ブログを引っ越しします!
新しいブログは以下です。
大盛上等2!
http://manbo.jp/
ブログを引っ越しします!
長らく放置していた本ブログ。
先日久しぶりにMEN-EIJIの記事を書きました。
原点を見直し、前に進もうとするEIJIさんの姿勢に刺激を受けました。
そして、正直言えば「しがらみとか、何も考えずブログを書くのは楽しい」と思ったのも事実です。
私もまたゆるゆるとブログを書いていこうかなと思いました。
ということで、心機一転!
気持ちを切り替える意味でもブログをお引越しします(^o^)
新しいブログタイトルは「大盛上等2!」
・・・大した変わっていません(-_-)
加えて言うなら「ダイエット挫折日記」を取ったからと言って、ダイエットに成功したわけではありません(-_-)
新しいURLは
です。
ゆるゆると自由に書いていこうと思います。
ラーメンの事はもちろん、その他の食べ物の事だったり、自分のプロデュースした直伝屋のことだったり・・・。
あまり深く考えずに行こうと思いますのでよろしくお願いします。
まだ引っ越し先のお片付け・・・いや、デザインも完全に決まっていません。
サイト構築をしながら記事を書いていこうと思います。
忙しいと記事はまた滞りますが、その辺もご容赦くださいませ(^-^;
「今日の一言」
のんびりと
歩みを再開
春うらら
MEN-EIJI 創業当時の醤油らーめん ten years ago-
その昔、学生時代の事だが、船乗りになるための訓練を受けていたことがある。
その当時はGPSはとても高価な機器で、船の位置はもっぱら海図に定規を当てて測定していた。
数十分おきに船の進路と速度をもとに地図の上に線を引っ張るのだ。
32度の方角へ12ノットで30分進んだ・・・とかね。
前の位置からの相対距離をつなげていくとそれなりに正しい位置になるはずなんだが。。。
不思議なことにどんどんどんどんずれてくる。
風で流されたとか、操舵がへたくそでまっすぐ進んでいなかったとか・・・。
数十分前の位置からの方角と距離はそこそこ正しくても、時間が経てば経つほど誤差が大きくなる。
それを、数時間に一回の人工衛星(当時NNSSとか言ってたなぁ)から送られてくる電波で正確な位置に補正をかける。
これがまたびっくりするぐらい、先の地図上の位置とは全然ずれているんだよね(^^;
前者はあくまで「相対座標(の積み重ね)」で、後者の人工衛星からの電波によるものが「絶対座標」というわけだ。
そして、船の速度が大きければその差はなおさら大きくなるのである。
~~~~
あれ?
何を話そうと思ったんだっけ?
そうそう!
時に絶対座標による補正が必要って話。
MEN-EIJIの古川店主がこの日40歳の誕生日を迎えた。
それを記念して10年前に提供していた創業当時の醤油ラーメンを提供するというのだ。
全速で走り続けてきたこの10年を確認する意味もあるのだと思う。
原点の味を今改めて作り、提供することで、今一度現在位置と未来への指針を明確にしようという事なのかも知れない。
当時と同じ器に同じレンゲ。
トッピングも同じに仕上げられた一杯。
見た目はまさに「コレコレ」という印象。
(↑今回の限定)
(↑2007年Ver.)
一口いただいた感想は
「あれ?うまっ!!(*o*)・・・あ、そうそう!こんな感じ!懐かしいかも・・・」
てな感じ。
正直言えば10年前の味をはっきりと細部まで覚えているわけではない。
だが、懐かしさの前に驚くほどの美味しさにやられたってのが本音。
「こんなに美味しかったっけ?」
という思いが先に来た。
あまりに美味しすぎてびっくりだった!!
(↑今回の限定:ルルロッソを使っているらしい)
(↑2007年Ver.)
そういえば、古川店主が自家製麺にチャレンジする直前に言っていたことを思い出した。
「どんなにイメージ通りのスープを作っても、麺を合わせるとイメージからかけ離れていく。自分の中では"納得のいくスープのまま提供するには、自家製麺に取り組むしかない"と思っている。」
と・・・。
最初は意味が分からなかった。
満足いくスープのまま提供するには麺を変えるしかない?
自家製麺に??
(↑今回の限定)
(↑2007年Ver.)
麺が重要なことは自分でもわかっていたつもりだったか、本当の意味で古川店主が言っていたことを理解するのは、それからしばらくして自家製麺に切り替えられたMEN-EIJIの新しいラーメンを食べてからだった。
「言いたかったことはこれか!やりたかったことはこれか!」
というのが、自家製麺に切り替えられたMEN-EIJIのラーメンを食べた直後の感想だった。
そうか。
きっと、今日いただいたラーメンは
『10年前に提供していたラーメン』
ではなく
『10年前に提供したかったラーメン』
なのかも知れない。
あるいは「10年前に提供していたレシピの完成形」の方が正しい表現かな?
当時は出したくても出せなかった味。
自分自身の仕込みやスープの出来ということではなく、麺との相性だったり、その他の理由で生じてしまった誤差と言ってもいいのかも知れない。
それが、10年経って10年前のイメージ通り提供できたラーメンなのかもなぁ。。。
(↑現在)
(↑2007年)
それともう一つ。
高校生の大谷翔平が全力で投げる145km/hと現在の大谷翔平が力をセーブして投げる145km/hではやっぱり打者を抑える力ってのが違う気がする(^^;
当時の汗だくで全力投球の醤油らーめんももちろん美味しかったが、余力を持って投じた今日の限定Ver.では人々を感動させる力が違っているのかも知れない。
今日の一杯には圧倒的感動力があったように思う。
お店には沢山のお客様がいらしていて、あちこちから「美味しい」という感嘆の声が漏れ聞こえていた。
舌の肥えた今のEIJIファンも納得で感動の美味しさに仕上がっていたのは間違いないが、やっぱり10年前のそれよりも「美味しくなってしまった」ように思えてならない(笑)
全力疾走を続け、10年で大きく歩みを進めたMEN-EIJIと古川店主。
人より歩幅も大きく進むスピードも速いが故に、確認の必要があったその原点。
この先さらに大きく遠くへ進むために、歩んできた道を振り返ったのかも知れない。
自分だったら・・・成長していないことを認めるのが怖くて10年前を振り返れないかも(苦笑)
これからまた10年のMEN-EIJIの進化が楽しみで仕方無いです!
とても素敵なイベントで、食べる側の自分としても意味のあるラーメンでした。
ごちそうさま・・・。
「今日の一言」
足跡で
歩む距離知る
冬の道
札幌ラーメンショー2016(第一幕)
すっかりブログの書き方も忘れてしまいました(-o-)

快晴の中、札幌ラーメンショー2016に行ってきました(^^)
せっかくなのでブログにでもアップしようかなと。
第一幕は本日5月17日(火)~22日(日)。
第二幕は24日(火)~29日(日)とのこと。

明日から東京出張だし、今日のうちに回れるだけ回っておかなくちゃ(^^;
ってことで、本日はシェアしながら4軒のラーメンをいただきました(^^)/
~~~~
【凌駕IDEA】
漆黒の煮干し中華そば~信州山賊焼きのせ~

