年賀状を取り出そうと、ポストを見ると、なにやら大きな郵便物が!!

そうです! 前もって申し込んでおいた梅花高校の公演のDVDが届いていたのです。

おかげさまで、今年の1月1日は、とても素晴らしい日になりました。

このような公演を催していただき、またDVDにして配布して下さった全ての関係者の方々に感謝しています。

スクリーンに映されたあの動画、あの演技。

DVDで見ても、やはり涙が止まりません。。。

もちろん、演技を目の当たりにしてのドキドキ感は生で鑑賞させて頂くときにはかないませんが、すべて成功とわかって安心してみていると、こんどは演技の美しさを思う存分堪能させてもらうことができます。これも幸せです!!

また、当日は気付かなかったことも、いろいろ気付くことができました。

OGの方々の演技で、ヒルヒル7基があったのですが、スイッチ後に新たに上がった4基のヒールストレッチとあわせて11基が綺麗に揃って成功した後、選手の方々、あんなに盛り上がっていたんですね!

見ている私のほうは、当日は「やった~!!」という高揚した気持ちになってしまって、ここのところはしっかり観察できていませんでした。

また、OGの方々の演技が全て終わったときも、抱き合って大成功をお互いにたたえ合っていたんですね。ここも、私のほうが舞い上がってしまっていたので、あらためて拝見できてよかったです。

また、ミュージカルでのバスケットトスは、やはり高くてキュートで素晴らしかったな、と再確認できましたし、最初にペアで踊った方の抱き上げのシーンなどは、とてもファンタジックで美しいイメージでしたが、「そうだったんだ~靴を履いていらっしゃらなかったんだ~」などと、想像も及ばなかったような部分の工夫にも気付くことができました。

また、全体を通して、演技の映像については、舞台全体をしっかり見せてくれていて素晴らしいですし、技と技のあいだのほんのちょっとしたタイミングを見計らって、選手の方のアップが挿入されているのも嬉しい配慮でした。

全部見てしまうともったいないので、まだ一部だけですが、しばらくはこの1枚で幸せな時間をすごすことができそうです。

また、映像から、これだけの公演を大成功させた梅花高校の選手の方々の勝負強さが伝わってきました。きっと、今年のJAPANカップは凄いことをやってくれるのではないでしょうか。

それにしてもこの素晴らしいDVDが元旦に届くとは。

「こいつぁ~春から えんぎ がいいわい!」

今年も良い年になりそうです。
ついに、2015年になりました。

まず、2014年を振り返ってみたいと思います。

2014年のチアリーディング観戦も、お蔭様でとても良い年にしてもらえました、

一番印象に残っているのは、ヒルヒル5基。

そうです!2014年はヒルヒル5基の年として、私の中に記憶されました!!

ヒルヒル5基は、毎年、年のはじめに「今年こそは見たい事」として書いていたことでしたので、ついに、夢がかなったわけです。

2月の高校選手権で、梅花高校がやってくれました。

そして、12月のインカレでは、帝京大学がやってくれるという、嬉しいサプライズ!!

また、インカレでは、帝京大学と文理大学のノーミス対決が、強く印象に残っています。あの場に立ち会えただけでも幸せでした!!

もちろん、帝京大学の全国大会初制覇も、今年の大きなニュースですね。

また、梅花高校の創部10周年記念公演、箕面自由学園の創部25周年記念という2つの大きな公演があり、それぞれ特徴を生かした素晴らしい演出を堪能させていただくことができました。

さて、いよいよ2015年。

今年楽しみにしていることは、以下のことです。

(1)帝京大学のJAPANカップ初制覇成るか?

とにかく、JAPANカップの大学の部の決勝が、今年の最大の焦点だと思います。

さらに言えば、帝京大学が、念願のJAPANカップ初制覇を成し遂げるのかどうか。

機は熟しすぎるほど熟しています。

新しい技の研究にも熱心なようですので、JAPANに向けて、また予想もできなかったような秘密兵器をバッチリ仕上げてくることも期待できます。

しかし、文理大は非常に強い存在です。

先週、箕面自由学園から文理大に6名もの進学者があることを知りましたので、文理大の無敵さはさらに頑強になるに違いありません。

JAPAN決勝で文理大がノーミス、しかも揺れも全く無いような超完璧演技を実現できるのかどうか、ここが焦点になると思います。

そして、今年は特に梅花女子の存在を忘れてはなりません。

箕面自由から大量5名の進学があってから2年。この最強世代が3年生になります。すでに先月のインカレではこの3年生世代からキャプテンを出していましたので、早めに世代交代も完了し準備は着々と進んでいると見て良さそうです。また、4月には箕面自由から4名が進学しますので、合計9名になります。文理大の10名には届きませんが、戦力アップは間違いないと思います。

梅花女子にとっても今年は勝負の年のはず。

「美しいチア&積極的に攻めるチア」という課題に彼女たちがどのような結論を出すのか、青マットの上でそれが披露されるのが楽しみです。

(2)箕面自由学園高のJAPAN連勝は続くのか?

