音楽日記 & バンコク日記 -204ページ目

音楽日記 & バンコク日記

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『― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)』という名前で05年から開設したこのブログですが
生活の場も 東京→バンコク と変わり 名前を一新してみました

絲路マストでしょ。
 今年の北京語音楽業界の年末リリースラッシュは9月16日に全中華圏(台湾、香港、大陸、マレーシア、シンガポール)同日発売となったFish 梁静茄(フィッシュ・リョン)のアルバム「絲路」で始まった。全中華圏同日発売というだけでも彼女の人気が分かるだろう。
 
 梁静茄は78年マレーシア出身。カラオケコンクールで歌った歌が評価され台湾でデビュー。彼女の優しく、柔らかい歌声は全中華圏で人気となっている。
 
 今回のアルバム。前作「燕尾蝶」は五月天の阿信や陶喆を作曲家に使ったりしていたが、今回は王力宏、シンガポールの才女Tanya 蔡健雅を使っている。また、五月天の阿信は王力宏の曲の作詞家として参加している。この「絲路」という曲はアルバムの名前になるだけでなく、このアルバムからの注目曲で、今中華圏のラジオではかかりまくっている。また鄧麗君(テレサ・テン)のような優しい声で「妳好嗎?」と語りの入る「記還記得」この曲は長期間支持される気がする、蔡健雅の書いた「一對一」と、中華圏に支持されるだけあり良い楽曲が集まっている。全体としては「マレーシア架橋らしさ」の入った”ゆったりとし、ゆっくりすぎない”アルバムだ。
 
 今後、孫燕姿(10月7日)、周杰倫(11月4日)、蕭亞軒(発売日未定)といった大物や、呉克群(10月7日)、羅志祥(10月14日)といった人もリリースが控えている。たとえどんな大物の間にリリースされても梁静茄らしさで支持される。そんな認識を与えてくれるアルバムだ。

m-flo

久々に聞いた日本語のアルバムです。僕は日本のはあまり聞かないんですね。しかし、かなり良いので紹介します。ご存知M-flo。何はともあれ、韓国のWheesungがゲスト出演しているので聞きましたが、かなり良いのですよ。


 Lisaがいなくなってから様々な人とコラボをしいてるM-floですが、このアルバムには、Bennie KSoweluといったJ-R&Bから和田アキ子、前述の韓国のWheesungと幅広くコラボしています。このアルバムをM-floのアルバムとして聴くとまとまりがありませんが、M-floのコンピと思ったら、最高のアルバムだと思います。ゲストの良さを見極めて楽曲を作っている感じがします。Bennie Kとの曲も曲が転調しBeatが強くなるあたりからカッコよさが増します。Soweluは、彼女の英語はElva に似てるこれが第一印象です。しっとりした曲が大衆的に人気な彼女だけに、興味がそそりました。Whee sungは、いよいよ韓国でリリースされた新アルバム「4集」に期待できる楽曲です。泥臭いR&Bばかり歌っていたのに、こんなHouseっぽいBeatでも楽曲も歌うんだぁと驚きました。しかし、韓国で4集が出て更生された彼を見て驚きました。このアルバムはちなみに今届くのを待っています。


 正直本音を言うのなら最後に収録されているLISAとの曲がいない方がまとまった気がします。他の人との楽曲より経験があるため、比較にならないんです。やはりLISAM-floのコンビは良いと実感させられます。最後にこの曲を入れるあたり、M-floの2人のLISAに向けたメッセージなんですかね??

菲比尋常 菲比尋常Live!
 先日までよく聞いた「無所属」。今アジアで無所属なのは天后、王菲(フェイ・ウォン)。米国や日本ではレコード会社に属さない歌手は致命的である。90年代後半のKylie Minogueがそれである。しかし、王菲にとっては勝手が異なる。なぜなら彼女は契約更新をせず充電してきた人だからである。
 
 王菲が03年に出したSony 移籍第1弾「将愛」後に行われた世界ツアー。大陸各地、シンガポール、台湾、香港と中華圏をくまなく周ったが、映像化された「菲比尋常Live!」は香港だけで行った広東語での公演内容だ。それだけに、多くの広東語曲を歌っている。このライブ映像が香港公演だけなのはwhy??シンガポール、台湾では一切MC無しだったから??香港の方が動いているお金が大きいから??
 
