飲んだ日:2026/3/22
国・地域:仏ブルゴーニュ
Vintage:2006年
銘柄:Meursault-Perrieres(白)
ランク:1er Cru
造り手:Yves Boyer-Martenot
輸入業者/購入店:たぶん(株)ラシーヌ/(有)森田屋商店
価格:\9,000(税込)
購入日:2008/10/10

飲み頃度:飲み頃だったような/満足度:6/10

 

先日のnononaさんの会で、そこそこ酔いが回っている中、妻に電話して持ってきてもらった3本の中の1本(他の2本は何だったのか後日訊いたところ、J.ラフェとH.リニエのシャルムいずれも’99だったのだそう)。これが選ばれた理由は記憶が飛んでいて不明です。

専務がタクシー呼んで持ってきてくださった(と思われる)B.パイヤールとM.カミュゼでほぼ撃沈気味だったのですが、ちゃんと美味しかった覚えがあります。

2007年の年末に森田屋さんを訪れた際に2005年のぺリエールをテイスティングさせていただき、その旨味に痺れて以来購入を続けていたマルトノさんですが、これが最後の1本。やっぱりぺリエールは他の銘柄とは一線を画していて、過去開けたこの造り手のワインの中でも常に別格的に美味しかったような。

 

手術後は、もうこんな飲み方も出来なくなるんですかね。グラス2~3杯でヘロヘロになったりするようなら、こういう会への参加資格もなくなってしまうような(悲しーえーん)。

 

 

 

飲んだ日:2026/3/22
国・地域:仏ブルゴーニュ
Vintage:1999年
銘柄:Vosne-Romanee Cuvee Duvault-Blochet(赤)
ランク:1er Cru
造り手:D.R.C.
輸入業者/購入店:(株)恵比寿ワインマート/CAVES TAILLEVENT
価格:\64,600
購入日:2002/12/1 or 2003/9/20
飲み頃度:遅すぎた/満足度:5.5/10

 

胃の切除手術前の、最後のnononaさんの会に私が持ち込んだワイン。

当時ロマネ・コンティの会での空瓶争奪戦に敗れた私は、それ以外の銘柄を全部揃えようとくだらない野望に燃えた結果、こちらの銘柄を高値掴みしたのでした(この値段を出せば当時同ヴィンテージのリシュブールが買えた)。

1930年代の優良年に特級畑の若木から収穫したワインをこの名前で提供していたと裏エチケットに記してあります(<<Duvault-Blochet>>はドメーヌの創設者)。1999年に復活し、さすがは優良年と思っていたら、その後は1~2年おきに造られるようになって、希少性は年を追うごとに低下してしまった(値段は凄いことになってるけど)。

 

で、結論としては開けるタイミングが遅きに失した。D.R.C.の1999年ヴィンテージであれば長熟に違いないと当然のように思っていたのですが、ヴォーヌ・ロマネ村の妖艶さも官能性も、このヴィンテージの強靭さも、いずれも既に失っていました。若木で造ったワインの限界を感じます。この日はとんでもない銘醸特級ワインの後だったので、相対的に見劣りしてしまったかもとも思いましたが、それを抜きにしても感動はなかったに違いない。10年前に開けるべきワインでした。

 

空ボトルはさすがの950gでしたが、コルクは他の銘柄と違って普通の長さでした(コルク紛失、かなり酔いも回りグラスの写真も撮り忘れた)。

 

 

3月22日

nononaさんにてワイン会を催していただきました。

恐ろしいまでにレアで、超絶に美味しいワインが並びました。

 

Champagne (Belle Epoque) 1964(Perrier-Jouet)

微発泡にして、しっかりした酸とひねていない果実味との絶妙なバランス。尋常じゃなく美味しい。

無知な私は1964年ヴィンテージである事に驚きつつも、唯々その美味しさに浸っていたのですが、素性を調べてビックリ。1964年は1900年代にエミール・ガレがデザインした後に封印されたこのボトルが発見された年であり、その後ベルエポックとして発売されたファースト・ヴィンテージではありませんか!超貴重なワインをありがとうございました!(美味しかった~)

 

最近のヴィンテージよりも仕立てが手作り感溢れているのではと

 

 

 

 

蛤の真薯と春の天ぷらで幕あけ

 

 


Champagne Le Mont-chainqueux 1er Cru Les Mesneux Blanc de Noirs(Elise Bougy)

これまた私なんかが軽々しく味わっちゃいけないワイン。今をときめく女性醸造家が造るシャンパーニュ。細やかな泡に包まれる、ソリッドにしてしっかりとした&締りある凝縮感。優しくて力強い、めちゃめちゃタイプの味わい。同じナチュール系の造り手さんだからでしょうか、以前飲んだジョルジュ・ラヴァル同様のエネルギッシュさを感じました。好きだなぁ、これ。

