勲章商売あるいは男の勲章コレクション -4ページ目

勲章商売あるいは男の勲章コレクション

副業で高収入!ネットで月収30万円!こんな文句に心踊らされているあなたに贈る、趣味の資金稼ぎからはじめて副業でベンツを買えるようになるまでのお話です。勲章・メダルコレクターの方もどうぞ★

数か月前から株式投資をしていた。そこそこ相場の流れが良かったから、東証1部の株ならまあたいがいの株買ってたらそこそこ儲かるって感じだった。私も上手くやってたんだ。2週間ほど前まではね・・


でも急に個人的な事情で資金が必要になって、複数の株を現金化した。ほとんど損はしなかったけど、その後株価はさらに高騰!数十万円儲け損ねたわけ。これは非常に悔しい!


1つだけどうしても売りたくなかった株はがんばって持ってるんだけど、そーゆー株に限って下がる。結局現在では株式投資は2%ほどのマイナス勘定である。200万投資してたら4万減ったというわけだ。この時期に株で損するなんてアホとしか言いようがない。1つの株に集中して資金投資するのは危ないといわれているが、それを身をもって知った(泣)


 ↑

20万円はくだらない勲章。売りにくいよ~★


勲章も株と一緒で、投資として見る場合に、高価な勲章に一極集中して資金投資してしまうと、きっとなかなか売れずに困ることになると思う。それよりは、比較的安い勲章を多量に仕入れて、こつこつ売る方が儲かる。20万の勲章を22万で売るよりは、2000円の勲章を4000円で売る方がよっぽど楽だ。リスクも減る。仮に落として壊しても2000円の損で済むしね★


勲章も 株式投資も 似たとこあるな 秋の風 (涙)

追伸 私はネットバンクはみずほ銀行を利用していますが、そこそこ使い勝手はいいですよ~

「勲章」のようなマニアックな商売でお金を稼ごうと思ったら、なにが必要か??

きっと「勲章ってこんなに面白いですぜ!」ってアピールできるオーラのあるお店を開くことだ。オーラのことは「勢い」って言いかえてもいいな。

そーゆーお店を立ち上げる能力というのは、多分最高ランクの商売スキルだろう。

オーラのある生き物★


前回書いたことと矛盾するようにも思うが、知識だけで商売しても、たかが知れている。「ふーんそうなのね」って理解してもらうことと「欲しいー」って思ってもらうことには天地の差があるんだ。これが多分商売のコツである。


数年前「つかみをよくする本」みたいなビジネス書が多数でてた時期があったけど、「つかみ」は所詮第1段階か第2段階で、最終的に「買いたい!」って思ってもらうのは、そのまだ先にある高い山だ。知識は「つかみ」にはなるけど、人の知識をそのままゲロって吐き出してるだけのお店ってのは、おさるの猿まね商売だ。まあたかが知れてますわな。


オーラを付ける方法で一番ポピュラーなのが「自分が好き」という気持ちでしょうが、これは不可欠ではない。多分、もっとシステマチックにオーラを持つ店を作る方法があるに違いない。たとえば、多量の商品で圧倒するとか、非常に珍しい勲章を売って目を引くとかね。それぞれの人にあったオーラの作り方を見つけるのが多分商売のコツだ。



その9からのつづきになります・・・


その9では、最後の方で、汚い箱を右から左に流すだけで数万円儲ける方法を公開しました。

なんでこんなことができるのか?

知識があるからです。そして知識を得るもっとも手っ取り早い方法は、本を読むことです。

勲章の専門書って非常に少ないんですよね。特に日本語で書かれたものは少ない。だから、ここで「本」にはネットの掲示板やオークションやHPの知識も含めて考えましょうね。ともかく、勲章というのは非常にマニアックな世界なのですから、知識が満遍なく行き渡っていないわけです。専門に売っている業者だって知らないことがたくさんあるのが現状。それが証拠に、大々的に勲章を売って制作までしている海外の専門店でも、「不明な勲章、情報求む」のようなページがウェブ上に置かれていたりします。


私は勲章コレクターになってまだ5年程度です(商売を初めて3年程度)。それでも、3年目くらいから、コレクターさんはもちろんですが、業者さんに依頼されて鑑定をしたりしていました。それほど知識が枯渇してる世界なんですから、一歩先んじた知識があれば、充分掘り出し物が見つかるわけです。


