ボンジョルノ。
もう8月も終わりですが、
ローマは、8月じゃないような感じになってきました。
最低気温、15度ですよ!
8月とは思えない気温です。
しかも、この夏、本当に暑かっただけに、
寒暖の差が激しくて、体がついていけない感じです。
とはいえ、ぐんと過ごしやすくなりました。
昨日は、八百屋さんで、
珍しく小さな天然物のエビをみつけました。
こんな小さいの食べちゃっていいのかな?というような小さいエビ。
でも、魚屋さんのお姉さんに、
「昨日の夜、フューミチーノに水揚げされた新鮮なエビ」と言われたら、
買わずにはいられません。
(新鮮なものを買いつつ、その日は食べれなかったので、
一日置いたら、少し黒くなってました・・・)
エビは大好きだけど、
養殖物は抗生物質がたっぷり与えられているというのを聞くと、
なかなか買う気にならないんですよね。
しかも、冷凍のエビなんて、
原料名を見てみると、たいてい着色料まで入っていたりして、
ついつい、元の所に戻してしまいます。
そんなわけで、天然物で
小さいから安いエビは大変うれしいところ。
どうやって食べるの?と聞くと、
「そのまま油で揚げたら美味しいよ。
それとも、ニンニク、唐辛子とトマトのパスタもおすすめ」
じゃあ、パスタにしょうと買って帰って、
夫に今日のお昼は小エビのパスタというと、
「ズッキーニとエビ?」
「ううん、トマトとエビがいいって言ってたから、
今日はトマトにしようと思って」と答えると、
「へえ、普通、ズッキーニだよね。」
イタリア人って、
本当に人に意見を聞かないんですよね。
というわけで、どっちでもいいので、
ズッキーニにしました。
小エビとズッキーニのパスタ
【材料】4人分
パスタ 320g
小エビ 200g
ズッキーニ 2本(約200g)
ニンニク 1かけ
唐辛子、一本
オリーブオイル 大さじ3~4杯
白ワイン 大さじ3杯くらい
塩、少々
【作り方】
1.パスタを袋の指示通りゆでる。
2.パスタをゆでている間に、
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて香りを出したら、
エビを加えて、弱火で2~3分火を通す。
唐辛子も加える。
3.エビの色が変わったら、白ワインを入れて、
アルコール分が飛ぶまで弱火で少し煮る。
4.エビをお皿にうつして、ズッキーニをおろし金でおろしたものを、
エビのフライパンにオリーブオイル(大さじ1)と一緒に入れて、2~3分炒める。
5,パスタがゆであがったら、ズッキーニのフライパンにいれて、
エビも加えて味をなじませる。
塩味をととのえて、いただきます!
今回すごく小さいエビだったので、
魚屋さんの言う通り、そのまま調理して、
カルシウムたっぷりメニューになりました。
私は調理の前に、塩の入った50度のお湯でエビをさっと洗いました。
50度のお湯ってすごいんですよ。
嫌な臭いも汚れも取ってくれます。
簡単に下ごしらえができて、便利ですよ。
今回、お魚屋さんに、火を通したら量が減る、と言われ、
600gくらい買わされたので、
パスタも、大量に作ったのですが、
200gくらいでも、よかったかも、という分量です。
残った分は、夜、かき揚げにしちゃいました。
涼しくなったからと、久しぶりに手打ちパスタにしたのですが、
久しぶりだったからか、
小麦粉が安物だったからか、
なかなか上手にまとまらず、苦労しちゃいました。
とはいうものの、子供たちは大喜び。
手打ちパスタって、それだけで喜んでもらえるから、
本当に作りがいのあります。
でも、このパスタソースには、
ショートパスタが合うのではないでしょうか?
パスタのソースに合わせてパスタの形を考えるのも、
また楽しいです。
いろいろ試してお気に入りを見つけてくださいね。
■6月に読まれた人気記事
◇揚げ物を週に何回食べてますか?バランスのいい食事について考える