ローマからボンジョルノ

 

思いけず

ブルスケッタ、クロスティーノのあれこれ。

 

どうせならと

基本のブルスケッタの作り方ご紹介します。

 

ローマではブルスケッタの方が主流、

という個人的な印象だったのですが、

ブルスケッタの名前自体が

ローマのあるラツィオ州、

お隣のアブルッツォ州のものだそう。

 

もともとは農家の料理で

古くなった固いパンを有効利用したもの。

 

固いパンをさっとあぶって、

家にあるもの、残り物をのせたものが

本来のブルスケッタというもの。

 

だから、のせる具も

トマトにニンニク、塩、

そしてエキストラバージンオリーブオイル、

というシンプルな材料が定番なのですね。

 

 

作り置きのトマトソースや

前日の残りの野菜を炒めたもの、

お肉のロースト、

自家製のピクルス、

そしてチーズやハム

何でもあるものをのせてOK。

 

もちろん、最近では

アペリティーボなど前菜に欠かせない

おしゃれなフィンガーフードに昇格してますから

アイデア次第でいくらでも楽しめます。

 

というところで

ブルスケッタレシピです。

 

基本はもちろんパン。

 

パンの種類は何でもいいけど

中身がぎゅっと詰まってるのがおすすめ。

 

 

 

穴あきパンも美味しいけど

具がボロボロ落ちてきます。

 

今は新しいパンを使うので、

パンの中身は食べやすいように

柔らかい方がいいけれど、

あくまでも表面はカリっとしていること。

 

そのためには、ちゃんとあぶって、

パンのが具の水分で

ぐちゃぐちゃにならないように。

 

 

炭火が一番だと思うけど、

もちろん、グリルパンやフライパンでも大丈夫。

 

わりと厚め、2センチくらいにパンを切って、

2分くらい両面を焼き色がつくまで焼きます。

 

そして、まず表面に

半分に切ったニンニクを塗りつぶします。

 

それからEXオリーブオイル、塩で

味付けです。

 

これがベースになることがほとんどで、

これだけで、立派なブルスケッタです。

 

 

私もよく作るんですが、

子供たちも大好きな一品です。

 

(ニンニクはお好みですが、

あった方が絶対に美味しいです)

 

さらに、その上にお好みの具をのせる、

それだけです。

 

基本の基本、

トマトのブルスケッタは

トマトを食べやすいように切って、

塩、EXオリーブオイル、バジルとあえたものを

ベースのパンにのっけます。

 

 

 

 

まさにシンプル•イズ•ベスト。

 

ただ、シンプルなものほど

素材の味がものをいいますから

上質なオリーブオイル、

天然の塩、

そして、美味しいトマトが必要です。

 

家で栽培しているトマトがあれば

いうことなしですね。

 

そうそう、パンも自家製なら

さらにいいです。

 

夏、日本に滞在して

本物のパンを手に入れることの難しさ

実感しました。

 

これなら、自分で作る方がずっといいですよ。

 

またピアディーナや簡単ピッツァ、

それから素朴なイタリアパンのレッスンも

再開しますので

楽しみにしてください。

 

というわけで、

素朴でシンプルなブルスケッタについて

ご紹介しました。

 

ぜひ、お試しください。

 

BUONA GIORNATA

 

 

 

 

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