たとえば、同じように見える勲章が入っていた漆箱でも、上はお宝で、下はゴミなんですよ~値段を考えると10倍以上違う。なぜかというと、上は明治初期に用いられていたもので貴重品なんですが、下は明治後期以降に用いられたありきたりのものだから。見極めのポイントは、留め金がボタン式になっているか蝶番か、とかもっと細かく見ると木や漆の厚さとか、金具とかいろいろありますが、こういう基本的な見極めができてない人が勲章コレクターのほとんどを占めます。ともかく「留め金の形の違い」という知識さえあれば、誰でも見極められる、極めて簡単目利きなんですよね~


私は、上の箱を安く買ってきて、「これは古くて珍しいもんだよ」って知識を付けて売れば、それだけで10倍儲けられる訳です。綺麗に言えば、勲章でなく知識を売ってるんですよね。


知識を付けるには大きく2つ方法があると思います。自分で経験することと、人の経験を教えてもらうこと。そして後者の方法で一番ポピュラーなのが、本から知識を得ることなんですよね!

これが私のはじめてのコレクションです。


本の間に挿んで押し花のようにしおりにも使えそうですが、残念ながら、今は箱の中に入れて保存してるだけ。


東京神田神保町の三省堂のコイン即売会で、展示品のすみに1000円で売られているのを見つけ、迷いに迷った末に購入したのが始まり。


ソ連邦の軍隊創設なん周年かの記念メダルで、全然値打ちがあるようなもんではないんですが、この異国情緒というか共産主義的キッチュさというか、不思議なデザインに惹かれました。なんか魅力あったんですよ~


これがそもそものコレクションの発端で、当初はソ連邦の勲章ばっかり集めていたんですが、そのうちに、他国の勲章についての知識なんかも増えてきて、他の国の勲章も集めるようになったんです。あと、勲章商売的にはソ連邦というのは今ひとつ不人気でして、やはり日本では日本の勲章の売れ行きが圧倒的に良いですね~

地見屋さんという商売が江戸時代にはあったとか・・・

地面に落ちている小銭やくずなどお金になりそうな物を拾う商売 です。

中学生くらいのとき自販機の下に落ちている小銭集めたりしませんでしたか?あれと一緒ですよね。



勲章商売も実は地見屋さんと一緒なんです。世界中でネット販売してる勲章を見て、「間違えて」安値で売られている宝物を見つけてきては、拾う。目を皿のようにして、下ばっかり見て、「金は落ちてないか~」っとさまよう金の亡者というかなんというか・・・

[上ばかり見ていると綺麗な花が見られるかもしれませんが、下ばかり見ているとキノコの1つも見つかるかもしれません(毒キノコやったりして!)]


さらに工夫するようになると、付加価値を付けることを考えます。裸の勲章を安く買ってきて、手持ちのリボンを付ける。手持ちの箱に合わせる。これで値段は数倍になる。これが勲章商売の本質。


でも、これって格安の不動産を探して町をさまよう「金持ち父さん」や、洗濯ばさみをエンターテイメントに変質させて売りさばく「ユダヤ人の教え」と一緒のことしてるんですよね。


目を皿のようにして探す。それでもそういう格安の拾い物はなかなか落ちてないから、安定的に利益を上げるために付加価値を付ける。これです。


でも間違っても、自分で商品は作らない。これは資金が溢れるほど貯まってからはじめる実業でして、最初は欲張らずに人の落とした物や人の作った物で儲ける。これが基本形です★

お金持ちになれる本はさんざん読んできましたが、結局、メッセージは2つ3つなんですよね。


「ポジティブになれ」

「新しいことに目を付けろ」

「好きなことをやれ」

「他人に利益を還元しろ」

ってメッセージ。


まとめると、

自分の好きなことで人が喜ぶような新しい商売を見つけて、金の流れを作れ!

って話なんですよ~


で、実際それができるかっていうと、普通はできません。なぜか?本に書いてるのは結果論やねん。

精神論の部分はできるんですよ~こういう金持ち系の本買うような人は乗りやすいから放っておいてもポジティブですよ。それは。


でも、具体的に、小資本からできるニッチが狭くてリスクの狭い商売見つけろっていっても、

んなもんないわ!

