解決までしなくていい。
私の気持ちを
わかってくれる人
だけでいい。
誰かそばに
いてほしかった。
もちろん
おばあちゃんも
おじいちゃんの味方。
私はこの中で最年少。
会話が成立する相手はいない。
年の功で負ける。
民主主義で負ける。
何やっても負ける。
そう考えると
アスペって強い。
てかアスペ同士って
結束するのね。
そこはそうなのね。
とにかく
私の気持ちのやり場は
どこにもない。
カサンドラ症候群に
なる人がいることが
ものすごくわかる。
なりやすい人の
特徴の意味も
ものすごくわかる。
一緒にいたら、
頭おかしくもなる。
アスペの人たちが
自分達の理論で
進んでいくのを
止められなかった私は、
さらに罪悪感を持つ。
誰かわからないけど
迷惑を被る人全員に
申し訳なさが
止まらなくなる。
いっそのこと
私もアスペだったら
何も思わなかったかも。
でもやっぱり
そんな人生は
やなのよね。
かといって、
縁を切りたいと
思っても、
血が繋がってるから
切るにも切れないし。
とりあえず
おじいちゃんに
関しては、
介護で大変なのは
今だけだと思って
耐えようとか、
どうせ先にいくのは
あっちだし、
みたいな感じで
割り切って
できる限り
悪影響を
受けないように、
自分まで
引きずり込まれて
しまわないように、
耐え忍ぶつもり。
おじいちゃんが
施設に行くようになれば、
少なくとも
私は解放されて
子育てに集中できるはず。
今おなかの中にいる
2人目ちゃんが
生まれてくるまでには
なんとか
その環境を作りたい。
あ、
そうそう、
この事件を通して
父親
(アスペ × 子ども部屋おじさん)
の話も
したかったんだった。
ここまで
読んでくださった方は、
銭湯でうんちを漏らして
出禁になったおじいちゃんを
それでも銭湯に
連れて行くという
行動などから、
父親のやばさも
わかってくれたと
思うのだけど、
父親もくせ者で、
おじいちゃんが
施設に入っただけじゃ
まだ終わらないな
っていう雰囲気を
お次はこの人が
プンプン醸し出している。
その話をするには、
まず
アルツハイマー型認知症の
おばあちゃんの話から
入ることにします。