3月22日
nononaさんにてワイン会を催していただきました。
恐ろしいまでにレアで、超絶に美味しいワインが並びました。

Champagne (Belle Epoque) 1964(Perrier-Jouet)
微発泡にして、しっかりした酸とひねていない果実味との絶妙なバランス。尋常じゃなく美味しい。
無知な私は1964年ヴィンテージである事に驚きつつも、唯々その美味しさに浸っていたのですが、素性を調べてビックリ。1964年は1900年代にエミール・ガレがデザインした後に封印されたこのボトルが発見された年であり、その後ベルエポックとして発売されたファースト・ヴィンテージではありませんか!超貴重なワインをありがとうございました!(美味しかった~)

最近のヴィンテージよりも仕立てが手作り感溢れているのではと



蛤の真薯と春の天ぷらで幕あけ

Champagne Le Mont-chainqueux 1er Cru Les Mesneux Blanc de Noirs(Elise Bougy)
これまた私なんかが軽々しく味わっちゃいけないワイン。今をときめく女性醸造家が造るシャンパーニュ。細やかな泡に包まれる、ソリッドにしてしっかりとした&締りある凝縮感。優しくて力強い、めちゃめちゃタイプの味わい。同じナチュール系の造り手さんだからでしょうか、以前飲んだジョルジュ・ラヴァル同様のエネルギッシュさを感じました。好きだなぁ、これ。



筑前煮

Echezeaux 1990(Jacques Cacheux)
ワインという飲み物の長熟さとその魅力を湛える1本。まろやかで優しく育ったエシェゾーは、35年を経て全く退潮感なく唯々柔らかでエレガント。アンブロワーズ同様、価格が高騰しないお買い得な造り手さんですが、優良ヴィンテージに生み出された本拠地のフラッグシップ・ワインの実力を存分に発揮してくれていました。


裏ラベルに記載されていた「エキス分」
昔のワインには表記されていたよねと皆さんがお話しされていたのですが、たぶん私がワインを買い始めた頃にはほぼ見なくなっていたような。
ちなみにワインのエキス分とは「ワインの「エキス分」とは、水分とアルコールを除いた、糖分、酸、ミネラル、グリセリンなどの不揮発性成分の総量(100mLあたりのグラム数)」だそうで、一般的なワインのエキス分は4〜7g/100mLの範囲らしいです。

鰤、関鯖、穴子

Romanee Saint Vivant 2006(Domaine de l'Arlot)
カシューとほぼ同じタイミングで開けたこちらのR.S.V.。カシューのエシェゾーに比べていまひとつな感想が並びましたが、確かに最初は青っぽさと薄さを感じたものの、なかなかの粘り腰も感じました。熟練さと青二才な両面を楽しめました。



Bonnes-Mares 1973(Domaine Clair Dau)
日本一(専務調べ)のグリヴレ・コレクターのコレクションはグリヴレだけに非ず。本日のベル エポックもそうですが、前回のレニ・ヴォルパト-コスタイユに続いてご持参いただいたのは、かつてコート・ド・ニュイ屈指のドメーヌとして名声を馳せたクレーユ・ダウの特級ボンヌ・マール。
本日の錚々たるワインの中でもダントツに柔らかい。完全に球体化した酒質から漏れ出る静謐なる至福の旨味。唯々静かなる味わい。抜群のコンディションにも恐れ入るばかりです。
そして後日気付いたのですが、クレーユ・ダウは昨年nononaさんの会に持ち込ませていただいたフォージュレイ・ド・ボークレールが借り受けていた畑の貸主でした。
フォージュレイの1999年もとても素晴らしかったですが、今回味わわせていただいた1973年のボンヌ・マールには「最もテッレ・ブランシュ(Terre Blanche)としての特徴が顕著な土地」の葡萄もきっと含まれていた筈。あのワインが育った畑でその四半世紀前に造られたワインを味わえたのかと思うと、感慨も一入です。


Vosne-Romanee 2004 Les Jachees(Bizot)
私的に魅惑のヴィンテージだった2004年ですが、今の時期その妖艶さを保てているのは上のクラスだけのような。コンディション的な問題は感じないものの、旨味成分がある程度昇華した後のような印象。



筑前煮お代わりしました!

Vosne-Romanee Cuvee Duvault-Blochet 1999(D.R.C.)
私が持参したワイン。今まで一度もハズレた事のなかったD.R.C.ですが、加えて1999年という好条件を過信した結果、このワインのピークは先のビゾ同様に、とうに過ぎていたようです。

この辺から延長戦?が始まったような・・・
既にかなり酔っぱらっている私は妻に電話をして、セラーの中からランダムに3本ほど選んで車でnononaさんまで持ってきてもらい、専務はタクシー飛ばしてお店から調達?

Champagne Blanc de Noirs(Bruno Paillard)


酔った体に沁みるツナトースト!美味ーい


Nuits-Saint-George Aux Murgers 1990(Meo-Camuset)


Meursault-Perrieres 2006(Yves BOYER-MARTENOT)

13時に始まって、私がお店を出たのが20時近かったような。延長戦に入ったあたりから記憶も途切れがちで、大磯駅から自宅までは久し振りに文字通りの千鳥足で蛇行しながら帰りました。あーこんなに酔っ払うのも久し振りだなと思いつつ・・・
それにしても、貴重なワイン達が居並んだ本日のワイン会。ボトルを全部持って帰ればよかった。。。悠久の輝きを放つかのような魅惑のワインもあれば、その旬を見極められなかったワインもあり、改めて持ち寄りワイン会の醍醐味を堪能させていただきました(個人的には相変わらず不甲斐ない結果に終わりました)。
そして平塚にはこれだけの銘醸ワインをちゃんと楽しませてくれる、懐の深い和食屋さんがあります(いつもいつもありがとうございます!)。美味しかったー&ご馳走様でした!
ご一緒してくださった皆様、nononaさん、本当にありがとうございました!!

(in order appearance)
Champagne (Belle Epoque) 1964(Perrier-Jouet)
Champagne Le Mont-chainqueux 1er Cru Les Mesneux Blanc de Noirs(Elise Bougy)
Echezeaux 1990(Jacques Cacheux)
Romanee Saint Vivant 2006(Domaine de l'Arlot)
Bonnes-Mares 1973(Domaine Clair Dau)
Vosne-Romanee 2004 Les Jachees(Bizot)
Vosne-Romanee Cuvee Duvault-Blochet 1999(D.R.C.)
Champagne Blanc de Noirs(Bruno Paillard)
Nuits-Saint-George Aux Murgers 1990(Meo-Camuset)
Meursault-Perrieres 2006(Yves BOYER-MARTRNOT)