箕面自由はJAPANカップを現在4連勝中。

選手層も厚く、コーチ陣も万全で、心配なことは全く見当たりません。

しかし、だからといって、5連勝が確実かと言うとそうでもない。。。。

梅花高校は、今年、戦力的にピークを迎えるはずだからです。

去年のJAPANカップのグループスタンツで、ダントツの優勝をしたチームの構成メンバーのうち4名が今年3年生になります。

箕面自由は(昨日のブログでも紹介したように)どの学年も層が厚く、戦力はしばらく揺ぎ無いまま安定すると思います。

こう考えると、梅花高校は、今年、優勝しなければ来年はもっと難しいかもしれません。

絶対に勝負をかけてくると思います。

11月に拝見した梅花高校の公演のビデオには、こういうフレーズがありました。

「準優勝してから、そこから(優勝するまで)が長かった」。。。と

JAPANカップで準優勝してから優勝するまで4年もかかったということを指しての言葉です。

しかし、考えてみると、

「初優勝してから、2度目の優勝をするまでが(もっと)長かった」

となりつつあります。もし、今年のJAPANカップで梅花高校が優勝したとしても、2度目の優勝までに5年かかったことになります。すなわち、2度目の優勝は初優勝より難しかったことにすでになっているわけです。

初優勝に向けて無心に頑張ることに比べて、2度目の優勝をめざすことは、気持ちの高め方もさらに難しいのでしょう。プレッシャーもかかるでしょう。また、一度優勝を奪われたライバル校は、悔しさをバネに、さらに強靭になりますので、突くべき隙も無くなってしまうということなのだと思います。

そうした難しい条件の中で、梅花高校がどこまでがんばるか、そこに注目しています。

ヒルヒル5基は、大きな武器になると思います。

ただ、もうひとつ、、、もうひとつ欲しいです。箕面自由が実施できないような特別な技が。

箕面自由は、バクテンパートナー(キックダブルのディスマウント付き)と、天井バード(旋回付き)の2つの特徴的な技で戦ってきます。大会では他のどのチームもやらない技です。とにかく強く印象に残ります。

そう考えると、やはり2つ欲しいと思うのです。

JAPANカップの梅花高校の演技構成がどのようなものになるのか。高校部門では、ここが今年の最大の注目点だと思います。

また、全大会で堅実に強い千葉明徳と、ナセバナール出演効果もあって部員数も増えている目白研心も、この2校に匹敵する実力が十分あると思うのでぜひ優勝争いに加わって欲しいと思っています。3校以上での優勝争いになれば、競技としても格段に面白くなるのは、大学部門で実証ずみだからです。

そして、2012年のJAPANカップで衝撃的な2位を獲得した中京大中京。ぜひ長期計画で難度をあげていただき、持ち前の本番の強さがプラスアルファすれば優勝争いにからめるような状況まで持っていってもらいたいと思っています。

(3)オールフィーメールでの5人乗せは?

4年越しの願望です。

千葉明徳が2010年のJAPANカップで実施して以来、どこも実施すらしていないオールフィーメールでの3-3-5の5人乗せピラミッド。

今年こそ、夢がかなうのでしょうか。。。

ぜひ、また見てみたいです。

そしで、できれば、オールフィーメールならではの、3-3-5の全員が綺麗に一体化した美しいピラミッドが見てみたいです。

(4)世界選手権。選手は?演技構成は?

世界選手権の代表選手として、どなたが選ばれるのか、そこが最大の関心事です。

また、コアとなるチームがどこになるかも関心事です。

2年前は、混成=文理大、全女子=帝京でした。先月のインカレの成績からは、今回も同じかなと予想していますが、地域性も含めた高い見地に立って、全女子は一大会ごとに 帝京⇔梅花女子 という戦略も考えられ、蓋を開けてみるまでわからないなと、いろいろ考えながら少し楽しみにしています。

そして、演技構成がどうなるかというのも楽しみですね。

最高のメンバー、最高のコーチ。

現在可能な最高のチアリーディング演技ということになりますから、期待が高まります。

ぜひ、高画質でのインターネット生中継があると良いなと思っています。

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以上の4つが、2015年に特に期待することです。

なお、今年は、2月と12月に高校選手権があります。

すなわち、高校チームにとっては、10ヶ月のあいだに、高校選手権-JAPANカップ-高校選手権と、3つの大きな全国大会が実施される特殊な年になります。

練習の成果が効果的に大会で披露できる特別な年とも言えますので、高校チームの充実ぶりが期待できます。
P10に、歴代の317名のOGの方のお名前がありましたので、歴代ベアーズの各学年の人数をグラフにしてみました。



ご覧のように14期の人数が34名と歴代最大を誇っていますが、現在の3年生の29人は歴代2位に相当することがわかります。

部員数的には、数年前は、17期、19期、21期と、1年ごとに部員数が極端に少ない年がありましたが、23期において、そのジンクスは解消され、現在の高校1~3年年生は全学年24名以上です。

