オールウェイズ・朝日町の夕日 -33ページ目

槙原敬之とオムライス珍事 沖縄編

午後の便で沖縄に出発した!


今から5年前の事。


嫁が昔からマッキーの大ファンで、誕生日にプレゼントとして鹿児島公演を計画してたが、結局競争率の高さでチケットが入手出来なかった。

その時点で入手可能な公演会場は沖縄のみだった。

しばらく旅行もしてなかったので、奮発してコンサートチケットと沖縄行きの航空券とホテルのチケットを購入し、プレゼントした。


当日、午後の便で向かい、沖縄に到着してレンタカーを借りて、そのままホテルに向かった。

最大の目的は、コンサート。

しかし、私の本音は、特にファンでも無いし、興味も無かった。

滞在中の沖縄観光で満足だった。


到着当日の夕方からの開始まで、ホテルでのんびりし、開演2時間前に出た。

レンタカーのナビをセットし、走る。


サミットで知名度が上がった、国際会議場内で開催された。

建物に近づくと、入場が始まっており、グッズを購入し、席に就く。

正直、気分はのらない・・・・。誕生日のプレゼントとは言え、嫁に付き合っている気分ショック!


コンサートが始まり、続けて3曲ほど歌うマッキー。

しかし、知らない歌ばかり・・・・

途中で寝てしまってたあせる

急に会場内が大騒ぎする歓声で目が覚めた。

途中で、ぐっさんと飯島直子がステージに上がってた。

テレビ番組の収録を兼ねてた。

その部分だけは、私も興奮した。


唯一、知ってる曲は、ダウンタウンのまっちゃんが作詞した「チキンライス」だけは聞き入った。


2時間半の私に取って永い永い時間は終わった。


これからが俺の沖縄本番!


翌日、観光地を周り楽しんだ。


その翌日、午後の便で帰ろうと、空港に到着。

土産物の購入に歩いて空港内を歩きながら、ある事を思い出した!


「あっ!沖縄そばを食べてない!これは後悔するぞ!」


と、思い空港内のレストランを目掛けて向かう。

嫁も食べたいと言うので見つけた。

店先の、ガラス越しのサンプルを見てると、隣に深く帽子を被ったラフな格好をした男性と、ビシッとスーツ姿の中年男性も選んでる。


「ん?こいつ誰かだぞ?誰だったっけな~」


と、思い出してた。


マッキーじゃん!!


