おもロシア日記

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16Mar
- 日本へ
  先日、夫の所属する企業から退避指示が出たため、モスクワから一時帰国をすることになった私たち家族。私たちだけではなく、一般企業からロシアに来ている駐在家族は、ほとんどが帰国することになってしまいました。モスクワでは、制裁の影響が出てきてはいるものの普通に生活できていたので、「退避」という言葉の強さに戸惑いを感じつつも、荷造りをすることになった。夫のモスクワでの任期はまだ終わっていないため、今回の帰国は、あくまでも一時帰国で、帰任ではない。しかし、一時帰国とはいえ、モスクワにはいつ戻れるか分からない。そうすると、荷造り……と言われましても…色々と不透明、かつ中途半端すぎて、何をどこまで持って帰ればいいのかさっぱりわからない。子どもたちの学用品は…？習字セットとか絵の具セットとか水筒とか洋服は…？夏服は必要だろうか…考えたけれど正解はないのでとりあえず持って帰れるだけスーツケースに詰め込んでいたら、あっという間にモスクワを離れる日がやってきた。ちなみに、冷蔵庫のナマモノは処分したがしょうゆなどはそのまま。冷凍庫の中身にいたっては小分けにしたごはんまでそのままである。まだモスクワに残るお友達に、見送ってもらうのはやめた。二度と会えなくなりそうで怖かったのと、きっと泣いてしまうと思ったから。シェレメチボ空港までは、夫の会社のスタッフであるイヴァンが送ってくれた。いつも笑顔で腰が低く、優しさが顔から滲み出ているイヴァン。私もとてもお世話になった。空港へ向かう道中、曇ったモスクワのいつも通りの街並みを見ながら、次はいつ、この街並みを見られるんだろう…と思ったが、現実感がなく、ピンとこないまま、空港に到着。車を降りた夫がイヴァンと強く抱き合い、これは一時的な別れだから！また絶対に戻ってくるから！と英語で挨拶を交わしているのを見るとまた涙腺が緩んだ。シェレメチボ空港はガラガラであった。だが、特にものものしい雰囲気もなく、いつも通りである。チェックインして荷物を預けようとしたら突然、スーツケースのうちの一つが勝手に開いてしまうトラブルに見舞われ（ていうか詰め込みすぎて閉まらなくなった）こちらの、PACK&FLYというサービスにて、問題のスーツケースはぐるぐるにしてもらった。空港では、化粧品などはいつも通りの品揃えだったが、エルメスなどの高級店はやはり閉店していた。驚いたのが、窓から見えたこの景色。国際線のすべての運行を休止したアエロフロート（ロシアの航空会社）の旅客機が、はるか先まで延々と連なっているのだった。現在、日本までの直行便が飛んでいないため、カタール航空で中東を経由して帰国する。まず、モスクワからカタールのドーハまで、6時間ほどの空の旅。ドーハでトランジット3時間。そしてドーハから日本まで9時間半のフライト。なかなかのロングな旅である。カタール航空の機内乗務員さんの制服が素敵でしたまずはドーハへ、深夜0時前に到着。ドーハ空港は24時間営業らしく、深夜にも関わらずめっちゃ賑わっていました。GOLD！中東感！そして再び飛行機に乗り込み、ドーハから日本へ。カタール航空は、日本語対応のメニューがあり子ども用の映画もあってめちゃんこ助かりました面白かったのが、例のライフジャケットなどの安全説明が、乗務員によるものではなく、サッカーチームの動画だったこと。なんかオシャレでした…そしてついに成田空港へ、夕方18時頃に到着。や、やっと着いた………と思ったが、ここからがまた長かった。抗原検査を待つ人々（ざっと200人以上）まず、抗原検査を受けるまでにこのパイプ椅子にて2時間ほど待つ。→抗原検査→日本での隔離期間に必要な書類のチェック、アプリのダウンロード、QRコードの設定などなど→抗原検査の結果待ちまたこちらのパイプ椅子にて待機。この時点ですでに22時半。成田に着いてから4時間以上経過している。ここで、待機者に対してパンとお水が配られた、ありがたい。焼きそばパンを食べた子どもたちは狂喜していました。しかしその後も2時間以上この場所で待ち、ようやく番号が呼ばれた時には0時を回っていた。そしてここからようやく入国審査を受け…スーツケースを受け取り…成田の隔離ホテルに着いたのは深夜1時前でした。実に、成田空港に、約7時間いた計算である。モスクワからドーハまでの飛行時間と変わらんやないのそんなわけで、長いフライトにも疲れたが何が疲れたって成田が疲れました。日本に着いたことで安堵はしたが、あまりにも色々と急すぎたため心の半分はモスクワに置いてきたまま。後ろ髪を引かれすぎてハゲそうである。そして日本に着いてしみじみ感じたのは、ロシアは遠いということ。これまでの一時帰国では感じなかったのに、今、とても、とても遠く感じる。それがすごく寂しい。自分の意思から遠く離れた力によって日常を引き裂かれる理不尽さが、圧倒的な現実をともなって迫ってきたここ数週間だった。日本という、帰る場所がある私ですら、嵐のように翻弄された。どんな人にもそんなことが起こることがないよう、一刻も早く穏やかな世界が戻ることを心から祈っています。いつモスクワに戻ることができるか、今は全く先が見えない。なので、しばらくこのブログは書くことができないと思うけれど、もしまた戻ることができたらその時は、またのほほんとした記事を書くことができたらとても嬉しい。まだ書けてない、おもロシアがたくさんあるんです…いつも読んでくださっていた皆様、本当にありがとうございます。私のブログでロシアのことを知ってくださった方がいるのはこの上ない喜びです。最後に、モスクワの我が家から見える大好きな景色の移り変わりを。どんな季節も、変わらず美しかったです。
06Mar
- モスクワにて
  先日の更新から数日が経ちましたが、相変わらず、私の目に見えるモスクワはいつも通り、平穏です。公園では、お散歩中のワンちゃんや、遊具で遊ぶたくさんの子ども達を見かけましたところで今回は、できるだけライトに、この記事を書きたいと思っています。何故なら、現状色々とシリアスすぎて、基本的に能天気で楽天的な私でも心が持たんと思うようになり、そんな中でシリアスに書いてしまうと、そのシリアス沼に自分をさらに追い込んで、必要以上に感傷的な文章になってしまいそうだからです。こんな時に、ライトになんて、不謹慎な…と思われる方は、これ以上読まず、こちらでソッ閉じをお願いします。---------さて昨今のモスクワ、目に見える風景は平和でも、日々への影響は色んなところで感じている。電化製品が、1週間で2倍の値段になっているなど、インフレぶりにも驚くけれど、（食料品などにはまだ影響は感じません）私が一番震撼したのはルーブルの価格である。先週、1ルーブルは1.3円くらいだった。それが3日前は1円になり、今日は、0.9円になっていた。その0.9という数字が衝撃的で、食い入るように見つめてしまった。ロシアに来て3年半、ずっと、1.5円くらいのイメージだったのに、ついに1円を切ってしまった。そして各国が制裁を強める中、在露駐在の日本人にも各所属企業から続々と退避指示が出ており、我が家にも先日、退避指示が下った。もともと、春休みに合わせて一時帰国を予定していたのだが、その時は、4月の頭にはモスクワに戻るつもりだった。今でも、4月に戻りたいと思っている。4月がダメなら5月に。生活の拠点はモスクワにある。でも心のどこかで、いつ戻れるか、分からない。戻れないかもしれない。そう感じている自分もいる。