全学年が24名以上となったのは、ベアーズの25年の歴史の中でも本年度が初ですので、本年度も実は相当に凄い年度であったということになります。

次に、世代ごとですとバラツキが大きいので、各年度ごとの部員数を計算してみました。各年度での3学年合計の部員数です。それを、下図に示します。



2005年~2006年ごろに、部員数が80名を超えるという第一次のピークがありました。

その後、少し部員数が減り、50名を切った年度もありましたが、現在は77名。第二次ピークを迎えつつあります。

さて、このように山や谷が形成される原因を考えてみます。

プログラムの編集後記で、「と」という方(監督さん?)が、こう述べられています。

「BEARSの転機は、2002年に放映された「天国への応援歌」。(中略)このドキュメンタリー番組が今のBEARSの土台を創っていただいたと思います」

出ました!! このブログでも以前紹介した伝説のドキュメンタリー番組。「天国への応援歌」。

30分番組でしたが、素晴らしい番組であったため、60分番組に再編集され2003年3月22日に再放送。さらには、2004年には石原さとみさん主演で「天国への応援歌・チアーズ」のタイトルでドラマ化されました。現在、DVDも発売されています。

それにしても、「BEARSの転機」「BEARSの土台」とまでおっしゃるとは、この番組が与えた影響を、相当に大きく評価されているということです。

そこで、このドキュメンタリーの放送時期と、同じく感動的なドキュメンタリーであた「笑ってコラえて」の放送時期を、部員数推移のグラフに書き加えてみました。

以下のようになります。



確かに、「天国への応援歌」の放送のあと、2~3年で、部員数が爆発的に増えたことがわかります。

もちろん、TV番組とは関係なく、ずっと前からベアーズに入部しようと決めていた方は多いでしょうが、プラスアルファの人数をこのTV番組が作ったのではないでしょうか?

こうして考えると、部員数の第一次ピークは、まさに「天国への応援歌」が作ったと言ってもよさそうです。

もっと直接的には、放送の2年後に入学した14期生が史上最大人数の学年となっていることも申し添えておきます。

また、2010年に放映された密着取材ドキュメンタリー「笑ってコラえて」によって、現在の第二次ピークが作られていると言っても過言ではないように思います。

あれも、本当に素晴らしいドキュメンタリーでした。

笑ってコラえてについても、放送の2年後に入学した22期生が史上2番目に巨大な学年となっていることも指摘しておきたいと思います。これも直接的な影響と考えています。

また、このグラフには記入しませんでしたが、2012年度末には、ナセバナールでの密着取材もありました。

現在のベアーズの大繁栄は、これらの放送が大きな要因になっているように思います。

このように考えると、優れたドキュメンタリー番組によって、チームの強さも影響を受けるわけで、TV番組の影響力の大きさを改めて認識しました。

なお、ベアーズが一瞬だけJAPANカップのタイトルを逃した2010年度は、これら2つのピークのちょうど谷間であったという見方が成り立つのかもしれないとも思っています。

さて、「天国への応援歌」において後輩に夢を託してこの世を後にした先輩選手は、もちろん、P10の317名の中にお名前を連ねていらっしゃいます。

また、9期の広告の部分で、多くのOGの方々に囲まれてこの選手の写真を持たれお母様が写っています。他のOGの方々は小さいお子様を抱かれている方も多くなんとも言えない気持ちになりますが、先輩選手を含めて全ての方が「BEARSの土台」を作った立役者。こうして素晴らしい公演を見せていただいた後は、これらの方々に対する感謝の気持ちがさらに強くなりました。
会場で売られていたプログラムは、A4で表裏の表紙も含めて70ページ。

質の高いしっかりした紙質で、全ページカラーの豪華版でした。



19ページめまでが本文で、残り51ページは、広告のページ。

広告には、スポーツ店や旅行代理店のように、いわゆる普通の広告もありましたが、高校・大学チームやOGの方々、さらには保護者の方々が集まって掲載しているページもありました。

もしかすると、会社だけでなくOGの方々なども、25周年を協賛する意味もこめて広告費を負担されているのかもししれないなと思いました。

どう見ても一冊1000円以上はかかっていると思われるこれだけ立派で厚い本を500円で販売できたのは、広告のページによる貢献が大きいのだと思われます。

そして、広告のページもとにかく楽しいです!!

私のような部外者が見ても、見れば見るほど、さりげなく隠された細かなネタに気付くことができてじんわりと堪能できますので、関係者が見れば、きっと、つっこみどころ満載なのだと思います。

さて、このように素敵なパンフレット、最初から見ていきます。

表紙(P1)は、真っ赤なバックに25と書かれたシンプルなデザイン。字体から見て、アメフトの背番号をイメージしたものと思われます。

表紙の裏(P2)には、例の 4-4-5をバックに本公演のプログラムが記されています。表紙の次のページにこのシーンが採用されていることから、やはり4-4-5のピラミッドは本公演での重要スタンツだったのだとわかります。

P3には、学園理事長と校長先生のあいさつ。

P4~P7が、過去の公演の様子の写真。すでに卒業された選手の方も写っていて、あのときの興奮がよみがえってきます。

P8~P9が、今回の出演者の紹介。例えば、バイオリンを生演奏して下さった方。イタリア生まれで、現在は大学3年生とのことです。この方の演奏のときに演じられたパートナースタンツは綺麗でしたね~。そう、スポットライトの中で、ひとつ、またひとつと、グラウンドアップで上がったパートナースタンツです。素晴らしい演奏と相まって、じーんと感動しました。

