昨日は池袋の

東京芸術劇場まで

観劇に行ってきました。

 

東京芸術劇場

(2026年2月12日撮影)

 

ルイス・キャロル

『不思議の国のアリス』の

モデルとなった

アリス・ハーグリーヴス

 

『ピーター・パン』に

その名前が採られた

ピーター・ルウェリン・デイヴィス

 

1932年にロンドンの書店で

ルイス・キャロル生誕100年を祝う

イベントが開催された際

開会の辞を述べたアリスの隣に

ピーター・デイヴィスがいた

という事実に基づき

その時2人の間で何が話されたのか

ということを想像して

仕上げた戯曲です。

 

生協のカタログに

チケットが割引で

載っていたのを見て

アリス絡みなら

見ずに済ますわけには

いかないだろう

と自分を騙し騙し(笑)

購入したのでした。

 

上演されたのは

東京芸術劇場の2階にある

プレイハウス。

 

東京芸術劇場プレイハウス入口

 

このプレイハウスに

さらに2階席があって

その一番前のA列の

やや上手寄りの席で

観てました。

 

 

アリス・リデルこと

アリス・ハーグリーヴスが

ルイス・キャロル生誕100年である

メモリアル・デーの時に80歳で

ニューヨークのコロンビア大学から

名誉博士号を送られることになり

アメリカを訪れたという

史実に基づいた

《ドリームチャイルド》(1985)

という映画があります。

 

この映画は観てますし

かつて当ブログでも

取り上げました。

 

 

2冊のアリス物語が好きで

いろいろと資料を集めて

読んだりしていますから

アリス側の事情は

よく知っているつもりです。

 

ただ、3人の息子を

第1次世界大戦で

失っていたことは知らず

(あるいは失念していて)

それをうまく戯曲の展開に

活かされていたのが

印象的でした。

 

もっとも

上にリンクを張った

アリス・ハーグリーヴスの

Wikipedia の記述を見てみたら

現実に戦死したのは

上の2人だけのようです。

 

 

一方

『ピーター・パン』については

もちろん読んではいますけど

その背景事情まで

詳しくは知らず。

 

今回、名前を使われた人物が

「本物のピーター・パン」

と呼ばれることを苦にしていた

ということは知らなかったので

興味深く観ていた次第です。

 

途中からは

どう結末をつけるんだろう

とか思いながら観てましたが

実に暗いラストでした。

 

 

事前に情報を仕入れず

開演前に買ったパンフも

開かないままに

観劇したので

誰が誰を演じたのか

まったく分からずに観てました。

 

帰宅してから

企画・制作・主催の

梅田芸術劇場が制作した

公式サイトがあって

舞台の映像や

キャストのコメント映像が

載っていることを知りましたので

これからゆっくり

楽しみたいと思っています。

 

 

というわけで

詳しいキャストなどは

ここでは省略します。

 

原作者だけ書いとくと

アメリカの劇作家・脚本家

ジョン・ローガンの脚本で

初演は2013年に

ロンドンで行われたそうです。

 

そのロンドン公演は

英語版 Wikipedia

立項されていました。

 

本場ものも

観てみたいものですが

ソフト化されないでしょうか。

 

 

今回の劇では途中

バックのホリゾント? に

当ブログでも紹介したことのある

最初期のアリス映画

モノクロ映像が流されたのを観て

ニヤニヤしておりました。

 

別の場面では

おそらく最初期の

ピーター・パン映画の映像が

もちろんモノクロで

映し出されました。

 

そちらは知らなかったので

こんなものが残っているのかと

びっくりさせれた次第。

 

手に入るもんなら

手に入れたいかも

と思ったのは

いつもの悪い癖。( ̄▽ ̄)

 

 

こちら↓がパンフ。

 

『ピーターとアリス』パンフ

 

奥付はありませんが

東京公演は

2月9日からだったので

2026年2月9日発行

となりましょうね、当然。

 

発行元は

企画・制作・主催の

梅田芸術劇場かな。

 

ちなみに頒価1800円です。

 

 

そしてこちらが

 

『ピーターとアリス』劇中用語集フライヤー表紙

 

会場ロビーにも

パネルにして掲示されていた

『ピーター・パン』と

『不思議の(鏡の)国のアリス』から

劇中で引用される用語を

まとめたもので

表紙および

「その他の劇中用語」

というのも併せて

全4ページ。

 

こちらは

もぎりの際に渡される

チラシの束と一緒に

(一番上になってますが)