日本への帰国が決まった後、ロシア語のレッスンがあった。ロシア人の先生に、日本へ帰ることを伝えなければいけない。先生は、日本語もラテン語も話せる、聡明で優しい女性である。私は彼女のおかげでようやく、ロシア語が少し分かるようになった。私はレッスン前、精神統一していた。油断すると、きっと泣いてしまう。最近、自分の涙を全くコントロールできない。何気ない瞬間に急にスイッチが押され意思に反して顔面崩壊してしまう。涙ぐむくらいであればいいが嗚咽が漏れるくらい崩壊してしまうこともままある。それはいかん。絶対に、笑顔で、また会おうと言おう。そう決めて、大丈夫だと思ったのに、いざレッスンが始まり、彼女の顔を見ながら、つたないロシア語で、私は、ロシアが好きだ、また、必ず帰ってくるから、と伝えていたら、やっぱり、ダメだった。絶句の後に、見事に崩壊してしまった。彼女はそんな私を見て、静かに泣きながら、こう慰めてくれたのだった。メソメソしてはいけない。悲しいことばかりに心を支配されてはいけない。本を読んだり、勉強したり、家事をしたり、何かに集中することで、不安に飲み込まれないようにしないと。心を強く持って。私は今、そうしています。帰る場所がある私よりも、ここで生きてきた、これからもここで生きていく彼女の方がずっと、今、辛くて不安でたまらないはずなのに、と、私は自分が本当に情けなかった。我が家は来週、中東を経由して、帰国する予定である。いっとき、離れるけれど、またきっと会える。そう信じている。そんなわけで、冷蔵庫のものも、使い切らないとなあと考えていた矢先の今朝、急に、冷蔵庫のドアが閉まらなくなりました。※マグネットがうるさくてすみませんどれだけ、中のものの配置を変えても、バイーンと空いてしまい、閉まらない。仕方ないので、エンジニアを召喚。かなり作業に時間がかかりそうだったので、私は別の部屋で用事をしていた。30分くらい経過し、そろそろ修理完了したかなと見に行ってみたら、ドアの取手、反対になってるやん。修理前の写真を見てもらえたら分かるのだが、もともとは左側に取手がついていたのである。台所は左側にある。え、これ、めっちゃ不便…直ったぜ！とドヤ顔の彼におずおずと、あのー、これ、反対側になってるけど…？と僅かなロシア語で伝えると、（彼はロシア語しか話さない）これ、ドアの金具が、左側の型に合ってなかってん。だから右にした。左側に合う金具、持ってる？と言う。冷蔵庫のドアの金具なんて持ってるわけない。もう、とりあえず、閉まったからいいや…脱力した私は礼を言って彼を見送り、ドアを外した拍子に落ちまくったマグネットを拾ったのでした。こんな、力が抜けるエピソードもロシアあるある。張り詰めた日常の中で、むしろほっこりしました…そしてどうでもいいのだが、この彼、前にも来てくれたことがあるのだが、今日見たら、両手に真っ青のマニキュアをし、ピアスもしていた。以前はしていなかった。彼に何があったんやろうか…
02Mar
- 日常のありがたみ
  たくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます。心を寄せてくださる方の多さに、慰められています。今日も、私の徒歩圏内のモスクワは、平穏な日常が、ひとまずは続いています。電気自動車の充電スタンドです！軒下にはツララが残っていますスーパーの品揃えもいつも通りでした例年よりかなり暖かく感じますが、今日はちょっと寒かったです日曜日に使えなかったATMは、翌朝には復活しており、現金を入手できて、ひとまず安心しました。銀行に大行列…というようなことも私の知る限りでは起こっていません。コメントでも教えていただきました、ありがとうございます！FacebookなどのSNSも不安定ながら使用できています。以下は聞いた話ですが、Apple Pay、Google Payは使えたり使えなかったり、iPhone内の銀行アプリで使用できなくなったものもあるようです。ただやはり残念ながら、モスクワを取り巻く状況は上記から、変化してきている面もあります。アメリカとフランスがロシア内の自国民に退避勧告を行い、マスターカードも使用が規制されるとの報道がありました。（これはかなり焦りましたが、ロシア国内であれば、ロシア独自の決済システムにより使用できるそうです。こちらもコメントで教えていただきました！）在露駐在の日本人にも、続々と、各企業から避難指示や勧告が出始めました。現在、日本へのJAL定期便は飛んでいないため、ドバイやカタールなどの中東国を経由して帰国するケースが多いようです。我が家はもともと、春休みに合わせて一時帰国予定でした。JAL定期便を予約したときは、まさか、その飛行機が飛ばないかもしれないなんて夢にも思いませんでした。徒歩圏内のモスクワはいつも通り平穏すぎて、情報とのギャップに、心がなかなか追いつかないです。パニーニが美味しいカフェも普通に営業中…2月28日から3月6日は、マースレニッツァという、春の訪れを祝う、ロシアのお祭りの期間なんです。毎年、日にちは微妙に違いますが、長い長い冬が終わりに近づき、春がそこまで来ていることを祝って至るところでイベントが開催される、喜びに満ちた週です。以前に書いたマースレニッツァの記事『マースレニッツァ』昨日、家の近くの公園で、マースレニッツァのイベントが行われた。マースレニッツァとは、冬を送り春を迎えるためのロシアの伝統的なお祭りらしく、毎年2月か3月に…ameblo.jpまだ寒い、雪が残る時期なのに、そんな風に春を待ち望むロシアのお祭りを私は素敵だなあと思い、毎年、この時期を楽しみにしていました。しかし今年は、マースレニッツァどころではなくなってしまいました。こんなに、空も綺麗で、お祭りには最高のお天気なのになあ…今日、子供が、一緒に遊んでいたお友達に、またね、また明日！と言っているのを聞き、つい涙が出ました。今、日本へ帰国したら、このお友達に、次、いつ会えるのかなあ…そんなことばかりが頭に浮かびます。感傷的ですみません。また明日！と、つい最近まで、疑いなく言えていたのに、なんだか時空が歪んでしまったみたいです。停戦協議が破綻しなかったことに希望を持っています。一刻も早く、春の訪れを喜べる日が来ることを願います。
28Feb
- 日常への影
  日々のニュースに暗澹たる気持ちですが、モスクワは、まだひとまず、表面上はいつも通りです。今日は青空が綺麗でした溶け残った雪がガチガチですしかし、見えないところで、ジワリと、日常への影響が出てきました。近所のATMは使用できず、本日は現金を入手することができませんでした。Apple PayとGoogle Payも、あるショッピングサイトでは使用できず。でも実店舗では使用できる場所もあったりと、不安定なようです。Facebookも閲覧が不安定で、Facebook messengerも、機能しなくなってしまいました。InstagramのDM機能も非常に速度が遅いです。ひとつひとつの事柄は小さなことかもしれませんが、（現金を手にできないのは非常に不安ですが）ジワジワと、日常への影を感じます。また、一番不安なのは、ヨーロッパが続々と領空封鎖していく中、日本へ帰国することができるのかどうかです。現在、JAL定期便はストップしています。例え帰国できたとしても、その後、ロシアに戻ることができるのか。ロシアに戻れない覚悟で日本に帰る決断をするのか。日本に帰れるならすぐに帰ったらいい、と思われるかもしれませんが、今、生活の拠点はモスクワであり、学校も職場もモスクワにあります。日本へ帰ることもモスクワに残ることも決断はなかなか容易ではありません。