そして、P10からの情報が、本当に凄いです。

P10は、歴代の317名のOGの方のお名前が1期生~21期生まで、学年ごとに整理されています。人数の推移を見ることで、ベアーズの繁栄の様子を客観的に感じとることができます。

P11は、創部以来の大会成績と歴代ユニフォーム。過去のユニフォームが3種類もあるということを初めて知りました。特に、第一回関西大会(1992年)のときに着用されていた胸元に大きくVをあしらったユニフォームの写真は、私も初めて見る貴重な写真でした。

(つづく)
今回の公演、オープニングの最初の部分が普通のチアの公演のオープニングとは随分違うものでした。

きっと、何か深い意味があるのだろと、公演が終わってからもずっと考え続けているのですが、未だ謎が解けないので、そのままこのブログに書き記しておくことにします。

さて、普通のチアリーディングのオープニングといえば、舞台一面に待機していた大勢の選手が一斉にバスケットトス、とか、舞台の両袖から元気よく選手がなだれ込んでくるとか、そんな派手な演出が多いと思います。

ところが、今回の公演は全く違う趣向でした。

まず、舞台の左側の端っこに、5基の1-1-1が作られ、トップはヒールストレッチ。

この5基が最初は縦一列に







と、並んでいるのですが、しずしずとベースが動いて、だんだん斜めにフォーメーションが変わっていきます。

1-1-1のヒールストレッチですから、それ自体が難しいのに、さらに移動です。

しかも2基の移動であれば、多少ずれがあっても目立ちませんが、5基もあると、少しでも間隔が乱れると凄く目立つはずです。

しかし、等間隔を保ったまま、さらに一直線も保って、綺麗にフォーメーションチェンジして、ほぼ横一列近い感じにまでいきました。

ここまでが第一段階。

普通はガツンとくることの多い、オープニングなのに、静かな展開。しかも、舞台の左の端っこだけで演じられるというのは珍しいなと思いました。

次が第二段階。今度は舞台の右側から、タンブリングで十数人くらいの選手が入ってきます。

チア的な元気ではじける感じではなくて、お城に忍び込む「くノ一」みたいに、抑えた感じです。舞台を蹴る音だけがドドドッドドドッという感じに響いて、張りつめた空気の緊張をさらに高めます。

先頭で入ってきた選手たちが数人のグループを作ると、あとから入ってきた選手数人がタンブリングでそのグループに飛び込み、パートナースタンツ。たぶん、アラベスクだったと思います。

こうして、左に1-1-1×5のヒールストレッチ、右にアラベスク×数基を仕上げた後で、いよいよ、第三段階。

舞台中央にあいたぽっかりした長方形の穴から、最後の一団がセリを使って上がってきます。

上がってくるのは、すでに奈落で組み上げたげたピラミッド。

トップはスコーピオン2基。

あげた片足が高く上がっていて、体も綺麗に弓なりになっています。お顔は笑顔ですが、トップ選手も他の選手も、微動だにしないので、彫刻像のように見えます。

セリの上の選手の方々、かなり緊張を要したと思います。

セリが舞台の高さまで上がる直前に、万が一にもピラミッドが崩れれば、上がりきるセリと舞台の隙間に転んだ選手の方が挟まれてしまう可能性すらあるからです。

おそらく、万が一の場合にはすぐにセリの上昇をストップできるように、担当者が緊急停止スイッチに手をかけたままで演技したのではないかと思われました。

しかし、そこはベアーズの選手たち、崩れるどころか、完璧な静止を保っていましたので、観客席からは安心して見ていることができました。

さて、セリが舞台の高さまで上がって、そこで終わりかと思いきや、セリはさらにあがって、舞台よりも数十センチ高くなりました。そのあたりで、ピラミッドの上で選手が別のポーズをとるなど変化があったと思います。

そして、セリが下降。

舞台と同じ高さになったところで、通常のチアリーディング演技に入っていきました。

オープニングののっけの部分は以上です。

さて、この演出の意味は何だったのでしょうか。。。。。

左の1-1-1、右のパートナースタンツ、中央のピラミッド。

きっと何かを象徴してるのだと思ったのですが、わかりませんでした。

中央が左右の対称性の良いピラミッドなのですから、普通だったら舞台の左右もそうしても良さそうなものですが、あえて、左右は非対称にしているように見えました。

一番考え易いのは、この3つのグループが、学年別であるという仮説です。

その場合、3つのスタンツのそれぞれが、何かその学年を象徴することを表しているのかもしれないと思います。

いずれにしても、全体としては、神殿のご開帳みたいな感じで、とても神聖な感じがしました。25周年という歴史の長さも考慮して、その重みのようなことを表現していたのかもしれません。

あるいは、別の説も成り立ちます。

観客の人たちは、地下鉄に乗ったり、駅の雑踏を通ってようやく劇場に着くわけで、オープニングの最初のところでは、気持ち的にはまだ日常のゴチャゴチャした気分が抜けずにいます。