その名の通り漆黒っすねぇ~(^^;
煮干しの風味に、ちょっと強めのキリリとした醤油が特徴的(^^)

で、スープや麺だけじゃなく、今回の特徴はこの「山賊焼き」が乗っていること!
山賊焼きってなんだ??
どうやら諸説あるらしいが・・・。
個人的に気に入ったのは、以下の説。
山賊は「取り上げるモノ」
「取りあげるもの・・・とりあげるもの・・・・鶏揚げるモノ!!!」
鶏を上げるつながりで山賊って・・・。
おやじギャグかよ!!(`Δ´)
ええ。
こういうセンスは大好きです(^^)/

ちょっとしっとりした麺も美味しかった(^^)
~~~~
【中華そば ひらこ屋】
青森で食べたのはもう10年近く昔だったかなぁ。
当時食べたメニューもはっきり覚えていないが、かなり好みの味だったことだけは覚えている。
水出しの煮干しで取ったスープは、口当たりもよく割とあっさり。
でかいチャーシューが本来なら嬉しいところだけど・・・。
さっきの「山賊焼き」といい、連食するにはヘビーだよね(^^;
~~~~
【名島亭】
地元で大人気の名島亭。
いつか行ってみたいと思っていたんだよね。
「地元民に愛される地域密着の名店」って誰かが言っていたな。

地元に愛される名店・・・いい響きだね(^ー^)

野菜たっぷりのラーメン。
炒め油がごま油なのかな?
ちょっと香りがそっち寄りだったけど、スープは飽きの来ない、どこか安心感のある味わい。
確かにこれは身近にあったら通う味わいだね。