 

 

 

 

筑前煮

 

 

Echezeaux 1990(Jacques Cacheux)

ワインという飲み物の長熟さとその魅力を湛える1本。まろやかで優しく育ったエシェゾーは、35年を経て全く退潮感なく唯々柔らかでエレガント。アンブロワーズ同様、価格が高騰しないお買い得な造り手さんですが、優良ヴィンテージに生み出された本拠地のフラッグシップ・ワインの実力を存分に発揮してくれていました。

 

 

裏ラベルに記載されていた「エキス分」

昔のワインには表記されていたよねと皆さんがお話しされていたのですが、たぶん私がワインを買い始めた頃にはほぼ見なくなっていたような。

ちなみにワインのエキス分とは「ワインの「エキス分」とは、水分とアルコールを除いた、糖分、酸、ミネラル、グリセリンなどの不揮発性成分の総量(100mLあたりのグラム数)」だそうで、一般的なワインのエキス分は4〜7g/100mLの範囲らしいです。

 

 

鰤、関鯖、穴子

 

 

Romanee Saint Vivant 2006(Domaine de l'Arlot)

カシューとほぼ同じタイミングで開けたこちらのR.S.V.。カシューのエシェゾーに比べていまひとつな感想が並びましたが、確かに最初は青っぽさと薄さを感じたものの、なかなかの粘り腰も感じました。熟練さと青二才な両面を楽しめました。

 

 

 

 

Bonnes-Mares 1973(Domaine Clair Dau)

日本一(専務調べ)のグリヴレ・コレクターのコレクションはグリヴレだけに非ず。本日のベル エポックもそうですが、前回のレニ・ヴォルパト-コスタイユに続いてご持参いただいたのは、かつてコート・ド・ニュイ屈指のドメーヌとして名声を馳せたクレーユ・ダウの特級ボンヌ・マール。

本日の錚々たるワインの中でもダントツに柔らかい。完全に球体化した酒質から漏れ出る静謐なる至福の旨味。唯々静かなる味わい。抜群のコンディションにも恐れ入るばかりです。
 

そして後日気付いたのですが、クレーユ・ダウは昨年nononaさんの会に持ち込ませていただいたフォージュレイ・ド・ボークレールが借り受けていた畑の貸主でした。

フォージュレイの1999年もとても素晴らしかったですが、今回味わわせていただいた1973年のボンヌ・マールには「最もテッレ・ブランシュ(Terre Blanche)としての特徴が顕著な土地」の葡萄もきっと含まれていた筈。あのワインが育った畑でその四半世紀前に造られたワインを味わえたのかと思うと、感慨も一入です。

 

 

 

 

Vosne-Romanee 2004 Les Jachees(Bizot)

私的に魅惑のヴィンテージだった2004年ですが、今の時期その妖艶さを保てているのは上のクラスだけのような。コンディション的な問題は感じないものの、旨味成分がある程度昇華した後のような印象。

 

 

 

 

筑前煮お代わりしました!

 

 

Vosne-Romanee Cuvee Duvault-Blochet 1999(D.R.C.)

私が持参したワイン。今まで一度もハズレた事のなかったD.R.C.ですが、加えて1999年という好条件を過信した結果、このワインのピークは先のビゾ同様に、とうに過ぎていたようです。

 

 

 

この辺から延長戦?が始まったような・・・

既にかなり酔っぱらっている私は妻に電話をして、セラーの中からランダムに3本ほど選んで車でnononaさんまで持ってきてもらい、専務はタクシー飛ばしてお店から調達?

 

Champagne Blanc de Noirs(Bruno Paillard)

 

 

 

酔った体に沁みるツナトースト!美味ーい

 

 

 

Nuits-Saint-George Aux Murgers 1990(Meo-Camuset)

 

 

 

Meursault-Perrieres 2006(Yves BOYER-MARTENOT)

 

 

 

13時に始まって、私がお店を出たのが20時近かったような。延長戦に入ったあたりから記憶も途切れがちで、大磯駅から自宅までは久し振りに文字通りの千鳥足で蛇行しながら帰りました。あーこんなに酔っ払うのも久し振りだなと思いつつ・・・

 

それにしても、貴重なワイン達が居並んだ本日のワイン会。ボトルを全部持って帰ればよかった。。。悠久の輝きを放つかのような魅惑のワインもあれば、その旬を見極められなかったワインもあり、改めて持ち寄りワイン会の醍醐味を堪能させていただきました(個人的には相変わらず不甲斐ない結果に終わりました)。

そして平塚にはこれだけの銘醸ワインをちゃんと楽しませてくれる、懐の深い和食屋さんがあります(いつもいつもありがとうございます!)。美味しかったー&ご馳走様でした!

