4話 【発火】


―廃工場―

「おい!有梨沙はどこだ!」

私が抵抗できないでいると、葵が駆け付けてきた。

「葵くん!?何でここにいるの!?」

葵はものすごい怒った顔で安斎さんに近づいている。

私と目が合って一瞬葵の顔が落ち着いた。

かと思うと私が服を脱がされているのに気が付いて、

一瞬引いたと思った怒りが再び燃え上がった。

「お前ら!有梨沙になにをしてる!」

私は口元のタオルをおさつけている力が

弱くなったことに気付き、大声で葵に言った。

「あお、こらえて!」

ボォッ

その瞬間、葵の手から炎が出た。

「あお!」

その炎を見た途端、安斎さん達が後ずさりする。

「葵くん、能力者だったの!?」

安斎さん達が後ずさりしていく中、

私だけが葵の方へ歩いて行った。

「あお、私は大丈夫だから・・・・。

その炎しまって、みんな怖がってる。」

私は手を横に広げ、葵の目の前に立った。

「あ、有梨沙。」

葵の手から出ていた炎はみるみる小さくなり、なくなった。

すると葵は私の元に駆け寄ってきた。

「有梨沙!大丈夫だったか?どこもケガしてないか?」

私は、葵の頭を優しくなでながら答えた。

「うん、大丈夫!どこもケガしてないよ。

・・・・早く帰ろ、小太郎が待ってるよ。」

「・・・・うん。」

そう言って私たちは、

怖がっている安斎さん達をおいて家に帰った。
3話 【有梨沙の声】


―葵―

「帰ってくんの遅いから、有梨沙探しに来たけど・・・・。

この辺でどっか行くって言ったらショッピングモールぐらいだよな。」

俺はそう言ってショッピングモールの中で有梨沙を探し歩いた。

「はぁ、モール内に有梨沙いないし、もう家帰ってんのかな?

とりあえず、一回帰ってみるか。」

「――斎さんだよね?」

「有梨沙の声・・・・!」

キョロキョロ

俺は有梨沙の声が聞こえて辺りを見回した。

有梨沙を見つけた時に隣には、

どこかで見たことのある女がいた。

俺はもちろん2人の後を追った。

しかし途中で人ごみにのまれて、有梨沙を見失ってしまった。

「あれ?どこ行った?」

人ごみを抜けた後、有梨沙を探すためにキョロキョロすると、

廃工場に入っていく2人の姿が見えた。

「見つけた!」


俺は、走って廃工場まで行った。

ちょうど2人が中に入ったところだった。

その時、俺の頭の中にある声が響いた。

【あお!あお助けて!】

「有梨沙!?」
※今回のブログは「LOOP END」の本編とは関係ありませんぺこ
 ただ、たくさんの人に見てもらえたら作者舞い上がって、次回の投稿が早くなるかもしれませんww



突然ですが、今回は自慢話ですぺこ

私のブログ、7月までアクセス数最大4でしたw
笑っちゃいますよね

でも「アクセス解析」を見たところ、今回23なんです!!

『別にそんな変わんないじゃん』とか、思うでしょ?

でも私にとったら、ものすごいうれしい事なんです泣
まぁ、だからと言ってなんだって話なんですけどw



と、いうわけで!

これからも「LOOP END」を

よろしくえねがいします!!
どうか温かい目で見守ってください



でわカエルくん(正面)
2話 【サプライズ】


―ショッピングモール―

「もう来週あおの誕生日だから、

サプライズパーティーしたいんだよね!」

私はショッピングモールを歩きながら、

葵の誕生日プレゼントを探していた。

「プレゼント何がいいかな?

あおはゲーム好きなんだよね!でもそんなにお金ないし・・・・。」

チラッと外を見ると、もう真っ暗になっていた。

「え!?もうそんな時間?急いで帰らなきゃ!」


タタタタ....

「未来さん。」

誰かが私を呼んだ声が聞こえて振り返った。

「えっと、同じクラスの安斎さん・・・・だよね?」

私を呼び止めたのは、

クラスの中心的存在の『安斎 美琴』だった。

「ごめんなさい。未来さんちょっといいかな?

話があるんだけど・・・・。」

「あ、うん。」


安斎さんは私を連れて、近くにあった廃工場の中に入っていった。

「安斎さん、こんなところで話って何?」

すると安斎さんはさっきまでとは、

全く違う雰囲気を漂わせていた。

「未来さん、

あなたいつも葵くんの周りちょろちょろして邪魔なのよ!

葵くんも未来さんに対してはみんなと態度違うし・・・・。

もう、葵くんの近くにいないでくれないかしら?」

安斎さんが急に発した大きな声が工場内で響く。

「そんなこと言われても、あおから離れることはできないよ・・・・。

私には、あおが必要なの。」

「そう、それだったら仕方ないわね。

・・・・やっていいわよ。」

「え?なn」

後ろから急にタオルで口をふさがれた。

よく周りを見回すと、たくさんの男たちがいた。

『もしかして・・・・!』

有梨沙がジタバタと暴れだすと、

体を押さえつけられ抵抗できなくさせられた。

「言うことを聞かない子には、お仕置きが必要でしょ?」

『いや!いや!』

抵抗できないでいると1枚、また1枚と服を脱がされた。

【あお!あお助けて!】
1話 【人気者】


―東京都 月詠学園―

「起立、礼」

「ありがとうございました。」

ガラッ

HRが終わった瞬間、教室の扉が勢いよく開いた。

「有梨沙、帰ろ!」

入ってきたのは、学園内一のイケメンとも噂されている『晴香 葵』。

「あおごめん!どうしても行きたいとこあるから今日は門までね。」

そう返事をしたのは、私『未来 有梨沙』。

≪キャー、葵くんよ!≫

≪葵くん未来さんなんかほっておいて、私たちと遊ぼうよ!≫

クラスの女子たちが葵を囲った。

「うるさい。」

だけど、葵はそんな女子たちを気にも留めずに、

私の方へ向かってくる。

「あお、待たせてごめんね。門までだけど行こっか!」

私がニコッと笑ってみせると、

それに返すように葵も微笑んでくれた。

「うん、行こう。」


門のところまで着くと、葵は私の頭を軽くポンポンと叩いた。

「じゃぁ、また家でな。」

葵は少し寂しそうな顔で言った。

「うん、またあとでね!」

私はそう言って家とは反対方向へ歩いて行った。