突出したインパクトのある味わいというのではなく、普段からの地元メシを美味しく仕上げたって感じの一杯。
で、これまたチャーシューがボリューミーなんだ(-_-;
皆さん、採算度外視でボリューム満点に仕上げてくれてうれしいのだが。。。(^^;
連食にはちょっとヘビーですよね(笑)
~~~~
【酒田のラーメン】
「酒田のラーメンを考える会」なるところが出店しているブース。
いくつかのラーメン店のコラボって感じなのかな?
うっすい皮に包まれたこの透き通るような皮(^^)
あ、知ってるよ!
こういうのって、「しーするー」って言うんだよね?(^^)

マンボウ:「酒田さんのアレがシースルーでさ!いいんだよね」
S子さん:「サカタさんは存じませんが・・・セクシー・・・な・・・感じですか?」
マンボウ:「そうそう!わかっているね!(^^)/官能的って感じなんだよ」
S子さん:「そういう発言って・・・どうかと思います」
そんな勘違いなやりとりがあったとかなかったとか・・・。

麺も、ほんの少し透明感感じる麺。
マンボウ:「(札幌麺のように)熟した透明感もいいけれど・・・」
S子さん:「熟女の透明感もいいけれど・・・?」
マンボウ:「若いフレッシュな透明感もいいもんだね(^^)」
S子さん:「さっきからセクハラ発言しまくりですね!!」
マンボウ:「へ???(?_?)」
なんだかよくわからないけど、セクハラ問題に発展しないためにもティッピンドッツアイスなるものでご機嫌をとるのであった(-_-;

冷たくて美味しかった(^^)

セクハラ疑惑は不本意だが、五月晴れの空のもと、美味しいラーメンが沢山並んでいて、景色も良くて・・・。
やっぱりラーメンショーは楽しかった(^^)/
「今日の一言」
ショーにいる
人より 麺が
魅惑的
らーめん心繋 チャーシューワンタンメン
「センパイ、どんなのが好みっすか?」
「あんまり豊満なタイプは好きじゃないかな」
「スレンダー好みっすか!」
「スレンダー?というより控えめな方が好きって感じかな」
「ほほう。。。」

「あと、色黒の濃いのは全般的に合わない印象。濃すぎないのがいいね」
「今時ガングロは流行っていないっすよ」
「あっさりってのとも違うんだけど・・・・」
「男で言うと"ソース系"じゃなく"ショウユ系"ですね」
「ソース?男?・・・良く分からんけど、もちろん醤油系だよ!!」
「やっぱりっスカ(^^)」
「あとは・・・何と言っても艶かし(なまめかし)さ・・・」
「え・・・?ちょっと意外です」
「唇や舌が感じる・・・なんとも言えない官能的な感じ・・・」
「セ、センパイ!意外とエロいっすね」
「最後はなんと言ってもチュルンという感じ・・・・」
「・・・ちゅるん?表現が下手っすね?官能小説家にはなれないっすよ」

久しぶりのブログなのに、相変わらずくだらない書き出しでごめんなさい(-_-)
もちろん女性の話ではなく「ワンタン」の話です!
チャーシューの美味しい心繋さん。
せっかくなので「チャーシューワンタンメン」をいただきましょう(^ー^)
バラロールも肩ロースもやっぱり秀逸!!
で、このスープだ!
見てっ!

もういっちょ見てっ!!(^o^)
動物系と魚介系両方からかなりしっかり旨みが出ているのに、そのバランスが絶妙!
でも、あくまで主張しすぎない・・・というか・・・ワンタンの邪魔をしない「やさしさ」のあるスープ。
さて・・・いよいよ真打登場!!(^o^)/
具の量はあくまで控えめで、皮の食感を決して邪魔しない・・・でもジューシーさのある具。
この美味しさをワタクシの豊富なボキャブラリーから選ぶとしたら・・・・。
ちゅるん!
でしょうか。
え?伝わらない?
(センパイ、やっぱり表現が下手っすね(-_-))
じゃあ・・・

てゅるるん!
で伝わりますか?
私の表現力ではお伝えするのは難しいようです(-_-)
札幌では中々出会えなかった、「具材は控えめ」で「皮を堪能でき」「食感は滑らか」「合わせるスープはショウユ系」で「あくまでワンタンのはかなさを受け止める優しさを感じる」スープという・・・
ワンタンメンの個人的な理想のツボを全部押さえてくれた一杯です!!
はっ!!(*o*)
いつもは前半で紹介する麺の話が後回しになってしまった(^^;
麺ももちろん抜かりなく美味しい!
でも今日はワンタンにヤラレたね。
一口目より食べていくうちにさらにスープが美味しくなったように感じた疑問に対して、店主さん曰く
「ワンタンからも旨みが出ますからね。脂の多いジューシーなところを具にしてますし・・・」
というなるほどなお答え。
ホラね!ワンタンってすごいよね(笑)
