今回は大学部門から総合優勝チームが出ました。そこで、このブログも、まずは大学部門を取り上げたいと思います。

★エントリー番号1番は、西南学院大学。

おなじみの男子選手がひとりいらっしゃいます。

男子は、女子に比べて、身長も体重も運動特性も違うので、特にダンスなどのシーンでは浮いた感じになりかねないのですが、今日のこの選手の動きはとても素晴らしかったです。

ジャンプなどは物凄く足があがってパワフルなのはもちろんですが、体が大きいのに、体の小さな女子選手と同じようにキビキビした動き!

完全に溶け込んでいました。

ダンスでは頭ひとつかふたつ上に出るので、「同期した動きなのに体格だけ突出している」という独特の魅力を醸し出していたと思います。

もちろん、この魅力の原因として、女子選手の方々の息がとてもよく揃っていたことがあったことは言うまでもありません。

★エントリー番号6番は、梅花女子B。

ヒルヒル4基を含めた正統派演技。

これをノーミスで決めてくれたので、見ているこちらも大喜びでした。

そして、結果は、準優勝でした。

センターでダブルアップを飛んだのは、わらってコラえてのときから私が応援しているトップ選手です。当時は箕面自由の1年生でした。今でも活躍してくれているのは、本当に嬉しいです。

ちなみに、わらってコラえてで紹介された選手としては、このトップ選手の他、梅花高校でミドルとしてダブルアップを取っていたあの選手が、今日はVIPERS・Aから出ていたと思います。

★兵庫教育大学

なんだかチームワークが良さそうで、粒ぞろい感のある楽しいチアでした。

タンブリングが3人同時に飛んだところの同時性も見事だったし、表情も楽しそうで、こちらもニコニコしてしまうような素敵な2分30秒でした。

スイッチ技も盛り込まれており、リバ・リバ→ヒールを3基でやっていたと思います。

そして、ノーミス!

印象に残った演技でした。

★梅花女子A

梅花女子大は、2月にハワイへ遠征し、ハワイ大学との合同合宿をしたようです。

レイダース情報のページには、これは顧問の先生の念願だったそうで、これからも継続して行いたいというようなことが書いてありました。

今日は、そのハワイ効果がばっちり出たような演技でした。

選手の方々が活き活きとしていて、みんな輝いているようなオーラを感じました。

何かを充電して戻ってこられたのでしょう!

演技のほうは、まず、ツイストアップのところのツイストの回転の速さに目を奪われました。

ツイストアップは、観客にとってはスリリングな技で、ちょっとふらふらしても、それはそれでイイのですが、今日の梅花女子はその次元をはるかに超えて、鮮やかの一言でした。

観客としては、ドキドキとかヒヤリということは全く感じず、ただただ、「見事だな~」と息をつく、そんな感じだったのです。

ヒルヒルは4基。もちろん、成功させていました。

Wツイストでスクリューのようにねじ込まれるバードも実に鮮やかでした。

3層めへの宙返り乗せももちろんありました。

トップ選手が、ナセバナールで紹介された目白研心出身の選手を含めて4名くらいいらっしゃると思います。

これらのトップ選手が、それぞれ異なる魅力や個性を持っており、それぞれに見せ場を持っているので、見ていて楽しかったです。

「あ、この技は、この方か!」「そして、こっちの技はこの方ね」みたいな感じです。

フィニッシュは、両側 1.5ツイストのトスアップで完成させる2-2-3。

ここまでノーミスだったので、「絶対ガンバレ!」と見ているほうも興奮状態です。

ところが、向かって左のところが若干低めで、一瞬「あっ」と思ったのですが、ミドルがトップをガッシリと掴んで落とさず、会場中が「やった~!」という喜びに包まれて終わることができました。

