どもども。
主婦クリエイターのむつきです。
今回は子どもが2年生の時のお話です。
以前、個人面談の記事でちらっと書いたかと思います。
人には、合う・合わない人っていますよね。
それは友だち関係のみならず、学校の先生にもあります。
もし、あなたの子どもと、担任の先生が合わなかったら?
今回のブログは、その場合の一参考として読んでいただけたら幸いです。
スクールカウンセリングを勧められる
ことの発端は、息子が学校で癇癪を起したことに関して、担任から電話がかかってきたことから始まりました。
当時の息子は、自分が思うように出来ないと机の下に潜りこむ癖があったんです。
また、拗ねている時にお友だちにフォローしてもらっても、さらに反抗してしまっていたということもありました。
理由は分かっています。
単純に、息子の心が追い付いていなかったからです。
小学校に上がって学習が始まると、覚えなければならないこと。
練習しなければならないこと。
こなさなければならないこと。
そういった新しい日々の中で、ときどき躓いてしまうことが息子的には許せなく、たびたび癇癪を起していたわけです。
別に完璧主義に育てたつもりはないのですけどね。
失敗してもいい。
間違ってもいい。
大事なことは、やり直せること。
それをたびたび息子に話して聞かせていたのですが、すぐに改善できるものでもないのが難しいところ。
そのため、一時期は毎日のように学校から電話がきていました。
スクールカウンセリングを勧められていたのは、そんな時です。
私としては理由はわかっているので、もう少し長い目と、時間をもらいたかったんですけどね。
でも担任としてはすぐにもでスクールカウンセリングを受けてもらいたいようで、ことあるごとに電話がきて、そっちの方に私が参ってしまったのが正直なところ。
仕方がなく、担任に勧められるがままスクールカウンセリングを受けることにしました。
想像と違ったスクールカウンセリング
でもこのスクールカウンセリングが、思っていたのと違かった!
私はてっきり、息子と一緒にカウンセラーと話すものだと思っていたんですよ。
カウンセラーが息子と話をし、その様子を観察。
そして分析していって、今後の学校生活をどのようにしていくか、親子ともどもで話しを聞く。
そうとばかり思っていました。
でも実際は、カウンセラーと保護者とのマンツーマン。
家庭での子どもの様子と、親が子供に対してどう接しているか。
その話をしたあと、カウンセラーからのアドバイスといった流れです。
「なんかこれ、私がカウンセリングを受けている?」
と、思っちゃいましたよね。
息子へというより、親としての私の対応の仕方が問われているような印象を受けました。
要するに、親の指導不足。
しつけ不足で、子どもが学校で困ったことになっていると。
担任はそんな風に私を見ている?
そう思わざるを得ませんでしたよね。
まぁそれもカウンセラーから、
「あれ? この保護者さんにカウンセリングは必要なくね?」
みたいな反応をされて、最終的にはただの世間話で終わりましたが(笑)
カウンセラーと色々と話ができたのは、有意義でした。
私の教育論が、世間一般的に外れていないことがわかったので。
それは一安心。
でも逆に、露見したこともあります。
一体誰のためのカウンセリングだったのか?
それが不明であることは、あえて書かさせていただきます。
発達グレーゾーンと見られていた?
子どもの発達に関して、今は難しいところではあるんですよ。
恐らくではありますが、担任(&カウンセラー)としては、息子が発達障害の傾向(グレーゾーン)だと考えていたんですね。
でもそれを真っ向から指摘するのは、学校側としてはNGなんです。
そこで保護者から動いてもらう……というのが、多分担任のシナリオにあったんじゃあないかなぁ?
あくまで私の勝手な憶測になりますけどね。
スクールカウンセリングを受けたあと。
結果的には傾向はあるかもしれないけど、だからといってすぐに検査するほどではなく。
また、保護者としての監督責任を問うようなこともなく。
私が初めに思っていた、長い目で見守るということで終わりました。
もし私に何かしら不手際があるのであれば、ここで終わっていなかったでしょう。
3年生になったあとも、スクールカウンセリングを受けなければならないような雰囲気が最初にありましたからね。
しかし、現在はそういった話が再び学校からきていません。
それは3年生になった今、息子は少しずつ成長していっているからです。
まだまだ心が追い付いていないところもたくさんありますが、それはその年では余裕で範疇内のこと。
やっぱり、長い目でみる話だったじゃんかー! って思いましたよ。
本当にね、あのカウンセリングの時間はなんだったんだって感じです(笑)
毎月毎月、時間を作って学校に行っていた私の時間を返してほしいものです。
担任によって違う
3年生になり、スクールカウンセリングを続ける必要がなくなったのにはもう一つ。
担任が変わったというのがあります。
もし仮に担任が2年生の時のままだったら、また毎日のように電話がかかってきてたかもしれません。
でも3年生の担任はリンク先の記事にもあるように、どんっと構えてくれる先生でした。
些細なことには気にしないものの、細かい様子はしっかりと見てくれている感じ?
