オールウェイズ・朝日町の夕日 -34ページ目

田舎KIDの夜の行動

先輩の働く自動車整備工場に行く。

目的は、スクラップ車のガソリンをわけて貰う為に・・・。

数台のタンクを確認し、ポリタンク2個分を貯める。

抱えて、停めてある自家用車に給油し、今日の走り回るガソリンは確保していた。

当然、タダ!


平日、週末に関わらず、娯楽に飢えてる我々はやっぱり女情報の収集に奔走してるべーっだ!

例えば、親の管理が甘い女、平気で深夜に出歩く女、女だけでたむろする連中、軽い女等リサーチを続ける毎日。


我々の仲間同士のターゲットは、市内の病院の女子寮がダントツだった。

準夜勤帰りのナースの卵や成りたてを待ち伏せし、声を掛けてた。

しかしそんな情報は、色んな連中が知ってる為、同じ時間帯には同じ目的の車が来ていた・・・むっ


他の情報で、毎日女2人が片方の家に朝方まで暇潰しの誘いを待ってると聞いた。

その家は、敷地内に自宅があるが、女の部屋は別棟の以前隠居部屋として使ってたらしい。

好都合!


うまくいけば、ホテル代が浮く。もう一人は車の中がある。もっとうまくいけば同じ部屋で乱○も期待できる!


と、都合が良い解釈で即効向かった。

時間は、そこの親が寝静まった頃であろう深夜12時前・・・

一旦そこをゆっくり通り過ぎながら、灯りを確認する。

先でUターンし、空き地に車を停めて、忍び足で灯りがついた建物へ向かう。

サッシから中を見ると、女が2人で暇そうにマンガを読んでる。


ヨッシャー!完全に退屈してる!いけるぞ!


と、同行してる友人にアイコンタクトで表現する。

勇気を振り縛って、ガラスを叩く。


コンコン・・・・


一人の女が、


「エッ?誰?ビックリした~。誰ですか?」


「名前言っても多分知らないと思うので、もし暇で出かけられるんだったらドライブに行かん?」


と、ストレートに誘う。

もう一人の女が、


「まじィ~、行く!連れてってェ~」


と、急にハイテンションアップ

車の場所を伝え、先に待つ。

待ってる間に、


「こんなに簡単に!楽勝!ところでどっちがどっちにいく?」


「ん~、俺は、あの部屋の女で良い!」


と、打ち合わせ。

先方から2人組が現れた。

先ず、両方とも後部座席に乗せて出発する。

簡単な名前の紹介をしながら行き先を決める。

結局、何処でも良いとの事。

定番の市内をブラ~ッと流す。

1時間位して曽木の滝に行って、ジュースを飲みながら話し込む。

助手席の友人が自然に、後部座席に座り、私の目当てを助手席へ座らす。

ここからが勝負!

後部座席の友人次第で本日の成功が決まる。

後部座席で、密かに口説いて2人の世界に引き込む作戦!

ウマクいったら、


「俺らちょっと2人でこの公園内を散歩してくるから降りるね」


と、前部座席の我々に告げる。

散歩に向かう2人の背中を見送りながら、


「あいつら何か怪しい感じになってたよね~。」


と、遠回しにジワリと、言う。

既に口説きモードに入ってる。

作戦の一部。


「あいつらが変な事しないかソ~ッと後をつけてみようか?」


「うん、行きたい!」


と、返事する表情で大体の勝算がわかる。

暗闇を、どさくさに紛れ手を握る。計画進行中!

発見し、影が重なってる。

しばらく覗き魔状態を続ける。

わざとらしく、握る手を強めた瞬間相手も強めた瞬間、


来たァー!完璧!