うーん・・・自分がいかにワンタンメンLOVEだったか・・・。
それを書かないと伝わらないかも知れないけど、これはかなり惚れた一杯でした!!
ご馳走様。
「今日の一言」
雲を呑み
私の心も
天を舞う

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札幌ラーメンショー2015 本日開幕!

本日5月19日(火)から24日(日)まで全国から集まった12店の味がここ大通公園の8丁目で楽しめるイベント。
札幌って「味噌ラーメン発祥の地」でもあり、観光客に人気の高い食べ物の一つがラーメンだし・・・。
もちろん、地元の人間もラーメン大好き!
でも、中々こういうイベントって実現しなかったんだよね。
ひとつには大通公園利用のハードルの高さとってのがあると思うんだけど・・・
本当は第一回目は昨年開催される予定だったらしいけど、様々な要因で先送り。
そして、今回ようやく実現したイベント。

せっかくの初日なのに残念ながら天候は小雨のぱらつく生憎の天気。

ま、せっかくのお祭り!!
テントもあることだし、気持ちだけでも晴れ模様で楽しみましょう(^ー^)

一発目は「博多だるま」
その昔・・・博多で一番濃厚と言われた「秀ちゃんラーメン」。
そのお父さんが営んでいたのが「博多だるまラーメン」。
当時はその濃ゆさにちょっと衝撃を受けたっけなぁ(^^;
で、現在は秀ちゃんこと息子さんが両方のお店を経営されているんでしたっけ?
地元はもちろん首都圏のお店も大人気の実力店ですよね!

で、どっかーん!
大きなチャーシューが鎮座!

いやー迫力があるわ~・・・。
多分写真では伝わらないだろうけど、実物の迫力を感じて欲しい(^ー^)

スープはさすがに「濃いのにくどくない」という個人的にどストライク!
細麺の感じもイイ!・・・当たり前だけどね(^^;
こういうイベントではドンブリを温めるわけにも行かないし、中々温度まで配慮しずらいものなのに、熱々なのが嬉しかった。
うーん・・・。
これ、ちゃんとお店で食べたい!
ショウガ乗っけて・・・自分のタイミングで替え玉注文して・・・。
美味しかった!!(^o^)

続いては蜂屋!
旭川からの参戦です!(^o^)
ご主人自ら調理してくださいました。

旭川に行くと時々無性に食べたくなるのが蜂屋のラーメン。
苦手な人はこの焦がしラードのアジの香りがダメなんでしょうね。
逆にハマルと「どうしてもこのラーメンじゃなきゃだめ」ってなる(笑)
自分はこの香りが大好きで、いつも油多めでいただいています。
(油多めができるかどうかは不明でしたが、今日はデフォでいただきます)

香るね~(^^;
気のせいかいつも食べているスープより、魚の香りが強い!
これぐらいの香りが好きですわ(^ー^)

あれ?なんか、麺が美味しい(*o*)
普段食べている麺と同じなの?違う気がするなぁ・・・
食感も風味もこっちの方が好き!
スープの強烈な個性を優しく包み込むような・・・・そんな印象の麺でした。
次はご一緒してもらった、PINYAさん のラーメンをちょっと味見させていただきました。
ただ・・・惜しむらくはスープが温めだったこと(^^;
もう少し熱めのスープだったら、もっと美味しく感じたかもね。

富良野からはとみ川が参戦。
この後生放送らしく、UHBの石井雅子アナと入念な打ち合わせ中。
今回持ってきている麺は富良野産小麦を焙煎して製麺したものらしいですね。
私も麺の香りを嗅がせていただいたら・・・・。

うおおお!香ばしい(*o*)
この香りは煮干のスープと合いそう!!
茹でてどう香りが変化するかわからないけど、これは楽しみ!!
・・・ところで、写真を見て気がついたが、これって石井雅子アナに
「麺の写真を撮りたいから持ってて」ってやっている図?(*o*)?
無意識のうち・・・とても失礼してしまいました(-_-)
さて!とみ川は明日のお楽しみ!

これは知人が注文したつけめんTETSU。
くぅーーー美味そう!!!
これも明日のお楽しみ(^ー^)
~~~~
さて、札幌ラーメンショー2015。
今週は大通公園8丁目が熱いよね!!
実は先日ご紹介した「らーめん札幌直伝屋」 とエリアもかぶるのでイベント期間は心の中がちょっと苦笑いしてたりもするけど・・・(笑)(^^;
せっかくの札幌で初めて開催される札幌ラーメンショー・・・思い切り楽しみたいと思います。
札幌ラーメンショーには是非成功していただいて毎年毎年継続開催して欲しいですから・・・明日以降大いに盛り上がって欲しいな(^ー^)
「今日の一言」
胃薬を
片手にラーメン
はしごして