本来興味が無いから気付くのかもしれない・・・

思わず、自分でも信じられない行動を取ってしまったあせる


「お~い!マッキー、コンサート行ったよ!良かった~。今から帰るの?」


マッキーは、


「来てくれたんだ~、有難う御座います~。」


と、答える。

それから、


「俺はあんまり興味無かったんだけど、うちの嫁が昔からファンで付き合わされただけ!良ければうちの嫁と握手でもしてやってくれない?」


と、ずうずうしくもお願いした。


「おい、お前も握手してもらえよ~」


と、妻に言うと、放心状態・・・・。

しかもマッキー自身から手を出してるにも関わらず、中々握手に応じない妻・・・得意げ

我にかえった妻は、右手を差し出し握手する。


「応援してます!」


と、伝え、マッキーが、


「前からファンで居てくださって嬉しいな~」


と、言う。

すると今度はマッキーから私に対して再度手を出してきてくれた。


「そう言えば、あのオムライスの歌、良いよね~。久しぶりに良いな~って思う歌を聴けた!初めて知ったけど、マッキーと俺って同い年なんだね」


と、言ったら、


「嬉しいな~。そんな言って貰えるのが一番嬉しいです。しかも同い年の方に言われるのが、特に嬉しい」


と、話してくれた。


「じゃあ、マッキー又ね!」


「うん、又会いましょう!」


と最後に交わし店に入ろうとすると、失礼な事を話したと気付いたあせる


「チキンライス」の題名を思いっきり、「オムライス」と言ってた。

何故、気付いたかと言うと、

マッキーとわかれた後、直後にマッキーのつぶやきの声が聞こえた。

一緒に居た、事務所の方らしい人に対し、


「ゲーーっ、オムライスって言われちゃったよ~汗まだまだ頑張らないといけないんだな~・・・」


との声が聞こえた。

すかさず、


「マッキー!ちょっと待った!マジでごめんあせるチキンライスやった。本気で間違った。マジ勘弁して!」


と、平謝りすると


「OK!大丈夫!僕はそんな感じ意外に好きよ!」


と、立ち止まり手でOKサインをしてくれた。

優しい人だった。


沖縄そばを食べる為に店に入った。


「お前、今回沖縄に来て良かったね~。コンサートどころか握手出来たじゃん!」


と、妻に言うと、


「私、最初はあなたが知り合いと偶然会ったもんだと思ってた。何で私があなたの知り合いと握手しなきゃならないのか不思議だった。相手がマッキーってわかったのは、手を離した瞬間だった。わかってから放心状態になった。それにあなたは普段友達と話してる感じで会話してるからそれにもビックリした」


と、感想を語ってくれた。

ファンは意外にバッタリ会える事を想像して無いから仕方ない。

私は、興味が無い分冷静に居れるから、気付き、図々しい会話も出来たと思う。


彼も私と同い年で、誕生日も2日違いらしい。

あんな、少年の心を曲と詩に作り上げる事が凄い!


40過ぎても心が純粋だからなのかを考えさせられる、出会いだった。

大口の熱血ラグビー馬鹿伝説 Part10

夏のラグビーの思い出を残し、毎日練習に励む少年ラガーマン達。

秋から来年の2月位までは、特に公式な大会の予定は無い。

チームの年間行事のクリスマス会を残すのみとなった。


その年の師走に入った頃、子供達の為に恒例のクリスマス会の計画を立てる監督夫婦。

毎年思考をこなし、準備する。

この年は、子供達だけでは無く、夏の県大会からサポートしてくれた保護者も交えて忘年会形式で行う事となった。

場所や予約、予算等を調整するのにもひと手間掛かる。

師走で皆忙しい時期・・・。

そんな時、朗報が舞い込んで来た!

これは、信じられない程このチームに取っての大きなニュースだった!

監督に取っても涙が出る程嬉しい朗報だった。


なんと、このチーム創立からのメンバーからラグビーの聖地「花園」出場が決まった!


その選手は、中学までこのチ-ムで基礎から学んだ。

高校進学とともに鹿児島市内の高校に進学し、やはりラグビー部に入った。

その高校は、県内でも偏差値も高く、ラグビーも県内の上位クラスの名門。

一年生でレギュラー入りし、県大会で控えとしてベンチ入りしてたが、途中交代でピッチに立ってた。

県内の強豪と戦い、見事優勝!

花園行きの切符を手に入れた。

新聞にはレギュラーで掲載された。


7年間指導した子供がやがて花園出場を果たすなんて夢にも思わなかった監督は、忘年会の準備の前に大きな仕事が増えた。

お祝いに自費で、応援の横断幕をプレゼントすると言う。

朝仕事に出かけ、夕方からラグビー指導をし、夜8時に帰宅してからパソコンで発注先を探す。

予算や大きさ、その高校のイメージカラーをテーマに探す。

ゆっくり思案する時間は無い。

条件が合った会社に注文を入れた。

出来上がりまでの日数で、その横断幕を張る場所を探す。

この町で一番交通量の多い場所を探す。

候補がいくつか上がり、それらを自分の車で行ったり来たりして、ドライバー目線で確認するいれよう。

やはり、自分の教え子が、夢の舞台に立つ事の嬉しさは計り知れないものがある。


要約、注文した横断幕が届き、早速取り付けに向かう。

場所は、色々な候補の中から、町のメインストリート沿いのガードレールに決まった!

