音楽日記 & バンコク日記 -164ページ目

音楽日記 & バンコク日記

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『― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)』という名前で05年から開設したこのブログですが
生活の場も 東京→バンコク と変わり 名前を一新してみました

王浩信 (ビンセント・ウォン) Show Everywhere
 Vincent王浩信(ビンセント・ウォン)の2枚目のアルバム「Show Everywhere」を買ってみた。アイドルにはあまり興味ないのだが、EEGからEast Asia(東亞唱片)へ移籍したという文句に引かれた。
 
 Vincent王浩信は、83年7月7日香港生まれ。アメリカ育ち。05年に香港のカラオケ会社Newayが立ち上げたNeway Starから05年末に「Vincent Wong Debut EP」で、デビューする。06年5月にはEEG(英皇)へ移籍し、デビューアルバム「Never Exhausted」をリリース。EEGにいてもまだまだこれから道が開けると思うのだが、今回は今一番香港でHotなレーベルEast Asia(東亞唱片)に移籍している。

 アルバムは北京語のBonus Track2曲とOpening、Interludeを含む全10曲。そのため、実質広東語曲6曲、北京語Version2曲で全32分と非常に短いのだが、音楽的にはR&BがMainでまとまっていて、3曲がDJ TOMMY Produceで、陳奐仁、The Invisible Men Produceが1曲ずつ。Producerの名前だけで買っても後悔はしないだろう。また、Vincent王浩信と方皓玟(シャーメイン・フォン)のDuet曲「拖字闕」も香港らしいバラードだが、歌える歌手ってアピールしてて良い。(方皓玟の声が最初Milliam楊千[女華]かと思ったが…)
また、広東語、北京語の2Version収録されているSorryは、両言語ともVincent王浩信が作詞、また作曲もこなしている。北京語で作詞を行うあたり、北京語圏へ進みたいEast Asia(東亞唱片)に入れたのも納得する。

 また、今、香港で一番HotなHip Hop Groupの農夫(FAMA)をさらりとFeaturingに使っていたりもするなかなか憎い演出をするアルバムだ。
The Sweet Escape
Gwen Stefaniの2nd solo Album「The Sweet Escape」。
 
 Gwen Stefaniは69年Californiaで、Italian Americanの父とIrishとScottish系の母のもと生まれる。No Doubtのリードボーカルとして92年に「No Doubt」でデビュー。デビュー当時はNo DoubtはSka Punk Bandだった。95年にリリースされた「Tragic Kingdom」は90年代のスカリバイバルブームに乗り、全世界で1500万枚を売上げ、「Excuse Me Mr.」、「Don't Speak」を始めHit曲を連発する。00年に「Return of Saturn」をリリースし、01年の「Rock Steady」では初めてNellee Hooper、William Orbitを初めとする外部のProducerを起用してReggaeとDancehallの音楽をMixし、大ヒットした。04年に「Love. Angel. Music. Baby.」をリリースし、「What You Waiting For?」、「Hollaback Girl」といったHit曲を出し、700万枚を越す大Hitとなった。またPrivateでは、06年5月には長男を出産している。
 
 今回の「The Sweet Escape」は、前作の大Hitに負けないようにと名作中の名作映画「The Sound of Music (1965)」の「The Lonely Goatherd」をSampleした「Wind It Up」を先行第1弾Singleを強力Pushして売り出されているが、アルバムの内容は、正直まとまりがない。
ProducerにThe Neptunes、Akon、Swizz Beatz、No DoubtのメンバーのTony Kanal、Rock Stedyに参加していたNellee Hooperを起用している。

内容的に
  "The NeptunesとSwizz Beatz"
  "Akon"
  "Tony KanalとNellee HooperといったNo Doubt系"
で、明らかにSoundが違う。
 "The NeptunesとSwizz Beatz"はNo Doubtとしてのキャリアは関係なし、
   内容的には"The Making of Wind It Up"やHollaback Girlの二番煎じ製作といった感じで、
   Wind It Upより少し劣るComercial的な曲ばかり。
 "Akon"起用はレコード会社の話題集めの為だろうが、Gwenらしさを生かし、
   No DoubtとしてのGwenのキャリアをも生かした作品で期待より全然良作。
 "Tony KanalとNellee Hooper"は、No Doubtからのキャリアを含め、期間が長いからコラボに安定があり
   一番Gwenらしい曲を提供していると、僕は思っている。
なぜか、The Neptunes、Swizz Beatzの曲が奇数番、Akon、Tony Kanal、Nellee Hooperが偶数番に収録されているのが、まとまりない要因。個人的にはAkon、Tony Kanal、Nellee Hooperの曲だけで十分なのだが、セールス面でThe Neptunes、Swizz Beatzを起用したのだろう。セールスの為に質を落とす今の音楽業界の現状を表している気がする。

