ボンジョルノ
ITALOGIAPPONESEの我が家ですが、
なぜかみんなインド料理が大好きなんです。
幸い、ローマにはインド系の人が多く住んでいて、
スパイス類が簡単にお手頃な値段で手に入るので、
簡単レシピのカレー、今までも作ってきました。
子供のころから、母が凝った手作りカレーを作ってくれていたので、
個人的には市販のカレールーに思い入れはないし、
こっちで買うと、それこそ結構高いんですよね、普通のカレールー。
しかも、市販のカレールーには添加物、
やっぱりたくさん入っているんですよね。
一方、本物のスパイスカレーには、
しょうが、にんにく、唐辛子、ウコンなど、薬効成分がたっぷりです。
天然の風邪薬、ともいえるくらいです。
以前、ご紹介したこのレシピ、
すごく簡単で、我が家では大人気。
こちらの友人にも教えたら、
もうルーを買うのをやめた、といわれるくらい美味しいですよ。
上のレシピでは、もも肉を使っているけど、
胸肉を使えば、火の通りが早いから煮込まなくてもいいので、
20分あればできちゃいます。1.
でも、もっと、本格的なのが食べたい、
と思って試行錯誤のうえ、おいしいレシピができあがりました。
絶品チキンスパイスカレー
【作り方】
1.厚手の鍋に油を入れて、クミンシードから香りが出るまで炒める
2.玉ねぎのみじん切りをしんなりして、少し色付くまで弱火で炒める(5分くらい)
3.ニンニク、ショウガのみじん切りを入れて炒める。
4.ターメリック、唐辛子、コリアンダーを入れて炒めて香りがたったら、トマトピューレを加える。
5.食べやすい大きさに切った鶏肉とジャガイモを入れ全体的に炒めたら、お湯を材料がかぶるぐらい入れ煮込む。
6.最後にとろみをつけるために水溶き小麦粉を加え、最後に一煮立ちさせたら出来上がり。
これ、すぐに食べようと思えば、30分くらいでも出来上がります。でも、ゆっくり弱火で最低一時間くらい煮込むと、ものすごく味が染みて、本当においしいカレーが出来上がります。
ポイントは、スパイスですね。
特にコリアンダーで、味がすっきりさっぱりするんです。
個人的には、問題は油。
カレーの本をいろいろ買って勉強したときに、
ほぼ、どの本もサラダ油って書いてあるんです。
できれば、サラダオイルは使いたくないけど、
中には、「オリーブオイルはやめたおこう」という本もあるくらいなので、
ひまわりオイルを使っています。
ただ、昔のインドでサラダオイルを使っていたわけではないので、
今度はココナッツオイルを試してみようかなと思っています。
あと、小麦粉のとろみ付け。
ジャガイモを入れるので、少しはとろりとしますが、
我が家の夫は、とろみがついた方がいいと言うので、
中華方式で、最後に入れています。
もちろん、これはお好みで。
スパイスも、味を見ながら調節してくださいね。
私が辛いの苦手なので、唐辛子が少ないかもしれません。
とにかく、スパイスの味わいが美味しいな~と
しみじみ思えるレシピになったので、
ぜひ、ぜひ、試してみてください。
日本人とイタリア人で、ローマでカレーを食べるって変な感じですね!
これからの風邪の季節にも、最適です!
BUONA GIORNATA
■このブログの人気記事
◇イタリア人の普段の食事は何を食べている?意外と質素なヘルシー料理
◇揚げ物を週に何回食べてますか?バランスのいい食事について考える