2021・６・10 双子座新月＜金環日食＞メッセージ

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６月10日の19時53分頃に双子座の領域で新月を迎えます。そして今回の新月は日食、金環日食となります。（日本では見ることができないようです。）

日食についてはこちらを見てみてください。→　日食（Wikipedia）

日食は、地球→月→太陽　が一直線に並ぶ配置です。太陽の光から考えると、太陽→月→地球　という配置。

この前の月食は、「太陽の光が当たったことでできる地球の影が月に落ちる」ということが起きていて、日食は、太陽の光が月に真っすぐ当たり、地球から見ると月が完全に影になって暗くなり、月の周りが光っているように見えたり、皆既日食が観測される地域だと一時的に辺りが薄暗くなったりします。ですが、皆既日食の写真や金環日食の写真を見ると、暗いというよりは、逆に影となった月と対比されてその周りの強い光に焦点があいます。

配置により太陽に照らされた月の影が地球に落ちて辺りが暗くなるという現象（皆既日食）が起きたりするのですが、太陽は月より圧倒的に大きいですし、太陽の光（エネルギー）が遮られるというよりは、月を貫いてこちら（地球）に届く、わたしたちの情動や肉体と関係の深い月を太陽の光がまっすぐ貫いてくるのが、わたしたちの中で内的に起きている日食だとイメージしてみてください。

日食というのは、強い浄化の働きがあります。

今回は6ハウスで迎える双子座の新月。そして日食。

水星（言葉や知性を表わす）も双子座に滞在中ですし、ドラゴンヘッドテイルのテーマも共にあります。

「あなたとわたしの関り」「わたしと対象の関係性」が「コミュニケーション」「言葉の使い方」「言葉を用いての関り方」というテーマを中心に、自分を内省する（見つめなおす）ときです。

その内省を通して、浄化のプロセスが起き（すでに起こっているのではないでしょうか）、あなたの中で新しく生み出されてくるものがある、新生されるものがある、、そんな今だと思います。

前回のメッセージです。前回は月食でした。射手座満月でのメッセージからあなたの中でプロセスを経ての今だと思います。
射手座満月では、自分の今までの枠を超えるためのサインとして「罪悪感」というキーワードが上がっていました。

2021・5・26 射手座満月メッセージ

さて、今回の双子座新月・日食はどうでしょうか。

この記事を目にする人を対象に「2021・6・10 双子座新月金環日食メッセージ」でOSHO禅タロットで引きました。

そしてトランスフォーメーションタロットで１枚引きをしました。

受け取りたい方だけに受け取っていただく設定にしています。

かかわりのスプレッドについてはこちら
＜かかわり＞OSHOタロットと言語～カードと遊でみよう～

今回は
「相手」のところを双子座新月金環日食エネルギーとして引きました。

出たカードはこちらです。

あなたの源であるもの：
可能性： Possibilities ＜小アルカナ：火：行動＞

相手（射手座満月～皆既月食～）の源であるもの：
円熟： Maturity ＜小アルカナ：虹：物質界＞

あなた方の間に起こっていること：
抑圧： Suppression ＜小アルカナ：火：行動＞

洞察：

再誕生： Rebirth ＜小アルカナ：雲：マインド＞

「あなたの源であるもの」に「可能性」です。

最近は、この構図、あなた「前向きな姿勢」、あなたに学びや変容を与えてくれている対象（相手）「肯定的、前向きな姿勢」、その掛け合わせで、双方に生まれているものが「一見ネガティブ系」という、この構図がよく表れています。

今回だと、あなた「可能性」×相手「円熟」＝「抑圧」　みたいな感じです。

なんで～

って思いますか？「可能性」と「円熟」が働き合って、「抑圧」が生まれるってどういうこと？

みたいな。

この辺から禅の世界観に馴染んでいかれて、是非ニュートラルに物事を受け取れる力を養ってみてください。

エネルギーへの理解、見方、関わり方が達者

になりますよ。

前回の射手座満月でも「罪悪感」というカードが出ましたが、決して悪いカードなんかではありません。

禅タロットには良いカードも悪いカードも実際はありません。

「罪悪感」に気づけるから、「もうその思い方止めていこう。」って思えます。気づかなかったらずっとその中にいて繰り返します。
それは同時に「次へ行こうとしている自分」へのサインや確認にもなります。

今回の「抑圧」も同じくです。

わたしたちは、今の自分を超える時、必ず「自分の中のもう古い感じのもの」に気づけます。

それが今回は「抑圧」のエネルギーです。

あなたは「可能性」の方へと進もうとしていて、そして、双子座新月＆日食も「あなたは既に全てを持っているのよ！（「円熟」）」と「ほれ、光じゃ！浄化じゃ！」と言わんばかりに、あなたの中の人間らしい感情や感覚ではあるかもしれないですが、だからと言ってずっとそこに留まりたいわけじゃない、もうそれはいいんじゃないかな、、というような古い情動、古い細胞を強い光で燃やしてくれています。

それらは全て、あなたの中で起きていること。

それをあなた自身が理解できるように、外側の天体ショーが物理的にあるのですが、本当はあなたの中で起こっていることです。

あなたの太陽（強い光）にあなたの月（情動、肉体、感情の揺れとしてあらわれるもの）が貫かれ、それで「抑圧してたわ。してるわ。」と認識に上がってきてくれている、それが「あなた方の間に起こっていること」として「抑圧」というカードが出ています。

だから決してネガティブなことではありません。前向きな歩みの中で起きていることです。

そして、「結果」が「再誕生」です。

ここに説明は要らないと思います。あなたはこうやって新生されていきます。

ネガティブ、ポジティブという発想を超えて、自分自身をデザインしていく（自分自身になっていく）、それが再誕生のプロセスにあります。

トランスフォーメーションタロットからはこちらです。

「コミュニオン」

コミューンとはもうひとつの社会を意味します……世間という砂漠のなかの小さなオアシスです。もっともっと調和の中に入ってゆきましょう。生を祈りに満ちて、敏感に、意識して、醒めて生きるのです。あなたの小さな小川をほかの小川とひとつにして、大海に行き着く途上にある大河となるのを許しましょう。

あなたが創っていきたいと思っているのはこれです。コミュニオンの真ん中に立つ人。コミュニオンを率先して創る人です。

自分の人生で、自分を主人公にあなたは本気で考えていますか？いつも誰かが作ってくれる何かに属している、自分はそうだと思っていませんか？

もちろん、それもあっていい。けれど、誰しもに、両方があります。あなたは自分で好んで何かに属してもいるし、そしてあなたは自ら創る人でもあります。

もしもあなたが世界を調和へと繋げていきたい、自分の幸せも人の幸せも願うのであれば、いつも立場を決め込まず、両方をみてください。

導く人であり、導かれる人である。

応援する人であり、応援される人である。

必ず両方があります。それがあなたの中での調和です。

来ている「新たな立ち位置」から逃げないで。もしもまだ選んでいなかったものならば、それは必ずあなたを豊かにします。

関連記事：

自分が光ること＜コミューン＞

あなたの中心を貫く新月となりますように

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