まさか、と思っていたことが、どんどん現実になっていく様子を、呆然としながら見ていたここ数日でした。ロシアに住み始めて3年半が経過しましたが、私は、ロシアで、人種差別などの嫌な思いをしたことがありません。私が知っているロシア人は、他人に優しく、素朴で、愛すべき人々です。親日家で、日本から来たというと、ハラショー！とみんな笑顔で言ってくれます。そしてロシアには美しい場所がたくさんあります。ご飯もとても美味しいです。そんな私の知るロシアと、今、ロシアが行なっていることのギャップがありすぎて、気持ちが追いつかないのが正直なところです。ロシアが世界を敵に回してしまった今、もう誰も、ロシアに遊びに行こうとは思わないだろう、ロシア人が優しいことを信じてはくれないだろうと思うと悲しみしかありません。自業自得と思われるのかもしれませんがロシアの多くの人々はこんな事態を望んでいなかったと私は思います。ウクライナとロシアの協議が行われるとの報道に、希望を持っています。どうか、一刻も早く穏やかな世界に戻ってほしいと心から願っています。こんな言い方は不謹慎かもしれませんが、コロナはもはやどうでもいいという心境です…コロナが唯一の心配事だったつい最近までが懐かしい…
25Feb
- モスクワ近況
  大変なことになってしまいショックを受けていますが、モスクワでは今のところ、いつも通りの日常が流れています。ショッピングモールも普通に営業中スタバでみんなお茶してましたただ、昨日はモスクワ中心部でデモがあり、600人程度が拘束されたとのこと。今後、中心部やモール、大きな駅などではテロの危険性が高まりそうです。また、ウクライナ周辺の空港も封鎖されているそうです。モスクワの空港は開いていますが、昨日の日露間のJAL定期便はキャンセルになってしまいました。状況が一刻ごとに悪くなり、不穏な空気がヒタヒタと迫ってくる感覚に不安を覚えますが、今のところ、いつもと変わりない日常を送っているため、日本の報道との温度差に戸惑いを隠せないことも事実です。私はロシアサイドの情報を知るために、日本の報道と比較して、以下の「スプートニク」というモスクワにヘッドオフィスがあるニュースサイトを参考にしています。https://jp.sputniknews.com/ukraine-crisis-2022/ウクライナをめぐる情勢悪化ここ最近、欧米諸国やウクライナでは、ロシアによるウクライナ侵攻が差し迫っていると囁かれている。一方のロシアはこのような非難を何度となく否定し、どの国に対しても攻撃するつもりはなく、「ロシアのアグレッシブ」はロシア国境にNATOがさらに兵器を配備するための口実として使われていると説明している。jp.sputniknews.com以下は、上記ニュースの中の抜粋です。https://jp.sputniknews.com/20220223/31000-10235508.htmlドンバスの子どもたち3万1000人以上が国境を越え、ロシア側へ「統一ロシア」党事務局・副書記のアンナ・クズネツォヴァ露下院（国家会議）副議長は記者団に対し、3万1000人を超すドンバスの子どもらが23日の早朝までに国境を越え、ロシア側に到達したことを明らかにした。jp.sputniknews.comhttps://jp.sputniknews.com/20220223/14-10237049.htmlウクライナ　ドネツクを14回砲撃　ルガンスクでも砲撃音が確認ドネツク人民共和国の自警団は、ウクライナの治安維持機関が23日0時から現時点までの間にドネツク人民共和国の領域に向け、14回の砲撃を行い、砲弾および地雷145発を発射したと発表した。jp.sputniknews.comロシアが現在していることは許されざることですが、そもそもの発端は非常に複雑で何十年も前からの因縁や思惑が積み重なっており、何が本当のことなのか分からない、というのが私の正直な気持ちです。一刻も早く穏やかな世界が戻ることを祈ります。モスクワの雪はすっかり溶け、ドロドロです先日、ウクライナの件に関して、嫌がらせのコメントがありました。ブログを初めてから始めてのことで、びっくりしましたし、とても悲しかった。一方的な中傷コメントの場合は削除させていただくこともあります。すみません。
23Feb
- 【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ④
  ※これは2020年2月、2年前の旅行記です。①はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ①』まだまだ感染拡大中、かつ、ウクライナ問題で揺れているロシアですが、モスクワはいたってのんびりしています。近所で、めっっっちゃおっきい穴掘って工事中。何の工事な…ameblo.jp②はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ②』※これは2020年2月、今から2年前の旅行記です。①はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ①』まだまだ感染拡大中、かつ、ウクライナ問題で揺れて…ameblo.jp③はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ③』※これは2020年2月、2年前の旅行記です。①はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ①』まだまだ感染拡大中、かつ、ウクライナ問題で揺れているロ…ameblo.jpフィンランドはロバニエミに2泊3日でやってきた私たち。今日が最後の夜である。サンタクロースには会えたが、1泊目にオーロラと邂逅できず未練タラタラの我々は、ホテルのフロントへ「オーロラ警報(Northern Lights Alarm)」を依頼した。これは、「もしオーロラが現れたら、深夜でもお知らせしますよ」というサービス。宿泊したホテルは、ホテルからオーロラが観られるというのがウリのひとつだったため、このようなサービスがあるのだ。ホテルのロビーオーロラが現れることを期待しつつ、私と子どもたちはお風呂とサウナをすませ、22時前にベッドに入ってウトウトし始めた。一方、サウナ大好きオットは、その時間も部屋のサウナに１人で入り続けていた。するとその時突然、部屋のテレビが勝手につき、大音量で音楽が鳴り始めた。寝かけていた私と子どもたちは突然のことにパニック。オットもサウナから飛び出してきた。なんと！オーロラ警報である。急いで服を着て（オット）、パジャマの上にスキーウェアを羽織り（母子）、ホテルのテラスへ飛び出していくと、すでに多くの人が集まって、遠方の空を見つめている。我々も負けじと並ぶ。んー…（１０分経過）なんも見えへん…（真の暗闇アゲイン）１０分待っても、うんともすんとも見える気配がなく、みな、我慢強く戸外で待ち続けていたが、こらえしょうのない私たちは早々に諦めて退散。時間はもう23時前になっており、眠い眠い、さあ寝よう（母子）もう一回サウナ入るわ（オット）←となって、また静かな時間が訪れた。そしてその30分後。今度は、ビーーーーーーーーーーーーーーーと、耳をつんざくような警報音が部屋中に鳴り響き、また、飛び起きる母子、サウナから飛び出てくるオット。←こ、これは、超特大オーロラ警報か？！と慌ててさっきの一連の流れをリピートしたが、どうも様子が違う。テレビはついていないし、あまりにもうるさすぎる。