息子のこともよく理解してくれてるみたいです。
だからなのか、なんだか息子ものびのびしているように感じます。
3年生の担任は息子と同様にゲームが好きらしく、共通の話題で必然的に家でも担任の話が出るようになったのもまた、一つの変化でした。
ということはつまり、2年生の時の担任は息子と合わなかったということ。
2年生の時の担任の話は、あまり息子の口から出てこなかったんですよ。
この差はけっこう注目すべき点ですよね。
子どもからの話題って、そのまんま、子どもからの印象に直結していますから。
そのため、2年生の時の担任との関係性を私なりに分析すると、あまりよろしくなかったのではないかと。
当時、たまーーーーに息子が話す学校のことで推測にはなってしまいますが、どうやら注意されることが多かったみたいなんですよね。
それは息子が他の子たちと違う態度・行動をとっていたからです。
もっというなら、2年生の時の担任の理想通りの児童の枠から外れていたから。
結論として、それに尽きると思っています。
教育指導要領から見た担任の動向
2年生の時の担任は、自分が理想とする児童像があった。
それに息子が外れていた。
そのため、それを正そうとして毎日のように電話してきたし、スクールカウンセリングを勧めてきた。
改めて振り返って、自分なりに考えてみた結論が前述です。
あくまで私の見解なので、本当かどうかはわかりません。
わかりませんが、保護者である私がそう受け取ったことは事実です。
なぜ私がそう考えたかというと、学校教育には教育指導要領というものがあることを知っていたためです。
一応私は教育学専攻だったので、学校教育の仕組みとか、歴史とか知識はありましたから。
(もうほぼほぼ忘れてしまいましたけどね!(笑))
そこから2年生の時の担任を考えてみると、2年生に受けたあれやこれやの出来事は、端的に言えば担任がまだまだ若かったんだなぁと。
そう思うに至りました。
まだまだ若いって、ずいぶんこちらが偉そうな書き方になってしまいますが、別の例えだと視野が狭いになります。
教育指導要領に捕らわれ過ぎているともいえる。
教育指導要領というのは、簡単にいえば学校で行う教育水準です。
1年生の時は『あいうえお』がわかるように。
漢字も○○字まで書けるようにする。
算数は足し算引き算ができるようになる。
上記のように、国が定めた教育水準をどう達成させるかが学校という教育機関であり、担任の先生の仕事になります。
これをふまえると、2年生の時の担任はどうもこの水準が広い意味で固定されてたみたいでした。
学習面だけではなく、生活面も含めて、一定の水準がご自身にあったのかもしれません。
もしかしたら担任自身が「全てひっくるめてちゃんと指導しなきゃ」と、強迫観念にも駆られてしまっていた可能性もあります。
そういった点では、真面目で真摯に教育に取り組もうとする良い担任だったと思います。
しかし、自分の物差しで息子を見ていたのはぬぐい切れません。
たまに息子が当時のことをポツポツと話してくれる時があるのですが、その中で、私と旦那が絶句したものがあったからです。
簡単にいえば、息子を否定する言葉をでした。
教育指導として子どもを諫めることはもちろん必要ですが、「あなたみたいな子は普通はいない」みたいなことを、わざわざ本人に直で言いますかね。
ましてや、他の子たちもいる教室内で。
もう過ぎたことなので今さら蒸し返すようなことはしませんが、当時の息子が教室でどんな状況だったか、容易に想像できてしまいました。
幸いだったのが、お友だちとは普通に友好関係を築けたこと。
担任がそのようであっても、お友だちはいつも通りに接してくれてたみたいです。
毎日必ずお友だちの話をしていましたし、週末になれば毎回といっていいほど遊んでいたので、孤独にならずには済みました。
これは本当に良かったと思います。
教育指導要領で学習の水準は定められているけれど、個々の発達や性格はまた別の話。
まだまだ途上段階であることは、考慮してほしかったなぁと思います。
もしも担任と合わなかったら
旦那とも話し合ったのですが、例え子どもと担任が合わなくても、なるべく穏便に済ますことにしました。
理由は私たちが過剰に反応することで、かえって矛先を息子に向けられることを避けたかったからです。
あれこれとされましたけれど、別に担任が率先していじめをするといったことは無し。
また、お友だちからも普通に接してもらえていましたからね。
3年生のクラス替えまで待つことにしたんです。
もちろん、その間の子どもへのフォローはしてました。
癇癪への自分なりの対応の仕方を子どもと一緒に考えたり、どうすれば気持ちが落ち着くのか話を聞いてあげたりなどです。
じっくりとよく話たことで、息子自身も改善しなければならないと感じてくれたのか、その後はだんだんと工夫しようとする努力がみられました。
3年生になった今は、まだ感情がおさえられないと自分で言ってきています。
でも、以前よりかはだいぶ落ち着いているように見受けられるんですよね。
少しずつ成長していってると思います。
今回はとりあえず穏便に済みましたが、もし、仮に担任ともっとトラブル的なことが起きたら……?
その時はまず、学校に話をもちかけようと思っています。
もちろん担任以外と。
学校が対応してくれないのであれば、他のママさんたちに話をしてみたり、PTAの人に相談してみるのありかも?
うちの小学校はけっこうPTAが活発なため、場合によっては問題提起してくれるかもしれないと思っています。
さらにそれがダメならば、今度は教育委員会ですね。
さらにダメだったら自治体。
また、別の第三者の団体に相談するという手もあると思います。
やりようはいくらでもある。
この時に私はそう学びました。
まぁでもやはり一番なのは、親が子どもとしっかり真正面から向き合ってあげることですかね!
私も未熟なため、至らない点の方が多々ありますが、それだけは忘れないようにしようとは思っています。
今回の話は以上になります。
参考にはならないかもしれませんが、一つの仮定としていただけたら幸いです。
今回はここまで。
読んでくださりありがとうございました!
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