取り付け作業中に、物珍しさで車の中から興味深そうに見る人、通行人が立ち止まって見つめる光景があった。

その夕方には、見たのか、聞いたのかは不明だが監督の携帯電話が引っ切り無しに鳴る。


「おめでとう!大口から何十年ぶりに花園出場選手が出たね!お前も苦労したかいがあったな!」

等、指導者として称える内容。


「俺は何も特には教えとらんよ!ラグビーの楽しさを教えただけ。魅力や後の事は、自分自身で培ったもんだよ。本人が一番苦労した。」


と、謙虚に答える。

しかし、冷静に装ってる彼が誰よりも嬉しく、感激したのは間違いない・・・。

知らず知らずのうちに、彼が指導者としての実力と才能はとっくに開花してたのを知った。

私を始め、彼との古くからの友人達の間では、違った存在の彼が新たに生まれた。


試合は、テレビ中継で見た。

何と、県大会では控えのメンバーで、後半からの出場だったが、花園ではスタメン出場!

8ヶ月前まで彼の元で、まともなグランドでの練習も出来なかった選手が、1年生で立つ。

小学生時代から基本を体に教え込まれたからに違いない。



「あいつは実力で出た」


と、教え子を評価してた彼だが、まさか3年連続で育てた子供達が花園のピッチに立つ事を予想すらしてなかった・・・・

不思議少年E、I君のお話

ある友人には3人の子供が居る。

2人の息子と、娘ひとり・・・。

とにかく明るい家庭。

その中でも取分け、家族の中でも何処に行ってもムードメーカー的な存在の次男坊が、実に愉快で面白い。

「純」と付く言葉は色々あるが、単純、純粋・・・全てに当てはまる少年。


E.I君は、これまで沢山の笑い話を提供してくれた。


小学校低学年の頃、他の子供達とは違った一面があった。

親戚や親が、


「これで本か何か役立つ物を買いなさい」


と、小遣いを貰うと、真っ先にコンビニに向かい、おにぎりとおでんを買う。

おやつなど買わない。

夕方、同級生と一緒におやつを買いに行っても、彼だけはやはりおにぎり・・・ショック!


以前、その家族と一緒にファミレスで食事をした。

子供なら大抵、ハンバーグとを注文するが、彼は違う。


カレーライスと別に大盛りのライスを注文。

カレーライスをおかずにご飯を食べるらしい。

とにかく、お米が好きらしい。


夕方も帰宅し、真っ直ぐに台所に直行し、炊飯ジャーを開ける。

冷ご飯でもあれば、塩をふりかけおにぎりを作って食べる。

夕飯の時も、どんぶりに大盛りライスは当たり前!

しかし、肉が苦手だった。

体格も同世代では、大きいがご飯と野菜しか食べない。

よし牛に行った時も、肉が苦手な彼は、不機嫌だった。


「俺の食える物何にもないじゃん汗


と、訴える。

結局、注文したのは、


              大盛りライスと生卵を2杯


を、平らげ期限が直ったが、すぐにコンビニに行き、おにぎり2個を食べていた。


以前彼が言った事があった。


「僕は、お茶漬けやチャ-ハンをおかずにメシが食えるよ!」


と、自慢げに話してくれた。

米好きがここまでくれば感心してしまう。


彼はラグビー少年でもある。

県選抜にエントリーされ、合同練習の時も、最後の時点で疲れと空腹で動きが鈍い。

すると、周囲の大人達が、


「E.I。後少しだから頑張れ!終わったらおにぎり沢山買ってやるからな!」


「今日は、おにぎりをちゃんと食ってきたか?」


等と、声がかかる。

既に、幅広い場所で彼の米好きは、有名な話になっていた得意げ


あれから数年後、彼は高校生になった。

やはり米好きは健在だが、肉類が食べられるように成長した。


朝日町エリアのエピソード・・・。