ローマからボンジョルノ
5月1日はメーデー、
労働者の祭日です。
春の到来を喜ぶ祭日ともいう感じで
そら豆とペコリーノチーズを持って
ピクニックをするというのが
よくあるパターンです。
我が家の子供たちは
それぞれ友達と海へ。
早いですよね、
本当にローマ人は海が好きです。
私たち夫婦はお庭のある友人宅で
そら豆とペコリーノランチのお誘いで
出かけて来ました。
行ってみると
友人夫婦のお母さんたちも
いらしてました。
どちらも未亡人で
一人暮らしです。
左のおばあちゃんが91歳で
右のおばあちゃんが83歳だったかな?
みんなと同じように食べて
エスプレッソコーヒーも飲んで
そのあと、普通におしゃべりです。
20年近く前に知り合った時と
そんなに変わっていないような気がします。
「元気で長生きの秘密は?」と聞くと
「うーん、あるかな?」と至って普通。
イタリアのお年寄りは
健康のために無理して何かしてるという人は
あまりいない印象です。
あくまでも昔からのやり方で
自分流にやってるという感じ。
タイトルが釣りのようですが
特に秘訣はないと言われることが多いです。
でも、おしゃべりしてると、
「今朝はあまりにもいいお天気で
シーツを洗って干したら
お昼前に乾いたのよ。
アイロンかける必要がないくらい
きれいにパリッと乾いたから
すごく気持ちがいいわ。
本当は刺繍のあるとこくらいは
アイロンかけたいんだけど、
出かける時間になったからやめといたの」
シーツを干すのは
私も億劫。
シーツにアイロンはかけません。
(ずいぶん前にはやってたけど)
彼女の話はまだまだ続きます。
「昨日の夜は暑かったから
今朝は冬用の掛け布団を片付けて
少し薄手のものを出したりしてたの。」
イタリアでは一人暮らしでも
お掃除やお料理の人を雇う人が多いけど
マルコのママは91歳でも
まだ1人でやってるそう。
「これまでずっとやって来たことで
特に難しいことでもないから
1人分くらいどうってことないわ」
彼女は若い頃、
ご主人とローマに出て来て
一緒に働きづめだったそう。
その甲斐あって悠々自適なのに
じっとしてるのが苦手という性格なのでしょう。
そうして夕方になると
マルコが「天気もいいし散歩がてら
みんなでマンマを送って行こう」
えー、車じゃないの?とわたし。
彼女の家は隣の地区で
私の足で歩いて20分くらい。
私達の家も
反対側にそれぐらいの距離ですが
歩いて来たことがありません。
でも友人たちは「大丈夫」と
普通に歩き出します。
そしてマルコのマンマも
少しゆっくり目ですが普通に
杖もなしで歩いてました。
いやはやびっくり。
そうして、彼女の家まで
信号を渡ってすぐ、
というところで
「じゃあ、ここで」と別れる親子。
お家まで行かないの?
と聞く私に、
「だって、すぐそこだから
気をつけて渡って」
という息子。
母も「今日はありがとう、またね!」
と手を振って1人で信号を渡って行きました。
いやはや、ボケないはずですね、
とにかく自立してるという一語に尽きます。
年齢に関わらず
自分で自分の暮らしをオーガナイズするという事が
元気で長生きできるかどうか
大事なポイントかもしれません。
考えさせられたメーデーでした。
BUONA GIORNATA

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