大学部門で優勝。

そして、全部門を通しても1位だったので、総合優勝となりました。

表彰式では、みんなキラキラしていて、こちらにも喜びが伝わってきました。

さて、今日の梅花女子Aは、3年生10名、2年生3名、1年生3名のチーム。

来年度は、層の厚い3年生世代が4年生になります。

そして、さらに新1年生が入ってくるという楽しみもあります。

今日の梅花女子A,Bの演技を見て、来年度のJAPANカップでの、文理大vs梅花女子の戦いは、今年度以上に白熱すること間違いなしと確信しました。

今から楽しみです。
私は会場につくと、まずプログラムを購入し、最初の演技がはじまるまでにひととおり目を通して、何か特別なことはないかをチェックします。

まず驚いたのは、梅花高校のA,B2つのチームの選手構成です。

チームAに、中学3年生が3人も。

そして、チームBにも中学3年生が3人。

3月のこの時期、高校に進学が決まっている中学生は、すでに新しいチームで練習していることが多く、そのような理由もあってか、最近の西日本大会は特別に次年度入学予定者がチームに加わることが認められるようになりました。

しかし、昨年までは、1,2年生だけでは戦力が薄くなってしまうというような高校チームの場合にこの特例が使われていたと思います。(例えば、昨年は部員数11名の岡山学芸館高校に2名の中3が入っていました)

ところが、優勝争いの中心に存在する梅花高校にこれだけの中3が入っているとは驚きました。

おそらく、梅花高校は、すでにもう、JAPANカップに向けての戦力強化にまっしぐらなのだと思います。

そして、本年度は、中学選手権や高校選手権がいつもより2ヶ月も早い12月に終わったという好条件でしたので、梅花中の選手たちは、すでに梅花高校に入ってみっちり練習しているのでしょう。

中学のチアと高校のチアは、全くルールが違います。

3層のピラミッドは、高校からです。

3層のピラミッドは、必要なパワーもテクニックも、2層とは別次元/別世界と聞きます。

そこで、進学予定の中3には、できるだけ早く高校チアの実戦経験を積んでもらい、西日本→関西大会→JAPANカップのホップ・ステップ・ジャンプで大躍進させて、チームの主軸の一員にしようという狙いだと推察されました。

どんな演技になるか、期待が高まりました。

さて、次に、大学部門を見てみます。

梅花女子大がA、Bの2チームエントリー。

まずは、ほっとします。

ところが、立命館、同志社、大阪学院といった梅花女子大に次ぐ実力をもったチームがエントリーしていません。

これには、かなりがっかりしました。

特に、昨年は立命館が2チーム出していましたし、2013年には、大阪学院も出てくれていたのですが。。。

なお、プログラムをさらに見てみたところ、立命館は、実行委員(会場で観客を案内したりなどの仕事)に、何人かお名前が見えましたので、そのような形での参加なのですね。

最後に、プログラムの印刷について。

代々木での全国大会はカラーになったのですが、地方大会である西日本はどうなんだろうと、ちょっと気をもんでいました。

購入して、ぱっと中を開いてみると、、、

カラーになっていました!

これは良かったです。
西日本大会の第2日めを観戦してきました。

チアだけを目的とした大阪行きは、これでついに15回目です。

西日本が5回、関西大会が5回、ベアーズの公演が3回、レイダースの公演が2回。

その15回全てに、それぞれ素敵な感動がつまっています。

毎回、東京に帰ってきてから「ああ、行ってよかった!」と喜びをかみしめるものとなっています。

チアリーダーの方々、そしてそれをサポートしてくださっている方々に、ほんとうに感謝しています。

今回の西日本大会は、梅花女子大が総合優勝。

素晴らしい演技でした。選手の方々が活き活きと輝いて見えました。生で見ることができて本当に良かったです。

高校部門は箕面自由Aが優勝。ただ、部門全体としてはあちこちに見どころがあり、特に、箕面自由と梅花高校が、今年の夏のJAPANカップに向けてすでに意欲的な取り組みをはじめていることを感じ取ることができました。