 Gwenは4月21日から"The Sweet Escape Tour"を開始する。現在はまだ6月の北米内しか日程が出ていないが、欧州も日程が時期に出るだろう。
TANK ←2nd Version Tank ←Original Version
 Tank呂建中の2nd Album「延長比賽 Keep Fighting」が、リリースされた。
正直、かなり内容が良く、メロディーといい、コーラスワークといい、かなり良く、Jay周杰倫、JJ林俊傑の作曲能力を初めて感動した時のような興奮を覚えた。
 
 Tankこと呂建中は86年台湾の台東出身で、台湾の原住民族のアミ族とピューマ族のハーフ。19歳で板橋、桃園、台北など各地のレストランとパブで歌を歌い、作品をレコード会社各社に送り続け華研唱片と作詞作曲で契約。カラオケでスター性を認められ、06年2月に「Fighting!生存之道」で、デビューし、大ヒットを記録した。聞くところによると、前作の評判がよく、今年の金曲奨の新人賞有力候補らしい。(06年の年間チャートによると、G-Musicで 6位になっている)
 
 今回のアルバムは、全11曲収録され、10曲をTANKが作曲、うち1曲をProduceしている。流れとして、前半がR&B、バラード、ミッドテンポとなっていて、まとまりがあり聞きやすい。最初の3曲がJay周杰倫、JJ林俊傑好きな人にはたまらないだろうし、1曲目「反恐小組」、6曲目「第二次初恋」のコーラスのかぶせ方がカッコイイ。11曲目の「Dear Tank」はTankが呂建忠名義でZ-Chen張智成に提供した"拖延"という曲。(台湾ではリリースされなかった「快樂」に収録され、台湾でリリースされた「愛情樹」に収録されない) この歌詞を変え、歌っている。アルバムの最後を飾る自身作なのかもしれないが、Z-Chen張智成を思い出してしまったのが正直。
 
 5月の金曲奨に向け、今回のアルバムで新人賞受賞の一押しをしたいところだが、このアルバムを聞く限り、新人賞だけでいいの?? まだまだ上を狙えるでしょうっと思ってしまう上出来なアルバムだ。
孫燕姿
 Yan-ZiことStefanie孫燕姿(ステファニー・スン)のCapitol移籍後初となるアルバム「逆光」の発売が決定しました。
 3月 9日よりPre-Order開始、
 3月21日 発売だそうです。

 Jolin蔡依林、Stanly黄立行ともにCapitol移籍後のアルバムの質が良いので期待しちゃいます。
Eric Kwok Eric Kwok廣東大碟
 香港のProducer、Eric Kwok(郭偉亮) の新作「Eric Kwok廣東大碟」。これが予想よりぜんぜん良い。大手からリリースされ、ちゃんとPromotionされてたら大Hitしてもおかしくない大作だろう。
 
 Eric KwokことEric郭偉亮はEason陳奕迅、Jacky張學友、Leon黎明、Leo古巨基、Gigi梁詠琪、Cass彭羚、Faye王菲、Leslie張國榮、Hacken李克勤、Nicholas謝霆鋒への曲提供で知られている。彼は74年香港生まれ。13歳でアメリカに移住、UCLA卒業。99年11月にJerald陳哲廬とSnowmanとしてEEIからデビューするが売れず、00年9月にSwingと名前を改めEEGから再デビューし1枚のアルバムと2枚のEP、Best盤をリリースしThe Big Company、1984といったヒット曲を出し02年3月に解散し、04年にEric Kwok Collectionというセルフカバー集をリリースしている。
 
 今回のアルバムは10曲+Bonus Track1曲の全11曲収録し、2曲はカバー曲(1曲は日本のインディーバンド10 FEETのライオン(クレジットだとRAION…。Lionじゃないのか…)をカバーしている。全曲Eric自身のProduceのため、アルバムとしてとてもまとまっているし、他の人に提供しても良い、歌声にSpotを当てた曲が多く、メロディーもしっかりしているため、"落ち着いて聞けるアルバム"になっている。
 
