飲んだ日:2025/4/26
国・地域:仏ブルゴーニュ
Vintage:2004年
銘柄:Griotte-Chambertin(赤)
ランク:Grand Cru
造り手:Fourrier
輸入業者/購入店:不明/ワインショップ・ベリエ
価格:\15,000
購入日:2006/11/18
飲み頃度:不明/満足度:5/10

 

レア物ワインの会に私が持ち込んだ1本。

レアな度合いはこの日の主役に及ぶべくもないですが、仮にもグラン・クリュ&フーリエのフラッグシップ。2004年というヴィンテージも開け時として悪くない。しかしながら20年前に飲んだ1997年の感動の再来とはいきませんでした。

当時ネットを検索して在庫を見つけ、普段お取引のないお店で注文した品。家に届いた際にキンキンに冷えていたのを思い出しました(その時の事をブログに残していました→こちら)。それから20年近くを経て抜栓して、ワインが本来のポテンシャルを発揮できない結果に終わると、その原因に思いを巡らせてしまいます。インポーターは確認するのを忘れて帰宅してしまった。

思い出すのが、ブルゴーニュ合宿でジャン・ガローデ宅を訪れた際に、氏がセラー奥の年代物のストックから開けてくれた1本。テイスティングして正直「あれ?こんなもん?」と思ったのを今でも覚えています。ワインのコンディションは、決して輸送過程だけに非ずという事でしょうか。

そんなリスクも含めて尚魅力あるお酒な訳ですが、当時のこの値段ならいざ知らず昨今の価格でこんな体たらくだったら、洒落にならない気もしちゃいます。

 

 

 

1月24日

遅ればせながらのnononaさんでの新年会。

とんでもないワイン・コレクターがご一緒してくださったおかげで、とんでもないワインにありつけました。

 

Meursault "Les Meix-Chavaux" 2000(Véronique de Mac Mahon)

専務が提供下さった本日唯一の白は、今やブルゴーニュを離れスロヴェニアでワイン造りに精を出しているマクマホン氏のワイン。ムンムンとした樽の効いた液体で、八角系の香辛料、最後に胡麻香。25年も経っているのに全然パワフルでミネラリーな様は、まさにクラスレス。変態ワイン呼ばわりされてもいましたw。

 

 

 

先ずは鴨をアテに!

 

 

Bourgogne Grand Ordinaire "Le sang de la terre" Rouge 2003

(Bernard Van Berg)

これまた素性を探ると明らかに変態ワインの一角。2003年はファースト・ヴィンテージだそうです。灼熱の年に生まれた、たかだかグラン・オルディネールなのに謎の存在感。ガメイが入っている気はしないものの、ピノ・ノワール100%な気もしない。ある意味ラシーヌさんらしさ満載で、ブルゴーニュのヒエラルキーをあざ笑うかのようなワイン。

 

 

 

 

関サバ、石鯛、アオリイカ、煮鮑盛り合わせ

 

 

 

Chambolle-Musigny 1995(Léni VOLPATO-COSTAILLE)

ブルゴーニュ・ラヴァー垂涎の、幻のワインはDr.バロレくらいしか知らなかった私です。グリヴレのコレクターは、こんなワインもお持ちでした。
レニ・ヴォルパト-コスタイユ。ブル魂さん曰く「日本で飲める事自体奇跡に近い」というワイン。しかもこのワインはインポーターの手を介さず、ヴォルパトさんの近親者から直接入手したという素性の確かな1本。

やや煉瓦色を帯びた液体は、硬くて酸が立つ「ソリッド」なシャンボール。時間と共に解れた姿は旨味と酸が絡み合ってとても良い塩梅。漬物香が出始めるあたりで旨味成分がピークを迎えた。少人数でじっくり味わえる幸せを嚙み締めたのでした。ご馳走様でした!

 

 

 

甘さを抑えた絶品出巻玉子に思わず天を仰ぐ

 

穴子

 

 

 

Vosne-Romanee Les Chaumes 1989(Jean Faurois)

さらにもう1本。ジャン・フォロワ氏はメオ・カミュゼの醸造責任者を1980年代~90年頃まで務めていた方との事。こちらはネットで素性を探していたところ、Q氏の趣きある記事が見つかりました。

写真よりも実物は奇麗な赤紫に見えた。妖艶でクリーンでバランスの良い、89年とは思えない矍鑠たる面持ち。

 

 

 

ジューシー極まる鰤山椒焼

 

 

Vin d'Alsace 2023(Christian Binner)

こちらは“箸休め”的に専務から供された1本。梅苺ジュースな、まさにホッとする味わい。若いうちからイケてます。

 

 

 

白子天に

 

鶏天

 

 