って人が99%なんですよ~


一般的なそういう商売っていうと、私がまず思い浮かぶのが中古車屋かな?比較的小資本でできますよね。確かに。でも車の構造的なこと知らない時点でアウトですわ~

「金持ち父さん・・・」には不動産仲介で儲けろって書いてましたが、個人のブローカーから不動産購入する文化は日本にはないでしょう。中古車は現在ではネットでさばけるけど、不動産はちょっと難しい。


その点、私が考案した新商売、「勲章商売」は?結構儲かりますよん。

例えば、私は、↑この汚い勲章の箱を右から左に動かすだけで2万円儲けました。かかった時間は数十分。1つ1つの利益は小さいですが、効率よくやれば、パートさんの月収くらいは軽いわけです。具体的な話は次回以降にね★


「勲章」って名誉の証であって、そもそも売り買いするものではないじゃないですか。なんで市場に出回るんでしょうか。今回はその理由を考えます。


元々、勲章をもらった人は、すごく名誉に思ってることが多いと思うので、いくらお金を積まれても、売りぱらおうなんて思いません。

でも、じいちゃんが勲章もらっても、孫の代とかになると、じいちゃんの偉業も色あせ、勲章は単なる邪魔な飾り物になる・・・


そーゆー勲章が売りに出されるんですね~

見たこともないご先祖のもらった勲章なんてのは、何の意味も感じない子孫もいるということです。私の知り合いでも、引っ越しのときになくなったおじいちゃんのもらった勲章をゴミと一緒に処分した人がいましたから。売りに行こうというだけ、まだ勲章に「貨幣価値」という「意味」を見いだしているとさえいえるかもしれないですよね。


日本では授章している人が多い勲章ほど出回っています。

たくさんの人が授章している勲章というのは、具体的に言えば、下級の勲章ということですね(言い方悪いで

             

すが)。日本で見るのは圧倒的に、勲7等や8等の旭日章・瑞宝章が多いです(写真は勲8等瑞宝章)。


これらの下級勲章は、戦後の戦没者叙勲の際に遺族に多量に授与されたこともあって、市場に流出しているように思われます。昭和40年代とかになると、遺族といっても、戦死した人の顔も見たこともないような人が多かったと思いますから思い入れがないんですわ。厳密には勲章ではありませんが、日赤の社員章という勲章型のメダルも多く出回ってますね~


で、トラックバックのお題に戻りますが、不要な贈り物は捨てる前に売りましょう


あなたにとっては単なる「汚いリボンに付いた錆びた金属片」(←勲章のこと)でも、それを喉から手がでるほど欲しがるマニアもいるかもしれません。もっとも、今回とりあげた勲章は数百円~1,2千円程度の値段しか付きませんが・・・

捨てる前にネットオークションにでも出してみれば、ちょっとしたお小遣いになる可能性は高いかもしれませんよ。

勲章商人(または勲章コレクター)が偽物に引っかかるときというのは、「スキ」がある場合だと前回述べました。

スキ

って何?分かりやすく言います。

無知と儲け心です!


儲かる勲章というのはありふれた勲章ではありません。珍しい勲章です。

そして、書籍などで得た生半可な知識があると「これは珍しい!しかも格安だ!」って飛びついちゃうんですよね。


前回述べたように、勲章の真贋判定は比較的容易です。なのになんで間違えるかといと、

知らない勲章を買うからです。

実物を知りもしないのに中途半端な知識だけで真贋を判断して、儲けてやろう(骨董業界用語言えば、掘り出してやろう)と思って逆に引っかかっちゃう。


実物を実際に見ていれば、99%の偽物については即座に真贋が見分けられるようになります。そうならないようなら、あなたは勲章商売は向いてないから辞めた方がいい。

初めは、間違いのない所で見た実物を思い出しながら買うしかない。そうするうちに、実物を見たこともない勲章でも今まで見た物を参考にしながら真贋が見抜けるようになります。さらにそのうちに、写真みただけとか、話聞いただけで真贋が分かるようになります。なんだ結局昔ながらの丁稚奉公しながら勘を磨くのと同じことを自分でやってるだけ。目で見て、触って、分からないところを本で調べて・・・という愚直な作業の繰り返しなんですよ。


知識大事ですが、百聞は一見にしかずというのもあって、こと骨董にはこれがすごくあてはまる。勲章にはとりわけあてはまります。


駆け出しのコレクターで経験が不足してるときはどうすればいいか?簡単です。しっかりしたバイヤーから買うこと。儲けてやろうなんて思わないことです。マニアックな話をすると(分からない人は無視してください)、「57年版とはいえ、柏葉付き騎士十字章(写真参照)が1万円で買えるかどうかまともな頭で考えればわかること」なんです。旭2が10万円で売られてる時点で眉に唾つけるのが当然なんです。そういう基本的な相場感覚も真贋を見抜く重要要素といえるでしょう