このあと、特に印象に残ったことを中心に書きとめておこうと思います。
本年度の高校選手権は、CS(スカパー)の sky・A sports+ で放映されました。

私もその一部を見る機会がありましたが、特に、演技が終わった直後のミィーティングの様子の映像は、大変貴重で素晴らしかったです。

観客席からは、青マットの上しか拝見できないので、演技直後に選手の方々が自分達の演技をどう感じ取っていらっしゃったのかは、いつも永久に謎です。

今回はじめてわかったのですが、予選を通過できなくても目標達成したチームの選手の方々は抱き合って最大限の喜びを分かち合っていました。その様子から、やりとげた感が伝わってきて、こちらも「うんうん、よかったよかった!」という気持ちになりました。

一方、難度の高い技を沢山盛り込み、完成度も非常に高く、99%まで完璧でも、たった1つか2つのミスのために理想を達成できなかったチームもあります。高得点であるにもかかわらず、選手の方々が全員で悲しみ、涙する姿が非常に印象に残りました。

解説者はチアリーディング協会の方。

チアの専門用語を正しく聞き取ることができるまたとない機会なので、発せられる一言一言を、耳を澄まして聞きました。

パートナースタンツの1つのことを「基」と言うのかと思っていましたが、この方は「台」とおっしゃっていました。例としては、「右の台は綺麗でしたね!」みたいな感じです。ひとつ勉強になりました。

アナウンサーは、ときどき大会会場で司会をしていらっしゃる方。そして、私が最初にチアを拝見した2010年のJAPANカップのときも司会を担当していた方です。

それだけでなく、早朝に新宿駅などでサラリーマンを力づけるためのチアをされている方だと思います。

この番組には、まさに適任だと思いました。

アナウンサー役として、解説者の言葉を尊重して裏方に徹したトークでした。解説者のひとことひとことが貴重な番組でしたので、これは大変良かったと思います。

しかも、単に裏方に徹するのではなく、さすがにチアに精通していてチアを愛していらっしゃるだけあって、ごくたまに自発的におっしゃるひとことは実に的確でした。

例えば、駒沢大学高のダンスのなかで、選手の背中の上に別の選手が背中を合わせて乗って、足を開脚にして回転する技がありました。

とてもユニークで、しかもとても見栄えの良い大好きな技です。

それが鮮やかに綺麗に決まって、今でも印象に残っていますが、この技が実施された瞬間、このアナウンサーさんは、すかさず「おっと!これは!」とおっしゃっていました。

適切なタイミングで視聴者に注意をうながすという意味で、素晴らしいと思いました。

さて、今回「競技内容・ルール紹介」という4分弱のコーナーで模範演技を披露してくれたのは、梅花女子大。

特にダンスの魅力とエネルギー感が圧倒的で、さすがに模範となるだけあるなぁと思いました。

話は変わって、当日の撮影に使われたカメラについて。

固定カメラの他、竿の先にカメラをつけて振り回す形のものが使われていました。

NHKのBS1では、クレーンのような大掛かりなカメラがありましたが、CSのほうは釣竿(つりざお)を少し太くしたようなものです。

実は、この釣竿カメラには、当日、結構悩まされました。

アリーナ席のちょうど観客の目の高さのところで、カメラと竿がぴたっと止まってしまうのです。

このとき竿は水平なので、アリーナ席の多くの人の視線を遮ります。

「わ、見えない~」

なにもここで止まらなくても。。。

きっとこの瞬間だけが偶然なのだろう思いたかったのですが、ここが定位置だとばかり、すぐに戻ってきては、何度も何度もこのポジションで静止状態。

ここは改善して欲しいと思いました。

あと数十センチでも高いところに行ってくれるか、低いところにいってくれれば、だいぶ違うのですが。。。

実際、NHKのクレーンカメラが邪魔で演技が見えなかったことはなかったので、動かし方次第なのだと思います。

CSのカメラ担当の方々は、「好きにとって良い」といわれているのかもしれません。

その証拠に、この竿カメラを、観察委員(ラインオーバーなどを判定する方)とスピーカのあいだの僅かな隙間をどうしても通り抜けさせたいらしく、あろうことか、観察委員の方に「ちょっとどいてね」みたいに声をかけて移動してもらっていました。