 

ご一緒してくださった皆様、nononaさん、本当にありがとうございました!!

 

 

(in order appearance)

Champagne (Belle Epoque) 1964(Perrier-Jouet)

Champagne Le Mont-chainqueux 1er Cru Les Mesneux Blanc de Noirs(Elise Bougy)

Echezeaux 1990(Jacques Cacheux)

Romanee Saint Vivant 2006(Domaine de l'Arlot)

Bonnes-Mares 1973(Domaine Clair Dau)

Vosne-Romanee 2004 Les Jachees(Bizot)

Vosne-Romanee Cuvee Duvault-Blochet 1999(D.R.C.)

Champagne Blanc de Noirs(Bruno Paillard)

Nuits-Saint-George Aux Murgers 1990(Meo-Camuset)

Meursault-Perrieres 2006(Yves BOYER-MARTRNOT)

先週木曜日に改めて妻と共に担当医からの説明を受け、4月28日に胃の切除手術をする事になりました。前回ひとりで説明を受けた時は、切り取るのは胃の1/3~1/2と言っていたのに、この日は1/2~2/3と切除範囲が拡大していてちょっとショック(大して変わらんか)。

 

昨年夏に始まった口内炎を伴う体調の異変。最初は金属アレルギーが原因だと思っていた。8月後半には体重が10㎏減って息切れもするようになり、秋口に血液を検査したところヘモグロビンとLD/IFCCに異常値が認められ、市民病院で本格的な治療を開始。「自己免疫性胃炎」と診断され、ビタミンB12不足を補うために輸血と週3のビタミン注射を実施。

まだここまではよかったのですが、11月に検査した際に生検に回した結果に問題が見つかって、年末に再び胃カメラ検査を実施。結果は「神経内分泌腫瘍」。内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施され、退院後の下血もあり計2週間ほど入院。再度の生検の結果は、転移リスクの芽を摘むために胃の部分切除、という全く想定していなかった結果となりました。

 

今回の腫瘍は胃の真ん中から下の方らしく、当初診断された「自己免疫性胃炎」は胃の上部だと聞いていたので、腫瘍との関連を訊いたところ、全く関係はないとの事。言ってみれば、これのおかげで今回の腫瘍が見つかった訳で、その点は不幸中の幸い(これで胃の切除さえなければ…)。バリウムでは見つけようのない大きさだし、一昨年に胃カメラ検査を受けていても果たして問題にしたかどうか・・・というサイズ感なのだそう。「胃と小腸の間の弁って残せないんですか?」と訊いたところ、残念ながらと言われてしまった。

 

我が家は癌家系じゃないので、正直高を括っていました。こんな事なら毎年胃カメラ検査しておけばよかったと後悔もしてしまいます。「バリウムなんて気休め。胃カメラ飲んだ方が絶対いいよ」と以前会社の先輩に言われた言葉が手遅れながら身に沁みます。

普段からワインで胃や肝臓に負担をかけている皆様。くれぐれもお体ご自愛ください(特に60過ぎると急にガタが来ます)。

 

 

 

飲んだ日:2026/3/9
国・地域:山梨県
Vintage:2023年
銘柄:K23AK_AK(赤)
造り手:合同会社共栄堂
購入店:Alcoholic Armadillo
価格:\2,200
購入日:2025/6/30
飲み頃度:飲み頃/満足度:5.5/10

 

プラムや杏、いつもながら日本の葡萄が持つ野趣な果実味を上手にコントロールしている印象。これが5日経っても衰えず、最後まで美味しかった。こういう1本を味わうと、まだまだつよぽんのワインを継続して追いかけたくもなるのですが、果たして私のワイン・ライフはこれからどうなってしまうのでしょうか。

 

 

 

 

飲んだ日:2026/3/7
国・地域:仏ブルゴーニュ
Vintage:2019年
銘柄:Savigny "Haut-Jarrons" 
ランク:1er Cru
造り手:Louis Chenu
輸入業者/購入店:テラヴェール(株)/Alcoholic Armadillo
価格:\29,000(リアルワインガイド2024カレンダーavecあるあるBOX 年越し8本セット)④?
購入日:2023/11/29
飲み頃度:今でも十分に/満足度:6.5/10

 

柔らかな舌触り。果実味と酸味とがバランス良く口の中に広がり、後を追うように旨味が沁みる。あー美味しい。

2日目もキュートな果実味は健在。ちょっと早いかなと思いましたが、今開けて大正解でした。ルイ・シュニュってこんなに美味しかったっけ?

 

と思ったら、過去にもこの造り手の美味しさに驚かされていました。

胃の切除後は、この至福のひとときを与えてくれるお酒と今まで通りの付き合いが出来なくなるのかと思うと、只々ブルーになってしまうのでした。