原石のウィスキー -18ページ目

手刈りの砂糖黍を水牛が運び、ラムになる島

先日、お話しした観音山レモンでつくる


アグリコールラムベースのカクテル・ティポンシュ


そのベース用のラムとして仕入れた





日本への入荷が非常に少ない


ビエール蒸留所で作られる






ビエールブランが手に入りました。





マリーガラント島で作られるアグリコールラム。




アプリコット系のフルーティーさと上品な黒蜜を思わせる味わい。




原料の砂糖黍は全て手刈り。


砂糖黍は刈るとすぐに次の作業に移らなければならない。


切断面から蔗糖がブドウ糖と果糖に分離し蔗糖分が減ってしまうから。




機械を使うと20cmくらいずつに

分断されてしまうので

断面が増えて余計に分解が早まる。




糖度が下がるとそれだけエキス分の薄いぼやけたラムになってしまう。




ただ手刈りは労働として非常にキツく、

茎に泥が付着しているので

水洗いが必要になる。

機械のほうが楽で加工もし易い。





刈り取られた砂糖黍は水牛が荷車を引いて

蒸留所まで持って行く。




もちろん一部はトラックでも運ぶらしいが。




刈り取られた砂糖黍は

早めに次の作業に

移らなければならない。




と言いながら水牛で運ぶ。




この感覚が、なんか良いなぁ~と思いませんか。








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11周年記念ボトル

ゴールデンウィーク明けの11日より1週間

オールドコース11周年フェアを開催いたします。



原石のウィスキー-11周年2本


11周年フェア中は御来店のお客様に

毎年恒例のオリジナル・アッシュトレイをプレゼント!!


他には

オールドコースがオープンした1998ビンテージの

シャトー・ムートン・ロートシルトのグラス売り

や

2種類のオリジナル・シングルモルトを作りましたので

限定数ですがボトルの販売をいたします。


気になる中身は某ボトラーが所有しておりました樽から

分けていただきました。


王道的なしっかりシェリー風味の

モートラック16年ファーストフィルシェリー樽


グレープフルーツのワタ系

カリラ25年バーボン樽


の2種

となっております。


ラベルは仲良くしていただいている

S氏による手書きです。


詳しいテイスティングのコメントはフェアが始まってから

お伝えします。


ベンローマック・クリッパー5&6

世界一周ヨットレース・クリッパー07-08
のチャリティーボトル


ベンローマック・クリッパー



ファーストフィルシェリー・ホグスヘッド・57%
蒸留Oct2000-瓶詰Feb2008
5th 樽番号580
6th 樽番号579


実はこのシリーズ6種類ありまして

(日本には5種類しか入ってきてませんが)

一番から御紹介するべきなのですが

前回のファーストフィルつながりで

5番目から御紹介します。

1~4はまたの機会に。


アルコール度数の57はベンローマック蒸留所の
緯度を示しています。


色合いはどちらもファーストフィルらしい濃い色調。


香りは
580はシェリー、フルーツ、コーヒー。
579はシェリー、スモーク、スパイシー。


味わいは
580はレーズン、カラメル、ウッディ
酸味のあるフルーツ。
シェリーの余韻が長く続く。
579はピートスモーク、スパイシー。
わずかな酸味。
ピートの余韻が長く続く。


樽番号一番違いで非常に対象的な味わい。
シリーズのなかで一番面白いです。


8年弱の熟成とは思えない仕上がりです。


ベンローマックは今年もクリッパーレースに
参加してるようですので
今年はどういうシリーズが発売になるのか
楽しみです。

原石のウィスキー-クリッパー5&6

SAKE SHOP SATO 40周年記念ボトル

本日はちょうど良い
頃合いのウイスキーを。


日頃、たいへんお世話になっている

大阪・豊中市に店をかまえる

SAKE SHOP SATO さんが

http://www.sakeshop-sato.com/


今年40周年を迎えるにあたり

ゴードン&マクファイルが所有する樽の中から

選び抜いたウィスキー。



昨年末に話題になった
ボトルですが良い感じに
なってきましたので
ご紹介します。

歴史を感じる偉大なウィスキーです。


GMミルトンダフ
1969-2008
SAKE SHOP SATO 
40周年記念ボトル


ファーストフィルシェリー
カスクNo.15293
ボトルNo.10
60.4%


色合いはファーストフィルらしく

非常に濃い。


ウッディで力強いシェリーカスク
ミントの風味が口の中に広がる


時間をおくと
レーズンやビターチョコ
黒蜜の香りがハッキリと
感じられる。


シェリーカスク好きには
たまらないウイスキー。
これもまた原石のウイスキー



原石のウィスキー-佐藤ミルトンダフ

御存知の方は飛ばしてください。


ファーストフィルとは


通常スコッチウィスキーを熟成するために使用する樽は

一度、何かに使用された樽を使うことがほとんどです。


代表的なのがバーボンとシェリーに使われた樽。


そして、ファーストフィルというのは

ウィスキーに使われるのは初めての樽のこと。


バーボンやシェリーに使われたあと、スコッチの熟成としては

1回目の樽のことを差します。


樽は合計100年ほど使用されますので

1回目の熟成が終わった樽は廃棄されるわけではなく

再度、スコッチを詰め熟成されます。


この2回目の熟成樽をセカンドフィルと言ったり、リフィルと言ったりします。

ファーストフィルほど樽の影響をうけませんので


長期熟成用に使われることが多いです。


ですので

通常ファーストフィルのたるでは(特にシェリー樽)樽からの

影響を受けやすく、

10年程度でかなり色が濃くなります。


40年も熟成が可能なのは

ゴードンマクファイルの熟成庫が気温・湿度がともに低いからだと、

いわれています。


この為、熟成がゆっくり進むのだそうです。


話が長くなってしまいました。



では、次回熟成期間は短いですが

色濃いシェリーのウィスキーを御紹介します。

原石のウィスキー・スペイバーン

パンチのあるウイスキーや

南国フルーツ系のウイスキーが

どうしても注目されがちですが


スペイバーン


好きな銘柄の1つです。

名前の響きが素敵だと思いませんか?


もっと、注目されても良いと思う

まさに原石のウイスキーの1つです。


繊細なスペイバーンは
食前酒向きだと
言われておりますが


私は
ゆったりとした時間を
過ごすにはぴったりの
ウイスキーだと思ってます。


おすすめは
GMコニッサーズチョイス
1977-2007
リフィルシェリーバット


色はかなり薄めで
繊細なフルーツ
フラワーウォーターや
クセの無い花茶

ひらくとバター


手を伸ばすと届きそうで、

でも掴み取ってしまうと

儚く消えてしまいそうな

繊細な余韻が長く長く続きます。


ゆったりとした夜の
締めくくりに是非、
原石のウイスキーを