ローマからボンジョルノ
今年も12分の一が過ぎましたが
旧暦で言うと、
ちょうど蛇年のスタートですね。
旧暦って、
というか私の育った沖縄では旧盆。
「旧」なんて言葉のつく古臭いことを
沖縄の人はやっている、なんて
子供のころは不敬にも思っていたのですが
これこそ、月の暦
日本に続いてきた習わしなんですね。
こちらでも、中国人が
「中国の新年」と祝ってますが
本当は「旧暦での新年」なんだけどね
と思ったりしています。
日本人はあっさりと手放しちゃったのですから
しょうがないといえば、しょうがない。
ところで、今回は
エキストラバージンオリーブオイルの賞味期限。

厳格な決まりはなくて
オイルがボトルに詰められてから18か月くらいを目安に
というもの。
ここでポイントは収穫から18か月ではなく、
「オイルがボトルに詰められて」から。
これはどういうことかというと、
世界中に販売しているような大企業、
一度に全部ボトルに入れてしまうわけではなくて、
まずは巨大なタンクのようなところで保管します。
そして必要量に応じて
ボトルに入れていくというわけです。
だから、変な話、
タンクの中に置いておいて
1年後に瓶詰めすると
賞味期限がそこから18か月になるんです。
まあ、なんでもそういうものですよね、
残念ながら。

とはいえ、
ちゃんと上質なエキストラバージンオリーブオイル、
きちんと保管していれば
賞味期限が切れるなんてことはありません。
時間が経つと
オイルの中のポリフェノールなどが減っていくので
刺激のないまろやかな味わいになります。
私の働くお店では
こうした癖のない昨年のオイルを使って
野菜のエキストラバージンオイル漬けなどに活用します。
「オリーブオイルに賞味期限を作るなんて
笑い話だわ」
なんておっしゃるマダムなどもいらっしゃいます。
お店によく来るフィリピン人、
近所のマダムのお手伝いさんをしていて
お使いで来るのですが
「フィリピンでは賞味期限なんてないよ。
日本は?」と聞かれ、
確かに私が子供のころは
そういうのなかったような気がします。
だって、発酵食品が多いから
もともと保存食が多いですよね。
わかめや昆布、鰹節だって乾物、
保存食ですからね。
それが、いまでは
みんな賞味期限がついているんですから
不思議なものです。
フィリピンの子も言っていたのですが
悪くなっているかどうかは
自分で確認するもので
画一的に賞味期限があるほうがおかしいと。
そう、賞味期限内でも
おかしいものはおかしいし、
期限が過ぎても、全然大丈夫なものは
いくらでもありますからね。
オリーブオイルに関しては
匂いだけで、すぐに判断がつきます。
さらに、生で口に入れてみたら
迷うことはないはずです。
五感を生かして
きちんと判断できるようになりましょう。
BUONA GIORNATA

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