と、悟ってこっちに寄せる。

するとその女が言い出す。


「ちょっと待って!そんな事出来ないです!それに私、15歳ですよ!」


エーーーーーッ!?マジガーン


「19歳じゃないの?」


「それは私のお姉ちゃんです!私は妹です!」


「じゃあ、姉ちゃんは?じゃあ、あっちの女は何歳?」


「私の同級生ですよ!お姉ちゃんは9時位に出たよ。毎晩の事だから・・・」



おい!そこの2人!ちょっと待てェーーーーープンプン


と、大慌てで行為を制止した。


「どうした?何かあった?」


と、連れの友人が訪ねるので、


「後で話す!とにかく車に乗れ!」


全員乗せて、飛ばし送った。


友人が、


「何?後少しやったのに~。生殺しだよ~汗お前の方の女は病気持ちだったの?」


「病気は病院に行けば治る。それどころじゃない!あいつら中学生やっど。ヤバイって~」


「まじ?でも遊んでる他の奴らは知ってて誘うのかな?」


「実は、ターゲットの女の妹だったらしい・・・。今日は、9時に先約と出たらしいぞ!」


と、反省とあせりとが交差する会話。

途中帰らした安心感かノドが乾き、寿屋の店先の自販機に寄る。

すると2台の同世代と思われる車が停車してた。


「あいつら、○○なんかの車だ!生意気に女連れだ!」


と、言う。

こいつらは、元々気が合わない連中の集団。

降りて自販機の前で、


「お前ら良かね~。深夜に女連れて、羨ましか~。何処の女達?」


運転席に居た奴が降りてきて、耳元で、


「この女達見た事無い?知らん?スタンド裏の家の女だよ!てっきりお前らの事だから知ってると思ってた。」


何と、先程慌てて降ろした連中の姉ちゃん達だった汗

こいつらごときに、今日の夜を奪われた・・・情け無い・・・。

怒りを通り越し、冷静になり、彼らに


「気をつけて行けよ!」


と、心にも無い言葉を言う私・・・・かお

去っていく方向は、確実に女の自宅方面では無く、逆方向だった。

虚しく、友人を送って、朝まで眠れない夜を過ごした。


狭い町。情報も共有。早いのも勝ち。皆のモノ。が過ぎる。


これも若かりし時代の醍醐味かな~?

後も、似たような事は幾度もあった。

懲りない面々・・・・

真夏の原チャリツーリング~その2~

疲れで朝まで死んだように爆睡した。

起きてから修学旅行のコースを辿る観光を決行する事になった。


グラバー園、オランダ坂、宿泊したホテル等・・・


しかし、長崎までとは言わないが、遠くに行きたいのが目的だった。

だから、長崎市に来ても予定が無い・・・汗


結局、明日帰る事になった。

コースは、来た道を引き返すだけ。


翌日の朝、親戚にお礼を言って、午前9時に出発した。

取り合えず、満タンで島原までは行ける事を把握してる。

島原からフェリーに乗る前に満タンにすれば安心だ!


さすが観光地。

県外ナンバーの車両が多い。

ぶっ通し1時間半の後、島原に到着。

スタンドで満タンにし、乗船券を購入する。

待ち時間にターミナル内の土産物コーナーで買い物をする。

とは、言っても、祖母と来る途中に駆け込んだスタンドの方々にお礼がてらの土産2つ分。

定番のカステラを購入。

一方、Mは5つくらい購入してる。

送る相手は決まってないが、一応買って行くらしい。


いよいよ乗船が始まる。

来る時と違って、観光バスがやたらと多い。

我々のバイクのナンバーを見て、


「大口市って何処にあるの?」

とか

「大口市って鹿児島の寒い所だよね~」


等、聞いてくる。

いずれの人も、原付バイクでのツーリングに驚いてるショック!


甲板のベンチに座り、海を眺めてるとアッと言う間に三角港に到着!

全ての車両が出た後に出された。

国道3号線、松橋方面に走る。

30分くらい走って、世話になったスタンドを見つけお土産を渡す。

同時に2台ともガソリンを満タンにして再出発!


国道3号線に出てひたすら南下!

休憩地点を日奈久に決める。

理由は、Mが名物の竹輪を父親の焼酎のつまみに買いたいとの希望があったからだ。

我々も一本ずつ味見がてら別で購入する。

とにかく大きく一本でお腹いっぱいになる。


午後3時、日奈久を出て再び南下。

途中で、後ろを走るMからクラクションやパッシングで呼ばれた。

広い場所に停車し、Mに近づく。


「バイクが何かおかしい。アクセル回してもスピードが出ないあせる


「じゃあ、俺がお前のバイクに乗ってみようか?」


と、なって走った。

やはり出ないあせる


後続の車両に迷惑かける。5キロ進んだ場所で停車し、


「どこかで見て貰う?」


「いくら修理代取られるかわからないし・・・。良いよ、俺、ゆっくり走って帰って来るから、先に帰ってて構わないよ」


と、Mが言う。

2人で来たんだからゴールも一緒にしたくて、銭湯をMに走らす。

時速25キロ・・・。

女子高生の乗った原チャにも抜かれる汗

ゴール時間は大幅に遅れると予想される。

ボチボチ走ってる事、水俣市の手前の下り坂で、突然Mが左手を高々と挙げた!

ガッツポーズ!

横に並び、大声で


「どうした?」


と、聞くと


「バイクが復活した!」


と、大声で叫んだ!

思いっきり走り出し、熊本と鹿児島の県境で停車し、先程こっそりと買った100円ビールでラストランを行う計画を考えて、Mを抜いて先に走った。

途中で止まり、バイクの横にビールっを置いて待つこと5分、Mの疾走する音が近づく。

両手に缶ビールを持って、必死に自分の存在をアピールする。

するとMはひたすら前を向き通り過ぎて行った・・・汗

むなしくバイクに乗って追いかけた。

ようやく追いついた場所は、M宅から50メートル手前の場所・・・・。

そこで、バイクのタイヤにビールをかけて労をねぎらい、一気に飲み干した。


「取り合えず、お疲れ!今日はゆっくり寝て明日でも会おう!」


と、わかれを告げ帰った。

帰る途中友人Hと会う。

Hが、


「昨日お前ん家に2回行ったけど居なかったね~?どこに行ってた?」


と、聞かれた。


「自慢げに、長崎までひとっ走りしてきた!」


「まさかこの原チャで?馬鹿らしい・・・。」


と、一言。

他の人にはそれだけの事だった・・・・。

今、帰り着いたのにィ~得意げ


以降、その長崎行きの思い出を語る事が出来たのは、3年後の酒の席での事だった・・・・。


                                                            

