本日は
春期講習の採点で
あざみ野まで行ってきました。
バス停のそばの植え込みに
連翹[レンギョウ]の花と
雪柳の花が咲いていて
白と黄色のコントラストが
鮮やかでした。
連翹は漢名も同じ字で
それをそのまま
音読みしたのが
和名となったようです。
英名はゴールデン・ベルですが
ベルというわりには
花弁が、くにゃっとした感じで
ベルのようには見えません。( ̄▽ ̄)
花弁が4枚あるように見えますが
花弁の根元は筒状になっていて
実は全体で1枚の花弁だそうで
こういうのを合弁花というのだとか。
「枝の中が空っぽであるため
レンギョウウツギ(空木)という
別名がある」
と書かれていますけど
上掲の写真の中央の枝が
なんだか「空っぽ」っぽいですね。
ちなみに
いつかどこかで
聞き覚えていたものか
ハナノナで調べずとも
連翹の花だと分かりました。
ですから今回は
ハナノナで調べた
結果の写真はありません。
自分でも知ってるくらいなので
有名だとばかり思っていたら
手元にある樹木図鑑の2冊
林将之監修(ナツメ社)を繙いてみても
連翹の項目はありませんでした。
これにはびっくり。
かろうじて
小池安比古監修・大地佳子著
支那連翹[シナレンギョウ]が
出ているくらい。
『花図鑑』の項目では
「バナナのような黄色い花が、
枝に並び垂れ下がるように咲く」
と書かれており
やはりベルには見えないようです。( ̄▽ ̄)
なお、同書には
支那連翹の花期は4月で
近縁種の朝鮮連翹は少し早くて
3月頃から咲く
と書いてあります。
この説明に従うなら
今回見かけたのも
朝鮮連翹ということに
なりそうですが
さて。