それらの観客に対し、このような神聖な雰囲気を提示することで、異次元空間に入っていった気持ちを染み渡らせるという、そのような効果を狙ったという説です。

このオープニングの意味は完全には解読できませんでしたが、今回の公演がいつもの優勝報告会と最も違っていたのは、いつもよりさらに「芸術性」も志向していたことだと感じました。
本公演は、18時30分開始で、プログラムは以下のとおりでした。

■第一部(マット無し)50分
(1)オープニング
(2)BEARS FAMILY コーナー
(3)吹奏楽部演奏とコラボ演技
(4)キッズ合同(金熊君も競演)

■休憩 20分

■第二部(マット有り)50分
(5)西浦達雄氏の歌と制服でのダンス
(6)OG演技
(7)監督とコーチの紹介
(8)エンディング
(9)アンコール

舞台の両脇に2つの巨大スクリーンがあって、要所要所で、ビデオ映像が映写されるという趣向になっていました。また、演技中においては、ビデオカメラでズームアップしてとらえた選手の方々の姿がリアルタイム映し出されていました。

(2)のBEARS FAMILY コーナーで実施された中学チーム(Jr. Bears)の演技は、たぶん16名はいらっしゃらなくて、14名か15名での演技だったと思います。少ない人数でしたが、頑張ってくれていました。演技構成は、ほぼ競技会のようなきっちりしたものでしたので、競技会のスポーツ的な雰囲気を舞台の上に持ち込んでくれて、舞台の上を引き締めてくれました。公演全体の中で良いアクセントになっていたと思います。

また、(4)ではセリからの金熊君登場に続いて、キッズの合同演技がありました。

出演したのは、ゴールデンベアーズOGの方が指導されているチームとのことでした。

北摂チアリーディングクラブ(DEARS)が中央で見せてくれた豪快なバスケットトスは、たぶんキックダブルだと思いますが、空中での迫力が素晴らしくて、今まであまり見たことのないような独特の魅力をもったキックダブルになっていました。今でも強く印象に残っています。

(5)で登場した西浦達雄氏は、ベアーズ関係の歌を提供ししている方で、最近では「金熊君が行くよ」の作詞作曲をされています。最後の曲のときには選手の方々が20~30人くらい舞台にあがられて、曲にあわせて箕面自由学園の制服で踊っていらっしゃいました。その振り付けですが、腕の大きな動きを中心としたものになっていました。学校の制服はチアの制服とは違ってほとんど黒(紺?)なので、手首から先だけが白く輝いていて見え、客席から見るとそれらが大きな円弧を描いて舞台上に浮かび上って見えて幻想的な感じでした。また、ときどき前列の方が回転しながら綺麗なポーズで床に腰を落とすのも清楚な感じで良かったです。

ベアーズのチアリーディングの演技を見ていますと、あまりにハイレベルですので、観客としてはとても高校生と感じることはできず、プロの選手が演じられているような錯覚にも陥ってしまうことが何度もあります。

学校の制服姿での演技を拝見することで、高校生の部活なんだ、と改めて実感することができました。そうした意味でも良いパフォーマンスだったと思います。

なお、今回の公演では、15周年記念公演のときに作られたCDがグッツ売り場で販売されていました。グッツ売り場は、チケットゲートの外側と内側の2箇所にありましたが、外側のほうです。念のため外側のグッツ売り場をチェックしに行って見つけ、大喜びで購入しました、

CDは、「Look At Me」というベアーズのチームソングで、選手の合唱と、カラオケの2部構成。合計で10分38秒。

歌っているのは、(今から10年前ですので)12期~14期の選手の方々と思われます。

12期生には、ナショナルチームで選手やコーチで4度も活躍されて現在はベアーズのコーチをされている方など現在でもチア界を支えていらっしゃる方が複数人いらっしゃいます。また、14期は、一世代の部員数が34名と、ベアーズ史上でも最大を誇っていた世代ですので、この時代はベアーズがより充実してさらに大きく急伸した時代なんのだと思います。その時代の方々の歌声を聞くことができたという意味でも大きな価値のあるCDでした。
箕面自由学園の公演の楽しみのひとつは、文理大の監督から届いている贈花を見ることです。

なぜなら、贈花に添えられたメッセージ板には、お祝いの言葉とともに4月から文理大に進学するベアーズの選手名が書かれているからです。

私のような一般ファンは、この板の上の情報で、はじめて来年度のことを知ることになります。

前々回は4名のお名前があり、実際4名が進学されました。

しかし、前回は、選手の方のお名前がなく、そのとおり一人も進学されませんでした。

今年は、、、、と見ると。。。。

なんと、6名の方のお名前が!!!