 裏方の人のアルバムってもっとマニアックとか、個人的趣向が入ると思うのだが、今回のアルバムを聞いて感じたのは、今までの作品との差を感じない。CD不況の続く香港で楽曲が評価されているProducerなのだと感じる内容で、今後の香港音楽シーンを安心させてくれるアルバムに感じた。
 Greatest Hits
 92年にリリースされたKylie Minogueの初のBest盤「Greatest Hits」。KylieのPWL時代のBest盤で、日本盤もアルファレコード株式会社から92年に発売されています。帯には「少女から女(おとな)へ!!」っと書いてありますが、 このアルバムがリリースされてから15年が経とうとしている今日では、この時点では、まだまだ"女(おとな)"じゃないと感じるし、Kylieのキャリアを感じさせます。旬モノとして扱われていたKylieが15年経った今でも世界的に影響力をもつスター、エンターテイナーだからすごいなぁっと。
 
 このベスト盤は92年までのKylieのヒット作19曲+新曲3曲が収録されている。88年の「Kylie」、89年の「Enjoy Yourself」、90年の「Rhythm of Love」、91年の「Let's Get To It」と初期4枚のアルバムからシングルされた曲はすべて収録されている。個人的に「Step Back in Time」が入っているから気に入っているのだが…
 
 正直、このアルバムで「The Loco-Motion」、「I Should Be So Lucky」、「Better the Devil You Know」を聞くと、聞いてるコチラが恥ずかしくなるし、街中で聞いてて音漏れしてないか心配になる。が、しかし、同じ曲でも、以前紹介した「Showgirl Homecoming Live」のライブCDを聞くと、同じ曲でも恥ずかしさなく、聞ける。それだけKylieってLiveが良く、Liveと共に自分の楽曲を育ててるのだなぁと、感じる。また、今回聞き比べたかったのが「Finer Feeling」。「Showgirl Homecoming Live」のライブCDで、Track Listには出てこないが、CD1のTrack10「Too Far」のイントロでコーラスの人が歌うアレンジがとてもカッコイイ。
 
 噂によると今年に出ると言われているNew Albumでは、PWLと再び組むという噂もある。
Official HP(http://www.kylie.com/)でのIntroといい、もう次のStepに進んでるし。
それにしても、12月11日に行われた出身地Melbourneでの公演のDVDはいつでるのだろうか…
hocc何韻詩 hocc Live In Unity 2006 演唱會(CD), DVD版←まもなく発売
 06年10月26日~28日に行われた hocc何韻詩の待ちにまった初の香港コロシアム公演のライブCD「hocc Live In Unity 2006 演唱會」がリリースされた。

 hocc何韻詩 は、77年香港生まれ、11歳の頃カナダに移住したため、広東語の他、英語、フランス語が話せる。96年に香港の歌謡コンクールで優勝し、01年に「first」で、デビューするものの、レコード会社が倒産。01年にEMIに移籍し「hocc」を出し、Tシャツにズボンといったボーイッシュなスタイルでギターを弾くスタイルが若い男性を中心に人気となる。その後、03年の恩師Anita 梅艶芳(アニタ・ムイ)の死後、試行錯誤した時期があったが、04年のEast Asia(東亞唱片)に移籍後、アルバムをリリースする度に香港の音楽市場を意識しつつ自身のスタイルを築き通すスタイルで、今、香港で一番アーティストとして波に乗っている歌手だ。
 
 アルバムは、2CDの全27曲+Bonus DVD付。06年5月にリリースされた「Our time has come」から5曲、05年にリリースされた「艷光四射」から4曲、Musical「梁祝下世傳奇」から3曲と、East Asia(東亞唱片)移籍後の楽曲が多くなるのは最近の hocc から理解できたが、EMI時代は02年の「free{love}」から1曲、2003年の「Dress Me Up」から2曲とFull Albumからの曲が少なく、Capitolからリリースされたデビュー盤EP「first.」から3曲となってるのが気になる。Dress Me Upといい、EMI時代は結構レコード会社からの圧力があったのだろう(明らかにDress Me Upはhoccらしくなかった)。Aaron郭富城の 鐵幕誘惑 をカバーしているのも面白い。(hoccもその世代なんだよね) 内容的には hocc初の香港コロシアムだけあり、今までを総括する内容になっている。

 hocc何韻詩 は、1月に限定シングル「We Stand As One」をリリースし、第2弾香港コロシアムツアーを行っている。
 
 Elva蕭亞軒の2002年の香港コロシアム公演「蕭亞軒演唱會2002卡拉OK DVD」を見たときも思ったが、ギターを持ってる時の方がhoccはかわいい。まもなく発売されるDVD欲しいなぁ…
hocc 50 07年1月に行われた今ツアー第2弾チラシ(クリックすると拡大)
Grammy
 2月11日にGrammy Award(グラミー賞)の結果が発表されました。 →全リストはコチラ
赤字が受賞者です。
 
