昨日

旧尾崎テオドラ邸

訪れた際

時間になるまで

庭のベンチに座っていた

と書きましたけど

そのベンチがこちら。

 

旧尾崎テオドラ邸・庭のベンチ

(2026年2月24日撮影。以下同じ)

 

ベンチの脇には

白花沈丁花の鉢植えが

置かれておりましたけど

 

旧尾崎テオドラ邸・白花沈丁花の鉢

 

まだ蕾のまま。

 

旧尾崎テオドラ邸・白花沈丁花の蕾

 

葉っぱに斑[ふ]が

入っているので

斑入り白花沈丁花かな。

 

 

庭には他に

建物に接した花壇があり

 

旧尾崎テオドラ邸・花壇(右)

 

右側(写真上)には白い花

 

旧尾崎テオドラ邸・花壇(左)


左側(写真下)には青い花が

咲いていました。

 

 

右側の花壇の

白い花の左に咲いている

臙脂[えんじ]色の花は

レンテンローズだと思います。

 

旧尾崎テオドラ邸・花壇(左)俯瞰

 

白い花の方は

スノーフレークと似て

花弁に緑色のスポットが

入ってますけど

外側の花弁の先に

スポットがないですし

草丈が低いので

以前取り上げた

スノーフレークではなく

スノードロップだろう

と思われます。

 

旧尾崎テオドラ邸・スノードロップ

 

和名は待雪草で

(ちなみに書いとくと

 スノーフレークの和名は大待雪草)

学名は Galanthus nivalis です。

 

学名の属名は

ギリシャ語に由来し

「ミルク(色)の花」

という意味となり

種小名はラテン語で

「雪の時期の」「雪白の」

という意味だとか。

 

属名を英語読みした

ガランサスが

英名だそうです。

 

 

青い方の花は

写真検索してみると

2通り表示され

ひとつは「シラー属」

と出るんですけど

もうひとつの方が

ふたつに分かれました。

 

俯瞰写真で検索すれば

アルパイン・スクイル

 

旧尾崎テオドラ邸・花壇(左)俯瞰

 

拡大写真で検索したら

シラー・シベリカと出ます。

 

旧尾崎テオドラ邸・アルパインスクイル


花丈や形状からして

アルパイン・スクイルだと

思われますが

アルパイン・スクイルなら

学名の属名は

上に書いた通りシラー Scilla で

種小名は bifoila といい

オオツルボの園芸種だとか。

 

bifolia はラテン語で

「2つ」を意味する bi と

「葉」を意味する folia を

組み合わせたものだそうです。

 

そういうことは

もちろん撮る時には知らず

葉っぱの部分を

接写できなかったのが

残念でなりません。

 

アルパイン・スクイルは

英名になりますが

Alpine は「アルプス山脈の」

squill は、手元の辞書によれば

シラーの別称のようですから

「アルプス地方のシラー」

という意味になりましょうか。

 

 

スノードロップの花期は

2月中旬から3月ごろ

アルパイン・スクイルの方が

3月から4月なので

時期的にも合います。

 

両方とも早春の花なので

「春遠からじ」感が

ありますね。

本日は午後から

旧尾崎テオドラ邸

今日まで開催の

〈カワイイ界隈!

陸奥A子・松本かつぢ展〉に

行ってきました。

 

旧尾崎テオドラ邸の

イベントを観覧するには

あらかじめ予約が必要で

と聞いていたにもかかわらず

先週の土曜日になって

ようやく予約を入れたという。(^^;ゞ

 

旧尾崎テオドラ邸は

小田急線の豪徳寺駅で降りて

商店街を歩いて10分ほどの

豪徳寺の裏手にあります。

 

旧尾崎テオドラ邸(2026.2.24)

 

予約した時間より

30分早く着いたので

庭のベンチでくつろいでいたら

予約時間の数分前に

職員の方が切符を確認し

列を作ってました。

 

旧尾崎テオドラ邸・入口看板

 

チケットには

ギャラリー入場だけのと

邸内の喫茶室の席予約付きのもの

アフタヌーンティー付き

という3種類あって

チケットの種類によって分けてのち

ギャラリー入場のみの人から

案内されました。

 

旧尾崎テオドラ邸・展示看板

 

ちなみに

ギャラリー入場のみと

喫茶室の席予約付きとは

同じ値段なのですが

自分の場合

喫茶室の予約チケットが

予約した時は満席だったので

ギャラリー入場のみとなりました。

 