その観察委員の方こそ、千葉明徳→帝京で活躍した、あの名選手。

私はこう叫びそうになりました。

「ひかえ、ひかえ~。ここにおわす方ををどなたと心得る。恐れ多くも、先の世界選手権、オールフィーメールのキャプテン様であらせられるぞ!」

というのは冗談ですが、西日本大会でもCSの放映があるようなので、この竿カメラの存在には今から脅威を感じており、ちょっと心配です。

番組があること自体は、大変嬉しいことですが。。。
ついにチアリーディング協会のページから、演技の動画を見ることができるようになりました。

(→協会の大会動画のページはここです)

協会のページからの動画公開は、私がチアを拝見するようになってから、ずっと望み続けてきたことなので、本当に本当に嬉しく思います。

今回公開されているのは、大学選手権の演技です。

今後も大学選手権の演技については毎年公開してくれそうな雰囲気ですが、ファンとしては、大学選手権に限らず他の大会もぜひお願いしたいところです。

映像のほうは、期待していた以上の素晴らしいものでした。

まず、一番良かったのは、映像がセンターの固定カメラを中心としたものになっており、演技を正確に把握するのにとても適したものになっていたことです。

しかも、センターのカメラはアリーナ席とスタンド席にあって、選手が前後に重なるようなところではスタンド席のカメラを選択してくれているので、ほんとうにストレス無く見ることができました。

スタンツも、いつも全基をきちんと視野に入れてくれているので技の見落としもありません。

左右からの映像もありますが、あくまでも動画が単調にならないため程度の補助的なものという扱いなのも良いです。

と、良いことずくめなのですが、ひとつだけ大きな違和感がありました。

それは、どの動画も最後の決めのポーズのところで動画がぷっつり切れてしまうところ。

いつも観客席から応援させていただいている立場から言うと、選手の方々全員が無事地上に戻ってきてはじめてホッとすることができ、この瞬間こそが演技を見終わった瞬間と感じていました。

そのため、どの動画を見ても、何となく尻切れトンボな感じがしてしまいました。

少なくとも選手の方々が全員地上に戻られるまで、できれば、手具を片付けて青マットから降りるまで余韻を楽しみたいと思いました。

また、欲を言えばですが、せっかく各演技を順位どおりに並べてあるのですから、インデックスのページに得点も書いてあると良いと思いました。

それから、協会のページ内だけでなくYouTubeでも公開してもらえるとパソコンなどに保存しやすくなりますし、なにより世界に向けて日本のFJCAのチアの素晴らしさをより効率的にアピールできるのではないでしょうか。例えば、決勝だけでもYouTubeも利用されてはいかがでしょうか。

そして、言うまでもないことですが、期間限定でなく、永遠に公開されていることを望みたいと思います。

なんだか最後は要望ばかりになってしまってスミマセン。

こんなにも素敵で役に立つ動画集を企画して下さった方々や製作して下さったに方々、ほんとうにありがとうございました。
1月10日の記事「最新ランキング(高校部門)」のコメント欄で、チアファン様から、「JAPANカップだけを使って高校選手権は無視した場合のランキング」を計算して欲しいとのリクエストを頂きました。

そこで、計算してみました。







本ブログでいつも発表しているランキングは、過去3年間の6つの全国大会(JAPANカップと高校選手権)のポイントのうち、良いほうから5つのポイントの合計で序列化しています。

しかし、大阪学院大高、大濠高校、同志社国際などは、学校の方針なのか、高校選手権には出場しないことにしているようです。

このため、これらの高校にとって、このブログのランキング法は不利になっています。

もちろん、そのことはときどき断った上でランキングを掲載しているわけですが、チアファン様がおっしゃるように、たまにはJAPANだけでのランキングを計算してみるのも意味があるでしょう。

