うちには上に兄が、二人いた。
次兄が、僕の二つ上、
長兄が、僕の4つ上。
で、この上の兄二人というのが、
弟の僕に、興味も関心も、持たなかった。
だから、上の兄二人とは、年の暮れに
セブンブリッジ、をする以外、
遊んだことが、なかった。
で、父と言うのが、子供に無関心。
僕は、子供の頃から、家族に疎外されて生きていた。
で、母の長兄、僕の伯父さんに、
北大に通っている、息子、
つまり、僕の従兄弟がいた。
この従兄弟が、実に、温かみのある、優しいお兄さんで、
ああ、こう言うお兄さんが、いればな、、、と言う、
決して、叶わない思いを抱いたことがある。
僕は、父からも兄からも、疎外された。
子供のときから、孤独だった。
だから、友達が外にできるまで、
家で一人、怪獣のおもちゃで、遊んでいた。
それが、僕の幼少期だった。
鬼武彦 拝