渡されるので

無料です。

 

同じものは

公式サイトにも

載ってますので

興味のある方がいれば

そちらをご参照ください。

 

アリス関係の用語は

ほぼ知っていましたが

ただひとつ

記憶になかったのが

「やかまし屋の御夫人」

という言葉。

 

「やかまし屋の御夫人」

というだけでも

普通の言葉として

通用しそうですので

こればっかりは

説明されないと

分かりませんな。

 

いったいどこで

キャロルが使っているのか

新たに宿題が

増えてしまいました……。

少し前(先月末)に

ディスクユニオンの

新宿中古センターを覗いた時

フレンチ・ポップの棚で見かけて

見ず転で買ったCDがこちら。

 

Dragibus: Lolipop

ドラジビュス《ロリポップ》

(P-VAIN Records:

 PCD-24130、2003.2.10)

 

こちらは

ちょうど23年前の

おとといにリリースされた

1枚となります。

 

買ってから聴く機会がなく

前回の《In the 90's》を聴いた流れで

今、聴いとかないと

いつになるか分からないと思い

続けて聴いてみたのでした。

 

ジャケット表のイラストが

黒を基調としているので

プラケースが鏡状態となり

撮り手が映り込んでしまうため

ケースから出して撮ったものを

アップしておきます。

 

ドラジビュス《ロリポップ》ライナー表紙

 

ドラジビュスは

Wikipedia にも項目があって

それによれば

フランスのトイポップユニット

だそうです。

 

ユニット名は

ドイツの製菓会社から出ている

お菓子(グミ)の商品名から

採られたものだとか。

 

 

本盤は3枚目のアルバムで

キャップ(タスキ、オビ)裏の

紹介によれば

60年代のポップカルチャー、80年代のシンセ・メロディー、カートゥーン・テイスト、世界中の伝統的な歌(イタリア、ハンガリー、イギリス、日本、アルザス、アイスランド等)に実験的な要素を加え制作されたエレクトロ・ポップ・トリップ・アルバム(略)子供や子供大人の為にレトロな歌をドラム、古風なキーボード、チープなエフェクトにへんてこなサンプリング、ロアの子供チックな声を駆使。(略)実験性に富み、かつ最高のエレクトロ・ポップ

とのことです。

 

サンプリングなどを駆使する

エレクトロ・サウンドといえば

前回取り上げた《In the 90's》とも

通ずるところが

あるかもしれないなあ

とか思っていたら

ライナーに掲載されている

佐々木敦と玩具演奏家イトケンの対談中に

永田一直の名前も出てきたりして。

(ドラム担当のフランクは

 「パリの永田氏的なDJ」を

 やっているのだとか)

 

なぜか同じ時期に

自分の耳を通して

つながってしまったという。( ̄▽ ̄)

 

キャップ裏の紹介文にある

ロア Lore というのは

ヴォーカルのほか

テープのコラージュや

ジャケットおよび

CDレーベル面のイラストも

担当している模様。

 

ドラジビュス《ロリポップ》レーベル面

 

世界各国の民謡を

もとにしてるそうですけど

原曲の作詞・作曲はもとより

歌詞が分からないものもあって

邦盤のライナーに

歌詞は載せられなかった

とのことです。

 

自分が分かったのは

トラック8の楽曲

Cam Camini が

ディズニー映画

『メリー・ポピンズ』の劇中歌

Chim Chim Cher-ee

(チムチムチェリー)の

パロディだということくらい。

 

ライナーの対談でも

それだけは

ネタ元として

ふれてましたけど

あとは分からないとのこと。

 

 

最後のトラックの

Mi-Ja Mau という

猫の鳴き声を

フィーチャーした曲は

元ネタは分かりませんけど

日本的なサウンドかも。

 

トラックは3分程度あるのに

曲自体は2分程度のもので

曲が終わってしばらく

サイレンスになりますけど

最後の2秒ぐらいで

「ティ、ラース」とかなんとか

台詞? が入る隠しコマンドが

ある曲でした。

 

 

昨日に続けて

偶然とはいえ

エレクトロ系のサウンドを

取り上げたわけですが

世の中、知らないところで

いろんなものが出てるんだなあ

という感じ。

 

《In the 90's》とこちらとで

どちらの方が好みか

といわれれば

こちらの方が好みですかね。

 

かといって

先にリリースされた2枚を

必死になって探す

というほどでは

ありませんけど

「縁ができたな」

(by ドン・モモタロウ)

