10月1日(水)24:00から
BSテレ東でオンエアの
『ワカコ酒 Season9』
第1夜「たまらない鉄板焼き」を
TVerで視聴しました。
今回ベースとなった原作は
第4巻・87夜「ウニクレソン」
第8巻・196夜「コウネ炙りおろしポン酢」
第4巻・78夜「イカの肝焼き」
第15巻・356夜「フライド里芋」
だと思われます。
「フライド里芋」については
ドラマで同じメニューが
出てくるわけではなく
ドラマのワカコのモノローグと
同じ言い回しが出てくる
というだけですけど。
以下、ドラマの内容にふれています。
未見の方はご注意ください。
同僚の長谷川が
故郷で行なわれる
友人の結婚式に参加するため
オカダ主任に有給を申請
という場面から始まります。
実家と聞いて
久しぶりに帰りたいなあ
とか思っていたワカコは
会社帰りに
広島お好み焼きの幟を目にとめ
ウニクレソンもメニューにあると知り
そのまま入っていくのでした。
メニューには
広島名物 花ソーセージ
というのも載ってましたけど
注文したのは「元祖ウニクレソン」と
「和牛のコウネ塩焼き」でした。
コウネとは
原作から引けば
「広島ではよく食べられている
牛の脇あたりのお肉」
だそうです。
ドラマでは
「牛の肩バラ肉」を
広島ではこう呼ぶ
と説明されてました。
ウニクレソンを
生ビールでいただいてから
瀬戸内生レモンサワーで
コウネをいただく
という流れ。
演出の都合でしょうけど
鉄板前のカウンター席には
ワカコしか座っていないのが
妙におかしかったです。
以前、友達に勧められて
「中ちゃん」で食べたことがある
とワカコが言うと
調理人(店長かな?)が
昔「中ちゃん」で働いてたんですよ
と応じる場面がありました。
いきなり何の説明もなく
「中ちゃん」と言ってましたけど
(原作にも出てきません)
広島に実際にある
というお店だと思われます。
コウネを食べている時
お味はどうですか
と調理人に聞かれて
「ぶちうまいです」と
ワカコは答えてましたが
検索してみたら
「ぶち」というのは
「とても」「すごく」「めっちゃ」
という意味の広島方言のようですね。
それから数日後
(だと思いますけどw)
有給を終えて帰ってきた長谷川が
皆にお土産(豆おこし)を配り
帰りたくなる場所について
オカダ主任が語ってみせる
などのやりとりがひとしきりあって
自分の場合、故郷の広島と並んで
帰りたくなる場所はここかな
というわけでやってきたのは
お馴染みの逢楽[あらく]でした。
逢楽では
前シーズン(Season8)で
IT関連の企業から転職した
山ちゃん(山本樹)が再登場。
調理師免許を取るために
昼間は学校に行って
夜は逢楽で働いている
という設定になってました。
逢楽で頼んだのが
ホワイトボードに書かれていた
「イカの肝焼き」と
「里芋の揚げ出し
きのこあんかけ」です。
日本酒(冷酒)で
イカの肝焼きを食べたあと
焼酎のお湯割りに変えて
注文したのが
里芋の揚げ出しで
この里芋の揚げ出しは
原作の目次(おしながき)に
載っていません。
里芋関連のメニューで
あたりをつけて見つけたのが
356夜「フライド里芋」に出てくる
「うすうすの
ころもを破れば
里芋という芋のやさしさが
口いっぱいに広がる」
というワカコのモノローグ。
同じ言い回しが
ドラマにも出てきたので
これを踏まえたものか
と気づけた次第です。
「本日のお店紹介は」
代々木駅近くのお洒落なお好み焼き屋
(と武田梨奈のナレーションで紹介される)
IRON DINER[アイアンダイナー]と
逢楽のモデルというかロケ地である
幡ヶ谷の魚貞[うおさだ]でした。
「本日のお酒」は
逢楽で山ちゃんが
新しく入った日本酒として
客に勧めていた
秋田醸造の
ゆきの美人 純米吟醸
山田錦6号酵母 超辛 です。
秋田醸造の公式サイト
限定商品として載ってました。
なお
Season8の最終回で
新しく入れた焼酎のボトルとタグに
何と書いたのかは
伏せられていましたけど
今回、里芋の揚げ出しを食べる際
焼酎のお湯割を頼んだため
明らかになりました。
Season8の最終回が
今年の3月30日で
まさかこんなに早く
新シーズンが始まるとは
思ってもいませんでしたがな。
というわけで
またしばらく
ドラマ・レポートが続きます。
Season1の第1話から
スペシャルを除いて
やり続けてきましたので
今さら止めるわけにもいかず
しばらくの間
お付き合いいただければ
幸いです。m(_ _)m