おじいちゃんが
どこでもうんちを
漏らすようになって、
よく行ってた銭湯から、
ついに出禁を
くらいました。
体洗うときの
椅子のところに
うんちが付いてるのを
まわりの人に
何度か見られたようで、
銭湯の人に
報告があったみたい。
そりゃ嫌や。
温泉行ったら
そこら辺で
うんち漏らしてる人が
いるなんて。
そりゃ言うわ。
そして
おじいちゃんは
もう絶対その銭湯に
行ったらだめって
なるよね。
そりゃそうだ。
おじいちゃんは
自転車で
その銭湯に
行ってたのですが、
帰ってきてから
おばあちゃんを
こっそり呼んで、
銭湯から
そんなことを
言われたと、
小声で報告してました。
ただ、残念ながら、
おじいちゃんの小声は
普通の人の
普通の声の大きさと同じ。
こちらに全部
聞こえてます。
それを聞いた私は、
まあそうなるわな〜
と改めて思い、
これから
家でお風呂に入る
ってことになるの
本当嫌だな、
と思ってました。
この時間の少し前に、
おじいちゃんが
家のお風呂に
入ったことがあります。
まず、
バスタブの中で
ゆるいうんちが漏れます。
あがった後、
お湯のラインに沿って
茶色い汚れがべっとり。
もちろん
ものすごいにおい。
おじいちゃんは
もちろん
生まれてこのかた
お風呂掃除なんて
したことがないし、
そもそも
自分が汚したなんて
思いもよらない。
だから、
汚れに気付かないし、
そのまま放置します。
そのあと
お湯を流すために
お風呂場に入った
おばあちゃんも、
汚れていることに
気付きません。
目が悪いとかではなく、
まさかそんなに
汚れているなんて
思いもしないから、
目に入らないってこと。
普通の人からしたら、
なんでわからないの?!
って思うことが、
あの人たちは
本当にわからない。
おじいちゃんと
ずっと一緒に
生きてきた
おばあちゃんは、
おじいちゃんの
あのキツイにおいも
嗅ぎ慣れすぎて
一切わからない。
生まれたときから
当たり前のように
おじいちゃんが毎日
そばにいた父親も、
あのにおいには
一切気付けない。
それがたとえ
うんちだろうとね。
悪気もないし、
本当に純粋に
わからないだけ。
まああと、
基本的に自分以外の人に
まったく興味がない
ってゆー性格もあるね。
これは
アスペあるあるかも。
つまりは、
おじいちゃんが
お風呂に入った後の
掃除、消毒、消臭
をやるのは、
私しかいない
ってこと。
私にはその頃
まだ0歳の娘がいて、
幸せなバスタイムが
そんなやばい環境になるのは
絶対いやだった。
かといって、
0歳の娘を
毎日銭湯に
連れていくのは
無理すぎるでしょ。
そのレベルの
お風呂掃除を
おじいちゃんが
入るたびに
毎回しなきゃいけないって、
まあまあ過酷でしょ。
お風呂だけじゃなく、
脱衣所もやからね。
うんちのたくさん浮いた
バスタブからあがって
脱衣所で
身体を拭いてると思うと、
脱衣所の床、マット、
その他おじいちゃんが
触りそうなところ
すべて
消毒したいよね。
自分では
お風呂に入って
キレイになったと
思ってるから
どこでも触るもんね。
とまあ、
そういうことが
過去にあったけど、
銭湯でも同じようなことに
なってるってことまで
そのときは意識が
まわりませんでした。
というのも、
家でお風呂に
入るという時点で
体調が悪いか
何かあってのことだし。
それより私には
まだ生後数ヶ月の
子どもがいました。
おじいちゃんの介護を
私が主体で
しなきゃいけないなんて、
そこまで考えて
いませんでした。
だけど
今思えば、
こんな人が
銭湯に行ったら
絶対にだめだわ。
迷惑がすぎる。
ということで
話を戻すけど、
おじいちゃんが
銭湯を出禁になった
その翌日、
実際に
おじいちゃんは
家のお風呂に入りました。
ここでさらに
衝撃の出来事が
待ち構えてました。
長くなってしまったので、
続きは次のブログに
書きます。。。