というわけで

たまたま見かけたら

買うかもなあ。( ̄▽ ̄)

以前、新宿の校舎に向かう

歩道から見える高層ビル

損保ジャパン本社ビルを

取り上げたことがあります。

 

 

その際

『建築知識』4号(2024)の

ジャケンチク(ジャケット+建築)

特集で取り上げられていたCD

Fantastic Explosion

《In the '90s》(1999)に

言及しました。

 

そのCDを

ディスクユニオンの

オンラインショップで見つけ

店舗受け取りにして

昨日、四谷での採点の帰りに

新宿中古センターで

受け取ってきた次第ですが

それがこちら。

 

Fantastic Explosion《In the '90s》

(Transonic Records:

 TRS-25029、1999.2.10)

 

ディスクユニオンの

オンラインショップの記載に拠る

リリース月日は奇遇にも

ちょうど27年前の昨日ですね。

 

タイトルは、というか

英題表記のタイトルの読み方は

《イン・ザ・ナインティーズ

 ファンタスティック・エクスプロージョン

 リミックス・アルバム》

であることが

キャップ(タスキ、オビ)で

分かりますね。

 

キャップの背や本体の背は

ジャケット表と同様

英題表記ですし

日本語のカタカナ表記だと

長くなるので

記事のタイトルも

英語表記にした次第です。

 

 

ジャケンチク特集で知ったCDなので

まずはジャケットに使われている

新宿高層ビル群の各ビルの名前を

以下にあげておくと

ジャケット写真左から

新宿アイランドタワー(1995年竣工)

新宿三井ビルディング(1974年竣工)

新宿野村ビルディング(1978年竣工)

損保ジャパン本社ビル(1976年竣工)

新宿センタービル(1979年竣工)

となります。

 

損保ジャパン本社ビルが

新宿センタービルの

影になっていることは

以前の記事でも書いた通り。

 

Transonic Records の

ロゴが被さっていて

特徴的な裾の部分が

確認できないのが惜しい限り。

 

 

Fantastic Explosion

というユニットについて

『建築知識』4号では

以下のように書かれています。

ファンタスティック・エクスプロージョンはDJの永田一直によるユニット。一九七〇年代に流行った音楽や大衆文化を、ドラムンベースと融合させている。このアルバムでは、ユリ・ゲラーやら天中殺やらカシオトロンやらが出てくる。(p.32)

 

ドラムンベースというのは

Wikipedia によれば

1990年代に誕生した

電子音楽ジャンルのひとつで

うねるようなベースが重なる

ドラムとベースが主体の

ダンスミュージックだとか。

 

Wikipedia には

続いて次のように書かれています。

高速で複雑なシンコペーションを用いたブレイクビーツサウンドとキック、スネアやベースを強調した重低音が特徴。通常はサンプリングやシンセサイザーを用いて制作される。

カタカナだらけで

それぞれの単語を

リンク先に飛び

さらに確認する必要が

あるという。( ̄▽ ̄)

 

 

《In the 90's》の場合

いろんな音源だけでなく

超能力や円盤を扱った

70年代のテレビの特番の一部も

サンプリングに使用しているようです。

 

自分も70年代の空気を

吸ってきた人間なので

ユリ・ゲラーや天中殺は

それなりに分かりますけど

カシオトロンは記憶になく。

 

検索してみたら

カシオトロンというのは

電算機メーカーのカシオが

1974年にリリースした

高級腕時計のようで。

 

 

《In the 90's》を聴いて

雰囲気はちょっと

というか、かなり(笑)

違いますけど

スティーヴ・ライヒの

It's Gonna Rain(1965)を

連想したりしました。

 

ユニットの方は今また

話題になっているようで

熱心なフォロワーには

申し訳ないんですけど

普段の自分なら

まずは聴かないタイプの音楽。

 

まあ

音楽への入り方はいろいろ

ということで。

 

 

本日は本来なら

四谷のオフィスでの

採点のシフトが

入ってたんですけど

答案が少ないということで

キャンセルになりました。

 

書かなきゃいけない原稿があり

調べなきゃいけないことが

あったんですけど

たまたま《In the 90's》を聴き

今のうちに取り上げとかないと

いつになるか分からないと思って

今回のような内容になった次第です。

 

ちょっと食べ物系の記事が

続きましたしね。

 

というわけで

最後は日乘的に。( ̄▽ ̄)