（至近距離の会話ができないレベル）子どもたちはその轟音に、恐怖で泣き顔になり始めた。超高速で服を着たオットが廊下に出てみると、廊下も同じように耳をつんざく轟音が鳴り響いているではないか。あれ、どうやらこれ、本気の警報、火災報知器が鳴っている！！！！！え、火事？！どうしよう、逃げないと…？！困惑しつつ廊下に立ちすくんでいたら、ホテルスタッフがすたすたロビーからやってきて、Don't Panic !No Fire !と私たちを制した。どうもスタッフにもよく分からないらしいが、（え）何か誤作動で警報が鳴っているらしい。とにかく火は出ていないから安心しろと繰り返す。まあ、それならよかったとひとまず安堵したものの、しかし、いつやむの、この警報。これが止まない限り、うるさすぎて寝るどころではない。ロビーに行ったらマシかと思ったが、どこも同じレベルの轟音である。まいったなあ、どうしようとウロウロしていたら、20分ほどでようやく警報が止んだ。ああ、これでやっと寝られる…すでに時間は0時頃になっていた。オットもようやくサウナに入らず寝るらしい。（そらな）その後は、結局オーロラ警報も出ず、静かな朝を迎え、モスクワへの帰路に着いたのでした。最後はオーロラではなく警報に振り回された夜になったが、そのハプニングも含め、とても楽しい旅でした。これにてロバニエミ旅、FINですが、二年後の今も観られていない、オーロラ。いつか観られるといいな…お土産の一部。トナカイのツノのすべすべした手触りが、ものすごく好きですホテルで、暇な時間に見ていた大好きなミスタービーン。このあと子どもたちがはまってしまい、一時期よく見てました。ロバニエミ空港のカフェのシャンデリア。ツノー！！！
20Feb
- 【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ③
  ※これは2020年2月、2年前の旅行記です。①はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ①』まだまだ感染拡大中、かつ、ウクライナ問題で揺れているロシアですが、モスクワはいたってのんびりしています。近所で、めっっっちゃおっきい穴掘って工事中。何の工事な…ameblo.jp②はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ②』※これは2020年2月、今から2年前の旅行記です。①はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ①』まだまだ感染拡大中、かつ、ウクライナ問題で揺れて…ameblo.jpフィンランドはロバニエミにやってきた私たち。一泊目の晩にオーロラを観ることができず、残念な思いを若干引きずっていたが、翌日のホテルの朝食でそんな気持ちも吹っ飛んだ。室内も素晴らしいがこの、窓外の景色！絵本の中に迷い込んだよう。左下にたたずんでいるのは…こんな可愛らしい雪だるまでした（ロシアもなのだが、ヨーロッパでは雪だるまの雪玉は３つが主流の模様）そしていよいよ、今回の旅の目的のひとつ、サンタ村へ。広大な、雪で覆われた敷地にたくさんの可愛らしい木造の小屋が並んでいる。これらの小屋は、たーくさんのお土産屋さんやクリスマスの時期に届くように手紙を出せる郵便局などなのだが、そこに混じってマリメッコとイッタラのアウトレットショップやらムーミンショップやらアルテックショップもありお母さん、サンタよりそっちの方が興奮。イッタラで半額になっていたお皿などをいそいそと購入しましたそしていよいよ、サンタの待つサンタ館へ。やはり人気なので、遊園地のアトラクションに並ぶように、場所を変えながら1時間程度、並んで順番を待つ。その待っている間の通路に、有名人の写真がたくさん飾られてあったので日本人を探したところ、あ、いたー！！と発見したのだが…この左の、オカマキャラの男性の名前がどうしても思い出せず…（2年経った今も思い出せない）さて、いよいよ私たちの番になった。かなり広いサンタ部屋の入り口で、案内スタッフから、サンタとのハグや握手は禁止だよと注意される。コロナの影響をじわりと感じた。（まだ、じわり程度でしたよ…）そしてドキドキしながら部屋に入ると…いたー！サンタクロース！パンパカパーン証拠写真withサンタクロースサンタさんは、想像通りのザ・サンタであった。とても大きくて、何やら英語で一言二言お話ししてくれたが、ドギマギしていてあまり覚えていない。子どもたちは、予想に反し、わあーサンタさんだあ！という感動もあまりなく、意外と平常心であった。サンタに会うという目的を果たした後は、清冽な空気の中、サンタ村の中でトナカイにも乗ることができた。いやー、気持ちよかった。ピンと張り詰めた冷たい空気の中、トナカイに引かれてこんなに美しい森を抜けていけるなんて、まさに御伽噺の登場人物になったようで至福のひとときでした。さて楽しかったサンタ村を後にして、夕食を食べてから早めにホテルへ帰る。ここでもう一泊し、明日、モスクワへ戻るのである。もうこの日は、ホテルでゆっくり眠るだけ…だったのだが、ちょっと一波乱あったので続きます。ホテルの朝食ブッフェが世界で一番好きかもしれない私。この、鳥のエサみたいなグラノーラが並んでいるのを見ると喜びで鼓動は早まり興奮状態に陥ります
17Feb
- 【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ②
  ※これは2020年2月、今から2年前の旅行記です。①はこちら『【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ①』まだまだ感染拡大中、かつ、ウクライナ問題で揺れているロシアですが、モスクワはいたってのんびりしています。近所で、めっっっちゃおっきい穴掘って工事中。何の工事な…ameblo.jpフィンランドのロバニエミへやってきた私たちは、夕方頃、ホテルへチェックインした。ホテルのロビーこちらは廊下ロビーからして素敵な雰囲気満点で感激しつつお部屋に行くと、お部屋も素晴らしい。あたたかで洗練された雰囲気、さすが北欧だそしてなんと、部屋にサウナがついてるー！（フィンランドはサウナが有名）フィンランド式、ロウリュサウナ！※ロウリュサウナとは…（Wikipedia）ロウリュは、フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つである。熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進する効果がある。サウナ好きのオットは部屋に落ち着くなり早々にサウナへ。子どもたちもテンションが上がって次々とサウナへイン。私もこのあとディナーだったけど化粧をまるっと落としてやはりサウナイン。80℃くらいのサウナ室内にあるストーンに水をジューっとかけて水蒸気を発生させるのだが、この水蒸気が、まさに熱風。顔も身体も火傷するかと思うくらい熱い。でもその熱さがなんだか気持ちいいので不思議なものである。サウナ満喫後、ホテル内レストランへディナーへ向かう。これがまた、めちゃんこ素敵なレストランであった。すっぴんの自分が残念でした…ここでもトナカイ肉を食べたオットは、やっぱり苦手なことを再確認していた…（残念）ディナー後、オーロラツアーに繰り出す予定だったのだが、まだ集合まで時間があったのでまたしてもオットが部屋にあるサウナに入っていたら、突然、サウナが故障。