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らーめん札幌直伝屋
こちらのブログの更新は実に久しぶり!
実は!
すすきのにラーメン店をオープンしました(^o^)/
(と言っても、プロデュースという立場で、私が調理をしているわけではありません)
ということで、今日の記事はどうしても宣伝的な内容も入っちゃいますから・・・そのつもりで読んでくださいませ(笑)

お店の名前は「らーめん札幌直伝屋」。

夜は麺処しずるさんが営業している、いわゆる「二毛作」となります。
営業時間は10:00~15:00(ラストオーダー14:45)
で、肝心の味のコンセプトは?というと・・・。

正統派で定番で王道の「札幌ラーメン」!
それでいて直伝屋らしい「新しさ」を加えたい!
そんな風に思っています。

片手の中華鍋(北京鍋)でもやしや挽肉・玉ねぎなどをファイアー!!
そこにスープを投入し、野菜の旨みもスープに移す。
昔からの「札幌ラーメンの技法」。
完成するスープはワイルドだけど食欲を刺激する香りをまとっている。

ニンニクの香ばしさ・・・ラードが焦げた香ばしさ・・・。
「上品」ではないけど「野暮」でもない。
「荒々しいけどピンと筋の通った美味しさがある」ってのが目指すところです。

「札幌ラーメンスタイル」の味で船出することに対して、「なんで今更札幌ラーメンなの?」という声もありました。
確かに、今の札幌のラーメンシーンは「バラエティ豊か」で「色々な味が楽しめる」のが素晴らしいところ。
日々、色々なところでそのことにも触れて来ました。
私自身もそういう今の札幌のラーメンシーンがステキだと思っているし楽しんでもいます。
この先も新しい味がどんどん出てきて欲しいと思っています!

上手く説明できなけけど・・・。
先日、東京からいらした東京ホルモンズの方がブログに こんなことを書いてくださいました。
>基礎がしっかりしていなければ
>五重塔は何百年も建っていられません。
>>ベースとなるオールドスタイルが廃れることなく継承され
>新進系のラーメンが活躍してゆく様を
>後ろから見守るような立ち位置が
>札幌のラーメン界を益々発展させるのではないか。
>という思いのもと
>>らーめん札幌直伝屋
>>はオープンしたのだそうです
ただ・・・・今、札幌スタイルのラーメンを出すことが、もっともっと新しい味が生まれてくるために何か役立つことなんじゃないかな?と思ったのも事実。

その辺の思いは、こちらでも書かせて いただきました(^^;
興味のある方は読んでいただけたら光栄ですm(_ _)m
札幌の美味しいラーメンの中には
「どこの(土地)ラーメン店でしょう?」
という問いには「???」となる味も少なくないと思う。
それでイイと思いますし、むしろそうあって欲しいと思ってさえいます。
当然ながら「札幌」という枠にとらわれる必要は無いと思っているんだ。
いや、極端な話「ラーメン」という括りに収まらない麺料理が生まれて欲しいとさえ思っている。
でも、札幌直伝屋の目指している味は
『食べた瞬間に"ああ、これって札幌のご当地ラーメンだね"』
と言われる味でありたいと思っている。
その「札幌ラーメン」のスタイルの中でどこまで新しいことができるか・・・きっとまだまだ新しいことができるんじゃないかな?
そんな風にも思っています。
それも一つのチャレンジかな。

ちなみに、麺は粉kona倶楽部さんの道産小麦(留萌産のルルロッソ)を使った麺とさがみ屋製麺さんの定番札幌スタイルの黄色い縮れ麺をご用意しています。
山わさびチャーシュー丼のピリッとした山わさびの辛味とお肉の美味しさ・・・。
このお米との相性も非常に良いと思っています(^^;
機会があれば是非召し上がってみてください。
日々進化している発展途上の味と言えるかも知れません。
それでも・・・。
あえて言っちゃいます!
今のこの味も・・・自分が好きな味です(^o^)
言っちゃった(^^;
臆面もなく、良く言うよね(笑)
・・・コメント欄が炎上しそうだな(-_-;
まぁ、お味の評価は皆さんにゆだねるとして。。。。
これからも「正統派で定番で王道」でありながら「新しさ」を模索していきたいと思います。
機会があれば一度お店に足を運んでいただけたら嬉しく思いますm(_ _)m
当然のようにかなりバイアスがかかった記事だったけど・・・お許しください(^^;