 

ギャラリーは2階にあり

階段を登って突き当たったところに

今回の展示の横長ポスター。

 

陸奥A子・松本かつぢ展・横長看板

 

そして入口脇に

写真撮影などの注意事項を告げる

ガイドさんがいます。

(写真はさすがに撮ってませんが

 メイド服だったような... w)

 

写真撮影は

原画1点を接写するのはダメで

複数の原画をまとめて撮るのはOK

という不思議なルールでした。

 

というわけで

もろもろ撮りましたが

ここではその一部のみ

アップすることにします。

 

 

2階にあがって

入ってすぐの一室が

陸奥A子のコーナーで

隣の一室が松本かつぢのコーナー。

 

2つのコーナーを分けるドアに

ディスプレイされていたのは

陸奥A子が描いた

アリスのキャラクター。

 

陸奥A子・松本かつぢ展・展示室内ドア

(一番下は松本かつぢ描く女の子)

 

どちらも狭かったですけど

中央に引き出し付きの

展示ケースが置かれており

引き出しを抜くと

そこにも展示物がある

というふうに工夫を凝らしてて

少しでも多くの原画を

展示できるようにしてました。

 

陸奥A子・松本かつぢ展・展示ディスプレイ

 

原画のような薄いものならでは

という感じですけど

かさばるようなもの

だったりすると

どうするんでしょうね。

 

 

展示されている

陸奥A子の原画の中には

復元原画もあって

そちらは販売されてましたが

0が4つ以上つくものばかりで

手が出るわけもありません。( ̄▽ ̄)

 

それでも何点か

売却済の印がついていたのは

参りましたなあ。

 

 

入口のガイドさんの脇には

2月15日が陸奥A子の誕生日

ということで

メッセージを寄せ書きする

コーナーがありました。

 

陸奥A子・誕生日メッセージ

 

自分も描いてきちゃった。(^^ゞ

 

 

全体を丁寧に見ても

30分くらいで

見終わるかと思います。

 

次のお客さんを受け付けるまで

(1時間毎の入れ替えのようです)

喫茶室でゆっくりするというのも

いい感じだろうなあ

と思ったことでした。

 

老年男子が

一人でお茶してるのも

どうかと思いますけど。( ̄▽ ̄)

 

 

喫茶室のチケットを

取れなかった自分ですけど

邸内のショップに寄っていき

いろいろ買い込んできました。

 

下の冊子は

今回の展示のパンフともいえそうな

『陸奥A子 カワイイ! DESIGN BOOK』で

 

『陸奥A子 カワイイ! DESIGN BOOK

(テオドラの家・発光、2026.1.17)

 

表紙裏表紙も入れて全44ページ。

 

トリビュート寄稿のうち

笹生那実、きたがわ翔、

阿部ゆたかの3氏のものは

展示会場でもパネルで

掲げられてました(撮影不可)から

やはり公式図録的なものと

いえそうですね。

 

松本かつぢ関連では

図録はありませんでしたが

復刻版『長篇漫画物語り

?[なぞ]のクローバー』

(学童社、2025.3.31)と

『不思議の国のアリス』

ニジノ絵本屋、2017.9.18)を

購入してきました。

 

松本かつぢの絵本と長篇漫画

 

そして

旧尾崎邸保存プロジェクトの

発起人であり共同代表で

そして現在の家主である

まんが家・山下和美が描いた

『世田谷イチ古い洋館の家主になる』全3巻。

 

『世田谷イチ古い洋館の家主になる』全3巻

(集英社 グランドジャンプ愛蔵版コミックス

 1巻:2021.6.23/2025.1.15. 2刷)

 2巻:2022.2.23/2025.1.15. 2刷

 3巻:2023.3.22)

 

旧尾崎テオドラ邸のショップは

現金で購入できないシステムですが

幸いカードを持っていたので

ことなきを得ました。

 

銀行カードでも良かったのかなあ。

 

 

旧尾崎テオドラ邸を出たあと

近くの豪徳寺まで足を伸ばし

(実は行くのは今回が初めて)

招福猫が買える寺務所受付は

残念ながら15:00で終了でした。

 

そのあと

行きとは違う道を通って帰ったら

世田谷八幡宮が目にとまり

そちらにも寄ってきました。

 

その他にも

観光名所はありそうでしたが

世田谷八幡宮を見ただけで済ませ

駅前の中華料理屋で小腹を満たし

帰途についた次第です。

 