急に電源がつかなくなり、サウナの温度が急激に下がっていく。フロントに電話をしようと室内電話を探したが、電話が見当たらない。オットはサウナ中だったので、しゃあないから私が５分くらい歩いてフロントへ行って事情を説明すると、「壊れちゃったか。でもごめん。今はなおせない。今日、土曜日やけど、月曜日まで修理の人は来ない。だから別の、サウナ使える部屋を用意するわ。でも、明日になってしまう。今日、このあと、まだサウナ使いたかったら、別の小さい部屋のやつを使っていいから。」とのことであった。ちなみにもちろん全部英語なのでここまで話が通じるのにまあまあ時間がかかったうえ、最終確認はオット（サウナ後でびしょ濡れ）を部屋から召喚した私ですえええええーーー部屋変わらなあかんのか…さっき着いたとこやのに、荷物広げてしまったのに…め、めんどくさい…が、仕方ない…なお、フロントのお姉さんに、室内電話、探したんだけど、なかったわ、と言ったら、うん、ないねん。と笑顔の返答であった。なるほど、どうしても用事があったら歩いて来いってことなのね。これはフロントの業務削減にはいいアイディアなのかもしれない、と感心してしまった。いや、客としては、電話あったほうがええけど。そんなわけでそこからばたばたと、別の部屋にサウナだけ入りに行ったりしていたら、（どうしてもサウナに入りたいオット）あっという間にオーロラを観に行くバス（通称モイモイ号）の集合時間になり、いそいそと出発したのだった。オーロラ観測ポイントまで30分ほど走り、オーロラ出現を山小屋で待つ。待機中は、山小屋の中でソーセージを焼いたり、写真が暗すぎて意味不明だと思いますがうっすら見える長細いもの、それがソーセージです甘くておいしい自家製紅茶をいただいたり、市販で買うならこれだよって教えてもらったのに買い損ねた！甘くてほんとに美味しかった２２時過ぎに雪だるまを作ったり、ソリで遊んだり、楽しく過ごしつつ23時頃まで、2時間半ほどオーロラを待ったが、肝心のオーロラはというと、ちょっとも観れませんでした。見渡す限り、真の暗闇。目を開けても閉じても同じ。レンズを塞いでいるのではなく普通に写真撮ったらこうなりましたガッカリしたが、一緒のツアーバスで来た男性が、「まじか…３日間とも観れないとは思わんかった…」と残念がっているのを聞いて、お気の毒すぎて、まあ私たちは１日しかなかったし、観られなくてもしゃあないな、と諦めがついた。しかしこの翌日はキレイに観ることができたらしく本当に運だなあと思う。なかなかサンタが出てきませんが、続きます。2022年の私の教訓：オーロラを、一泊で観ようとするのはだいぶん難しい。ロシア最北の地でも、一泊でオーロラ観ようとして玉砕した時の話↓『ムルマンスクへ①』こんなご時世ではあるが、2月末に、ロシア最北部のムルマンスクへ2泊3日で旅行に行ってきた。モスクワ発の旅行は実に久しぶりであった。去年、日本に一時帰国するため…ameblo.jp『ムルマンスクへ②』①の続きです。ロシア最北部、ムルマンスクという都市へオーロラツアーに出かけました。『ムルマンスクへ①』こんなご時世ではあるが、2月末に、ロシア最北部のムルマン…ameblo.jp『ムルマンスクへ③』①②の続きです。『ムルマンスクへ①』こんなご時世ではあるが、2月末に、ロシア最北部のムルマンスクへ2泊3日で旅行に行ってきた。モスクワ発の旅行は実に久しぶりで…ameblo.jp
13Feb
- 【2020年2月】フィンランド　ロバニエミへ①
  まだまだ感染拡大中、かつ、ウクライナ問題で揺れているロシアですが、モスクワはいたってのんびりしています。近所で、めっっっちゃおっきい穴掘って工事中。何の工事なのだろう…ところでこれからしばらく、（早くこんな日が来たらいいなの願いを込め）コロナ前に訪れたフィンランドについて書こうと思います。途中まで書いていたのですがアップしようとしたらロシアもコロナで大変なことになりこんなん書いてる場合ちゃうな…ということでお蔵入りしていましたそんなわけで以下は2年前の、コロナはまだ遠いアジアの対岸の火事、我が家含めヨーロッパ付近の人々にはあまり危機感がなかった頃の話です。-------------2020年2月、オーロラを観に、そしてサンタクロースに会いに、フィンランドのロバニエミという場所へ3泊で行ってきた。まずモスクワから空路でフィンランドへ。１時間半でヘルシンキー！！！そしてヘルシンキ空港から、中央駅まで電車に乗る。ちなみに空港の駅にはたくさん英語を話すスタッフがいて、観光客に色々と案内してくれるのだが、その中のスタッフの1人が、「あなたたちは日本人？僕は4月に日本に遊びに行くんだ」と、日本語で話しかけてくれた。この頃、ちょうど日本がコロナで揺れ始めていたため、日本人という理由で差別を受けたらどうしようと不安に思っていたのに、温かい言葉をかけられ、うれしかった。が、彼はきっと、4月に日本には行けなかったんじゃなかろうか…そして中央駅から、サンタクロースエクスプレスという夜行列車でサンタの街、ロバニエミへ！サンタクロースエクスプレスですよ！（2回目）このマークだけで心躍るとてもキレイな車内二段ベッドに喜ぶ娘ドキドキの初めての夜行列車は、楽しかったが、あまり寝れなかった…めっちゃ振動感じる＆なんだか寝苦しかったです翌朝は、列車内の食堂車で朝ごはん。車窓からの景色が、どんどん雪景色になっていく。ついにロバニエミ駅へ到着！このロバニエミ駅にも英語で案内してくれるスタッフがたくさんいて、みんな本当に親切。タクシーを呼んでもらったところ、サンタのオフィシャルタクシー来たー！テンションが上がる私たち。とにかくいたるところでサンタに出会えるロバニエミなのである。このロバニエミには、サンタ村とオーロラを目的にしてやってきたのだが、せっかく来たので、アルクティクム博物館という場所にも行ってみた。ここは、北極圏の自然と文化、歴史などに親しめる博物館であるらしい。美しいオーロラの写真がたくさん掲示されていた。まさかのこれ↓も写真！！サンタがオーロラ見てる！！昔の北極圏の人々の暮らしぶりなんてあったかそうで、可愛いんだはく製もたくさんいました館内には、寝転がって上を見上げるとオーロラの映像が投影される、プラネタリウムのような場所もあったのだが、見上げるとこんな写真が撮れた。もしオーロラが観られなかったら、この写真で、「オーロラ観れたよ」って言うしかないね、などと軽口をたたきつつ本物を観られることを願う。博物館を後にして、こんな雪道をとぼとぼ歩き、昼食を食べにレストランへ。しかし、やっと着いたお目当てのレストランは超満員。予約をしていなかったので入ることができず、涙を飲んで退散。みんなめっちゃ美味しそうなもの食べてたわ…しゃあないので違うオシャレカフェに入り、トナカイバーガーに、トナカイチップス（右にある黒っぽいやつ）を注文してみた。ロバニエミでは至る所でトナカイの肉を食べることができる。バーガーの中身もトナカイの肉なんだ！と家族みんなでびっくりし、初トナカイ肉にチャレンジしたオットと息子。結果は、苦手だったらしい…（残念）※臭みがあるけれど、私は結構好きですちなみに私が食べたのはこちら。お野菜たっぷりで美味しかったです。そして、トナカイバーガーも早々に、宿泊ホテルへと向かう。ホテルからオーロラを観ることができるというこちらのホテル！！！大変素敵なホテルだったのだが、なんやかんやいろいろあり、長くなったので続きます。2022年の私：あー楽しかったな、また行きたいな…（遠い目）
03Feb
- ロシアの冬のお楽しみ