『らーめん札幌直伝屋』
札幌市中央区南4条西5丁目秀高ビル1F
営業時間:10:00~15:00(ラストオーダー14:45)
定休日:月曜日(祝日の場合営業、翌平日休業)
TEL:090-8706-7837
「今日の一言」
王道で
新しき道
探す旅

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蓮海 広島中華そば 豊平アクションSTEP3
豊平区の人気店が、日本各地のご当地ラーメンを提供するという試み。
休日のこの日・・・出遅れてしまったが、日本旅行へ出発~♪

で、まずは山形!!
我流麺舞飛燕です(^o^)
・・・店に入るなり店主さんが人差し指をクロスさせ、すまなそうに「×」の合図。
そりゃこの時間なら売り切れているよなぁ・・・。

行き先を徳島に変更(^o^)
まるはBEYOND!
・・・店に入るなり店主さんが、すまなそうに「限定売り切れちゃいました」と頭を下げる。
そりゃこの時間なら売り切れているよなぁ・・・。
時計を見ると14:45・・・。
時間的に京都(高橋)への移動は間に合わない。
沖縄(men-eiji)はラストオーダーが終わった時間だ!

祈るような気持ちで広島行きに決定!!
麺処蓮海です(^^)
はやる気持ちを抑えつつ、お店に飛び込むと券売機には「限定」の文字!
良かった(*゚ー゚)

広島ラーメン・・・。
東京に進出してきたお店で何度か食べた経験があるという程度の非常に経験値の低い状況(^^;

広島と言えば「激辛つけ麺」の方が正直印象に強い(^^;
ぶちうまとかばくだん屋とか・・・・辛いものスキーの自分にとっては、その辛くて個性的なつけ麺は嫌いじゃなかった。
いつか広島に行ったらつけ麺の食べ歩きをしようと思っていた。
ということで、広島ラーメンよりも広島つけ麺に興味があるぐらいの広島ラーメンスキルの低い状況(^^;

スープ美味っ(*o*)
豚骨中心だけど、久留米や博多ほど「ガツン」と来る感じじゃないね。
野菜の旨味と・・・・後は何かほのかーな魚介の風味。
カタクチの煮干ほど強くないし、カツオほど個性的な香りじゃない・・・。
ウルメイワシかな?
たまり醤油などの「甘さのある醤油」が個性的!
このスープ好きだなあ・・・

麺は太からず細からず・・・。
柔すぎず硬すぎず・・・・。
低加水でも高加水でもない・・・(^^;
美味しい麺だけど・・・説明しにくいよね(笑)
スープも強すぎず弱すぎず・・・で、突出した個性がない。
全体のバランスとしては最高だし、毎日食べても飽きのこない味。
でも!!
特徴を説明しにくい!!(^^;

似非札幌ラーメンの多かった昔の東京・・・。
それ以来しばらくは茹でモヤシが嫌いだった。
でも、この広島ラーメンには必要不可欠な具材っても頷ける!
スープや麺を邪魔しない軽いアクセントとなるね。

たっぷり入ったチャーシュー!

しかも、思っていた以上に厚くてボリューミー!