骨董品に携わっていて避けることができないのが

偽物

です。


骨董品に偽物は付き物。真贋の見極めができないような骨董屋は早晩つぶれるでしょう。


中島誠之助さんの本など読むと、昔の骨董屋さんは小僧のころから主人にこき使われながら修行したとか書いてますが、ああいう修行が必要だったのは、偽物を見極めるためなんですよね。修行する中で、多くの商品と出会って、そうするうちに物の善し悪しや値段、売れ筋かどうかといった判断が付くようになるという訳です。


勲章にも偽物はあります。


でも、勲章の良いところは、前にもちらっと書きましたが、見極めが非常に容易です。外の骨董に比べてという話ですが。

なぜなら、勲章は国家のプロジェクトとして作られますから、その製造は通常国立の造幣局やそれに準ずる大メーカーなど非常に技術水準の高いところが作るんです。だから、工業製品のように画一的にきちっと作られている。

「だらしない」造りの勲章はたいがい偽物です。

たとえば↑この勲章。帝政ロシアの聖スタニコラス勲章で、そうですね、実物は15万円程度はするんではないでしょうか。遠くから見る限り雰囲気がでていますが、近づくと若干赤のエナメルの色が悪かったり、金具の接合が甘かったりしています。このくらい良い出来のレプリカになると写真では真贋は分かりませんが、それでも、実物を知っている人にとっては、近づいてみれば一目瞭然です。ちなみにこのレプリカの価格は1万円程度です(レプリカでも1万円するところがすごいといえばすごいですが)。


実は外の骨董品(焼き物や絵画)の見極め方も「だらしないかどうか」という点では同じなんですがちょっと勲章とは意味が違うんですよね。

勲章は、工業製品の不良品か合格品かどうかの見極めに近いです。

骨董は、手作業のセンス(丁寧な仕事かどうかも含む)の見極めです。


もっとも、19世紀初頭以前には、宝石商が勲章製造を請け負うなどしていた時代がありました。したがって、古い勲章の鑑定には、手作業のセンスの見極めも加味されてきます。ここらへんが難しいところですし、さらに勲章は着用されたりして破損しますから、汚れて破損した勲章の見極めはさらに困難にはなります。しかし、

勲章の真贋は、センスの見極めではなくてだらしないかどうかの見極め

という本質を間違えなければ、99%偽物には捕まりません。捕まるとしたら、あなたの心に「スキ」があったんです。


でも、その「スキ」ってどんなベテランでもあるんですよね~次回はスキの話!

「受章当時のままの状態で保存されている」

そういう勲章は高価です。リボンが切れ、エナメルにひびが入り、入れ物の箱がない勲章は完全なものの数分の1の価値しかありません・・・


たいていの勲章は銀などの金属で造られていますから、錆びたり汚れたりすることはあっても破損することは絵画や陶磁器など他の骨董品に比べて少ない


でも、勲章にも弱い部分があります。

構造的に、まず、リボンは汚れたり破れたりしやすい。古い勲章のリボンは付け替えられたりなくなったりしてることが多いです。

さらに、勲章が授与されるときに入っていた入れ物。多くは箱ですが、それも破損しやすく、またいつのまにか紛失してることが多い。

七宝(エナメル、色ガラスのこと)で飾られている勲章はエナメルが欠けたり割れたりします。


主にこの3点。リボン、入れ物、エナメルが完全であればとりあえずその勲章は合格点と言えます。逆にこれら3点が完全でないと、その勲章の持つ「基本ポイント」みたいなのからマイナスして評価されることになります。中でも、エナメルとリボンの2つについては、欠けていれば大きく評価を下げます


その4で書いた目利きクイズで一番右側の勲章が最も高価だといいました。しかし、この勲章には、

「リボンが欠けている」「箱が欠けている」

という大きな欠点があることにみなさんお気づきでしょ。こういう欠点を補充してやると勲章は何倍にも価値をまします。それが勲章を「育てる」という意味です。


このコラムの冒頭の勲章。アメリカの「レジオン・オブ・メリット」という軍事功労勲章の最高級(司令官級)なのですが、むき出しのまま(写真下)だと、相場は1万円程度でしょうね。

でも、きちんとした箱に入ると(写真上)、相場は4万円程度になるでしょう(以上業者相場。小売値は1.5~2倍程度と思ってください)。


箱ってすごいんです。