ITAL THA RUFFIAN/The Enemy (1995)
フィリーのラガMC"ITAL THA RUFFIAN"が95年にKIXX RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、DAMON DOLLARS、BLAKC KEY、THE SUPER T。まあ、それほど大した内容じゃないけど、妖しげな雰囲気の2. The Enemy、小気味良いビートの4. Harsh Funk、ヘビー・ビートがイカす5. Kill It Dead、Funky Wormっぽいネタ使いもイカすファンキー・チューン6. Pull Tha Plug、MELVIN BLISSの定番ブレイク・ビートSynthetic Substitution使いのファンキー・ナンバー 8. Burial Timeあたりは好きで良く聴いていたね。(2015/05/12)
GRANT GREEN/Live at the Lighthouse (1972)
ジャズ・ギタリストのGRANT GREENが72年にBLUE NOTEからリリースしたライブ・アルバム。ドラムにGREG WILLIAMS、サックスにCLAUDE BARTEE、ベースにWILTON FELDER、オルガンにSHELTON LASTER等が参加。素晴らしすぎるライブ!疾走感溢れる鬼ファンキーな2. Windjammerからノックアウト必至!他にもSTYLISTICSのカバーでしっとりと聴かせる3. Betcha By Golly Wow、DONALD BYRD作で涼しげでグルーヴィーな4. Fancy Free、快活で活き活きとしたファンキー・チューン5. Flood In Franklin Park、THE FABULOUS COUNTSのカバーでドライブ感満点のグルーヴィー・ナンバー6. Jan Jan、JOHNNY BRISTOL作の地味ながらファンキーな7. Walk In The Nightと凄まじい充実度。ジャズ・ファンク好きなら必携ですね。(2015/05/11)
BILL WITHERS/Watching You Watching Me (1985)
ソウル界の良心BILL WITHERSが85年にリリースした8thアルバム。前作から7年ぶりのアルバムなんだけど、いつもどおりの自然体のBILLを味わえるアルバムですねAORっぽい1. Oh Yeah、日本字が好きそうな小気味良いビートのメロウ・ミディアム2. Something That Turns You On、グルーヴィーなAORダンサー3. Dont Make Me Wait、レゲエを取り入れた4. Heart In Your Life、深夜をイメージさせるメロウ・ナンバー5. Watchng You Watching Me、トロピカル・ムードたっぷりの6. We Could Be Sweet Lovers、少し異質な感じがするデジタル・ファンク8. Steppin Right Alongがお気に入り。(2015/05/09)
L.A. NASH/Same(1995)
以前紹介したL.A. NASHが95年にリリースした1stアルバム。ベテランARABIAN PRINCEもMIXで絡んでいますね。かなり渋い内容で、好みが分かれそうですが、ジワジワ効いてくる感じで個人的には好みですね。ゆったりとしたグルーヴの3. Car Bust A U、どこか泥臭い哀愁系7. Knock On Wood、MC EIHTが似合いそうな哀愁トラックに男女コーラスが絡んだ15. 64 Chevy、心落ち着くキーボードが印象的な19. Mindstateあたりが特にお気に入りです。トータルでは2ndに軍配が上がると思いますが、聴いて損はないアルバムだと思います。(2015/05/06)
ARRESTED DEVELOPMENT
ARRESTED DEVELOPMENT/3 Years, 5 Months &2 Days in the Life Of (1992)
SPEECH率いるARRESTED DEVELOPMENTが92年にリリースしたデビュー・アルバム。一大ブームを巻き起こしたグループですよね。(その後、急激に失速したが…)毛嫌いしているリスナーもいたけど、このアルバムがクラシックというのは異論の余地はないはず。
1. Man's Final Frontier
ENOCH LIGHT/Perhaps, Perhaps, Perhaps、FRED WESLEY AND THE J.B.’S/Introduction to the J.B.'s、FRED WESLEY AND THE J.B.’S/More PeasネタのDJミックス的なイントロ。
2. Mama's Always On Stage
ブルースのJUNIOR WELLS/We're Ready使いの曲。イマイチかな。
3. People Everyday
2ndシングル。土着的なリズムにラガマフィンのイントロ、フックのSLY & THE FAMILY STONE/のEveryday Peopleの歌が最高な曲。この大らかさも彼らの持ち味だね。12’シングルのBOB JAMES/Tappan Zeeを使ったMetamorphosis Mix、レゲエ色濃くしたJOHNNY OSBOURNE/Buddy Bye使いのMaroon Mixも収録してほしかったな。
4. Blues Happy
インタールード。
5. Mr Wendal
3rdシングル。四つ打ちぽいドラムにSTEELY DAN/Pegっぽいメロディのシンプルなナンバー。シングルにするには少し弱かったかな。
6. Children Play With Earth
DJのスクラッチやSPEECHのしゃべり等を入れたファンキーなインタールード的な曲。せっかくナイスなビートなのにきちんとしたラップも入れて欲しかったな。シングル「People Everyday」のB面にも収録。
7. Raining Revolution
雨音、雷音入りの寂しげなトラックが胸に響く好曲。トーンを押さえたSPEECHのラップも光るね。
8. Fishin' 4 Religion
BANBARRA/Shack Up使いのBPM早めの佳曲。ビートを変えたリミックスはシングル「Natural」のB面にも収録。
9. Give a Man a Fish
MINNIE RIPERTON/When It Comes Down to ItをBPM速めにして使ったノリの良いナンバー。
10. U
RAMSEY LEWIS/The Mighty Quinn (Quinn the Eskimo)、FUNKADELIC/(Not Just) Knee Deep使いのBPM速めのジャジーな好曲。イントロから転調する展開もなかなか。
11. Eve Of Reality
鳥の鳴き声、小川のせせらぎ等を取り入れたのどかな田舎の風景が浮かぶインタールード。
12. Natural
5thシングル。軽めのドラムにEARTH, WIND & FIRE/Sunshine、MFSB/Sexy使いのスピリチュアルな雰囲気漂う佳曲。
13. Dawn Of The Dreads
ドラムがイマイチなんでパス。
14. Tennessee
デビュー・シングル。問答無用のクラシック!このビート聴いただけでKOされたな~。おまけにSPEECHの何とも言えないラップスタイルも新鮮そのもの。そしてスピリチュアルなその雰囲気も流石。余談だが12’シングルにはSHOWBIZのリミックスも収録されていて、それも人気みたいだけど、オリジナルの足元にも及ばないな。ビートがダサすぎでしょ。
15. Washed Away
THE PERSUADERS/Thin Line Between Love and Hate使いみたいだけど、引っかかりどころがない曲だなぁ。
(2015/04/29)