かなりお気に入りの一杯なんだけど、その美味しさを表現しにくいのがもどかしい(^^;
~~~~~
と、ここまで記事を書いていたら、なんと名優「菅原文太氏死去」のニュースが飛び込んで来た(*o*)
ウソでしょ・・・(T_T)
広島=広島弁=菅原文太と連想してしまうぐらい強烈な印象に残る広島弁。
でも、氏は意外な事に宮城県出身だそうですね。
菅原文太氏の「仁義なき戦い」シリーズでの数々の決め台詞が広島弁を全国区にしたのは間違いないと思う。
「前向いても崖、後向いても崖やで。あんじょう性根を入れて歩くこっちゃな。」
「わしも格好つけにゃぁ、ならんですけぇ。」
「こんなもここらで男にならんと、もう舞台は回ってこんど」
うわぁ・・・(T_T)
男として生きる大事な何かを教えてくれているよなぁ。
あらためて泣けてきた・・・。
追悼の意味も兼ねて・・・広島ラーメンをもう一度食べに行こうかな。
「今日の一言」
名優の
方言心に
刻まれて

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ふくべ 札幌の名店の灯がまたひとつ・・・
「おう!行くべ行くべ!」
「どこに行く?」
「ふくべに行くべ!」
「おう行くべ!行くべ!」

まだ時代は昭和の後半・・・。
学生時代に授業終わりに幾度と無く交わされた会話。

正直言えば、もっと「味」が好きなラーメン屋は他にもあった。
でも、この迫力と満足感・・・。
胃袋だけじゃなく、何かに飢えていた心まで満たしてくれた。
若いってだけで「何でもできる」と思っていたし「何だってチャレンジしたい」と思っていた。
毎日が充実していながら、常に何かを求め続けていたあのころ。

酒を酌み交わしながら熱く語りあう安い居酒屋での会話とは違い、たわいも無い話をしながらガツガツと貪り食ったふくべのラーメン。

迫力あるもやしの山に、なんだかわからないが「熱き血がたぎる」のを感じていた。

貧乏学生でしかなく、何者でもなかったあの頃。
熱い気持ちをどこに向けていいのかさえわからなかった自分にとっては、その気持ちを静めるにはちょうどよいビジュアルだったのかも知れない。

心の中で「うおー!」と意味無く叫びながら挑むように貪り食ったラーメン。

当時は現在のようなコの字カウンターじゃなかったはず。
カウンターにはガスの元栓が備え付けられていて、鍋や焼肉なんてメニューもあったような記憶が残っているが、もしかすると記憶違いかもしれない。
「もやしが多いだけで、そんなに美味しく無いべや」
そんな事をいう輩もいた。
実は自分も「美味しく無い」とは言わないが
(突っ込みどころは満載だよなぁ・・・)
なんて思っていた・・・・いや、正確にはそんな記憶が刷り込まれていた。

でも・・・本当にそうだったっけ?
雰囲気が好きだから、もやしがたっぷりだから・・・
そんな理由だけでこの店に来ていたんだっけ??

札幌に戻ってきてからしばらくは行かなかったのだが・・・。
ふと記憶の糸を手繰り寄せたくて2年ほど前に久しぶりに訪問した。

あらためてじっくり味わうと・・・・
美味いよコレ!!(*o*)
オレはこの味も大好きだったんだった!!
皆と過ごす極上の時間。
もちろんそれも重要なファクターだったけど、結局はここのラーメンが大好きだったんだ!

それ以来、ここ1~2年はちょこちょことお店に足を運んで来た。
お店は改装されたし、メニュー表も雰囲気も変わった。
でも、山盛りもやしにナミナミのスープをこぼしながら運んで来る様。
変わらないなぁ・・・・。
ここは未来永劫、このままだろうし、トレンドなんか関係なく「ふくべ」は「ふくべ」だろう。。。。
なぜだかそう思っていた。

だが・・・・。
11月末で閉店!
そんな信じられないニュースが飛び込んで来た。
相変わらずの満席で繁盛しているお店を見ると、閉店の理由は少なくとも売上げ上の問題ではないだろう。
悲しいけれど・・・。
やっぱりこれも時代の流れなんだろうか。

残念としか言いようが無いが・・・
またひとつ札幌から名店の灯りが消えた・・・・。
今まで本当にありがとう!
沢山の美味しさと、沢山の元気をいただきました!!
沢山の人の記憶に残る一杯だったと思います。
ご馳走様(T_T)
「今日の一言」
名店の
記憶を胸に
箸を置く

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嵯峨谷 十割そば&あじご飯 浜松町
朝ラーを食べに行くほどの時間的余裕は無し。
近隣ですませよう!
ホテルの隣は吉野家。
コンビニも近くに多数あるし、選択肢は十分。

でも、路麺文化の発達していない札幌。
朝ごはんに路麺立ち食いそばを選ぶとしたら、大通の「ひので」、サツエキの「ing」「ちほく」ぐらい だけど・・・。
立ち食いそば文化の普及している東京。
やっぱりここは立ち食いそば店から朝食を選択すべきでしょう!

ホテルから徒歩2分以内だけでも選択肢は多数(^o^)/

で、以前から友人のブログでも気になっていた のはこちら!
