OLD 2 DA NEW SCHOOL -91ページ目

CHRIS WALKER/First Time (1991)




ORNETTE COLEMANのバンドでベースを担当していたシンガー兼ベーシストのCHRIS WALKERが91年にリリースしたアルバム。プロデュースは、CHRIS自身とNICK MARTINELLI。まさに"ブラコン"って言葉が似合いそうなアダルトなアルバムだね。CHRISの男性的な歌声も良いね。REGINA BELLEを迎えたしっとりとアダルトな夜を堪能できるミディアム2. Make Me Feel、LISA FISCHERとデュエットした切ないスロウ3. Someday、NJSなドラムが苦手だけど、若さをアピールしたフロア・ナンバー4. I Just Can't Stop、コーラスにDONNA ALLEN等が参加した清涼感溢れるミディアム5. Giving You All My Love、サックスがいかにもな雰囲気を醸し出すスロウ7. I Need You、都会的なクールなミディアム9. No Place Like LoveがGOOD。(2015/06/16)

KLYMAXX/The Maxx Is Back (1990)




女性R&B/ファンク・バンドKLYMAXXが90年にMCAからリリースした6htアルバム。中心人物のJOYCE FENDELLELLA IRBY脱退後のリリースなので、総じてパンチ不足に感じましたね。(ニュージャックスイング調の跳ねたドラムが多いのもゲンナリ…) SOUL II SOULまんまのグラウンドビーツなメロウ・グルーヴ2. Good Love、スカスカ・ビートのファンク3. Private Party、80年代色を色濃く残す美メロ・ミディアム4. When You Kiss Me、2.のロング・バージョン11. Good Love (Extended Hype Club Vibe)は、良かっただけに少し残念。(2015/06/15)

JEFF BECK/Live With the Jan Hammer Group (1977)




世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが77年にリリースしたライブ・アルバム。JAN HAMMER GROUPのライブに客演したものみたいですね。フュージョン、R&B、ファンクが融合したカッコイイ演奏で、特にスペーシー感が新鮮な1. Freeway Jam、ボーカル入りのファンキーな2. Earth (Still Our Only Home)、レゲエ・ビートの3. She's A Woman、ボーカル入りの疾走感溢れてファンキーな4. Full Moon Boogie、混沌とした世界観の5. Darkness/Earth In Search Of A Sun、勢いのあるロックを聴かせる7. Blue Windがお気に入り。JEFF BECKに外れなしですね。(2015/06/14)

DOUG E. FRESH AND THE GET FRESH CREW/The Show


DOUG E. FRESH AND THE GET FRESH CREW/The Show w/La-Di-Da-Di (1985)


85年にREALITY RECORDSからリリースされたMR. GREATEST ENTERTAINERことDOUG E. FRESH AND THE GET FRESH CREWの12シングル。大ヒットしたホラー調のA1. The Showが有名だけど、このビート・パターン嫌いなんだよな… この手のパターンの曲多いけど、多分この曲のヒットが影響しているんだろうな。なので聴きどころは、DOUGの名人技のヒューマンビートボックスをバックにM.C. RICKY D(SLICK RICK)の巧みなラップが最高なB1. La-Di-Da-Diで決まりでしょう!SLICK RICKの人を食ったようなユルユルなラップには全てもっていかれること間違いなし。声ネタとして使われるフレーズの多さはこの曲が一番だろうね。(2015/06/10)

LUKE/Freak for Life 6996 (1994)




THE 2 LIVE CREWのボスLUKEが94年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、MIKE FRESH、DJ SLICE、LAZARO MENDEZ。相変わらずのオゲレツ路線(ジャケもね)全開!JT MONEYをフィーチャーしたノリが良いファンキーな4. That's How I Feel、もはや定番のイケイケ・メガミックス7. Megamix、THE VISITORS/Holiday in Love使いのトラック上でしゃべりまくる9. Some Ole Bulls--T、小粋(というには下品すぎるが)なメロウ・チューン11. Pre-Masterbatorial、THE 2 LIVE CREW、JT MONEY参加の鬼ファンキーな14. Represent、DONALD BYRD/Where Are We Going?ネタの涼しげなグルーヴィー・チューン18. Freaky Business、タイトルどおりのクワイエット・ストームなR&Bスロウ20. Welcome To The Quiet Storm、LONNIE LISTON SMITH/Colors of the RainbowネタにRAKIMの声を合わせたファンキー・チューン21. Cool (Some Cool S--T)、JT MONEY、DEBONAIRE & LIKKLE WICKEDをフィーチャーしたゆるーいファンキー・シット23. Movin' AlongがGOOD。(2015/06/09)

GRAND FUNK RAILROAD/On Time (1969)




アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが69年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、TERRY KNIGHT。これぞハード・ロックな1. Are You Ready、日本人好みの哀愁メロディで疾走感溢れる2. Anybody's Answer、後半からファンキーになる6. Into The Sun、代表曲のバラード(後半のテンポアップするところもナイス)7. Heartbreaker、アップテンポでノリの良い8. Call Yourself A ManがGOOD。ポップな感じの曲が多いのは少し意外だったかな。(2015/06/07)

NICE & SMOOTH/Ain't a Damn Thing Changed (1991)




NYのGREG NICEとSMOOTH Bのデュオが91年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、NICE & SMOOTHとLOUIS VEGA。ハーコー・ヘッズとニュースクール・エイジの両方から愛される稀有な存在ですね。1stも傑作だったけど、この2ndのユルさ加減も絶妙だね。お得意のハーモニーを前面にアピールした1. Harmonize、ほのぼのとした可愛らしいトラックにSMOOTH Bのヘタウマな歌も最高な2. Cake and Eat it, Too、THE HONEY DRIPPERS/Impeach the PresidentビートにGANG STARRでお馴染みCHARLIE PARKER/A Night in Tunisiaを合わせたトラックにASU、BAS BLASTA、GANG STARR、MELO T.、PREACHER EARLをフィーチャーした3. Down the Line、弾けたビートにTRACY CHAPMAN/Fast Carという意外なネタを合わせた4. Sometimes I Rhyme Slow、疾走感溢れるファンキー・トラックに懐かしいDON BARONが参加した5. Paranoia、JAMES BROWN/Funky President、FUNKADELIC/You'll Like It Too使いの王道ファンキー6. Sex, Sex, Sex、SMOOTH BによるHEATWAVE/Mind Blowing Decisionsのコーラスもナイスな8. How to Flow、ラテン・タッチの鬼ファンキーなビートにHUGH MASEKELA/Grazing in the Grass、そしてCHUCK Dの声ネタも最高にイカす10. One, Two, and One More Makes Three、MELVIN BLISS/Synthetic SubstitutionビートにLOU DONALDSON/Who's Making Love、BEASTIE BOYSの声ネタを合わせた11. Pump it Up、QUINCY JONES/The Streetbeater使いのファンキーな12. Step by Stepと好曲満載。末長く愛せる一枚でしょう。(2015/06/06)

JUVENILE/400 Degreez (1998)




ニューオーリンズのベテランJUVENILEが1998年にリリースした出世作の3rd(?)アルバム。プロデュースはもちろんMANNIE FRESH。糞ファンキーな1. Introからなだれ込む大ヒット曲2. Haで耳を鷲掴み。もの哀しい3. Gone Ride With Me、BIG TYMERS、B.G.、LIL WAYNEをフィーチャーした地味ながらアーシー感漂う4. Flossin Season、郷愁感溢れる5. Ghetto Children、TITO PUENTE/Oye Como Va使いのラテン・ファンキー6. Follow Me Now、LIL WAYNE参加の近未来感も漂う10. Run For It、HOT BOYS版"Ha"って感じの11. Ha (Hot Boys Remix)、MANNIE流テクノの16. 400 Degreez、JAY-Z参加の18. Ha (Remix)がGOOD。サウス好きなら基本中の基本かな。(2015/06/05)

ADC BAND/Roll With The Punches (1982)




デトロイトの大型ファンク・バンドADC BANDが82年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、FATBACKのBILL CURTISとGERRY THOMAS。P-FUNK+FATBACKって感じの重量級ファンク1. Roll With The Punches、どこかSUGARHILLっぽさも感じるファンク2. U-Funk-Ula、疾走感のあるファンク3. Funk On Fire、ヴォコーダー・ファンクの4. So Good、ロッキッシュなファンク5. Girls、軽快ファンキーな6. Give It Upといった具合に、まさに「ファンクの洪水」といった感じでファンク好きにはたまらない内容!ファンク好きなら必聴ですね。(2015/06/01)

JOHN ROCCA/I Want It To Be Real (1984)


86年にヒットしたI.O.Uで有名なFREEEZのボーカルJOHN ROCCAが84年にリリースしたシングル。プロデュースは、JOHN ROCCA、ミックスは、ARTHUR BAKER。A. I Want It To Be Realは、エレクトロ・ディスコなんだけど、4つ打ちっぽいドラムにシンセのメロディがハウスっぽさをとても感じさせるね。B2. Englishman In New Yorkは、NYの雑踏を口笛を吹きながら歩いているようなイントロから、徐々にエレクトロ・ビートが響いてきて、さらに荒っぽいスクラッチも取り入れたマカロニ・ウエスタン・エレクトロ・ヒップホップって感じの曲で、パーカッションも効いていてブレイクダンサーにはバッチリだね。(2015/05/30)