Candy’s Airline
02年にアルバム「賞味人間」から「好心分手」が大ヒットしたCandy 盧巧音(キャンディー・ロー)が03年に出した「Candy’s Airline」。ここ近年香港で出た広東語アルバムの中で水準が高い広東語アルバムの一つだ。
Candyは1974年生まれ。1994年にBLACK & BLUEというバンドのボーカリストとしてデビューしたが、97年にソロデビューをしている。今までに11枚のアルバムを出している。香港では珍しい女性でギターを弾けるアーティストとして活躍してきた。この「Candy’s Airline」は彼女の歌手としての知名度を上げるためPops的要素が多く入っている。
このアルバムは90年代後半に「香港の小室哲哉」といわれた大御所 Mark雷頌徳(マーク・ルイ)を中心に作られているが、今回Markが使っているスタジオエンジニアはGen Okamuraという彼のスタジオで働く日本人だ。Gen Okamuraの作る音はいつもBeatがしっかりしていて聞きやすい。MarkがGen Okamuraと共に作った曲が4曲、梁翹柏と盧巧音が製作した曲が7曲収録されている。Markと組んだ「吉祥物」のようなPopsもあれば、Rockな「音楽人民」のような曲もある。この語、彼女はキャリア初めての香港コロシアム公演を成功させている。
Candyは昨年、Sonyとの契約問題でSony香港からは好まれるが、アジアで力を持つSony台湾からは契約に乗り気じゃないといったトラブルに見まわれた。それだけ広東語市場は今衰退をしているのだ。結局問題は無事解決をしたが、広東語アルバムに数曲の北京語曲を入れている。しかし音楽性が「好心分手」以前のオルタナ路線に戻ってしまった。もっとPopsに行こうよCandy!!