オールウェイズ・朝日町の夕日 -13ページ目

飲み会の会話

20代全般の頃は、平日週末関係無く思いつきで飲み会をしてた。

翌日の仕事など全く考えないで・・・・。

若かった証拠。


やがて仲間達は家庭を築き、子供に恵まれ、一旦落ち着き、年に一度集まるかの程度になる。


そして40代に突入し、子育てがある程度落ち着き、色んな意味で安定した頃に集まるようになる。


昨年春くらいから、Uターンした友人を囲んでの飲み会から再燃し始めた。

取り合えず、月イチでのプチ同窓会を始める。

昔のように金額は気にしなかったが、今は小遣い制がほとんどなので、会費はシビアに見積もる。

収入のバラつきも考慮して、安い居酒屋に始まり、二次会も馴染みの店に値段交渉する。

大きな出費で負担も少ない飲み会。


20代頃の飲み会での会話は、女の話は勿論、お遊びHの体験談や情報交換が主流!


だったが・・・・・得意げ


地元に居て、中々会わない連中とは、昔話や同級生の安否の情報交換が主!

しかし、回を重ねていくにつれ、子供の習い事やPTAの話まで広がるようになる。


昨年、忘年会を開いた時の事。

月イチの参加者以外の者にも声を掛け、更に珍しい顔ぶれが揃った。

業種も様々!

実家の商売を受け継いだ者や農家を継いだ者、会社員や農協職員等々・・・


田んぼや畑の話や、農作物の出来具合の話。

世の中の景気や政治の話を熱く語る同級生。


中でも、持病の話には参ったショック!

何処の病院が良いとか、薬の種類とか・・・

中には、精密検査をしきりに勧める友人も居る。


黙って話を聞いてると、同級生なのに目上の飲み会に参加してる様な錯覚を覚えるあせる


昔、馬鹿な話しかしてなかった連中が、意外な大人になった。

時の経過を髣髴させる。


私個人は、話の内容よりも焼酎をお湯割で飲む同級生達の姿を見て、


大人ぁ~


と、感じた。

夏の連夜のバーベキュー

友人Hはとにかく人を呼んで酒盛りをするのが好きな人間。

自宅の駐車場の中央に焼き台を置いて炭を熾す。

それから、暇そうな友人を片っ端から電話攻撃で誘う。

誘われた者は、会費は要らないが、何かしら持参するのがルール。

Hは友人の間ではドケチで有名であった。

炭と場所を提供するが、飲み会で必要な食べ物、酒類等は誘った連中の持参品を当てにするショック!


Hの中では、○○がビール、○○が肉、○○は乾き物、○○は焼酎、○○の家は農家だから野菜と言ったように予測する。

又、それが的中する・・・。


徐々に集まり、準備も整い乾杯する。

当然、焼き奉行はH!

酒盛りは、酒が無くなった時点でお開きとなる。


翌日、午前中に昨夜の片付けをしてると、


「昨夜は飲み足りなかったな~。今日もやる?」


と、ニヤニヤした顔で言い寄ってくる。


「もう今日は、肉は食えないよ」


「今日は、魚を焼こう!」


と、言う。

早速ストアーに行き、Hが品を選ぶ。

レジで突然、


「お金ある?俺、財布忘れた」


と、今になって言い出す。

取り合えず支払う。


「今日はおごれよ~!ビールは無いけど、焼酎は貰い物があるから・・・」


と、自慢げに話す。

それに自然に承諾してしまう私・・・・


2人で焼き始め、ささやかに乾杯する。

次第に、


「最初から焼酎は美味くない・・・。あ~、ビールが飲みてェ~」


と、ぼやき出すH。


「誰かビール持込で来ないかな?そうだ!○○なら誘えば持って来そうじゃない?あいつあまり友達居ないし、彼女も居ないから」


と、ニヤケ顔で言う。

電話で誘い出す。

計画通り、ビール持参で嬉しそうにやって来る別な友人。

万遍の笑みで迎えるHだが、歓迎するのは、持参品のビール得意げ


「先に貰うぞ!」


と、勝手に飲みだす。

延々と3時間程経ってお開きになる。


別れ際、Hが、


「明日は焼き鳥でも焼く?」


と、言い始めたので、聞かないフリしてわかれた。


翌日、電話が掛かってきて、


「焼き鳥するんだろ?」


Hは夕べ酔っ払ってて忘れてるのかと思っていたがしっかり覚えてるあせる

仕方なしに、ストアーで冷凍の焼き鳥パック数種類を買って行った。

すでに車庫では炭がいい感じに、準備されてた。


この日も同じように3時間程で終了!


すると突然、


「明日までしようや~。明日は野菜焼きなんかどう?」


と、言い出す・・。

完全に知らん振りする。


翌日の電話も出ないようにした。

夕方、別の友人から電話が入った。


「今どこ?」


「家だよ!」


「マジ?ちょっと換わるね~」


と、相手はHだった叫び

巧妙な手で誘いに入った。

予想してない。


結局、仕方なしにH宅にビールとツマミを買って向う事となった得意げ

到着するとHの目線は、私の顔では無く、確実に手元の買い物袋だった・・・・。

霊感女の話 ~その2~

あの不思議な出来事から、会ってない・・・。

友達が遊ばれない様に阻止する為なのか、単に私に警戒してるのか?考えた・・・。


ある日、女の寮の前を通ってみた。

閉店後の酒屋の駐車場に車を止め、部屋の窓ガラスを見ると、電灯が点いている。

ベランダからガラスめがけて小石を投げると、直ぐに気付きカーテンが開く。


「どうしたの?全然会えないから・・・。頭がおかしい人って思われてた」


と、言う。

取りあえず、車に乗せてその辺をブラブラする。

とにかく気になった事を真っ直ぐ聞いてみようと思った。


「この前、丸岡公園で幽霊がどうのって言ってたよね?あれは、K達を邪魔したかったの?阻止する為の作り話?」


と、聞いてみた。


「違うって。私たちもあそこには行かないようにしようよ!マジでヤバイって~。露骨に言えば信じてもらえないから言いたくなかったけど、あそこのは今まで見た中でベスト3に入るから、私も焦ってしまった」


と、信じてしまいそうな内容を話す。

暫く、国道を走ると、急に


「早く飛ばして先に行こう!さっきの橋は交通事故で家族で亡くなってるよ。過ぎる時全員こっちを見てた」


と、言い始めた叫び

思わず、言葉が出なくなり、車内は静かになる。

とにかくUターンを避け、回り道で市街地の方に向った。


寿屋の前の自販機に停まった。

ここは国道沿いで交通量も多く、何と言っても明るいひらめき電球

ようやく脈拍が正常に戻り聞いてみた。


「どんな感じに見えるの?」


「ん~?実際生きてる人と同じに見えるけど、幽霊の周りを煙が被って無表情だよ」


想像できない・・・・。

ある事を思いつく。


「お前さぁ、人が亡くなった場所に行けばわかるの?」


「大体わかるよ」


と、言うので、数年前にバイク事故で死んだ先輩の事故現場まで向った。

勿論、彼女には内緒で・・・。


10分後到着。


「ここらへんで何か見える?」


と、いきなり聞くと、数秒後に


「高校生が死んだんじゃない?学生服姿で!髪型は短く、ちょっとガッチリした学生で、あの電信柱付近だと思う」


と、言い始めた。

全て当たってる・・・・・叫び

これを聞いて信じないはずが無いあせる


彼女のそういった能力はわかった。

それを省けば、平均よりも可愛いラブラブ!

取りあえず、気にせず暫く続けた。


デートはなるべく明るいところにしてたガーン


                       続