 事情はさておき、彼女のライブ盤はついつい毎回買ってしまう。なぜなら曲をいじるからだ。このいじりが面白い。今回も「悶」をかなりいじっている。ダフトパンクちっく。この「悶」を聞けただけでも買って正解。やっぱり王菲と思わせる。無所属でも、こんなライブ盤を出して終わりとは思えないから安心していられる。

Free style R&B

 Johnny林子良の強気な題名のデビューアルバム「Free style R&B」。林子良は、韓国映画「猟奇的な彼女」の台湾版主題歌を歌ったVan范逸臣のデビューアルバム「Van范逸臣」で数曲共演したり、多くの楽曲提供をした翌年の03年大陸でデビューした後、台湾でデビューした。今は台湾を主に活動をしている。

このアルバムでは全曲を作曲、プロデュースしている。「天馬行空」「愛情故事」「Deja Vu」「那子小孩」「毎一天」といったR&Bは今でもR&Bのラジオ番組ではかかっている。Smooth R&Bが好きでDavid 陶喆やJay 周杰倫、王力宏を聴く方ならこの人は十分満足するラインだと思う。

彼は04年に「自告奮勇」というアルバムをリリースし、今年05年は企画盤やサントラで創作活動を続けている。冬にかけて3枚目になるアルバムはリリースしてくれないかなぁ…

開大 開大 
 香港で今一番波に乗っている女性、Miriam楊千嬅ミリアム・ヨン)。一年に何本もの映画に出演し、CDもリリースし、香港コロシアムでも公演を欠かさない。Sammy 鄭秀文(サミー・チェン)の体調不良の今、楊千嬅の活躍は抜きん出ている。それにしても、Sammy鄭秀文といい、Ceciliaといい、楊千嬅といい、香港で売れる女性はなぜ皆素直にキレイと言えない人ばかりなの??やっとCeciliaみたいなキレイな女性が出てきたと思ったら声がニューハーフだし…
 
 さて、楊千嬅は74年生まれの元ナース。もちろん看護学校出身。97年に「直覚」でデビュー。このアルバム「2004開大」は言うまでも無く04年リリース。CineporyからEMIへの移籍第1弾になるが、企画モノ。「開大」は彼女の香港コロシアム公演の主題歌。Tony 梁朝偉(トニー・レオン)とデュエットした「星之 片」は、大ヒットした映画「地下鉄」の主題歌、その他Richy任賢齊(リッチー・レン)と共演した映画の曲やTVドラマの主題が収録されている。EMI移籍第1弾が企画盤になるとは驚きだが、タイアップの多いアルバムだけにハズレな曲が少ないのが特徴。
 
 彼女はその後、04年に出した「電光幻影」という満を期して出したオリジナルアルバムで「小城大事」が大ヒットする。今年も「Single」というアルバムをリリースしている。楊千[女華]の勢いはまだまだ衰える様子を見せない。
 

結局、音楽を楽しむ上で曲を知る媒体というのは不可欠です。

ラジオで、気に入ったナビゲーター、気に入ったジャンル、好きな歌手をたくさんかけてくれ新しい曲も与えてくれる番組を見つけたらそれはもう最高です。

最近では日本にいても時差さえ気にしなければ、海外のラジオも聞けます。

僕は台湾のHit FMが好きです。メインは中国語ですが、英語の曲も日本語の曲もかかります。広東語の曲が聞けないのが僕の趣味を網羅してませんが、僕の興味の80%を抑えてるのはHit FMだと思っています。

よくチェックしている番組は、中国語TOP10と、DJ Louisの「Party Zone」とDJ Dennis の「夜猫DJ」。夜猫はSmooth R&Bの番組です。Party ZoneはDJ LouisがHouse, R&B timeと時間を決めて中英日と言語を問わず選曲してくれます。

