TOM PETTY/Full Moon Fever (1989)
アメリカのロック・バンドTOM PETTY & THE HEARTBREAKERSのボーカルTOM PETTYが89年にリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、ELOのJEFF LYNNE等。TOM PETTY は、80年代にMTVでかなり流れていたけど、典型的なアメリカン・ロックって感じで全く興味が湧かなかったなあ、そういえば。そんな音楽を今聴いているってことは、俺も歳をとったのかなあ… PIMP C/I'm Freeでもネタ使いされた大ヒットした南部風情溢れる1. Free Fallin'が好きだね、やっぱり。サビの「I'm Free、Free Fallin'」のシャウトにはシビれるね~。他には、ベースラインがSTINGっぽさも感じるロック2. I Won't Back Down、シンセの音がもろ80年代ロックって感じの3. Love Is A Long Road、郷愁感溢れる4. A Face In The CrowdもGOOD。(2015/04/26)
ANOTHA LEVEL/What's That Cha Say (1994)
ICE CUBEとABOVE THE LAW関係のLAYLAWのバックアップでデビューした5人組ANOTHA LEVELが94年にPRIORITY RECORDSからリリースしたアルバム『On Anotha Leve』からのシングル。メンバーはBAMBINO、STENGE、STONES、STIX、CED TWICEの5名。プロデュースは、LAYLAWとD-MAQ。PHARCYDEスタイルで話題となっていたね。PATRICE RUSHENのSettle For My Love、BERNARD WRIGHT/Music Is the Key、DETROIT EMERALDS/You're Getting a Little Too Smart、BOB JAMES/Storm King、THE HONEY DRIPPERS/Impeach the Presidentネタのメロウ・チューンA1. What's That Cha Say、A2. What's That Cha Say (Anotha Flava Mixx) Remix ? D'Maq, Lay Law
PHARCYDEをフィーチャーしたDIGITAL UNDERGROUNDっぽいヘビー・ファンクB2. Phatt-T (A Phat Phreestyle)がGOOD。(2015/04/24)
ROCK MASTER SCOTT AND THE DYNAMIC THREE
ROCK MASTER SCOTT AND THE DYNAMIC THREE/The Roof Is On Fire (1985)
ROCK MASTER SCOTT AND THE DYNAMIC THREEが85年にREALITY RECORDSからリリースしたシングル。
A. The Roof Is On Fire
アップテンポのトラックに活きの良いラップ、イナたいスクラッチ、「ザ、ルーフ、ザ、ルーフ、ザ、ルーフィズ オン ファイヤ~」の合の手も最高なエレクトロ・クラシック!
B1. The Roof Is On Fire (Scratchin')
オリジナルのビートにスクラッチを多めにトッピングし、その上でフリースタイルをかますバージョン。フリースタイル具合が最高にイカしているね。
B2. The Roof Is On Fire (Jivin')
B1の別バージョンで、フリースタイルが若干異なっているけど、これも最高にカッコイイね。
(2015/04/21)
THE NEVILLE BROTHERS/Nevillization II
THE NEVILLE BROTHERS
/Nevillization II: Live at Tipitina's (1988)
ニューオーリンズの大御所ファンク・バンドTHE METERSを前身とするNEVILLE兄弟のファンク・バンドTHE NEVILLE BROTHERSが88年にリリースしたライブ・アルバム。ライブ自体は82年の録音なので、70年代のあの雰囲気があまりしないのは、ミーターズ・ファンには寂しいところ。ミーターズでお馴染み1. Pockey Way、ロッキッシュなギターもイカす硬派なファンク2. Wishin'、ルーツ・レゲエ meets NOって感じの5. Wake Up、意外にも都会的なディスコ・サウンドを披露する6. Dance Your Blues Away(シングル・オンリー?)、フュージョンっぽさも感じるロッキン・ファンク12. Saib's Grooveあたりは最高に好きなんだけどな~。(2015/04/20)
RAINBOW/Rising (1976)
DEEP PURPLEのギタリストRITCHIE BLACKMOREが結成したハードロック/ヘビーメタル・バンドRAINBOWが76年にリリースしたアルバム。メンバーは、名ボーカリストのRONNIE JAMES DIO、JEFF BECKの元で活動していた名ドラマーCOZY POWELL。RAINBOWを代表する名盤みたいで、確かにギンギンのハードロック/ヘビーメタルなんだけど、ポップな要素もあってとても聴きやすいですね。STEVE MILLER BAND/Space Introに似たスペーシーなイントロからハードに一転する1. Tarot Woman、ヘビーロックって言葉が似合う2. Run With The Wolf、スカッと心地良く激しい4. Do You Close Your Eyes、8分にも及ぶ宗教的な雰囲気も漂う5. Stargazerがお気に入り。思っていた以上に聴きやすくてビックリ。もっと聴いてみたくなりましたね。(2015/04/19)