今回は、過去3年間のJAPANカップのポイントを合計しました。

いちばん左のカラムが、そのポイントで、2番目のカラムがそれによるランキングです。

3番目のカラムは、いつもブログで採用している方法(高校選手権も含む方法)によるランキングです。

1大会ごとのポイントは、1位が1200、2位が1080で、以下、順位がひとつ下がるごろに0.9倍になります。ここは、いつものランキングと同じです。

JAPANカップに3連勝すれば、3600ポイント。これが満点です。箕面自由がまさにこれに当たります。

2位の梅花高校、3位の千葉明徳、4位の目白研心までは、どちらの方式で計算してもランキングは同じです。

大阪学院大高は、通常のランキングですと12位ですが、JAPANだけの方式では8位にアップします。

大濠も23位が12位にアップ。

同志社国際も24位が13位にアップします。

これら3校については、今回の方法のほうが確かに実感に近い気がします。

一方、高校選手権で健闘するタイプのチームは大幅にランクが下がってしまいます。

恵泉女学園が、14位から24位にダウン。

武蔵越生が、11位から25位にダウン。

日大習志野が、18位から29位にダウン。

新宿高校が、38位から46位にダウン。

例えば、高校選手権での非常に綺麗な演技が今でも目に焼きついている恵泉女学園が24位との実力とはとても考えられず、少なくともこれら4校については、JAPANのみの方式では、実感から大きく離れたものになってしまうようです。

JAPANカップは強いチームのみが集まる特別な大会です。

このため、頑張っても、なかなか出場さえかなわないチームが沢山あります。

3年間で1度もJAPANカップに出られなければ、ポイントは0になってしまいます。

JAPANだけのランキングの最大の欠点はそこです。

上の表でも、なんと35チームがポイント0となっています。

というわけで、JAPANカップだけのランキングは、上位チームの比較のときのみで使うべきである言えそうです。

なお、私が、JAPANカップだけでなく高校選手権も含めてランキングを計算しているもうひひとつの意味合いは、現在は高校選手権に出ないと決めているチームでも、いずれは出て頂けたらという願いがあるからです。

それぞれの高校には、それぞれの事情があるのでしょう。

しかし、もしこのランキングを続けることで、高校選手権に出場するチームがひとつでも増えることにつながれば、ファンとしてはこんなに嬉しいことはありません。
前回の記事で、「外語短期大学付属高校のみが、現在の大会で見かけないチームです」と書いてしまいましたが、その後、外語短期大学付属高校と神奈川県立六ツ川高校が再編統合されてできた新しい高校が、神奈川県立横浜国際高校だと教えてもらいました。

つまり、なんと、あの横浜国際高校 FLIPPERS こそが、今の姿なんですね!

私のランキング表の「横浜国際」と「外語短付属」は、実は同じチームであって、2008年度を境に、以下のようにつながっていたということになります。



2004年から2006年の全国大会で決勝進出した18チームは、現在も全て元気に活躍しているということがわかったわけで、ちょっと嬉しくなりました。
温故知新さんが昔のことについてコメントして下さったことに啓発されて、今日のブログは、ちょっと変わった趣向で進めたいと思います。

タイムマシンに乗って昔に戻ってチア界を観察してみようという趣向です。

戻るは2006年。この年度末の高校部門のランキング表を書くと、以下のようになります。



箕面自由の6000ポイントでのランキング1位は現在と同じです。

箕面自由はJAPANカップで、2001年から連続優勝を続けており、2006年はV6を達成した年です。

ランキング2位は、国際高校。

ギリギリこの表には載せられませんでしたが、2003年度の高校選手権では優勝しています。

私にとって、国際高校はチア伝統校。憧れの名門チームです。

国際と聞くだけでドキドキします。

そして、2006年といえば、梅花高校がJAPANカップで初出場にもかかわらず、いきなり準優勝した年。

梅花高校が第一線にデビューした年です。

この時点での、梅花高校のランキングはまだ9位にとどまっています。

全チームを見わたしてみましょう。

2004年から2006年の全国大会で決勝進出したチームは、全て合わせても18チーム。

つまり、この表にあげたチームが全てです。

当時はこの18チームが高校チア界の屋台骨を支えていたんですね。

次に、時計の針を一気に9年戻して、この表の後ろにその後の成績を書き加えたのが以下の表です。



ご覧のように、この18チームのほとんどが、現在も大会にエントリーして元気に活躍しているのは、とても喜ばしいことです。

箕面自由のランキング1位は変わらず。

ランキングを上げたのは、千葉明徳、梅花高校、横浜女学院、東京高校の4チームのみです。

18チーム中、13チームまでが、2006年のほうがランクが上となっていますが、これは、9年間に新しいチームが力をつけてきたことを考えると当然のことかもしれません。