  最近は寒さが緩み、マイナス3度あたりの過ごしやすい日々が続いているモスクワです。※マイナス20度を覚悟しているところからのマイナス3度は、あら、今日は過ごしやすいね、と強張っていた身体が緩みます。それでも30分外にいると凍えますが…マイナス20度の中でお散歩したら、まつ毛が凍った時の話↓『モスクワ　ただいまマイナス20度』ずいぶん更新が空いてしまったが、モスクワで元気に過ごしています。夏に一時帰国をして、ホテル強制隔離6日間を経験し、8月末にモスクワに戻ってきたら、もう、ほぼ冬…ameblo.jpロシアは、4月くらいまでずっと冬なので、まだまだ冬が続くわけですが、しかし、この時期にしかないお楽しみがあります。●窓の雪の結晶窓ガラスに、結晶が凍ったまま張り付いている。神秘的すぎて見ても見ても見飽きない。冬場は、朝9時にならないと陽が昇らないのだが、そんな時間帯も美しい。鳥が羽ばたいているよう毎年感動しています『凍りついた窓の結晶』冬の楽しみのひとつが、窓を見ること。気温がとても低いときに雪が降ると、窓に、雪の結晶がピターッと張り付くのです。何度見ても、わ！窓がキレイ！！と興奮し、同じよ…ameblo.jp●木々の冬化粧もっくもく！●サックサクやはりいくつになっても、こういう景色を見ると…こうせざるを得ない…！ズボォ純白のサックサクの、誰も足跡をつけていない雪に足を埋める気持ちよさ！はーきもちよこれらの写真、全部別の日です（何回やんねん）飛び込みたい！●番外編　ハラハラ毎年、高い場所から雪おろしをしている人々の姿にハラハラする。気をつけて〜以上、冬のお楽しみでした。（最後のはちゃうけど）今年もまだまだ楽しめそうです。しかし、雪景色が美しいのは気温が低いからこそ。ちょっと0度くらいまで上がろうもんなら、すぐこの有り様である。サックサクがドロンドロン…（悲）
01Feb
- モスクワ近況
  最近のモスクワは、感染拡大、というか、爆発しております。それでも街は相変わらず平和ですが、モスクワ保健局は電話も繋がらず、大忙しの模様。雪かきの皆さんも相変わらず忙しいそんな中、私は引きこもりにこもって生活しているのだが、ありがたいのが宅配の数々。モスクワは、宅配がめちゃくちゃ発達しており、何でもネットですぐ届くのです。また、頼んだ荷物を集配所まで取りに行く（送料がかからない）サービスもある。先日、OZONという、Amazonのような何でも売ってるネットショップの集配所へ初めて行ってみた時のこと。入り口を入ったところ、目についたのが、左に積んであるゴミみたいなのもの。なんやろ…と思ったら、ゴミじゃなくて、お渡し前の商品でした。え、こんな積み方ある…？この下の方のやつ、どうやって探すん？私は友人の荷物を引き取りに行ったのだが、この山の中から探し始めたらどうしよ…と不安になっていたところスタッフは奥の方から持ってきたので安心した。しかしこの、わやくちゃのバックヤードを客に見せてもヘッチャラなのがさすがロシアである。さすがロシアといえば、最近、急激な感染増大に伴って隔離期間も頻繁に変更があり、2週間やら10日やら7日やら、濃厚接触者はワクチン（ロシア製スプートニクのみ）打ってたら隔離なしやらいやいや7日やら、医者によって言うことちゃうみたいな事象が起きている。ロシアあるあるです。しかしもう医療関係者の皆さんには感謝しかないので、その時々で、その時のお医者さんの判断に従っていくしかないと引きこもりつつ考えている今日この頃です。最近、またモリモリ雪が降っているので、車がこんなモコモコ模様になってました雪かきされて美しい歩道しかし同じ道が、雪かきが間に合わないとこう。ああー！雪かき間に合わんかったかあー！てなります（歩きにくいことこの上なし）
06Jan
- 憩いのダーチャ
  去年の年末、友人のダーチャ（別荘）を再訪させてもらった。初めて遊びに行った時の様子『ダーチャにて』先日、（といってもかなり前だが）天気のいい休日に、息子の友達のダーチャへ遊びに行かせてもらった。※ダーチャとは…（スプートニク日本の記事より）「ダーチャ」…ameblo.jp前回訪れた時は秋口だったのだが、今回は真冬である。モスクワで見慣れた雪とはまた違う、お伽話のような雪景色に心が躍る。庭で遊ぶ子どもたちは文字通り雪に埋もれていた。まるで泡風呂この中に3人います秋口はこんな様子だった道もすっかり様変わり。湖は見渡す限りの銀世界。ここ、ほんまに湖？と思い、雪を掘ってみると、湖面が出現！！氷が割れないか、ちょっとハラハラしました。お家では、友人がふるまってくれるご飯が本当に美味しい。これはシャシリク夏に仕込んだという手作りのヴァレーニエ（ジャム）や、ササッと作ってくれたアーモンドパウンドケーキ、パクチーがたくさん入ったлюля（リュリャー）というハンバーグのような肉料理、くるみ割り器で割ってくれたくるみ、どれもこれも美味しくて、ずっとお腹いっぱいであった。ダーチャでの時間はゆるりと流れるように感じる。暖かく、とても楽しい冬のひとときでした。いつでもおいでと言ってくれているので、また遊びに行くのを楽しみにしています。ちなみにこの時期の雪は、とてもサラサラで、雪だるまも作れないほど。そしてこんな雪の時に屋外でも活躍するのが、ロシアの伝統的なブーツ、ワーレンキだと今回教えてもらった。友人に貸してもらったワーレンキこのブーツ、羊毛のフェルト製なので、もちろん防水性はないのだが、雪がサラサラなので、外で歩いても全く染み込まない。ササッと払ったらすぐ雪が落ちる。友人はダーチャの中でも、屋外でも、ワーレンキを履いているらしい。ワーレンキはとても暖かく、蒸れないのがいいところ。何よりめちゃんこ可愛い。街で履く用に、底にゴムが貼ってあったり、ビニールで覆いがされているものも売っている。ずっと気になっていたが、今回のダーチャの滞在で改めてワーレンキの魅力を知ることができたため、この冬、一足手に入れたいなと思っています。
03Jan
- 赤の広場でスケート
  先日、モスクワの中心地、赤の広場でスケートをしてきました。グム百貨店の目の前にスケートリンクが設置されてます存在は知っていたが来るのは初めて。チケットを持たずに来たためカッサ（チケット売り場）で案内看板を確認するも…よ、よく分かんねえ…（情けないことにこれでもロシア来て4年目）分かんないので、カッサのおばちゃんに、チケット欲しいねんけど、と拙いロシア語で聞いてみたら、もうないと言う。残念！ないのか…でも諦めきれずにいたところ、カッサのそばに、日本の郵便ポストみたいなチケットの自動販売機を発見。試しに、画面を操作してみると…なんか知らんけど、チケット買えた。え、買えるやん！勢いづいて、全員分買おうと意気込む私たち。我が家は4人構成なので、大人2人、子ども2人分を買わねばならないが、何故か一枚ずつしか買えないので、ひとまず、子ども1枚分を確保。よし、もう一枚、子どもチケットを！と思い、またトップ画面に戻ると、もう、売り切れ表示が出た。ああ、さっきのは最後の一枚やったんか…けど子ども一人では行かせられないので、付き添いの大人チケットはあるかしら…大人チケットを検索…あった！一枚買えた。試しにもう一度、子どもチケットの画面を見てみる。さっきは売り切れてたけど…あった。なんかしらんけど、今度は買えた。次に二枚目の大人チケット。これも、最初の表示では売り切れ。でもしばらくして見たら、チケット復活。そんなわけで、何度も画面をいったりきたりした結果、4人分のチケットを確保できた。おばちゃんが、チケットないって言ったのは何だったのか…私がロシア語を理解できてなかったのか…？