ONYX/Bacdafucup (1993)
NYクイーンズのハーコー・ヒップホップ集団ONYXが93年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、CHYSKILLZ、JAM MASTER JAY、KOOL TEE、JEFF HARRIS。集団掛け合いラップのグループは数あれど、ONYX以上にハーコーなグループはいないんじゃないかな。重たいトラックのイントロ1. Bacdafucupから血気盛ん。JAMES BROWN/Escape-Ism、SKULL SNAPS/It's a New Day、BOB JAMES/Nautilusの定番使いの定番鬼ハーコー・チューン3. Throw Ya Gunz、ディレイを効かせたホーンが耳を惹く 4. Here N' Now、LOU DONALDSON/Ode to Billie Joe使いのトラックで叫びまくるスキッと5. Bust Dat Ass、SKULL SNAPS/It's a New Dayビートの上で吠えるスキット 7. Da Mad Face Invasion、定番MELVIN BLISS/Synthetic Substitutionビートがカッコ良すぎる鬼ドープな10. Nigga Bridges、”ここにいるぜ!”と高らかに吠える糞ドープな11. Onyx Is Here、ロックバンドとのコラボでも有名な12. Slam、ニュースクール的なトラックが多少違和感があるけどカッコイイ13. Stik 'n' Muve、重たいドラムだけでヤられる17. Da Nex NiguzがGOOD。NYのハーコー好きには基本中の基本じゃないかな。(2015/04/17)
YOUNG DISCIPLES/Young Ideas (1991)
UKアシッド・ジャズ・シーンで人気のあるYOUNG DISCIPLESが91年にリリースしたアルバム。リードシンガーは、JAMES BROWN一派の女性シンガーVICKI ANDERSONの娘CARLEEN ANDERSON。そのCARLEENの確かな歌に70年代のファンク/ソウル/ジャズネタをふんだんに盛り込んだトラックが光る好盤で、特にJAMES BROWN/Funky President使いの小気味良い1. Get Yourself Together、ジャジー・メロウな2. Apparently Nothin'、STEVE PARKS/Movin' In The Right Directionネタの心地良いグル―ヴィーなトラックにMASTA ACEのラップもフィーチャーした4. Talkin' What I Feel、アフリカン・テイストのファンキーなダブ5. All I Have (In Dub)、疾走感溢れてファンキーな6. Move On、郷愁感を帯びた7. As We Come (To Be)、ERIC B. & RAKIMの名曲「Ghetto」と同じTHE 24-CARAT BLACK/Ghetto:Misfortune's Wealthネタの鬼渋い8. Step Right On (Dub)、16分にも及ぶ組曲仕立ての9. Freedom Suite、5.のボーカル・バージョン10. All I Have (In Me)がGOOD。(2015/04/15)
JACKSON 5/The Classic of Jackson 5 (1999)
1999年にリリースされたFREE SOULの視点から選曲されたJACKSON 5のベスト盤。マイケルやJERMAINE JACKSONのソロも収録しているところが流石だね。
1. Christmas Won’t Be the Same This Year
メンバーのセリフ入りのクリスマスらしい心躍るナンバー。こういうのを初っ端にもってくるところも流石だね。
2. We Wish You a Merry Christmas
引き続きクリスマス・ナンバー。明るく楽しいけどインタールード的なものかな。
3.E-Ne-Me-Ne-Mi-Ne-Mo
弾けるようなバブルガム・ソウル。
3. Its Great to Be Here
イントロが定番ネタとしても有名なクラシック!マイケルの幼さを感じさせない力強い歌声も最高だね。昔、台湾盤のLP買って聴きまくったな~、そういえば。
5.I Want You Back
JACKSON 5を知らない人でも知っているであろう彼等の代表曲。この瑞々しさは表現のしようがないね。
6.ABC
これまた彼等の代表曲。「ABC、Easy As 1,2,3,~」ってコーラスも最高だね~。
7.I Will Find a Way
小沢健二/ドアをノックしてって曲の元ネタ(らしい)。リードはマイケルじゃないけど、これも少し寂しげな感じがしてなかなか。
8.Live It Up
JERMAINE JACKSONのソロ。この爽やかなギター、フルート(?)、ピアノのイントロを聴けばフリーソウル好きは即死確実でしょ?