しかし、海外には討論番組も多いので、音楽番組を探すだけでも大変だったりします。
時間表の無いラジオ局もあれば、
サイトに行っても韓国語が分からないので、韓国のラジオはいまいち楽しめていません。
言語的不安があるのなら英語圏の日本の音楽ラジオからはじめるのも良いかもしれません。
カリフォルニアやシンガポールには日本語専門のラジオ局があったと思います。

サイトからラジオ局を選ぶモノ
 Live365
  http://www.live365.com/

  mandarinradio(中国語POPSの番組) http://www.live365.com/stations/mandarinradio

  Pop goes Asia(日中韓何でもあり) http://www.live365.com/stations/rhyslud

  Bu Thai (タイ語の番組) http://www.live365.com/stations/marcgaynor

 Windows Media Player
  http://windowsmedia.com/radiotuner/findstations.asp?locale=411&advanced=1

 MSN US
  http://radio.msn.com/

 Radio Locator
  http://www.radio-locator.com/

 台湾 Hi Net
  http://radio.hinet.net/radio/index.html

 韓国 Korea TV-Radio OnAir Service
 http://onairtv.info/

ラジオ局のサイトから聴く場合(決まった番組を聴く場合は便利)
 台湾 Hit Fm 聯播網 只想聽音樂
 http://www.hitfm.com.tw/
      視聴はココから http://www.hitoradio.com/onair/onair.php

 台湾 KISSRADIO
 http://www.kiss.com.tw/

 台北 國際社区廣播電台
 http://www.icrt.com.tw/

 香港 商業電台- 叱o宅903
 http://pshweb02.881903.com/

 香港 RTHK 香港電台網上廣播站
  http://www.rthk.org.hk/

 香港 Metro Showbiz-新城娛樂台
 http://www.997metroshowbiz.com/

 馬來西亞 MYFM
 http://www.my.com.my/

 馬來西亞 988 友声有色
 http://www.988.com.my/

hocc roundup
 香港人と芸能人の話をするときには、基本的に英語名を使う。Faye Wong王菲(フェイ・ウォン)だとFaye、Leslie張国榮(レスリー・チャン)はLeslie、Jackyと言われたら「どっちのJackyだ。歌手の張学友(ジャッキー・チョン)?それとも俳優の成龍(ジャッキー・チェン)?」と聞かれる。基本的にEason、Gigi、Ekin、Cecilia、Candy、Sammi、Louisと、みな英語名で親しまれている。あまり英語名を聞かないのはMiriam楊千嬅(ミリアム・ヨン)とこのhocc何詩韻(デニス・ホー)くらいだろう。
 
 hocc は、77年香港生まれ、11歳の頃カナダに移住したため、広東語の他、英語、フランス語が堪能。96年に香港で歌謡コンクールで優勝し、01年に「first」で、デビューするものの、レコード会社が倒産。01年にEMIに移籍し「hocc」を出し、Tシャツにズボンといったボーイッシュなスタイルでギターを弾くスタイルが若い男性を中心に人気となる。
 
 このアルバム「Roundup」は03年に出たベスト盤。ベスト盤の多い香港らしい一応ベスト盤だ。実際は新曲または03年に出た彼女の曲10曲+過去の6曲といった企画版。hoccらしいGirl Rockな「兄弟」「絶対」香港らしい「未来」といった曲が収録されている。

 この後、hoccは女になり、「Dress me up」を出し、イメチェンを図るが、04年に師匠のAnita 梅艶芳(アニタ・ムイ)が無くなり、ポストアニタを目指し、先日もミュージカルのサントラをリリースした。アニタを目指すのでなく、hoccでいて欲しいと僕は願うのだが、彼女がミュージカル等で活動を広げるのには大賛成である。香港返還後、北京語の普及に伴い香港人は広東語圏の芸能ビジネスと北京語圏の芸能ビジネスの違い、比較をしている。香港の強みであるミュージカル、コンサートといった舞台や映画を生かして頑張って欲しい。

