オールウェイズ・朝日町の夕日 -15ページ目

高校の同級生BON~最終章~

正月から惨めな男子校の悪友と共に1時間500円の家族風呂に居る・・・・得意げ

となりの個室には友人BONとHで有名な女の子が2人で入ってる。

我々5名は、興奮が最高に達してる。

壁に耳を立て一部始終を盗聴するあせる

情けない室内だが、青春時代の一コマ。


やがて隣の個室に動きがある。

要約洗い場に入ってきた様だ!


「あ~、気持ち良いよ~!」


「本当に?あ~、気持ち良いね~」


と、声が聞こえる。

それを聞いてた我々は、


「おいおいあせる今、ふたりで湯船に浸かったみたい。羨ましかぁ~」


と、言い合う・・。

次第に、話し声が全く聞こえてこなくなった。


「もう、始まったのけ?」


「多分・・・」


「ん?何か女の感じたような声がしたど!」


と、実況するS。

Nがいきなり窓を開け、


「ここから、つたわって行ったら多分中を覗けるんじゃなかけ?」


と、言いはじめ早速行動に移した。

窓の下は川内川が流れ、その向こう岸には道路がある。

道路からのこちらの様子は異様と言うか、変質者にしか見えないであろうショック!


結局、窓は締め切ってあり、しかもスリガラスだったらしく、断念・・・汗


以前からどっちが早くチェリーとおさらばするか競い合ってたNとBON。

そのNがいきなり唖然とする行動に移った。

壁をいきなり叩き始め、大声で、


「お~い!BON!何してるの?そろそろ交代してくれ~!」


と、妨害を始めたガーン

それに慌てたBONが、我々の個室に現れる。


「も~うむかっ今から良い所だったのにィ。誰だった?」


全員でNを指差す・・・。


「どこまで進んだ?」


「指を入れただけ・・・」


と、報告するBONに対し、Nは


「じゃあ、一応中指だけは男になったわけやね?今日はそれ位で満足せい!」


と、強引に阻止する。


時間も無くなり、着替えて外に出たら、BONとその彼女は、受付近くのベンチに座って話をしてた。

なるべく目を合わさないように、停めてあるバイクの所まで行こうとした時、Nが、


「2人ともゆっくり入れた?やっぱり風呂上りは牛乳でしょう?おごるから飲まない?」


と、意味不明に語りかける。

それを見かねた我々は、Nを引っ張ってバイクに乗って去った。


1時間後、BONが私の自宅に来た。


「あの時叩いたのは誰やった?」


「N・・・・」


「だと思った・・・」


「で、次回の約束はしたの?」


「一応、内緒だけど始業式の午後に、彼女の家に行く事になった」


「じゃあ、Nには絶対内緒ししとくから・・・」


と、約束し、帰って言った。


しばらく、NがBONを監視してる・・・あせる

実に執念深い。

その執念さに、結局、約束の始業式当日の約束も達成されなかった・・・・得意げ


彼がチェリーとおさらばしたのは、卒業後就職した時の初任給で風俗だったらしい・・・。

その原因を作ったNは、同じく卒業後の最初のボーナスでの神奈川県川崎市の風俗だったらしい・・・汗


高校の同級生BON~その2~

ついにお見合いは成立した!

日時を彼に伝える。


「3日の昼2時に大口小学校の正門前に来るってェ」


「マジィ?今から緊張してきたあせる丁度、午前中は正月の挨拶があり、お年玉も貰ってるから丁度良かったニコニコ


と、大喜びのBON音譜


年明け、当日。

友人BONの喜ばしき日を見届ける為、他の友人も集まった。

集まったと言うより、呼んだと言った方が正しいのかも知れない・・・べーっだ!


待ち合わせ場所の正門にBONと向かうと、既に彼女は到着していた。


「もう来てたの?」


「うん、友達の付き添いでこっちまで来てて、さっき別れて・・・」


「そうかぁ。この彼の顔を知ってる?一緒の列車に毎朝乗ってるんだけど」


「ん~?覚えてない・・・。ごめんなさいあせる


「そうか、一応この前話したのがこの彼!じゃあ後は2人で・・・自由に!」


と、言って他の友人が隠れて見守る場所に向かう。

彼女も、BONも照れてる・・・。


待機する友人らと合流し、偵察する。

しかし、怪しげなカップルなら偵察のやりがいもあるが、こればかりはつまらない・・・・汗


一時間後に友人Nが


「面白くないから、湯の尾温泉の家族風呂にでも行かんや?」


の、提案に一同賛成!