そして何故、自動販売機ではタイミングによって買えたり買えなかったりするのか…謎すぎたが、深く考えることはやめた。諦めなければ、なんか知らんけど、なんとかなることがある、それがロシア。「さすがロシアって感じだね！」（のちの息子談）さて、いよいよ入場し、まずはスケート靴をレンタルする。係のおばちゃんに靴のサイズを伝え、持ってきてもらったのだが、おばちゃんが、「デポジットで8000ルーブル出して」と言う。8000ルーブル…？？！1ルーブル1.5円で計算すると12000円である。そんなに現金、持ってへん。モスクワはカード社会で、100円程度でもカードを使って決済することが多いため、とんと現金を持ち歩かなくなってしまった私にとって、8000ルーブルは大金である。動揺しつつお隣でスケート靴を借りている人をふと見ると、100ドル札を出していた。観光客かしら…しかし私も財布の中のお金をかき集めたところ、奇跡的に6千ルーブルあった。8000はないから、なんとかこの6000で勘弁してもらえないだろうか…とおばちゃんに泣きつくと、おばちゃんは無言で頷き、スケート靴を貸してくれた。あぶない…せっかく、よく分からんけど買えたチケットやのに、滑られへんところやった…というわけで、なんだかんだあったものの、赤の広場のど真ん中で滑るスケートはとても楽しかったです。滑った…というよりよろよろ歩いたに近いけれども…子どもたちがつかまって滑る用の動物たちCHANELプレゼンツだった模様めっちゃ混んでました。そしてこの中で、2回こけました。モスクワに来てから、まさかの青タンを作ることが多いです…
01Jan
- ロシアの新年
  С Новым годом!!明けましておめでとうございます。これを書いている現在時刻は、ロシア時間で元旦の0時30分。ロシアでは新年が明けたばかり。さて新年も明けたし寝るかと思ったが、花火がうるさくて寝れません。明けてからずっと、ずっと、花火が上がっている遠くで上がっているならまだいいが、さっきは、家の真下のようなところでどーん！どーん！！！と打ち上げ花火が上がっていた。そんなとこで花火上げてええんか。と思われるくらいの、普通の道路である。そのあとは、大勢の人々のワーキャー騒ぐ声。そして鳴り止まない花火。毎年の新年恒例行事である。ちなみにロシアの新年（のテレビ）は、プーチンさんの演説および国歌から始まる。0時前になるとおもむろに、ほとんどのテレビ番組がプーチンさんの映像に切り替わる。赤の広場が映り…プーチンさん登場！チャンネルを変えても変えてもこの映像。さすがロシア。何度見ても面白い。演説が終わると、時計の針が0時を指し…チッチッチッ…チーン！この後、勇壮なるロシア国歌が流れ、新年を祝う陽気な番組が始まる。そして終わらない花火も始まる。今年もロシアで過ごす一年になる予定である。これを読んでくれている皆様にとっても良き年になりますよう。今年もよろしくお願いします。ね、寝れるかな…
30Dec
- ホテルレニングラード
  先日、モスクワにあるホテルレニングラードへ一泊してきました。こちらのホテルは、スターリン建築というスタイルで建てられた建物で、文字通り、スターリンが、独裁時代に、権力の象徴として作らせたものだそうだ。モスクワに7つあるため、セブンシスターズと呼ばれている。セブンシスターズの中で、ホテルは2つ。今回宿泊したホテルレニングラードと、旧ウクライナホテル（現ラディソンホテル）である。旧ウクライナホテルに宿泊した時の様子↓『素敵な誕生日』今月頭に誕生日を迎えた私。いつもGWに紛れて何となく過ぎていってしまうのだが、今年は、オットが素敵なサプライズをしてくれた。一つ目：モスクワ河クルーズ！クルー…ameblo.jp旧ウクライナホテル。上の写真のホテルレニングラードと似てるのが分かるでしょうか。カクカクしててかっくいいんですスターリン建築ホテルを制覇したくて（言うても二つやけど）ホテルレニングラードに宿泊することにしたのでした。重厚なドアロビー天井が美しいラウンジ。薄暗い感じが良いツリーが大きくて綺麗！煌びやかなシャンデリア渡り廊下も荘厳教会と見紛うようなステンドグラス宿泊したお部屋付近お部屋の中もシックで素敵でした内装はすべてが重厚かつ絢爛でソ連時代の息遣いを感じることができ、素晴らしかったです。さてこのホテル、意外にも屋内プールが付いているので、チェックインして早々に泳ぎに行ったら先客のロシア人男性が一人で悠々と泳いでました。ジャグジーも！しかし少し入ったのち、ふくよかなおばちゃんたちに占領されほぼ入れず。ちなみに私はウン年ぶりに端から端まで本気で平泳ぎをしたのだが水泳ってこんなに体力使うのかとビックリ。泳ぎ続ける夫と子どもたちを尻目に早々に水から上がりました…ホテルのレストランは残念ながら朝しか営業していないことが発覚したため、夕飯はラウンジで。リゾットおいしかった！翌朝はもちろん私が愛してやまない朝食ブッフェ！！明らかに欲張りすぎの我々年末に、とても贅沢なホテル時間を過ごすことができた。ありがたや。これでスターリン建築ホテル制覇！わーい！（2つやけど）来年はもっと気軽に海外へも出かけられるような世の中になることを願いつつ…皆さま、よいお年をお迎えください。途中、ツアー客がぞろぞろやってきたのだが、何故か、白塗りの劇団員風の人たちがツアー客の前で演技を始めたりして（レストランで、急に毒を盛られた風に椅子から転がり落ちたりしていた）何のツアーだったのか非常に謎でした。可愛いクッキーも売っていたのでお買い上げ〜（チップ代にするお金を崩すために仕方なく、とは子どもたちには言ってません）
27Dec
- モスクワのクリスマスは続く
  日本ではクリスマスが終わり、慌ただしくお正月モードに突入していると思われるが、ロシアでは、ロシア正教のクリスマスが1月7日であることと、クリスマスとお正月のお祝いがセットになっている感があるため、まだまだモスクワの街はイルミネーションキラキラのクリスマスモードである。赤の広場近所のモールバスもキラキラ！グム百貨店前グム百貨店の中ヴィトンの前でジェドマロース（ロシアのサンタさん）とスネグーラチカちゃん（ジェドマロースの孫娘）を発見！こちらは我が家の玄関ドアに飾っているジェドマロースとスネグーラチカちゃんそして赤の広場では、恒例のグムのクリスマスマーケットが出ています。確か去年はコロナで中止になっていたが今年はご覧の盛況ぶり。色々な出店が出ていて楽しい。この日の気温はマイナス5度（体感マイナス9度）で、パラパラ雪も舞っていたが、遊具も大人気。ちょっと寒すぎて私たち家族は遊具で遊ぶのは諦めました…めっちゃ寒いけど色々イベント盛りだくさんのロシアの冬です。毎日大活躍の除雪車にもツリーが！！可愛い〜連なって出動していると圧巻です
22Dec
- モスクワ　ただいまマイナス20度
  ずいぶん更新が空いてしまったが、モスクワで元気に過ごしています。夏に一時帰国をして、ホテル強制隔離6日間を経験し、8月末にモスクワに戻ってきたら、もう、ほぼ冬になってました…最近のモスクワは、雪がじゃんじゃん降っています。リアルクリスマスツリーそんな本日の気温はこちら！モスクワで4回目の冬を迎えるが、やはりこのマイナス20度表示を見ると毎回驚く。せっかくなので（？）ちょっと散歩してみました。15時半くらいでもう日没ムード外出した当初は、お、意外といけるやんと思ったが、やっぱあかんかった。30分が限度です。露出している部分が寒い。というか、痛い。帽子とマスクの間が、ピリピリしてくる。なんか、まつげが冷たいなあと思ったら、こんなことになってました。反対の目のアップすっぴんで見苦しくすみません露出していた手の先も、真っ赤に。あー寒かった…まだまだ続くロシアの冬。またボチボチ更新したいなと思います。ロシアに来て最初の冬、軽装で出かけて凍死するかと思った日の記録↓『極寒さんぽ』先日のよく晴れたがとても寒い日、（気温はマイナス16℃）私はうっかり丸腰で外出してしまった。丸腰というのは、・南極探検隊ダウンではなく普通のダウン（…ameblo.jp