両方の境内で

まるでおのぼりさんか

たくさん見かけた

外国人観光客のように

写真を撮りましたが

それはまた機会がありましたら

ということで。

X(旧Twitter)の

タイムラインで表示されて

買わなくちゃ

と思ったのが、こちら。

 

『植物園の歩き方』

(グラフィック社、2026.1.25)

 

監修は植物学者の保谷彰彦。

 

副題というか角書きは

「きれい、心地よい、愛おしい

 さまざまな「うつくしい」を求めて」

ですが、長くなるので

ブログのタイトルでは省略しました。

 

 

おととい

新宿の紀伊國屋書店で

買おうと思っていた1冊です。

 

紀伊國屋書店の

7階か6階の店内検索で

検索してみたところ

1階と5階と、もう1フロア

覚えてませんけど

3フロアで売られており

検索した階から最も近い

5階で購入してきました。

 

 

5階の建築コーナーには

2〜3冊、置いてありました。

 

どうして建築コーナーに

と思ったんですが

植物園がテーマだから

ですかね、なるほど。

 

あとで自宅で検索してみたら

8階のコミック売り場に

あったどころか

4階の地図ガイドの棚と

6階の理学書の棚にも

置かれていたようです。

 

 

京都在住の漫画家で

イラストレーターのカシワイが

「全国の植物園を巡って、

 エッセイ漫画を描きませんか」

という依頼を受け

訪れた9つの植物園を

紹介した本です。

 

取り上げられているのは

 京都府立植物園

 草津市立水生植物公園 みずの森

 宮崎県総合農業試験場

  亜熱帯植物支場「有用植物園」

 国立科学博物館 筑波実験植物園

 伊豆シャボテン動物公園

 高知県立牧野植物園

 沖縄にある東南植物楽園

 北海道大学植物園

 仙台市野草園

と、今の住まいから

遠いところばかりで

気軽に訪れることなど

自分にはとてもできません。

 

付録として

文化庁に登録されている

登録博物館・指定施設が

リストアップされてますけど

気軽に行けそうなのは

井の頭自然文化園くらいでした。

 

それが残念ですけど

カシワイの絵のタッチ

というかスタイルが

好みであるだけでなく

植物への関心に惹かされて

楽しく読み通せました。

 

 

巻末に

「この本で出会った植物図鑑」

(オビ表にもある通り109種類)が

載ってますけど、写真が1枚もなく

全てイラストで処理されています。

 

図鑑としては

物足りないとはいえ

まさにオビ裏にある

「“植物好きの友人”

 から届いた

 手紙のような一冊」

という感じですね。

 

 

カバー裏には

「全国おすすめ植物園MAP」

が載ってますが

本文と

巻末の全国植物園リストに

載っているものだけ。

 

『植物園の歩き方』カバー裏(部分)

 

しょうがないけど

残念ではある。

 

 

なお

本文で取り上げられている

伊豆シャボテン動物公園は

昭和の特撮好きにとって

ウルトラマンの高原竜ヒドラや

仮面ライダーのサボテグロンで

お馴染みの場所ですね。

 

それについては

いっさい言及されておらず

しょうがないけど

残念ではある。( ̄▽ ̄)

 

 

それはそれとして

伊豆シャボテン動物公園の回は

サボテンに対する理解が深まり

興味深かったです。

 

まさか月下美人が

サボテンの仲間だとは

思いもよりませんでした。

 

月下美人(2021.5.10)

(2021年5月10日撮影)

 

上と下の写真はいずれも

普段使いの銀行の

ATMに行く際に通りすがる

事務所の前に置いてあった

鉢植えの月下美人です。

 

月下美人(2024.6.9)

(2024年6月9日撮影)

 

伊豆シャボテン動物公園では

シャボテン狩り工房で

この世でひとつ

自分だけの

サボテンの寄せ植えが

作ってもらえるらしく

それもいいなあと思ったり。

 

ここにはいつか

聖地巡礼も兼ねて行ってみて

自分だけの寄せ植えを

作ってきたいものだ

と思ったのでした。

 

 

なお

巻末の参考文献リストの中に

手元にある

金田洋一郎『山野草図鑑』と

モンソーフルール監修

『花屋さんで人気の469種

 決定版 花図鑑』が

載っていました。

 

ちょっと嬉しくなったことを

付け加えておきます。