びっくりにしました。

現在、文理大には4年生に1名、2年生に4名、合わせて5名の箕面自由OGの方がいらっしゃいます。そして、この5名とも今年のJAPANカップではAチームに入っていらっしゃいました。

来年はこのうち4名が残りますので、新1年生の6名を加えると、箕面自由OGは10名ということになります。

もし、文理大のAチームの男子選手が今年と同じ6名で、この10名がAチームに入ると、女子選手は全員が箕面自由OGなんてことも起こりうるわけです。

もちろん、文理大の現在の1~3年生には、2011年のナショナルチームに選ばれたトップ選手も含めて箕面自由OG以外の優れた女子選手が沢山いらっしゃいますので、普通に見ればそうはならないとは思いますが、理論的にそのような可能性があるというだけでも凄いことです。

私はこのようなことを考えて、しばらく贈花の前で立ち尽くしてしまいました。

う~む、それにしても6名とは。。。

そうです!かなりビッグなニュースを得たことになります。

ところが、そのニュースはほんの序の口でした。当日購入したプログラムには、私が喉から手がでるほど欲しかった数字が、ぎっしりと書き込まれていたのです。
素敵なチアリーディングチームには、チア以外の演目で観客を楽しませてくれる素敵な協力チームがいらっしゃいますね!

先月の梅花高校の公演では、同志社香里ダンス部のみなさんが、とっても素敵なダンスを披露してくれて、それはもう最高でした。今でも思い出してうっとりしています。

箕面自由学園の場合は、もちろん吹奏楽部です!

吹奏楽部は部員数146名を誇り、チア部の部員数77名のほぼ倍!

箕面自由学園の吹奏楽部と言えば、「笑ってコラえて」で2011年に放映された「マーチングの旅」においても密着取材を受け、素晴らしい青春ドラマを見せてくれたチームであり、全国大会でも金賞を争うレベルのチーム。

公演のたびに、その迫力ある演奏を、いつも楽しみにしています。

吹奏楽部には男子部員と女子部員がいらっしゃいますが、チア部の選手の方々が危険と隣り合わせの厳しさを乗り越えての精悍で頼もしい笑顔であるのに対して、吹奏楽部の女子部員の方は、日々の熱い練習で感性を鍛え、巨大チームの中で様々な苦労を乗り越えての温和でソフトな笑顔が魅力的です。公演ではいつも癒されています。

同じ高校の女子生徒さんなのに、一生懸命打ち込んでいる対象の差によって、こんなにも違うそれぞれの魅力を醸し出すことができるんだなぁと、いつも感心しています。

そして、吹奏楽部の男子部員の方々も女子部員に負けていません。みんな爽やかな好青年ですね!!

吹奏楽部は大所帯のため、公演の開始前には、会場の内外を移動する選手の方々を目にすることも多いのですが、大きな楽器を担いでいても、みなさん規律正しく、礼儀正しく、統制がとれた行動をされているので、見ているこちらも気がひきしまるような思いがしています。

また、公演がはじまれば、これらの素敵な部員の方々が、客席の通路まであふれて演奏してくれるだけでも嬉しいのに、チアリーディング部との競演もあって、嬉しさ倍増です。

さて、今回の公演。

最初の演目は、意表をついて、楽器を使わずに、全員での合唱でした。

これが、ものすごく良かったです。

暖かくて澄んだ声質。

吹奏楽で管楽器を演奏する人は、腹筋を鍛えたりして腹式呼吸を磨き上げると聞きますから、歌を歌っても魅力的な歌声なんですね、きっと。

とにかく、うっとりと聞きました。

今回の公演では、いろいろな人が25周年を祝っていましたが、「お祝いのプレゼント」という意味においては、心がこもっているということを最も強く実感できて、最高のパフォーマンスだったと思いました。

そのあとは、楽器を使っての演奏。

客席通路にいた部員さんたちが、演奏しながら、いっせいに舞台に集結していく様を見て、こちらのテンションも益々上がります。

マーチングで、選手の方々が1列ごとに交差しながら動くところなどは、生で見るとみとれますね。

横笛(フルート?ピッコロ?)やサックスのソロもあって、多彩な演出で十分楽しませてくれたあと、いよいよ、チアリーディングとの競演。

音楽にあわせてチアというのは普通のことですが、その演奏が生演奏だとやっぱり違います。

特にパーカッション系の音が、ひとかたまりで、バシっとこちらに飛んで来るので、時間軸のメリハリがくっきりで、それでなくてもシャープなベアーズの選手の演技が、さらにクッキリとメリハリがついて見えました。

音のアタック感の素晴らしさは、吹奏楽部の演奏技術の高さによるところも大きいのでしょう。あれだけ部員さんたちが散らばって配置されているのに、同期性がばっちりなのに感心しました。

いくら良い曲でも、あちこちのスピーカから音を出すと、客席で聴く音はどうしてもボヤケてしまいます。

そうです。今回感じたように、音が固まって飛んでくるこの感じは絶対に出ないと思います。

生演奏ならではです!

それに、今回の会場であった梅田芸術劇場は、音響的にも大変優れていたのではないかと思いました。

この「音の塊が飛んでくる」演奏にあわせて、いろいろな空中姿勢のバスケットトスが、次々と上がっていくところは、特に見ごたえがありました。

そして、フィニッシュのキメのポーズ!

センターにハイトップが飛び乗ってポーズをつけるとピッタリ同時に、演奏の音の最後の一塊がガツンと飛んできて、その気持ちの良いこと!

