飲んだ日:2024/6/16
国・地域:伊トスカーナ
Vintage:2021年
銘柄:il Bossolotto Toscana Rosso(赤)
ランク:IGT
造り手:Giacomo Baraldo
輸入業者/購入店:(株)/カーヴ・フジキ
価格:\5,500
購入日:2024/6/8
飲み頃度:今でも十分に/満足度:5.5/10

 

馴染みの酒販店さんが同時に取り上げていたこちらの造り手。その記事を読んで食指が動き、とりあえず赤白1本ずつ購入してみました。

開けてすぐは結構な雑味感とイガミが入り混じる。舌触りは麻のようなゴワゴワ感。イガミが落ち着くと、キュートな果実味が縦横無尽に口の中に広がる。旨味も発散。

 

ブルゴーニュというキーワードがショップの紹介記事やテイスティングコメントに出てきますが、彼の地のエレガンスはこのワインには見当たらない。ブルネッロにブルゴーニュとの相似性を感じ続けている私でも、このワインからはその欠片も感じませんでした。反面、メチャ自然派なテイストだと思います。素朴だし、果実味はキュートだし、イガイガしているし。

 

というのが初日の感想で、これが2日目になると雑味がかなり蒸発して舌の上のゴワゴワ感が無くなり、ほんの少ーしだけ判らんでもない気がしてきた。

この銘柄はエントリー・クラスとの事ですが、この造り手さんに恋する1本とはなりませんでした。