真夏の原チャリツーリング~その1~

高校2年の夏休みに入る。

バイトも探してないし、これと言った予定も無い。

腐れ縁の友人Mと相変わらず暇潰しを思案している。

Mが突然、


「何処かバイクで遠くに行かない?」


と、言い出す。


「俺は、バイクがデカイから別に何処でも行けるけど、Mのバイクは原チャじゃん。無理あるんじゃない?」


と、言うと、


「そうか~、確かにそうだよな~」


と、諦めモード。

その晩暑さで寝付けず、音楽を聴きながら考えてた。


よし!誰かに原付バイクを借りたらMとのバランスも取れる!


翌日、Mに伝えた。

大喜びのMが早速やって来た!

旅の計画をする為に・・・


とにかく2人共初めての原付バイクでの旅。

先ずは、行き先を決める事にした。

色んな意見も出たが、中学時代に修学旅行で行った長崎に決まった。

幸い、私の身内も居る事から宿泊先も節約出来る。

長崎までの長距離は始めての経験の2人。

地図を見ながら、給油場所や休憩場所を具体的に決める。

真夏の旅。

せいぜい走りっぱなしでも2時間ごとにバイクのエンジンの冷却時間を考える。


計画では、先ず涼しい時間帯の早朝4時に出発し、熊本県の八代市で一回目の休憩を取る。

同時に給油も行う。

1時間の休憩の後、熊本県内の三角港まで向かう。

三角港から長崎県の島原外港行きのフェリーに乗船する。

フェリーを降りて、直接長崎市に向かう。


が、計画だった。

何とか、バイトで忙しい友人のバイクも借りた。


出発当日。

準備してたら、Mのバイクの音がしてきた。

少し予定より早い。

荷物を載せ出発した。

国道268号線を北上し、水俣市から国道3号線で更に北上しる。

両者とも好調!

取り合えず、予定地点の八代市で給油の為スタンドに入る。

満タンにし、近くの小さな漁師町の海沿いに停車した。

ジュースを飲みながら休憩する。

時間は、午前9時だが真夏の太陽が眩しい。

10時前に出発し、三角港を目指す。

長距離トラックやダンプカーが横をスレスレで追い抜いて行くあせる

突然トラブル発生!

私の乗るバイクの後輪タイヤがバンクした。

山の斜面と海しかない場所・・・

この先どれ位の距離にスタンドがあるか検討もつかない・・・。

Mのバイクを借りて先のスタンドを探しに行った。

5キロ程先に発見!

小さな家族経営のスタンドだった。

事情を説明し、知り合いの修理工場の方を寄越してくれた。

Mが汗だくで待っててくれた。

20分程で修理が終わり、代金2000円を払う。

再スタート!

30分後、三角港に到着した。

次の時間まで1時間あるので、遅い昼食と取ったのが午後2時だった。

フェリーに乗り込み1時間の船旅。

フェリーに寄って来るカモメに餌をやりながら楽しんだ。

午後3時半に島原外港に到着。

我々は、とうとう長崎県に足を踏み入れたニコニコ

とは、言っても目的地まで100キロ以上はある。

未知の道路を走り始めた。

諫早を経由し、長崎市内にひた走る。

諫早を過ぎた場所で経由の為休憩した。


地図を見ると、後一息だ!

30分だけ休憩を取り再び走る。

要約目的地の長崎し入った。

なれない街を走りぬけ本日から世話になる親戚宅に到着した。


荷物を降ろし、出されたお茶を飲んで一息したら、親戚の人が、


「近くに銭湯があるからノビノビと入っておいで!晩御飯準備しといてやるから。疲れたやろうから早く寝たら?」


よ、言われ甘える。

銭湯に入り、鏡で自分らの姿を見たら驚いた!

ヘルメットの露出部分、首、腕が見事に日焼けしてる。

しかも顔は、ヘルメットの形にそって目元だけが黒い。

水中メガネをかけてるかの様に・・・。

特に色白のMは、真っ赤に焼けてる。

国道を走る自動車の排気ガスの煤でかなりの汚れ。

洗い落とし、湯に浸かった。


親戚宅に戻り、晩御飯を頂き即効熟睡した。


この日の旅の支出

ガソリン代       3リットル×3回  9L×150円  1350円也

パンク修理                            2000円也 

ジュース代      100円×4本               400円也

昼食代                                800円也

フェリー代                              800円也

エサ代                                 50円也

銭湯代                                130円也


                               合計  6130円


                                         続く・・・・