明日(皇紀2684年5月1日)で元号が「令和」になってから5年、今上陛下の即位から5年です。それに先立ち共同通信社は4月27日に、皇室に関する全国郵送世論調査の結果をまとめました。

皇位継承の安定性について「危機感を感じる」が「ある程度」を含め72%、女性天皇を認めることは計90%が賛同したそうです下矢印

 

「愛子さまを天皇に」

とか言って回ってる連中にとっては「朗報」かもしれません。でも、その手の主張をしている方は、過去の歴史上あった「女性天皇」と前代未聞の「女系天皇」を意図的に混同しています。愛子さまは「男系女子」ですが、愛子さまが皇室の男系子孫以外の民間人と結婚した場合に生まれた子供は「女系」…その時点で神武天皇以来の皇統が途絶える事に触れません。

またそういう人達は皇位継承順位の変更も要求しています。早い話、皇嗣家(秋篠宮家)の排除です。秋篠宮家は現皇室で唯一の男系を存続できる宮家…それをバッシングして排除しようというのは、神武天皇以来の皇統を否定する事なのに、それを確信犯的にやろうとしています。

そんな謀反人にえさを与えるような結果を、疑うべきです!調査に応じた相手がごく一部の、特定の層だけなら、世論操作、謀反の片棒担ぎとみなすべきです!とにかく調査の実態を詳細にしてもらいたいです!


もっとも本当に9割の日本国民が支持しても、変更すべきではありません。もっともこう書くと

何で?憲法改正でも衆参両院の3分の2以上の賛成があって、国民投票で過半数で改正されるのに、9割の賛成があってもダメだというなら、民主主義の否定だろ!

と思う人もいるだろうが…時の空気に流されやすい民意で国の根幹を変える(というか捻じ曲げる)という発想自体、危険というほかありません。

時の空気で物事を決めるのが如何に危うくて、後悔する羽目になるかというのは、15年前の夏の衆議院議員総選挙(衆院選)だけでも思い知らされたはずです。

15年前の事は覚えていない?そんな半分ボケた人でも、4年前から数年間のコロナ禍の時の様々な押し付け(行動規制、手指消毒、マスク着用、ワクチン接種等々)もその時の空気で正当化されたことを覚えているでしょう。今となっては間違っていたとわかっても、当時はそれが正しいという声が大きかったし、多くの者はそれに従った(従うしかなかった)…それだけでもわかりそうなものです。だから

「愛子さまを天皇に」

という主張が時の空気に乗ることで、皇室典範改正を実現させ、皇位継承順位の変更、女性天皇誕生、さらには女系天皇誕生というふうになることは、それらと同等どころか比較にならないほど危ういと言いたいです。

 

まあ、どちらかというと皇室に対して不敬とみなされそうな者が言っても説得力がないかもしれません。それならこの記事を一読してみてください下矢印

 

 

それを読めば、2684年続いているといわれる皇室の原則を、今を生きているだけの国民の、それも一時の短絡的な発想で捻じ曲げることが如何に間違っているかが理解できるかと思います。

 

その記事にも書いてあるように、将来の皇位継承は秋篠宮家の御二方

第一位 文仁親王殿下(皇嗣殿下)

第二位 悠仁親王殿下

になるのが筋です。もっとも、それでも女系論者は納得しないだろうけど…それならこの記事のおわりのほうも読んでもらいたいです下矢印

 

「英国などで王位継承原則を変えているが、すでに生まれた子については変更しないのが国際常識」だそうです。それなら「愛子さまを天皇に」という皇位継承順位の変更を求める論者(たとえば小林よしのりや高森明勅)は、そんな基本的な事もわからないくらい頭が悪く知識に乏しいということになります。そんな論者やそれに踊らされている人たちって、自ら謀反人を名乗っているだけでなく、馬鹿を晒しまくっていることになります。あー恥ずかしいなてへぺろ

※昨年の春先に変な論者にあれこれ言われたけど…拙いながらも皇室に関しての持論を曲げないでよかった下矢印

 

 

 

 

 

 

 

余談ながら、当ブログは今、これらの情報の拡散をお願いしています下矢印

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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