関東大会の大学部門の得点を調べてみました。

関東大会は日体大が自由1位をとりました。
日体大、帝京、桜美林の3大学が、トップ集団。
続いて、東洋英和、日大、と追って、立教、学習院、上智までが準決勝枠獲得です。
上智は、昨年、最後の1席をゲットしていましたが、今年もその1席を獲得ということで、勝負強さが際立っています。
一方、駒澤と青山学院は、今年もあと僅かというところで準決勝枠に届かず、フライデーからとなりました。
また、フライデー通過のボーダーラインをめぐっては、東京国際、専修、中央の3大学の間で接近した激しい争いとなりましたが、自由演技の得点が決め手となり、専修と東京国際がJAPANカップの切符を手にしました。
それでは、過去7年間の足跡を見ていきます。
まずは、帝京大学。

びっくりするほど、高得点で安定しています。
あまりに得点が集中しているので、緑の矢印を描くのを諦めたくらいです。
特に、今回の規定と自由の得点は、2011年や2015年と、ほぼ同じです。
そんな中で、2013年だけが、わずかに突出しています。
そうです。この高得点を見てピンときた方も多いかと思いますが、2013年は、JAPANカップ決勝で、ノーミス同士の超ハイレベル対決が実現した年です。
帝京が276.0を出し、これで優勝かと思ったら、文理大が279.5を出すという、大興奮の決勝でした。
あんな凄い決勝、出来ることならまた見てみたいものです。
次に、日体大の得点推移です。

昨年は自由で200点割れする結果でしたが、今年は、その倍がえしという感じで、過去7回中最高の得点になっています。
ということは、今年のJAPANカップは、私が見た日体大の演技の中で最高の演技になる可能性が高いわけで、今から期待しています。
次は、桜美林です。

こちらも、2014年、2015年と、ややふるわなかったのですが、ジリジリ盛り返してきています。
さて、グラフを書くのが一番楽しみだったのが、東洋英和です。
東洋英和と言えば、2013年の秋に、すぽらばというTV番組で取り上げられたことを思い出します。(→こことここです)
あのときは、部員不足に悩みながらも頑張っている姿が映し出されていました。トライアウトが成立して選手同士が競争し、切磋琢磨することが重要であるにもかかわらず、その条件に達しないといった悩みがキャプテンの口から語られていたと思います。
そして、あの年度は、JAPANカップもフライデー止まりで、番組ではフライデーの演技が紹介されたのみでした。
しかし、その後、メンバーの方々の努力が実って、新人を確実に獲得して、じわじわ強くなってきたことは、みなさんご存知のとおりです。
それでは、東洋英和の関東大会での得点推移を見てみましょう。

その2013年と翌年の2014年を底にして、ホップ、ステップ、ジャンプの3年連続で、大きく大きく得点を伸ばしてきたことがわかります。
チームの成績がピークになる年に、それに貢献した「最強の世代」が讃えられるのは当然ですが、成績が底のときに苦難に耐えて、そして逆境を跳ね返し、V字回復させた世代は、もっと讃えられるべきと思います。
なぜなら、その世代は、下がっていくベクトルを上向きに転換させたという、どえらい仕事をしているからです。
しかも、仲間の人数も少なく、外部から注目をあびることも少なくなりがちな中でのV字回復です。
2013年度と2014年度の世代が、まさにそうだと思います。
最後に学習院です。
チアに取り組む真摯で純粋な姿に、いつも素晴らしいなぁと思わせてくれる私の大好きなチームですので、ぜひデータを解析してみたいと思い、とりあげさせていただくことにしました。

学習院の場合、応援団部門に属しますので、2012年度からは、応援団部門のルール(ダンスが長い)と採点基準(配点がごく若干違う)になっていることに注意してご覧ください。
さて、学習院は、一昨年度が特に良く、JAPANカップでもインカレでも全国1桁順位でした。そして、インカレでは、応援団部門での優勝もしました。
これに対して、昨年度は、その反動で少し充電期間になったのか、全国大会は両大会とも13位でした。
そして、今年度。
やりました! この関東大会で、すでに200点超えの201.5点を出してくれました。
一昨年のJAPANカップで201.5点と200.5点、インカレでは203.5点と202.5点でしたので、関東大会の時点で早くもこれらの得点にほぼ並ぶ得点まで達したわけです。
JAPANカップは大いに期待できるのではないかと、私も今から楽しみにしています。