今回の感激で、「吹奏楽+チアリーディング」のセットでチームを組んで全国一を争うJCA主催の競技会というのも、2年に1度くらいはあっても良いのではないかと思いました。
今回の公演で、最も楽しみにしていたのがOGの方々の演技です。

事前にネット公開されていた出演者の一覧表には、OGチームという記載は無かったので、「もしかしてインカレから10日という日程も考えて今回は無しかも」と危惧していました。しかし、そんな心配は無用でした。期待どおりに素晴らしいOGの方々の演技が用意されていました!!

私は2010年のJAPANのときのメンバーからはリアルタイムで知っていますので、OGの方々のうち、最新の4世代の方々についてはベアーズユニフォームでの現役の演技を拝見しております。ですので、これらの方々に関しては久々に拝見するベアーズのユニフォームにとても感動しました。

また、古い雑誌などでベアーズ出身者だと知っていた選手については、あのユニフォーム姿を生で見ることができ、これはまた別の意味で感動でした。

そうです、OGの演技のパートは、全ての選手がベアーズユニフォーム着用で演じられたのです。

(なお、アンコールの総出演ときは、現在のユニフォームに着替えられていたようにも見えました。このときは、(たぶん)ナショナルチームのユニフォームもありましたね!)

OG演技のほうは、最初から沢山の選手が出てきて、とにかく豪華&豪華の華々しいものでした。

まず、バスケットトスでは、ナセバナールの放送があったころに活躍していたトップ選手、高い高いバードでは初代の飛び役であった選手が、中央で艶やかに舞っていました。

この方、本年度になってから大学のどのチームからも出場されておらず、「高校でチアを辞められたんだ、ほんとに惜しいなー」と思っていました。

ところが、今回の公演の中のコーチ陣の紹介に部分で、この方はコーチとして紹介されていました!!!

ヘッドコーチや監督をはじめチアファンとしては雲の上の存在みたいな数人の方々の中のひとりとして舞台の上に立っていらっしゃいました。

これにはびっくり。

選手でなくて、もう指導者なのですね。

チアのある大学に進学されたのかどうか、社会人チーム(スーベア)で活躍されているのかどうかはわかりませんが、それにしてもコーチとは!

なんだか、舞台上に並んでいる立ち姿からは、すでに威厳みたいなものも感じました! 上手く表現できませんが、その方のお姉さんが立っていらしたみたいな感じすらありました。

そして、今回のOG演技では、一転して、普通に現役トップ選手のような技をバシバシやっていました。

演技のときは、去年まで拝見できていたあの活き活きとした元気さが再現されていました。

もしかして、自ら模範演技を見せての指導もするコーチなのでしょうか?

あるいは、イベントなどで急遽トップ選手が演技できなくなったときに、代わりにコーチが出演できたりとか?

わかりませんけど、そんなことが想像できるほど素晴らしい演技っぷりでした。

それから、同志社大の2年生選手。笑ってコラえてのころから、ずっと感動を下さっているあの選手がいらしたような気がしました。ただ、髪の形が少し違うのか、いつもとちょっと違う感じもしたので、少し自信がありません。

笑ってコラえて関連では、追手門学院大の4年生のトップ選手も、たぶん演技されていたと思います。2010年のJAPANカップでは直前の捻挫からぎりぎりで復帰して見事な演技を見せてくれた選手ですね。2009年のJAPANでは骨折していたにもかかわらず立派に演技を成し遂げたと語り継がれていた頑張り屋さん。笑顔が特徴で、トップなのにシャイっぽい成分が少しだけ含有されたようにも見えるこの方ならではの独特の笑顔に魅力があるので、ほんとうに好きな選手なのですが、たぶんチームが別団体に行かれて、最近は競技会では演技を拝見できなくなっていました。

たぶん、この方が、向かって中央よりやや右あたりで上がっているところを見たような気がしました。もしかして、拝見できる最後の機会になるかもと思って、視線を追い続けましたが、左端に行ったような気がしたところで、すぐに見失いました。

その他にも、トップ選手に限らず、「あのときのあの方だ!」というような方々に一瞬づつ気付きましたが、すぐに見失ってしまうということの繰り返し。

とにかく、バスケットトスにしても、パートナースタンツにしても、ピラミッドにしても、基数が多い!

舞台上の端から端まで、全ての部分が全て見所みたいなそんな演技でした。

そうです。そのポジションでは日本で一二を争うような著名な選手が、結構はじっこのほうでスタンツに参加していたりと、なんとも贅沢きわまりない配役になっていました。

もし10回くらい繰り返しみることができたらようやく満足、と、そんな演技だったと思います。

というわけで、私は一瞬たりとも見逃さないぞとの意気込みで見ていました。

瞬きをする瞬間も惜しいという意味が、はじめてわかったようなそんな演技でした。

しかし、最後のほうは、ひとりひとりを探すことは諦め、ゴールデンベアーズの歴史の最高の成果でもあるOG選手の方々を全体として感じ取ろうと、そんなふうに鑑賞させていただいていました。

演技のほうは、非常に完成度の高いもので、ノーミス。「おっとっと」みたいなところも気付きませんでした。

また、選手のみなさんがとても輝いて見えましたね。

みずみずしい、フレッシュさがありました!