BONに話に行く。


「あの~、邪魔して悪いんだけど、今から湯の尾温泉の家族風呂に行って来るからゆっくりにしてて!大体2時間で戻ってくるから!」


と、言うと、彼女の方が、


「え~、いいなぁ~、温泉。」


と、言い出す。

これはBONのチャンスだと悟った!


「じゃあ、みんなで行こうか?」


と、切り替えした。

結果、全員で温泉決定クラッカー


取り合えず、彼女は準備するとの事で、現地の入り口で再度待ち合わせをする。

その間、BONとの打ち合わせを開始!


うやむやな流れで、BONと彼女を同じ家族風呂の部屋に入れ込む。

個室で男女が裸になれば・・・・・・・・・・

と、予測しBONの当初の目的が一気に達成できる筋書き。


BON以下5名で現地に向かう。


現地の入り口、彼女との待ち合わせ場所到着!

らしき人物が立ってる。

その姿に一同唖然・・・・叫び言葉を失った得意げ


お見合いの為に、精一杯オシャレし、大人びた格好の彼女だったが、脇には、洗面器を抱えてた・・・ショック!


確かに、今から温泉ではあるが・・・


まあ、そんな事は気にせず受付で、個室を2部屋取って、流れるまま分かれた。

我々の個室は、BONと彼女が入った個室の隣をキープ!

早速、服を脱ぎ捨て、湯船に入る。

年始の温泉は心持気持ちが良いニコニコ


既に友人YとSは壁に耳をくっ付け隣の声を聞く。


「まだ、入っとらんね~」


と、逐一実況するY。

気がつくと全員壁に耳をくっつけ聞きこむ異様な姿・・・ガーン

悲しい男子校生の姿がそこにはあった汗

高校の同級生BON~その1~

地元の外れの集落からバイクと列車を乗り継ぎ登校するBON。

物静かな性格・・・。

物言いも穏やかな感じで、周りからも好かれていた。


逆に、そんなキャラのせいか彼女が中々出来なかったしょぼん

いつでも紹介等でお見合い出来る様に、髪型や身だしなみには気を使ってた。


彼のポケットには必ず、エチケットブラシ、ブラシ、毛抜きを入れてある。

額の剃り込みや、眉毛、口周りのヒゲを剃るのではなく抜くのだ汗


通学の列車内、駅のトイレ、授業中もエチケットブラシと毛抜きで手入れに余念が無い。


周囲の友人達が徐々に彼女が出来始め、密かに焦り始めるBON。


「みんな羨ましか~得意げ俺も彼女欲しいなぁ。でも面倒臭そうだしなぁ~」


と、兼ねて言わない様な気持ちを語った。

とにかく先に、チェリーボーイとおさらばしたいのが本音だった。


それから、通学路界隈、地元、学校近辺で噂のHな女の子のリストアップを開始!

候補者が3名出て、一番アプローチしやすい女の子に決定する!


昼休み、喫煙場所で打診する。


「一応、牧高の○○さんなんかどう?地元も近いし、俺も面識あるから話しやすいけど・・・」


「あ~ぁ、○○ってY駅から乗ってくる女?大丈夫かなぁ?」


「まかせとけ!段取りするよ!」


と、決まったニコニコ


時期的にも年末、冬休みに入る前に列車内で話さないといけない。

終業式の帰りの列車内に居た○○さんに声を掛ける。


「彼氏居るの?」


「何でェ~、居るわけ無いじゃん!誰か良い人紹介してくれるの?」


「それってマジで言ってんの?紹介するよ!我が栗工で一番のオススメだよ!早目が良いんだけど、いつにする?」


「明日から年末いっぱいバイトがあるから年内は無理。お正月は?私、彼氏が出来たら初詣に行くのが夢だったの~にひひ


と、高感度!

早速、BONに報告した!


「マジでェ~!じゃあ、年明け3日の午後からはどうかな?」


「じゃあ、伝えるよ。一応自宅の電話番号も聞いてるし、夕方でも電話して伝えるから・・・」


取り合えず、お見合いの段取りはついた。



まさかの当日に、こんな展開までになるとは・・・・  続く