My Jolin !! 新歌+Party精選
 いよいよライブDVDが発売された我がJolin !! このアルバムは昨年のライブに合わせてリリースされた新曲2曲込みのRemix盤「新歌+Party精選」。コンサートに向けた企画盤だけあり、上げ上げソング満載。聞いていてかなりツラレル。新曲として収録されている1曲目のBen QのCMの歌「招牌動作」 ビデオ見たぁ~い!! Up Upとつられてしまう。2曲目は韓国の歌のカバー。Jolinって歌下手でいつも口パクなのに、ライブの前にこんな曲聞かせて大丈夫??と心配したが、なかなか良い。やはりJolinのProjectにいるカバー曲の選曲スタッフは良いセンスをしています。3曲目からはRemix集。Remixの出来は、僕は良いと評価している。90年代後半に買ったAaron郭富城のRemix盤に比べたら…と思う。

 このアルバムは企画盤だけあり、価格も通常のアルバムの2/3となっている。その値段でこの質だからお買い得感あり。この元気はF4やVivianには無いものだと思う。初心者や、ダウンロードで満足した人、記念程度にJolinを買った人には向かないだろう。Jolinのアルバムを聞き込んで通常のJolinではもう上がらない人には正直、マスト。

Rebirth (ジャケット見てて思ったけど、このアマ鼻筋整形した??)

Jennifer Lopezが今年出した「Rebirth」。正直、駄作にもほどがあり過ぎる。しかもその駄作に「Rebirth」と名づけるあたり、彼女の音楽的センスの無さがわかる。

 そもそもRebirth。また生まれるの??それで生まれたつもり??そんな中途半端もういらないよ。生まれてたの??と言いたい。そもそも、彼女は全て中途半端なのだ。女優なんだか歌手なんだか。音楽的に言えば、Latinブームで出て来たのに、R&Bに落ち着きたいのかLatinに落ち着くのか。正直、何をしたいのかが分からない。R&Bに落ち着きたいのならヒスパニックなのだから思いっきりR&Bをしなければ評価されないのに…。一番の稼ぎである私生活では、ベン・アフレックやマーク・アンソニーと付き合ったかと思ったらパフ・ダディーと付き合ったり。好きなタイプすら定まってない。私生活で映画が売れたのだから結婚したら売れなくなる。当たり前なのだ。Rebirthしたいのなら離婚なさいっ!!

 さて、このアルバムRodney Jerkinsも参加してるから聞いたのだが、Rodney のやる気のなさに笑えます。不眠症の方にオススメなアルバムです。不眠症かもと思ってる方なら医療機関にかかる前にこのアルバム試した方がいいかもしれません。

Candy's Airline Candy’s Airline
 
 02年にアルバム「賞味人間」から「好心分手」が大ヒットしたCandy 盧巧音(キャンディー・ロー)が03年に出した「Candy’s Airline」。ここ近年香港で出た広東語アルバムの中で水準が高い広東語アルバムの一つだ。

 Candyは1974年生まれ。1994年にBLACK & BLUEというバンドのボーカリストとしてデビューしたが、97年にソロデビューをしている。今までに11枚のアルバムを出している。香港では珍しい女性でギターを弾けるアーティストとして活躍してきた。この「Candy’s Airline」は彼女の歌手としての知名度を上げるためPops的要素が多く入っている。

 このアルバムは90年代後半に「香港の小室哲哉」といわれた大御所 Mark雷頌徳(マーク・ルイ)を中心に作られているが、今回Markが使っているスタジオエンジニアはGen Okamuraという彼のスタジオで働く日本人だ。Gen Okamuraの作る音はいつもBeatがしっかりしていて聞きやすい。MarkがGen Okamuraと共に作った曲が4曲、梁翹柏と盧巧音が製作した曲が7曲収録されている。Markと組んだ「吉祥物」のようなPopsもあれば、Rockな「音楽人民」のような曲もある。この語、彼女はキャリア初めての香港コロシアム公演を成功させている。

 Candyは昨年、Sonyとの契約問題でSony香港からは好まれるが、アジアで力を持つSony台湾からは契約に乗り気じゃないといったトラブルに見まわれた。それだけ広東語市場は今衰退をしているのだ。結局問題は無事解決をしたが、広東語アルバムに数曲の北京語曲を入れている。しかし音楽性が「好心分手」以前のオルタナ路線に戻ってしまった。もっとPopsに行こうよCandy!!