たぶん、久々にあった旧友どうしで演技練習をして、いろいろ感じあうところもあったのだと思います。

そうした喜びが輝かしさとして演技にも出ていたと思います。

その他、全員が同期すべきところは、ほんとうにみんな揃っていました。高校時代に鍛えた基礎はずっと身に染み付いているんだな~と思いました。

さらに言えば、演技と演技の間の連続性。

2年くらい前のJAPANカップのBS1の放送で、箕面自由学園の演技の特徴について解説者は演技の連続性をあげ、「技と技のつなぎめで歩いている選手が全くいない」と指摘していましたが、OGの演技でもその伝統を受け継いで、次々と鮮やかに変わっていく高速の場面展開の連続でした。

私は見つけた選手の方を視線で追うこともできず、ただただ唖然として眺めているような状況ではありましたが、幸せな気持ち100%で拝見していました。

全体としては、そんな感じのOG演技でした。

ファンとしては、たとえばJAPANカップのサマキャン・オールスターズみたいに、

「次は○○期の5人です~!」

と一世代ごとに紹介して欲しかったという気はしましたが、今回は他の企画も多かったので難しかったのかもしれません。

でも、30周年記念のときは、ぜひやって欲しいですね~。
公演と言っても、競技会並みの高難度技が惜しげもなく披露されるのがゴールデンベアーズの公演の特徴だと思います。

むしろ、競技会での16人制約が無いぶん、競技会でも見られないような技を披露してもらえるという楽しみすらあります。

今回は、以下のような高難度技が実施されました。(記憶だけで書いているので、間違っていたら、どなたか指摘をお願いします)

(1)4-4-5の両側フル

ピラミッドで、4-4-3を作り、最後に両側の2人のトップをフルツイストであげていました。

競技ルールによれば、5人のトップのために5人のスポッターが必要ですので、4-4-5には最低でも18人の選手が必要で、4-4-5自体が競技会では絶対にお目にかかることができない型のピラミッドです。

その両側をフルというのは高難度だと思います。3-3-4の両側フルも高校+大学でも2~3チームくらいしか実施できないほど高難度で、4-4-5の両側フルとなると、それ以上ではないでしょうか。

その大技、きっちり決めていました。

(2)ダブル5基

ひとつのシーンで、連続でダブルアップが5基あがりました。

ダブルを飛べるトップ選手が、5人はいるということです。

これも、ばっちり決まっていました。

(3)ヒルヒル沢山

たぶん10基くらいあったと思いますが、エクステンション・ヒールストレッチから、大勢が同時にスイッチしました。こちらも成功でした。

そのほか、ヒルヒル同時5基もありましたが、こちらはディスマウントがひとつ不完全だったかもしれません。

いずれにしても、今回の公演ではヒルヒルは同時実施がポリシーだったようです。そう言えば、夏のJAPANカップのときも、4基の同時実施が、最高の同時性で成功して実に気持ちよかったのが印象に残っています。

ヒルヒルをやってくれると、やはりうれしいですね!

(4)トータッチ+フルで2-2-1

2-2-1の形へのトスアップに、トータッチと1回転ひねりを同時実施していました。

今年のJAPANカップで実施していた高難度技だと思います。

自信を持って成功させている感じでした。

(5)トータッチ付バード

バードで乗るとき、トータッチの空中姿勢がついていたように見えました。

(6)フルツイスト付の拾い上げ乗せ

うつぶせになったトップの足を、ミドルが拾い上げるようにして立たせる3層目へのマウント方法。

これに、フルツイストが付いていました。

この技、かなり見栄えが良い技ですね。綺麗な上にスリリングです。しかも、成功すると見ていてとても気持ちがよい技だと思いました。

今回は、一連の演技のフィニッシュのようなところで効果的に使われていて、今日の演技の中では強く印象に残る技になりました。

(7)旋回バード×2

例の180度の旋回バードが2基で対になって実施されていました。

それ以外にも、JAPANカップのときの技(バードのあと、後ろに倒れて、ディスマウント、その位置にすぐ後ろから別のトップがダブルアップという、高難度のダメ押しみたいな技)も実施され、成功していました。

これらを含め、全体として、完成度の高い演技でした。

ノーミスではなかったのですが、「絶対ここだけは!」というところは、ことごとく決めていました。

特に、アンコールの最後の部分のトータッチでのトスアップ連打のところ。

完璧な演技で、ほんとうに巣晴らしく格好良かったですね。

音楽も第九でしたし、あれを見て、2014年を最高のフィニッシュで終わることができたと、そう感じました。

昔、年末にサントリーホールで合唱付きの第九を聴いて、最後のところで言葉にはできないような高揚感を味わったものですが、瞬間最大風速では、それを超えたと思います。

いずれにしてもあのフィニッシュの技、「絶対ここだけは!」というところだったと思います。

素晴らしい演技構成を考えて下さったコーチ陣と、それを最高レベルで実現して下さった選手の方々に感謝です。