9.Sugar Daddy
ビート感のあるダンサブルなナンバー。
10.Mama’s Pearl
若さ溢れるナンバー。
11.Darling Dear
TALL DARK & HANDSOME/Tall, Dark and Handsomeで有名なメロウ・クラシック!この流麗なイントロ、聴き惚れるね~。
12.Ill Be There
全米NO.1に輝いた甘く切ないナンバー。
13.Never Can Say Goodbye
少し背伸びした感じの哀愁溢れるナンバー。
14.What Goes Around Comes Around
マイケルのソロで、雨上がりが似合いそうな小粋なナンバー。
15.Don’t Let Your Baby Catch You
少しハードでファンキーな趣のナンバー。
16.I Can Only Give You Love
若さ溢れる活き活きとしたナンバー。
17.The Love You Save
サビの「stop! the love you save may be your own,darling take it slow,or someday you'll be all alone」という部分が個人的に気にっている曲。
18.Petals
勢いがあるけど、普通かな。
19.Got to Get to You Girl
JERMAINE JACKSONのソロ。リズミカルかつ若さいっぱいでナイス。
20.Farewell My Summer Love
アップテンポで爽やかなんだけど、普通かな。
21.Got to Be There
マイケルのソロで、子守唄のような優しさに溢れた傑作。
22.Don’t Want to See Tomorrow
一段とファンキーに攻めるグルーヴィーなナンバー。
23.I Wanna Be Where You Are
マイケルのソロで、明るく楽しげなナンバー。
24.We’re Almost There
マイケルのソロで、素晴らしくソウルフルな逸品。
25.That’s How Love Goes
JERMAINE JACKSONのソロ。JOHNNY BRISTOL作の青春時代の恋を感じるナンバー。
彼等の素晴らしさを再認識したコンピですね。(2015/04/14)
COLDCUT/Untitled (1989)
UKのDJ/プロデューサー・ユニットCOLDCUTが89年にリリースした6曲入りEP。レア・グルーヴが流行った時に出てきたグループで、そのセンスの良いミックス/エディットはほんと芸術的!
A1. Beats & Pieces (Mo Bass Remix)
彼等の代表的な曲のリミックスで、LED ZEPPELIN/When the Levee Breaks、AFRIQUE/House of Rising Funk、EDDIE BO AND THE SOUL FINDERS/We're Doing It (The Thang) Pt. II、ESTER WILLIAMS/Last Night Changed It All (I Really Had a Ball)、MAGIC DISCO MACHINE/Scratchin'、THE WILD MAGNOLIAS/Soul, Soul, Soul、KOOL & THE GANG/Funky Stuff等を絶妙に組み合わせたトラックに様々な(声)ネタをトッピングした問答無用のクラシック!この曲に感化されて色々なメガミックスを作っていたのを思い出すな~。
A2. Stop This Crazy Thing (Hedmaster Mix)
TROUBLE FUNK/Super Giftを使ったGO-GO風味のトラックにレゲエ・シンガーJUNIOR REIDが歌う彼等の代表曲の一つ。リミックスは、ADRIAN SHERWOOD。
B1. Maker Brake、B2. Greedy's Back、B3. Drawmasters Squeeze
ブレイクビーツを編集したインスト。
(2015/04/13)