Record Of The Year
 Be Without You (Mary J. Blige)
 You're Beautiful (James Blunt)
 Not Ready To Make Nice (Dixie Chicks)
 Crazy (Gnarls Barkley)
 Put Your Records On (Corinne Bailey Rae)

Album Of The Year
 Taking The Long Way (Dixie Chicks)
 St. Elsewhere (Gnarls Barkley)
 Continuum (John Mayer)
 Stadium Arcadium (Red Hot Chili Peppers)
 FutureSex/LoveSounds (Justin Timberlake)

上記2部門+Song Of The Year で
 Dixie Chicksが主要3部門を制覇しました。
  Grammyの審査員の世代的にもしっかりと発言を貫きとおしたDixie Chicksが評価されたのでしょう。

Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocal
 My Humps (The Black Eyed Peas)
 I Will Follow You Into The Dark (Death Cab For Cutie)
 Over My Head (Cable Car) (The Fray)
 Is It Any Wonder? (Keane)
 Stickwitu (The Pussycat Dolls)
→ The Black Eyed PeasにとってPopsとして評価されたのはどうなのでしょうか…

Best Pop Vocal Album
 Back To Basics (Christina Aguilera)
 Back To Bedlam (James Blunt)
 The River In Reverse (Elvis Costello & Allen Toussaint)
 Continuum (John Mayer) 
 FutureSex/LoveSounds (Justin Timberlake)
→ やっぱしJohn Mayerでしたね。
  でもAguirelaはBest Female Pop Vocal Performance で受賞しています。

Best Female R&B Vocal Performance
 Ring The Alarm (Beyoncé)
 Be Without You (Mary J. Blige) 
 Don't Forget About Us (Mariah Carey)
 Day Dreaming (Natalie Cole)
 I Am Not My Hair (India.Arie)
→ Mary J.Blige。MaryかIndiaのどちらかしかないと思いました。

Best Male R&B Vocal Performance
 Heaven (John Legend)
 So Sick (Ne-Yo)
 Black Sweat (Prince)
 I Call It Love (Lionel Richie)
 Got You Home (Luther Vandross)

Best R&B Song  (A Songwriter(s) Award
 Be Without You (Mary J. Blige)
 Black Sweat (Prince)
 Deja Vu (Beyoncé Featuring Jay-Z)
 Don't Forget About Us (Mariah Carey)
 I Am Not My Hair (India.Arie)
→ この賞は作曲家の為の賞で、
 まもなくデビューするJohnta Austinが2曲(MaryとMariah)でノミネートされている。
 この2曲のどちらかかな。

Best R&B Album
 The Breakthrough (Mary J. Blige)
 Unpredictable (Jamie Foxx)
 Testimony: Vol. 1, Life & Relationship (India.Arie)
 3121 (Prince)
 Coming Home (Lionel Richie)
→ Mary J. Bligeかな。
 今回Maryは、Best Traditional R&B Vocal Performanceもノミネートされてるし、
 R&Bってカテゴリーでも奥深く評価されている気がする。

Best Contemporary R&B Album
 B'Day (Beyoncé)
 Chris Brown (Chris Brown)
 20 Y.O.(Janet Jackson)
 Kelis Was Here (Kelis)
 In My Own Words (Ne-Yo)
→ 正直、不満。
  Beyonceのあの程度のアルバムでGrammy取れるって事自体疑問。
  これ以上 "セレブ"売り を助長させない事を望みます。
A-Mei 愛的力量 10年情歌最精選Vivian Love Vivian 最愛是V
 デビュー10周年、移籍の決まったA-Mei張惠妹(アーメイ)のBest盤「愛的力量 10年情歌最精選」は、FORWARD豊華、Warner華納時代をあわせたベストで、台湾では5CD版と2CD版、香港では2CD版が発売との事。A-Mei張惠妹を再び聞きなおす機会として、2CD版を買う予定。
 
 あと、今、歌手として株上昇中のVivian徐若瑄(ビビアン・スー)のベスト版はAvex時代の曲のみ。「親愛的」、「愛笑的眼晴」も収録されるし、MVも付くから購入しようと考えている。前作「Vivi and...」が上出来だったから本当は、もっとVivi and...をPushしてほしいんだけど…
 
 どちらのベストも最新作が良かったから買おうかなぁという気になるBestだ。