おさやんのブログ ~50歳バツイチおやじの熟年離婚からの再出発人生記~ -6ページ目
タイトル:椿山課長の七日間
著者:浅田次郎
出版:集英社
初版:2015年2月25日
頁数:450ページ
概説:
大手デパート勤務の椿山和昭は、
ふと気がつけばあの世の入り口にいた。
スピリッツ・アライバル・センター
略称:SACと呼ばれる現世と来世の中間。
身に覚えのない「邪婬」の嫌疑をかけられた
椿山は再審査を希望し、
美女に姿を変えて現世に舞い戻ることに。
条件は三つ
①七日間で戻る
②復讐をしない
③正体を明かさない
無事に疑いを晴らし、やり残した
想いを遂げられるのか!?
ハートフルコメディー小説。
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この1年、ほんとうによく本を読んだ!
本のネタには困らないというわけで、
本ネタで行こうと思うのである




まず、絶対にありえないだろうという
SACであるが、モチーフは
自動車学校と思われる



違反の程度により、
受講する講習内容や時間も異なり、
でも、受講さえすれば、
免許の更新と同じように極楽へ
行けると言うのである



それでも、自分が犯した罪に納得できなければ、
異議を申し立て現世に戻り、
疑いをはらすことができる
という設定である



椿山課長のほかに2名が同じタイミングで
現世に戻ることになる。
一人は暴力団の組長、もう一人は少年である。
それぞれ、元の自分とはかけ離れた姿になり、
自分と関わっていた人と接し、
元の自分では知り得なかった
自分への思いや事実を知り、
その中で自分がやり残したことへの
思いの変遷が後半の面白みである。
無事に禁忌を犯さずに
3人は戻れるのだろうか!?
その思いの変遷が想像をかきたてるのは
言うまでもない



そして、最初はバラバラだった3人の話が、
微妙にリンクしていくあたりの展開が実にうまく、
また、最終的な結末が予想外の結末を迎え、
450ページというボリュームを感じさせない
面白さがあった



面白さはとっておいてほしいので、
ここでは出来る限り、
内容に触れないように表現しようと
心がけているが、書きたくてたまらない
そんな面白さのある本である



というわけで、自分の評価である
★★★★☆ 水戸黄門度
最後の結末が想定外の結末で、
それが予想外にいい結末で、泣いてしまった
いい意味での★四つである



★★★★☆★泣ける度
現世に戻って以降、
特に組長のパートは泣ける



★★★★★ 読みやすさ度
450ページのボリュームであるが、
3人でパートが別れており、
連続性のあるオムニバスのような感じで
あっという間に読んでしまった



★★★★★ オススメ度
完全にあり得ない設定であるが、
今までにない設定であり、
楽しくも泣きたいという方にはオススメ
ほんとに久しぶりの更新だ!
言い訳になるが、
習慣化とは本当に難しいものだ



とはいえ、この一年、長年、習慣化したいと
思っていたができていなかったものを
習慣化できたものもある



一年ほど前に
「簡単に習慣化するには環境をかえること」
と書いた。
確かに「環境が変わった」ことにより、
習慣化できることもあるが、
「環境が変えられない」状況で
どうやったら、習慣化できるこだろう



この一年、長年、習慣化したかったが
できなかったことを習慣化することができた。
1つは「読書」
もう1つは「早起き」
である



前者は「環境が変わったこと」で習慣化し、
後者は「環境が変わらない」が習慣化した。
では、なぜ、「早起き」は習慣化できたのだろう!?
1番は、「習慣化」しようということが
目的になっていなかったからではないか!?
だから、休みの日に昼まで寝ていることもある。
「読書」にしても、休日に
本を読むことはほとんどない。
この「ほどよい緩さ」が、
長い目で見たときの習慣化のコツのように思う。
「ブログを定期的に更新する」という
習慣化の目標も、たまに更新できなくても
「まぁ、いいか」
と少し「緩さ」を持って、
頑張ってみようと思うのであった



余談ではあるが、
このブログのテーマでもある
「バツイチ」を予防するには、
夫婦生活にも、「ほどよい緩さ」が
必要だと思うのである



タイトル:ぼくは明日、昨日のきみとデートする
著者:七月隆文
出版:宝島社文庫
初版:2014年8月20日
頁数:287ページ
概説:
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。
高嶺の花に見えた彼女に意を決して
声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手でさびしがりやな彼女には、
ぼくが想像できなかった大きな秘密が!
「あなたの未来がわかるって言ったらどうする?」
奇跡の運命で結ばれた二人を描く、
甘くせつない恋愛小説。
彼女の秘密を知ったとき、
きっと最初から読み返したくなる。

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タイトルから時間軸を絡めた
ストーリーなんだろうと想像していたが、
設定がかなりユニークであったIII
高寿と愛美!
二人が住む世界は隣り合わせの別の世界!
高寿は自分たちと同じ世界の住人!
愛美はもうひとつの世界の住人!
この二つのパラレルワールドの時間軸は
まったく逆という設定であるIII
そして、愛美たちの世界から
こちらの世界へ来るのは
5年に1度、40日間だけと決まっているIII
時間軸が逆ということは
自分が子供のときには相手はおばあさんIII
自分がおじいさんのときには相手は子供III
一緒に年齢が重なるのは20歳の一時だけIII
しかも一緒にいる間、
彼女は未来から遡って来るので、
今日会っている彼女は
明日、自分があう彼女であり、
今日会っている自分は
昨日、彼女が会っていた自分なのであるIII
これだけ書くとかなりややこしい感じがするが、
読んでみると意外にスッキリと
読み手の中で理解できるのであるIII
そして、そのお互いが交錯する時間軸の中に
いろいろな出来事が仕込まれており、
それが時間軸が工作しているなかで
明らかになっていくのであるIII
今まで、自分が読んだ本にはない展開が
そこにあり、たぶん、初めての一気読みを
してしまったのであるIII
とあうわけで、自分の評価であるIII
★★★☆☆ 水戸黄門度
時間軸を絡めたストーリーは想像できたが、
この設定は想像できなかった
いい意味での★三つであるIII
★★★★☆ 泣ける度
中盤から後半にかけては
何かのエピソードがあるごとに
目頭が熱くなったIII
★★★★★ 読みやすさ度
一気読みしてしまったように
二人の会話での構成だったりと
かなり、読みやすい内容だったIII
★★★★★ オススメ度
ぜひ、読んでみてほしい
失恋した後の人や人恋しい人は
間違いなくはまるはずであるIII