Griotte-Chambertin 2004(Fourrier)

私が持参したワイン。1997年ヴィンテージ以来ですが、今回感動はなし。フーリエの真骨頂とはいきませんでした。

 

 

 

炭火で焼かれたホットサンドがまた美味いのなんのって

 

 

 

nononaさんでの今年初のワイン会は、とんでもなく貴重なワインばかりの会となりました(いつもの事ながら私の持参ワインは冴えない結果に…)。

胃の内視鏡手術を3週間後に控えたこの日、これで思い残すことはないなと・・・思いながら、快気祝いをおねだりしたのでしたw。

 

皆さま、ご馳走様でした!貴重なワインをありがとうございました‼

 

 

飲んだ日:2026/1/20
国・地域:千葉県
銘柄:甲子 純米吟醸生原酒 初しぼり
造り手:(株)飯沼本家
製造年月:2025年12月
購入店:青木商店
価格:\1,800
購入日:2026/1/8
 

原料米:五百万石(富山)、山田錦(兵庫)
精米歩合:(掛米・麹米) 58%・50%(扁平精米)
酵母:きょうかい1801号
日本酒度:±0
アルコール度数:16
酸度:2.0
アミノ酸度:1.2

※日本名門酒会HPより

 

割と頻繁にリリースされる甲子の全体像を把握しかねている状況ですが、こちらは“しぼりたて”。といってもしぼりたての生原酒はこの後も続々と登場しているので、一番の売りは“初しぼり”である点でしょうか。

フレッシュさの中のほろ苦さ。甲子らしいモダンなテイスト。ただ先にも書きましたが、紫宙の後だとちょっと違和感。モダン過ぎるというか華やかさがあざとく感じるというか、自分のストライクゾーンからもややはずれ気味な印象すらしてしまう。フレッシュさが仇となっているような気もします。

その内こっちの味覚がアジャストされるかと思っていたら、最後まで紫宙が恋しいままでした。

 

年末の胃カメラ再検査の結果が出て、診察結果は「神経内分泌腫瘍」。昔は「癌モドキ」と言われていたらしいです。広義でくくれば癌?悪性には違いなくて、来月に内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を受ける事となりました。こういうご時世なのでネットで調べてみると、あー患部は2cm以上なのかとか、だから先生が一度も早期と言ってくれなかったのかとか、色々勘ぐってしまいます。約1週間の予定で入院する事に。全身麻酔じゃないらしくて、気が付いたら終わってるとはいかないようです。憂鬱だ。

病を自覚すると、結構頻繁に胃に痛みを感じる事にも気付く。今の内とばかりに飲酒している現状は、とても良くないんじゃないかと考え始めるこの頃です(手遅れ?)。

 

 

 

飲んだ日:2026/1/13
国・地域:岩手県
銘柄:紫宙 純米吟醸生酒 初しぼり 杉玉ラベル
造り手:(株)紫波酒造店
製造年月:2025年11月
購入店:青木商店
価格:\1,900
購入日:2026/1/8
 
原料米:五百万石

精米歩合:55%
アルコール度数:15

 

辛口。切れ味と旨味が同居していて、心地の良い飲み口。

これが日を追うにつれてイイ感じ指数が上がっていって、リピート確実なお気に入り銘柄になりました。この後に開けた甲子に少々違和感を感じてしまうくらいに、私の好みに馴染んでくれたのでした。

 

 

並行して熱燗は再び賀茂金を

 

 

飲んだ日:2026/1/2

国・地域:仏コート・ド・プロヴァンス
Vintage:2021年
銘柄:Clos des Terre Mere(赤) ぶどう品種:グルナッシュ、サンソー
ランク:A.O.P.

造り手:Clos des B
輸入業者/購入店:(株)VIVIT/ウメムラWine Cellar
価格:\7,980(税込)
購入日:2025/1/29

飲み頃度:今でも十分に/満足度:6/10

 

ネットショップさんの紹介記事を読んで、お試しで購入してみた1本。
購入に至った経緯やエチケットに惹かれた点がイ・マンドルリと重なっていたため、てっきりイタリアワインだと思い込んでいました。

初日の印象もイ・マンドルリと実によく似ていて、とにかくパワフルな果実味が前面に出過ぎており、料理に合わせる以前に少し辟易してしまうような味わい。若いアマローネを持て余してしまう時の感覚に近い印象です。

 

ところが2日目になると、鬱陶しく感じていた甘さが引き、マグロの赤身のような(?)爽やかさと清涼感が、この液体を支配していました。バランスも良く、前日とは打って変わって、するすると杯が進みます。

これがこのワインの本領だとするなら、ぜひリピートしたいですし、他の銘柄も試してみたくなる造り手でした。