12Jul
- モスクワの牡蠣
  引き続き、ワクチン接種証明がないと飲食店に入店できないモスクワです。だが、今のところ、テラス席なら、証明なしでもOK。誰でもOK。これが、7月11日までOKだったのが、8月1日までに延長された。なので（？）テラス席で、牡蠣とウニを食べてきた。ダニロフスキー市場という、オシャレな市場の、（↓こちら外観）オシャレなお店にて牡蠣を買い。そしてテラスへGO！である。牡蠣とウニと白ワインは最高に美味で天気も良く、とてもいい時間を過ごしてご機嫌さんで帰宅。私はモスクワに来たばかりの時に別の店で一度、牡蠣に当たったことがあり、それ以来食べていなかったのだが、ここの牡蠣は、複数の友人が食べても大丈夫だったと聞き安心して食べたのだった。当日も、翌日も元気で過ごし、安心していたのだが、翌々日の早朝4時半頃…気持ち悪さに急に目が覚める。お腹からおかしな音がする。なんだか吐き気もする。こいつはおかしいと思いトイレに行ったが最後、そこからは吐き下し地獄でしばしトイレから動けず、その日はベッドとトイレのみで過ごすことになりました…牡蠣は、当たる時は食べた直後だと思っていたのだが48時間以内だそうで。バッチリ牡蠣に当たったようである。一緒に食べた友人も同じタイミングで吐き下していたそうなのでこれは完全に牡蠣だと思われる。日本で牡蠣を食べて当たったことはないのだが、モスクワの牡蠣は私には合わないらしい。あんなに美味しいのに…悲しい…しばらくお家で静かに過ごそうと思います…市場の果物はめちゃんこ美味しいです超でかサーモンも買って帰りましたこの牡蠣も私にはあかんのやろうな…ウサギのあんよも売ってました…！
04Jul
- テイクアウトのみ
  ソチ旅について書けていないのだが、引き続き、モスクワの現状です。6月から、感染者数が大幅に増加してしまったモスクワ。1日あたり1万人の勢いで増加している。そのため、モスクワ市は先月末、飲食店に入店できるのは、ワクチン接種者のみ（および過去6ヶ月以内のコロナ感染者、3日以内のPCR検査陰性者）とする条例を出した。ちなみにこの「ワクチン」というのは、ロシア製のスプートニクのみ。ファイザーなどは認められていない。7月半ばまでは、飲食店のテラス席ならばワクチン接種済みでなくても入店可能だが、それ以降はおそらくテラス席含め、ワクチン接種済みでないと利用できなくなる見込みである。近所に、よく利用するパン屋があるのだがイートインコーナーがある。この条例を受けて、どうするのかなと思っていたら、テイクアウト専門店になっていた。これまで奥にあった陳列棚が前に押し出されイートインのためのテーブルがパンの陳列テーブルにこれにより、客は入店せずに店外で並び、ドアを開けてすぐの狭いスペースで1人ずつ注文をするスタイルに。パン屋の隣のピザ屋も、4〜5テーブルある飲食店だったが、テイクアウトのみの店になってしまったようだ。黄色の奥にある飲食スペースは使用不可。緑の場所で1人ずつテイクアウト注文店外にぽつんとベンチが一つ。ここでなら食べてもいいっぽい…こんな条例が出るのも、ロシアが国民にワクチンを打ってほしいからだと思われるが、この状況下においても、ロシア人はワクチンを打ちたがらない。しかもその理由は、・打ったらICチップを埋め込まれる・産まれてくる子どもがミュータントになるといった、都市伝説のようなものだったりするようだ。国や市はやっきになって、「企業は、社員の6割がワクチン打ってないと業務停止命令を出すよ」という強行策に出ているが、それでも打ちたがらないロシア人たち。どんだけ国民から信用ないの、ロシア…しかしこのワクチン問題、困ったことになったと思っていたが、ドイツに住んでいた友人の話を聞いてみたところ、ドイツでは、同様に「ワクチンパスポート」がないと飲食店もスーパーも入店不可とのこと。そして学校では週2回のPCR検査が行われていると聞きびっくり。ワクチンについては、フランスの友人は40代だがすでに接種済みで、アメリカでは3歳から打てるらしいとか、インドは18歳以上はかなり接種率が進んできているとかと聞くと、国によって状況は本当に様々だなと感じる。さて私はスプートニクを打っていない。打つべきか悩んでいる。悩ましい夏です…1ヶ月ほど前のランチの写真。次にランチできるのはいつになることやら…
23Jun
- 真夏のモスクワが揺れる
  ソチ旅の続きを書けていないのだが、もうとにかく、毎日めっちゃ暑いです。今日の気温。ここ1週間、ずっとこんな感じである。今年の夏は来年以上に暑く、また暑い時期が長く続いているため、ロシア人は大喜びで、みんなタンクトップに短パンで夏を謳歌している。日差しが眩しい！公園ではいろんな売店が出たり、ボートが出たりしている。レストランではテラスが大人気なので、私も先日ランチに行ってきた。チーズが美味しいお店なのだが、ブラッタチーズのフォカッチャが、え？！て言うくらい美味しかった。こちらがその写真。おまんじゅうのようなブラッタチーズナイフを入れると…トロ〜〜大変、優雅な時間でした…テラス最高である。しかし、6月末の今、今こそが、モスクワの真夏。7月になれば、もう、秋の足音が聞こえて来る。みんなそれが分かっているから、こぞって、この短い夏を楽しもうとしている。なのだが、そんな最高の季節の中、昨日モスクワでは衝撃のニュースが発表された。モスクワ市長令。-6/28から飲食店に入店できる客は:・ワクチン接種者・過去6ヶ月以内にコロナ感染した者・PCR検査陰性者(直近3日)のみ。上記を証明するのは専用QRをダウンロードしてみせる。-6/22から500名以上の観客を伴う屋内外のコンサート、イベント、スポーツイベントは禁止Коронавирус. Временный порядок посещения ресторанов и другие решения 22.06.21С 28 июня 2021 года посещать заведения общественного питания смогут только посетители, имеющие защиту от заболевания. Подробнее в новом постеwww.sobyanin.ruま、まじかあ…いつもだけど、きゅ、急に言うよねー！6月に入り、急激に感染者数が増加したための措置なのか…みんなマスクしないしワクチン接種率上がらないしな…そんなわけで至急、スプートニク（ロシアワクチン）を打つ必要に迫られている今日この頃である。こういった、いきなりやって来るトップダウンによる至上命令、これがロシアだと、緊急事態ではいつも感じます…ところで今日、バカでかいクレーン車みたいなのが道をずーっとバックで下がってきておりその後ろに車の行列ができていた。こういう、道路整理とかも何もない、しかもバックで下がってるってなんで…？という訳のわからん状況を見るにつけてもロシアやなあ…と感じます…

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