さて、18チーム中で唯一、外語短期大学付属高校のみが、現在の大会で見かけないチームです。(正確な名称は、神奈川県立外語短期大学付属高等学校です)

調べてみると、2008年に六ツ川高等学校と再編統合され、外語短期大学付属高校は閉校になったようです。

残念ながら学校自体が無くなってしまったようで、これは仕方の無いところです。

解析を進めます。

2004~2006年度に優勝争いを演じていた強豪チームの中で、その後少し後退し、決勝進出組からは遠ざかってしまったが、また復活してきてまた優勝争いに加わったという高校は、まだ現れていません。

すなわち、現状では、チアリーディングの超強豪チームは一度後退してしまうと、なかなか元の位置までは復帰しにくいという経験則が成立してしまっています。

この法則を覆そうと挑戦しているのが、2006年度にランキング4位と5位だった恵泉女学園と如水館だと思います。

両チームとも、ここ1~2年で実力が急速にアップし、決勝常連の地位を再度築きつつありますので、近い将来、優勝争いに加わってくる可能性があるかもしれません。

チアリーディングファンとして、非常に楽しみにしているところです。

なお、両チームのキャラクターは正反対と言って良いほど違うので、この両チームがさらに上位に来ると高校部門の頂点がさらに多彩になり、さらに面白くなるなと思っています。

また、この両チームが頂点にあがってくれば、国際高校なども勇気付けられるのではないかと思っています。

そして、国際高校よりもっと年季の入った古豪が、ひとつ前のブログで温故知新さんから指摘いただいた麻生高校です。

1990年と1992年の第1~2回の高校選手権で優勝したのが麻生高校。

チアに長い伝統を持つ超名門校。

今回の高校選手権で、久々に9位という高い順位まで復帰してきました。

将来、麻生高校が優勝争いに復活してくれば、四半世紀以上というとても長い時間スケールでの復活劇ということになります。

というわけで、麻生高校についても将来を楽しみにしています。
チアリーディングのランキング。高校部門です。







今年から、高校選手権が12月に早まりましたので、本年度の最終ランキングも2ヶ月早く決まることになりました。

ランキング1位は、もちろん箕面自由学園。

満点の6000ポイントで年度を終えるのは4年連続です。

ランキング2位は、梅花高校。

直近の6全国大会のうち、良いほうから5大会を選んでポイントを計算しますので、2位×5大会を計算することとなります。したがって、ポイントは満点のちょうど9割の5400ポイントとなります。

3位:千葉明徳、4位:目白研心、5位:東京高校、6位:住吉高校、までランクは変動ありません。

横浜女学院、広尾学園がランクをあげました。一方、そのぶん中京大中京がダウンしてしまいました。

ランキング14位は、今回の高校選手権で美しいチアを披露して7位と好成績をあげた恵泉女学園。3ランクアップです。

ランキング13位は、茅ヶ崎。今回の高校選手権で10位に入っていますが、これは創部以来の最高成績なのかもしれません。

顧問の先生のひとりは、今回の選手権でも大会副本部長を務められている方です。チア界において様々な貢献をされてきた重鎮の方が顧問をされているということもあって、前からずっと注目してきたチームが茅ヶ崎ランサーズです。

いよいよ、茅ヶ崎ランサーズが来るのでしょうか!