十割蕎麦で280円?(*o*)

あちこちに支店増殖中らしい嵯峨谷。
なにやら「あじ御飯」とのセットが美味しくてお得らしい。
ん?

んん??
朝セットで380円??
恐る恐る店員さんに、
「あじ御飯と朝セットのあじ御飯ってどう違うのですか?」
と聞きつつ480円の券を出したら・・・・。
「おなじ。朝は朝セットを買ってくれなきゃ!(`ε´)」
とひとしきり不機嫌にさせたあと、100円を返却していただきました。
・・・「スマイル100円」でもいいのに(-_-)
いや・・・逆にスマイルが返却された100円分だったのか?(^^;
塩焼きあじをほぐしたものが御飯の上に乗っているんだけど、これだけでもちょっとしたご馳走だね。

麺は平打ち。
注文が入ってから、冷麺を作るときのような麺の押し出し機で茹で釜にムニュッと入れるタイプ。
あまり十割そばって感じではないけどCP高いよね!
朝の7時から開店しているけど、開店直後から人気なのもわかるなぁ・・・。
サラリーマンの強い味方ですね。
朝から活力をいただきました(^o^)

実は券売機の左下に生ビール・・・しかもプレモル150円ってのがあったんだよね。
朝の7時じゃなければポチッとしちゃうところだったよ(-_-)
380円で朝から元気をいただきました。
札幌も立ち食い蕎麦習慣・・・いわゆる路麺文化がもう少し発達して欲しいところ。
「今日の一言」
ニッポンの
朝を支える
路麺店

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心繋 白河中華そば ~豊平アクションSTEP3~
『ふらんすへ行きたいしと思えども、ふらんすはあまりに遠し。
せめて新しき背広を着てきままなる旅に出てみたい』
萩原朔太郎氏の「旅上」の一節。
どこかに行きたいなぁ・・・。
・・・いや、先月は3回出張があったし、来週は東京だし、あちこち行ってはいるんだけどね(-o-)
そういうことじゃない。

さて、同じように「そうそう簡単には旅行に行けない」とお嘆きのあなた!!
朗報です!!
豊平アクションSTEP3!
豊平区の人気店が、日本各地のご当地ラーメンを提供するという試み。

11月20日~12月7日までの期間限定のイベント。
そもそも、旅行の目的は「ラーメン食べ歩き」というワタクシ・・・。
これは楽しいイベントだ(^^)/
一軒目は心繋の「白河中華そば」!

キタコレ(*o*)!
オーラでまくりです。
福島は遠いから、せめて千葉まで食べに行こうかと思っていた「とら食堂」・・・
まさかこんなご近所で出会えるとは!

まずはこのチャーシュー!
とら食堂と言えば、炭火で長時間いぶされたホンモノのチャーシューが有名。
このフチのピンク色がまさにホンモノの証!!
口に運ぶと、その瞬間ふうわりと香ばしい香り。
かみ締めると中には肉の旨味がギュッと詰まっている。
美味っ(*o*)

そしてこのスープがすごい!
香水の表現で「トップノート・ミドルノート・ラストノート」なんて表現がされるが、これも時間差を意識した作り。
トップノート:鶏の旨味に舌と鼻腔がくすぐられる
ミドルノート:鶏の旨味の後に豚由来の動物系の美味しさが長く余韻を与えてくれる
ラストノート:徐々にスープの温度が下がるとともにさらに甘みが増してくる
計算されつくされてんのね!
店主の実力の高さを実感しちゃうなぁ・・・。

麺は当初は自家製麺でやるつもり(実際初日の前半は自家製麺だったそうです)だったらしいですが、それこそ「寝る時間がなくなった(笑)」とのことで、粉kona倶楽部製の平打縮れ麺。
手もみされた高加水麺を柔らかめに茹でることで、スープとは最高の相性になっている。

ちなみに「麺固め」なんてのはできないし、野暮ってもんですよ(^o^)
福島は白河の名店の雰囲気を味わうためにも、この柔らかい麺の美味しさを堪能してくださいね。

てか・・・・。
スープも麺も十二分に雰囲気をかもし出しているけど・・・・単純にラーメンの美味しさだけなら本家を超えているんじゃね(自分比)?って思っちゃうほど(笑)(^^;

スープは本家はもう少しキリッとした角ばったアクセントなのに対して、こっちはややマイルドに仕上がっているのも自分好み。
万人受けしそうな印象。

鶏の美味さの強さや、スープの余韻の長さ・・・。
とら食堂の持っている特長的な部分をわかりやすく強調してくれているので、言ってみれば「旅行先で観光スポットだけを巡った」ようなものかも(^ー^)

旅に出ることは叶わないけど・・・福島旅行を堪能した気分です(^o^)/
さて、次はどこへ行こう!
12月7日まで日本中の味を堪能するぜ!!
え?来週はオレ道外へ出張だっけ?(*o*)
それじゃああまり回れないじゃないか・・・・。
あー・・・仕事も豊平区で完結してくれたら助かるのに(-_-;
「今日の一言」
きままなる
旅を地元で
堪能す

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