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お悩みハンター イプシロンです。

今回は納豆好きさん(仮名)のお悩みに答えていきたいと思います。

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まずは納豆を食べ終わった後の食器を嫌がる奥様の心理ですが、これは特別なことではないと思います。

納豆を食べる前では、栄養価が高く美味しいと言う利点がネバネバして汚れると言う欠点を覆い隠してるので、さほど気にならないのだと思います。食べてしまえば、納豆が自分にくれる報酬(栄養価が高く美味しい)は貰い済みなので、欠点のネバネバだけ目に付いて嫌になるということではないでしょうか。

納豆自体をネバネバしていると毛嫌いしているわけではなく、食べ終わった器に着いた納豆は、奥様にとってはもう用済みの物で利用価値がなく欠点しか持ち合わせていない食べかすなので、ゴミと判断され、「汚い」という感情が出てくるのだと思います。なので、奥様の考え方ですと、納豆と納豆の食べかすはまったく別の存在になっています。

逆に納豆好きさんは納豆も納豆の食べ残しも同じ物という認識を持っていると思うので、その考え方の違いが奥様の態度が変に見えた原因なのではないでしょうか。

以上が奥様が納豆を食べ終わった食器を嫌がる心理の回答になります。

さて、少しだけ余計な話をさせて下さい。

納豆好きさんはほぼ気にしていないようなので聞き流してくれて構いません。

人間関係には色々な関係性があると思います。友人関係、恋人関係、婚姻関係、親子関係、雇用関係。そういう関係性を意識しながら、人と人は接していきます。

納豆好きさんと奥様の場合は婚姻関係、つまり夫婦です。夫婦ということは、お互い協力し合いながら生活をしていくということです。そこに上下関係は存在しませんし、お互いが対等な間柄です。

納豆好きさんは奥様に過度な家事の負担がかからないように分担されていて、とても気遣いが出来ていらっしゃるなと感心します。

ただ、納豆好きさんが、保有している株券に対して奥様に危険手当を支払ったり、洗剤を買いに行く時間の対価としてお金を支払ったりするのは、少し考えた方が良い行動だと思います。

危険手当や時間の対価としてのお金は賃金に当たると思うんですね。賃金は労力の対価として雇用主が従業員に対して支払うものになります。そういう観点から見ますと、納豆好きさん夫婦の間には擬似的な雇用関係が生じていると考えることも出来ます。

雇用関係には雇い主と労働者、上司と部下の様にはっきりとした上下関係が存在します。これは平等を基本とする夫婦関係とは相容れないものになります。

夫婦関係に上下関係を絡めますと必ず双方に不満が溜まります。上の者は下の者が自分の思い通りに動かないことに腹を立て、下の者は上の者からの無茶な要求に疲弊していきます。そうして夫婦関係は破綻します。

納豆好きさん夫婦が破綻するという話をしているわけではないので、誤解しないで下さい。

ただそういう危険は孕んでいると思います。

長い目で見て納豆好きさん夫婦が末永くお幸せに暮らせる様に、夫婦間の問題をお金で解決するのではなく、双方で話し合って譲り合って尊重し合ってお互いが居心地良く生活できる距離感を築いていくのが良いのではないかと考えます。

余計なお世話ですけれども、老婆心ながらお話しをさせて頂きました。


※他人に自分の意図を正確に伝えることは難しいです。

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