でした。
今回は本館最後の国宝をレポートします。
・国宝 太刀 長船景光(小龍景光)(13室)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/c1/fb/j/o1080060714631789509.jpg?caw=800)
景光は備前長船派の刀工です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/5c/44/j/o1080060714631789512.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/37/6c/j/o1080060714631789517.jpg?caw=800)
前回紹介した、国宝 福岡一文字助真とは刃文のタイプが違いますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/b5/d4/j/o1080060714631789522.jpg?caw=800)
この長船景光が、小龍景光とも呼ばれている所以は↑の写真に見える"倶利伽羅龍"が浮き彫りされているから。
三鈷杵柄の宝剣に、龍が絡みついている文様です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/52/1f/j/o1080060714631789528.jpg?caw=800)
同じ部分を裏から見ると、梵字が彫られています。(意味はわからんf(^_^;?)
以上で、本館の国宝の紹介は、終了です。10件もありました(^-^)/
でも、まだまだ続きますよー
平成館へ向かいます。
こちらで展示されている国宝は1件。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/d1/39/j/o1080060714631789541.jpg?caw=800)
・国宝 延喜式 巻七
延喜式は宮中の行事や儀式の詳細を記した、ルールブック・マニュアルのようなもの。醍醐天皇が指示して作られました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/cf/7a/j/o1080060714631789548.jpg?caw=800)
巻初の部分はボロボロですね。よく修復できてます(^o^)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/41/97/j/o1080060714631789557.jpg?caw=800)
巻七は、大嘗祭に関することが書かれているそうですよ。もうすぐ代替わりの大嘗祭がありますので、本物が見られますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191104/21/osapon-ok/6d/76/j/o0607108014631789564.jpg?caw=800)
巻き取り部分をよく見ると、通常裏向けに見えるはずの文字が、普通に見えてます。天皇の勅命で作られた文書なので、紙背文書ということは無いと思うんですが……
平成館では、正倉院展が行われています。
法隆寺宝物館は、いつもすいていて写真も取り放題なので、そっちで見る方が良さげです。
一応、この日展示されていた国宝は、
この3件は、過去に写真付きでレポートしているので、そちらをご覧下さい(^o^)
・国宝 法隆寺献物帳
は、初めて拝見しました。
約60cmほどの巻物。薄青の紙に、界線が薄~く引かれています。
聖武天皇の供養のため、その皇女 孝謙天皇が法隆寺に納めた宝物のリストです。
全面に「天皇御璽(てんのうぎょじ)」の印が押されています。
"御刀子 一口"などの文字が読めます。
さぁ、これで終わりかと思いきや…
まだ、続きます(^_^)/~~