胃を切除した後は、麺類は大敵なんだそう(噛まずに飲み込むから)。序列をつけると、一番悪いのが蕎麦で次がラーメン、最後がうどんでしょうか。我が町大磯には神奈川一美味しい(自分調べ)AGATAさんといううどん屋さんがあって、多分1年間で一番通っている麺処なのですが、先日退院後に初めてお邪魔して、讃岐うどんをひたすら咀嚼する虚しさに苛まれた。ラーメンも然り、蕎麦など以ての外な気しかしない。
今訪問を切望している、手術前に足繁く通っていた神奈川県湘南エリアにあるラーメン屋3軒。
①ラーメン 鴇



特製醤油(鶏・豚出汁)
藤沢にあった頃から人気店でしたが、寒川に移転後は更に進化を遂げている気がします。
スープも麵もチャーシューもメンマもワンタンも全てが極上で、仕事を施されたこだわりの食材たちが旨味として結実しながら、一杯の丼の中に小宇宙が広がっている。私は娘がラーメンのスープを完飲する姿をこの店で初めて目撃したのでした。
予約システムで行列に並ぶ事なくありつけるのも非常に助かります。私的には間違いなく神奈川トップクラスの正統派醤油ラーメンのお店。湯河原の超人気店恐るるに足らずです。
でも今行ったら半分も平らげない内に苦悶の表情を浮かべてしまう事でしょう
②手打ち カドワキ


一昨年の9月に平塚大勝軒の跡地にオープンした、若き店主が営むこちらのお店は、食材へのこだわりを前面に押し出したお店。オープン当初に訪問した際は、その食材たちが丼の中で纏まりに欠けている印象でした。結果ラーメンの美味しさに結実していない。その後も定期観測的に訪問するも印象は変わらなかったのですが、食べログのレビューを見ていると、皆さん塩を褒めてらっしゃる。基本醤油しか頼まない私は試しに塩を注文してみたところ、これが美味かった!!じんわりと染み入るようなその旨さに痺れました。この日初めてスープを完飲。それ以来訪問頻度が爆上がりしました(ちなみに娘がスープを完飲した2軒目がこちらのお店)。
開店直後にお邪魔したある日の事。初めてカドワキさんを訪れたらしいお客が店主にオススメを尋ねたところ、「醤油です」と即答されていた。それを聞いた私は思わずその客に「いやいや騙されたと思って塩を注文してみてください」と言いたかったのだけれど、さすがにそれは出来なかった。
ちなみに店主一押しの醤油は、未だにスープを完飲できずにいます。
③麺や 晴



コロナ以降、高菜と紅しょうがは希望者に別出し
平塚129号沿いにお店を構える晴さんは、本格北九州ラーメンのお店(提灯には「博多らーめん」とあるけれど)。折尾や小倉といった北九州地方はほとんど訪れたことがなくて疎いのですが、直方や飯塚といった旧炭鉱町の筑豊系同様にきくらげがトッピングされているのが博多ラーメンとの違い(博多できくらげをのせたお店を見ると節操ないなと思います)。
博多出身の私が太鼓判を押します。この店のとんこつラーメンは本場顔負けに美味い。加えて、一緒に頼みたいのが焼めし。これがまた半端なく美味い。私はいつも家族3人で行くと1人前、娘と2人で行く時は半焼めしを注文。半とかいって普通に1人前のボリュームあります。
ちなみに餃子はオープン当初に一度頼んだっきり。その後の変化は未確認です。

バリ旨焼めし(これで“半”です)
はやくラーメンが食べたーい!(妖怪人間ベム調で)