の主軸は、所謂 “ライト系”のようだ。
讃岐コーチン使用 というスープは、
上質かつ明瞭な、鶏ならではのエッジが際立ち、
キリリと塩角の具合も申し分ない。
メニュー名に冠した “大ロースチャーシュウ”
想定外の分厚さ!優に2㎝はあろう。
ジューシーな食感、ストレートな肉の旨み。
シンプルでありながら、実に旨い。
これだけのボリュームで眼前にあるということが、
ちょっと信じ難いほどのものである。
所謂、モダン・ラー は、
濃厚さやパンチを追求しているものが多く、
確かに、客層を限定させてしまう一面が否めない。
でも、この店の凄いところは、
広い世代の支持を集めるライト・スタイルながらも
しっかりと分厚い主張を発信している点にある。
このあたりが、この店の真骨頂であろう。
(幅広い客層で賑わう)

奉仕丸2訪目。 5ヶ月ぶりだ。
この、マコトに不可思議な外観。
野放図に立ちはだかる “壁” のような、
思い切り単純化された、シンボリック・デザイン。
店内は、何かがスッキリとしてて開放的な空気。
かすかに流れている、JAZZ BGM。
そして、店主ご夫婦の “福々しく” 明るい笑顔。
居心地の良い空間である。
『奉仕丸(ぶしまる)』 の “ぶし” というヨミは、
魚の “節(Bushi)” のことらしい。
スタイルやマインドなどの様々な意味を、
シンプル&シンボリック に込めているあたり、
相当に洗練されたセンスである。
『特製醤油らーめん』 をデフォで。
ふんわりパステル・タッチの “奉仕丸ワールド”
魚粉の輪郭も、絶妙の手応え。
ずっしりと大判の、クリーミーなチャー 等々、
そうだ、この味に会いたくて来たのだ。
今回、改めて驚いたのは、
このラーと“海苔”との、抜群の相性だ。
スープにくぐらせた海苔で、麺を巻いて食せば、
思わず唸るほどの、深い滋味。
魚粉と海苔だから、合うのは当然だけれど、
それにしても、この滋味は凄すぎる。
家系の “異種同士のコラボ” とはまた別趣の、
同種同士の “共鳴の妙” とでもいうべきか。
入った時間が早かったせいか、
はじめは、先客1名と静かだったが、
その後、来店者続々で賑やかになってきた。
オープン後 半年にして、
既に、確固たる人気を得ている模様。
まーこれほどのレベルなのだから、当然だろう。
(不可思議な外観)

蔵前家2訪目。
金曜の夕方、先客は2名のみ。
空いているのは、まだ時間が早いからだろう。
BGMのない、静かな店内。
早速 “生ニンニク” の場所をチェック。
見回すと、おしぼりストッカーの上に確認。
んんっ? 一緒に並んでる幾つかの壺は何だ?
もしや! と駆け寄り中を覗くと ・・・
うぉーッ! “おろし生姜” だっ!
そして六角家特製、あの “辛子味噌” だぁっ!
きみたちがいなくて、淋しい思いをしたのは、
きっと、私だけではなかったと思ふ。
『ラー(大)+味玉』 を味濃め・バリカタ・油多めで。
前回、default = Light Ver.とわかったから、
今回は “油多め” でオーダー。
嬉しかったのは “海苔” を丼と別々に持参し、
目の前で、ふわりと上に載せたこと。
なるほど、この提供方法ならば風味を損わない。
ちょっとした工夫が、これほどに大きい。
油多めは正解であった。
とんこつと鶏油の関係は、やはりこうでなくては。
これぞ、情け容赦のない “硬派” 家系!
ズシリとくるボディ・ブローに、満面の笑み。
バリカタの酒井麺、 固過ぎる位が良い。
境界線上の手応えが美しいのだ。
パリッと香ばしい海苔を、スープにサッとくぐらせ、
麺とレンソウを、くるりと巻いて口に運ぶ。
嗚呼!この食べ方を考えたのは一体どこの誰!
極上の相乗効果を得る、天才的な方法。
申し分のない見事な味玉。
前回は少なからず不満だったチャーとレンソウも、
幾分か、クオリティUPしたようだ。
私の場合、
◆まず全体の半分までは、アレンジを加えず、
その深遠な滋味を、全身で堪能!
◆次に、レンゲにショウガと辛子味噌を載せ、
外に溶け出さないよう 細心の注意をしつつ、
少しずつ麺と絡めて 2nd.set を愉しむ!
◆ラスト1/4 は、卓上の “酢” を投入。
劇的なハーモニー変化で感動のフィナーレ!!
あー、楽しかった。
(役者が揃ったようだ)