今回、チームのページなどを探しましたが、今のところ見つかっていません。きっと強くなるに従って、そのような点も充実してくるのではと期待しています。

そして、一気に5ランクアップして、ランキング20位まであがってきたのが麻生高校。

今回の高校選手権の9位は要注目です。こちらも、全国大会一桁順位は、過去最高成績なのかもしれません。さらに、こちらの顧問の先生も、住吉高校でも指導されていた有名な方です。

[2016.01.29追記:温故知新さんからコメントで、麻生高校は90年代前半には優勝したこともある超強豪チームだったことを教えてもらいました。ここのお詫びして訂正させていただきます]

1年前に64位だった東海大三高は、今回30位まで上がってきて、準決勝に進出しました。

ランキングも一気に21ランクもアップして56位になりました。

凄い急伸です。

メンバーの中に3年生が6名。2013年4月に部活に昇格したチームですので、そのとき1年生だった選手が、ついにチームをここまで到達させたわけです。感無量でしょう。

来年度4月からは、学校名が「東海大学付属諏訪高校」と変わるそうですが、東海大三高としての最後の大会を「目標達成」で飾ることができて本当に良かったと思いました。

最後に、このランキング表に初登場した高校をあげると、高岡第一、駒沢大学高、東大和南、大正大付属、桐生第一の5校となります。

これらの高校は、高校選手権が12月になって参加しやすくなったのかもしれません。

今回の大会では、50~63位でしたが、1年後には、東海大三高のように準決勝進出するくらいに大躍進している可能性があるわけで、ファンとしては楽しみなところです。
アリーナ席のチアリーディング観戦で辛いのは、アリーナ席は全席「飲食禁止」のため、着席したままでは一滴の水分補給も出来ないことです。

ペットボトルの水を一口飲もうにも、いったん退席して、ずっと遠くまで行かなければなりません。

もうひとつ、アリーナ席の観戦で辛いのは、スタンツが重なってしまうことです。

以前、梅花高校の看板技であるヒルヒル5基が、本年度のJAPANカップで、それまでずっと続けてきたVフォーメーションからΛフォーメーションになったとき、私は大喜びしたとこのブログに書き記したと思います。

今日は、なぜVフォーメーションよりΛフォーメーションのほうが勝っているかについて図解してみたいと思います。

なお、以下で書くことは、ヒルヒル5基に限らず、5基のパートナースタンツ全般について成り立つことです。

まず、Vフォーメーションです。



青色の正方形がブルーマットで、その中にピンクと黒で描いた丸が、ひとつひとつの基です。

そして、ブルーマットの下に描いた多角形は、SSアリーナ席です。

Vフォーメーションは、上の図のように中央の基が前で構え、両側の基は後ろに下がって構えるフォーメーションです。

さて、アリーナ席の各地点から、5つの基がどのように見えるかを考えてみましょう。

まず、アリーナ席のうち、中央の緑色のエリアからは、5基とも正常に見えます。

しかし、中心からずれた赤色のエリアからは、3つの基が同一直線上に重なってしまい、後ろの2基は全く見えなくなってしまいます。

さらに端に行った黄色のエリアになると、重なりはなくなりますが、片側の3基を裏側から見る感じになってしまい、迫力に欠けた構図になってしまいます。

これに対し、Λフォーメーション(ラムダ・フォーメーション)は、両側の基が前に出るフォーメーションで、状況は以下のようになります。



あら不思議!

赤いエリアも、黄色いエリアも消失しました。

全てが緑のエリアです。

これだったら、全員満足、全員幸せです!!

以上が、私がVよりΛが優れていると考えている理由です。

もちろん、チアリーディングのフォーメーションは多彩である必要があるので、Λだけに固執せず、Vも取り入れ、さらにはWやMも使い分けていく必要があると思います。

でも、梅花高校のヒルヒル5基のように、「ここぞ!」という技は、VかΛか迷ったら、ぜひΛを採用していただきたいというのが私の希望です。

なお、以上で書いたことは、あくまでもSSアリーナ席の話で、スタンド席には当てはまりません。

スタンド席は、上から見ることになるので、スタンツどうしが重なって完全に見えなくなるようなことは起こりません。加えて、前の人の頭が邪魔になることも少ないので、常にほぼ全員を見ることができるようです。