ローマからボンジョルノ
昨日、オリーブオイルのお店に
日本人と韓国人のお二人がいらしてくださいました。
今から20年以上も前
ローマの語学学校で出会った韓国人に
「日本って上質なゴマ油が安いんでしょ。
旅行のお土産にみんなごま油を買ってきてくれる」
と言っていたことを思い出し
質問してみました。
男性なので値段のことはよくわからない、
とおっしゃってましたが、
韓国でもゴマ油は品質も値段もピンキリとか。
オリーブオイルと一緒ですね。
我が家はみんな日本料理はもちろん
アジアン料理も大好きなので
ゴマ油は欠かせません。

ローマのアジアンマーケットで買ってくるのですが、製法などよくわからないので、
ゴマ油が100%を示す「純正」を選びます。
「調合」というのもあって
そうすると大豆油とかのブレンドだったり
香料が加わっていることも。
純正の方がお値段は高いですが
せめて「純正」。
この瓶には値札がないですが
207ml入りで確か4ユーロぐらい、
ということは1lで20ユーロ。
本物のオリーブオイルよりも
ずっと高いです。
まあ、消費量が少ないから
それでもしょうがないですね。
でも、私の祖母が
ゴマ油は茶色じゃない方が上等
と言っていたことを思い出します。
白いのじゃごま油の風味が足りない
と思ったものの
あれから30年近くたって
調味料はいいものを使うべき
と言っていた祖母らしいなと思い出します。
茶褐色のゴマ油は高温で焙煎するからのもので、
太白ごま油などは焙煎せずに低温で絞ったもので
丁寧に作られているんですね。
オリーブオイルでも、
よく議論になるフィルター問題、
上質なごま油の場合
もともと和紙で濾してたそう。
洋の東西を問わず
油って貴重なもので贅沢なものだったのですね。
ちなみにイタリアのゴマ油、
olio di sesamo、ごま油ですが
芝麻油と表記されてます。
ずいぶん前に聞いた話しですが、
日本には中国が胡の国だった時に入ってきて
麻の実に似てたから
中国の麻の実、つまり胡の麻の実で
胡麻になったとか。
真偽の程は定かではないですが。
それにしても安価なゴマ油は
化学的な薬品ヘキサンなどを加えて抽出します。
サラダ油と同じ原理ですね。
私が買っているのも
強烈なゴマの風味はたっぷりですが
なんとも怪しい。
他に選択肢がないからしょうがないですが、
今度は私も日本で美味しいのを買ってこようかと。
イタリアからオリーブオイルのお土産、
そして日本からごま油なんて
まるで油の密売人のようですね。
それにしても、オリーブオイルだけではなく
油は本当にピンキリです。
祖母じゃないけど
そんなに大量に使うものじゃないから
調味料はいいものを使うことを
おすすめします。
BUONA GIORNATA

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